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09:04
技術は自然を超える!

歴史的大寒波が訪れるという24日、食料の買い込みなどの準備はお進みでしょうか。気象庁からは「暴風雪、暴風、高波、大雪に警戒し、なだれや着雪、落雷や竜巻」に注意せよ、神々との戦いみたいな警戒を要求されています。暖かい部屋で相撲でも見てお過ごしください。僕は国技館で相撲を見てちゃんこを食べようと思います。

しかし、大寒波というのは忌み嫌うだけのものではありません。これによって救われることもごくごく稀にあるのです。たとえば、2018年平昌五輪。雪が降らないことでおなじみの現地・平昌にとっては、日本にくれてやるのは勿体ない恵みの寒波と言えるもの。この寒波でドーンと降りましたる雪があれば、2018年まで使えるいい写真が撮れるはず。できることならこの寒波、ノシつけて全部平昌に差し上げたい。お渡しできないのが非常に残念です。

もっとも、現地平昌は「歴史的大寒波の襲来」をただ待っているほどノンキではありません。しっかりとした備えをして、大本番を待ち受けています。リアル寒波がこないなら、技術で寒波を作り出す。人間の叡智で自然をも超えようという姿勢で彼らは備えています。僕は、やおら現出した一面の銀世界に震えました。そして、大きな夢を抱きました。

「これなら田舎のスキー場でもできそうだな!」

さすがにハワイでやるのは無理かもしれないけれど、気温さえ低ければ何とかなる。2018年に平昌が示す可能性は、ウィンタースポーツの可能性を広げるものになるはず。間違って視察にきたアフリカ勢・南米勢が「こんな感じでいいんだ」と自信を深め、IOCは「南半球からも五輪マネーをかっぱぎたい」と新たな皮算用を始める。後年、平昌スキームと呼ばれるであろう準備が、世界にウィンタースポーツの文化を広げていく。そんな未来さえ夢想してしまいます。

2018年、歴史が変わる。技術が自然を変える。

平昌五輪が切り拓く新たな世界が楽しみですね。

ということで、ヒマなときの定時報告案件ではありますが、平昌五輪の着実な歩みについてチェックしていきましょう。


◆懸・案・解・決!最新テクノロジーが暖冬の恐れをノックアウト!

冬季五輪開催にあたって最大のネックとなるのは雪です。室内でやるスケートとかはエアコンと製氷機で何とかなりますが、屋外はやはり大自然の影響を受けざるを得ません。その点は平昌五輪においても懸念されています。

韓国の気象庁調べによると、本日時点での平昌郡の積雪量は3センチほど。丸2年後のこの時分、五輪をやっているであろう地の積雪量が3センチ。来週くらいにちょっと降るんじゃないかという希望的観測はあるものの(※常に希望的観測はある)、現時点でこの数値というのは若干の不安も残ります。ちなみに長野五輪のアルペンスキー会場であった白馬八方尾根スキー場の現時点の積雪量は160センチです。

しかし、ご安心ください。パンがなければケーキを食べればいいじゃないの発想で、平昌は準備を進めています。雪が降らないなら、雪を降らせばいいじゃない。本番ではきっとこうするんだろうな…と誰もが思っていた施策を、事前に1回試してみまして、見事に成功したのです。これなら問題ない。今から急に温暖化が進んで、気温ごと上昇するようなことがない限り、平昌五輪は大丈夫。

↓見よ、組織委員会が誇らしげに立つ一面の銀世界を!
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よし、準備できた!

平昌五輪待ったなし!


現地の山を切り拓いて作られたスキー場は雪に覆われ、視察した組織委員会もご満悦。IOC委員からは非常にいいコースであるとのお墨付きをいただきました。訪れた現地記者は「普通の靴で歩いてもかなり傾斜がキツイ」とゲレンデの壮観さを表現。これには僕などの北国の人間としても「靴でゲレンデを歩いたことないからよくわからんな…」と息をのむことしかできません。

テストスキーヤーたちはボーゲンで真新しいゲレンデを滑走し、「大丈夫やね」「うん、できる」「ガッシリとしたゲレンデ」というところを国際的にもアピール。約2.6キロのコースを1分40秒台で滑走するという高速コースをお披露目するとともに、2週間後に迫った五輪テストイベントに関する不安を鮮やかに払拭してみせました。

↓急斜面と緩斜面と雪とネットがある!平昌五輪のゲレンデが完成だ!
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誰だ?雪が降らないなんて言ったのは!

何の不安もないだろう!


そんな準備を支えたのが技術のチカラ。実はこの雪は人工的に降らせたものなのです。圧縮した空気を水分とともに噴霧し、雪を作り出す機械…いわゆる人工降雪機ですが、平昌五輪は大胆にコレを導入したのです。田舎のスキー場が雪が少ないときの補足のために使う機械を、ほぼゼロベースから利用し、世界で最速のスキーヤーたちを迎える。内村航平さんを迎えるにあたって、体育用具倉庫からマットと跳び箱を出してくる感じで、大胆に技術のチカラを活用したのです!

↓これが平昌五輪を可能にする技術のチカラだ!
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すごい!猛烈に雪が出ている!

これを24時間稼働させれば、世界は雪に染まる!


↓白いペンキじゃないぞ!ちゃんと滑れるゲレンデだ!

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煙幕をまき散らしながら試走するスキーヤーたち!

手前にはこれ見よがしに雪の塊が!


↓組織委員会が大地を足裏に感じながらゲレンデを誇らしげに歩む!
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「歩きやすさ」も魅力のゲレンデ!

すごい固いか、すごい薄いか、どちらかだぞ!

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どうですか、できるでしょう。逆にこうしたスキームのほうが(※スキーだけに)、五輪開催への道筋もつけやすいというもの。仮に「大雪が降る」という環境を優先した場合、確かにスキーに関しての不安は少ないかもしれませんが、工事等の施設準備には困難が生じます。11月くらいから慌ててプレハブを建てようにも、雪で重機が入れないとかのアクシデントが発生する恐れがありますから。

一方で、「大雪が降らない」という環境で準備を進める場合、ギリのギリまで突貫工事をつづけることができます。2月のテストイベントに際して、今から雪を降らせれば間に合うのですから、実質的工期は2018年1月まであると言えます。大雪環境に比較して、3ヶ月程度は時間を余計に使うことができる。これは工法の工夫で工期を短縮しようとするよりも遥かに有効な施策です。工夫で3ヶ月を短縮するには、相当な箇所をハリボテにするしかないですからね。

そして、お客にとってもメリットは大きい。お客は確かにスキーを見にきてはいますが、競技会場までの道のりをスキーで行くわけじゃないですよね。クルマとか徒歩とかで移動するとき、雪があるのとないのと、どっちがいいですかと。ナイほうでしょう。快適に観戦ができ、かつスキーヤーも十分に滑走できる。クッソ猛吹雪で試合をやらされるより、全員にとってイイ話ではありませんか。

↓完璧だ!必要なところに必要な雪がある、意識の高いゲレンデ!
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無駄が一切ない!

斜面に沿ってズラリと並んだ人工降雪機の壮観さが目に浮かぶ!


↓リフトから見ると意識の高さがより一層際立つ!
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何だか、頑張ればゴルフも一緒に楽しめそうだな!

夢のスキー&ゴルフリゾートって感じ!


↓平昌五輪最大の懸案が見事に払拭され、全世界に安堵が広がる!



よし、できた!

早く準備が終わりすぎて東京に申し訳ない!

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いかがでしたでしょうか。まだ丸2年の時間を残す時点でのこの完成度。一部では「長野での代理開催もあるのではないか」などという声もあるようですが、コレを見てもまだそんなことを言えるでしょうか。平昌での五輪開催に支障はありません。宿泊施設などの懸念はわずかに残りますが、最悪車中泊という手もあります。

どうしても見たいものがあれば車中泊をするのは当たり前。ヒュンダイ自動車が提供する新車が広大な平昌の原野を埋め、そこに世界のウィンタースポーツファンが集う。それぞれが思い思いにたき火(※暖)や鍋(※暖)を始め、エンジンの排気で車内を暖める。快適な眠りと天国のような過ごしやすさ。並平凡なホテルに泊まるよりも、はるかに思い出に残る大会となることでしょう。

↓VIP向けには一応リゾートホテルもあるけれど、断然車中泊だよね!
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こんな「かんぽの宿」みたいなのに泊まって楽しいか?

男は黙って車中泊!


平昌五輪には一切の不安はありません。競技場のデザインについて著作権を主張する輩もいなければ、エンブレムのデザインについて著作権を主張する輩もいません。競技場工事を請け負った業者が記者会見場に殴り込んで、料金未払いについて文句を言うという一幕はあったようですが、まぁそれは些末なこと。料金の代わりにコンクリートでも詰めたカバンを背負わせて、海水浴でもしてもらえれば無問題です。やってやれないことは何もないのです。平昌には自然すら超える熱意があるのです。2020年東京五輪も見習わなくてはいけませんね。

↓なお、現地で制作したCM映像は雪だらけとなっておりますが、コチラはイメージ映像となります!



実際には前述のような過ごしやすい環境です!

安心して、おクルマでお越しください!

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なお、駐車スペースは十分にございますが、毛布の用意はございません!