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07:00
便器を磨いた手で水沢アリーに突撃〜!

感服しました。見事である。昨晩放送された日本テレビの番組「有吉ゼミ」。面白芸能人の変わった生態から学んでいこうというこの番組に、あの日本代表選手が登場しました。サッカーの話題ではあまり見かけないけれど、「意外!●●をするサッカー日本代表」の座組みではしょっちゅう見かける男、槙野智章さんです。

槙野さんは同番組に「潔癖すぎる男性芸能人」としてご登場。便器を素手で磨くという潔癖術で、ソコソコの注目を集めることに成功しました。まぁ、正直、自分の便器を素手で磨くくらいで何が潔癖だとは思いますが、結果的にテレビに出たのは槙野さんです。その現実は、多くのサッカー選手が重く受け止めなければならないでしょう。

サッカー選手というのはただ漫然とタマを蹴ればいいというものではありません。お客に見てもらって、初めてタマ蹴りに価値が生まれるのです。基本線としてはすごい蹴り方をすることが大事なのですが、それは結局相対的な評価になるので「世界一すごいタマ蹴り」に一番価値は集まり、「槙野さん程度のタマ蹴り」はそれなりの価値に留まる。これはどうしようもない現実です。

しかし、槙野さんはタマ蹴り以外の部分を磨くことで、結果的に「お客から見たい」と思われるタマ蹴りへと自分を高めることに成功しています。ここ数年でも「釣りパフォーマンス」「震災復興支援SNS投稿」「若者に人気の七三分け」「ジャパニーズオンリーSNS投稿」「思い切って水沢アリーと交際」「トリックPK動画サイト投稿」など数々の話題をふりまいて、世間に自身をアピールしてきました。

「そんな話題はどうでもいいから練習しろ!」

あー、すいません、これは世間のやっかみなので気にしないでください。槙野さんは、よく見りゃ誰でもできそうなことを、誰でもできそうな程度の出来栄えでやってるだけです。しかし、自身のソコソコのタマ蹴り能力をミックスすることで珍しい話題へと発展させ、テレビ等のメディアを釣り上げることに成功している。これは「セルフプロデュース能力」として高く評価されるべき、プロサッカー選手としての槙野さんの稀有なるチカラです。

「そんなものを高めていないで練習しろ!」

槙野さんと同じことができる選手がどれだけいるのか、と。槙野さんよりサッカーが上手い選手は結構いるでしょうが、ひとつでも「意外!●●をするサッカー日本代表」を思いついたことがあるのか、と。パンダはタマ蹴りや遊びのパフォーマンスは並平凡ですが、ナチュラルなツートンカラーと笹を食う芸であのポジションを確立しました。見た目や暮らしぶりも含めてのエンターテナーであり、そこをおろそかにすれば結果的に自身へのリターンも小さくなるのです。

「バカなこと言ってないで練習しろ!」

どうぞ多くの若き選手は学んでください。テレビに出るのはそんなに難しくない。Jリーグで優勝するよりテレビに出るほうがよほど簡単なのです。どうすればバズるか、どうすれば採り上げられるか、それを真剣に考えて実践すること。それは街頭でチラシを配るよりも、よほど効果的な頑張りのはずです。簡単でいいのです。意外であれば。槙野さんの出し物はいつだって、よくよく見れば「あぁ、この程度でいいんだ」というものなのですから…。

「サッカーもその程度になってんじゃないのか!」

ということで、ごく一般的なキレイ好きを強引に出し物に仕立て上げた槙野さんのセルフプロデュース術について、2月1日の日本テレビ「有吉ゼミ」からチェックしていきましょう。


◆その手で身体の内側とか探られるのは、生理的に絶対にイヤです!

片づけをテーマに潔癖部屋と汚部屋を交互に映すという本日の企画。槙野さんは「実は度を越えた潔癖らしい」という高めのハードルで一発目に登場します。スタッフの訪問を元気よく出迎えた槙野さんは、背中にでっかく「WHITE」と書かれたトレーナーで、いかにも自身が潔癖であるというところをアピールしてきます。

さいたま市内の家賃20数万円という自宅マンション。確かに片付いている。自分でやっているのか、ハウスキーパーを雇っているのかは定かではありませんが、キレイです。部屋は白を基本色として構成され、白いソファ、白いテーブル、白い浄水器などが並びます。「モノがたくさんあるのは好きじゃない」「こんな感じでスッキリしてます」などと自画自賛する槙野さん。さすがミスター自画自賛です。

モノは言いようとはよく言ったもので、番組もせっかく取材に来た手間を無駄にしたくないとばかりに、アゲアゲテロップなどで懸命に「槙野=潔癖」を主張します。靴箱に靴が並んでいるだけで「靴もキレイに整理整頓」と言い張ったり、クローゼットに服が入っているだけで「キレイに並んでますね!」と褒めちぎってみたり。挙句の果てには「衣類は種類や色ごとにわけて収納」「ベルトは専用ハンガーに掛ける」というのを、スゴ技みたいに紹介する始末。普通やん、それ普通やん!

↓撮れ高が少ないことを本能的に察知したテレビマンは、どうでもいい靴に食いつく!

これ「潔癖」とか「掃除」とか「片付け」と真逆の概念だよな!

「いらないモノを捨てる」のを片付けって言うんじゃないのかね!


僕などはこの時点で「あ、これ作り話や」と察知します。ある程度キレイ好きであることは確かなのでしょうが、それは平凡のちょっと上程度のレベルで、有り体に言えば「盛ってるな」と。本田△圭佑さん風に言えば「盛ってる男」だなと。よくよく聞けば槙野さんの話は潔癖としては合点がいかないオカシナことだらけ。

↓槙野さんの潔癖には作り話の匂いを感じる!潔癖じゃなくてタダのキレイ好きだろ!
<盛ってる男・槙野智章の潔癖生活その1:「私服」>

槙野:「僕、あのー、私服に限っては洗濯機をまわさず、全部クリーニングに出しちゃうんです」

槙野:「Tシャツも何から何まですべて」

槙野:「自分で私服で着るヤツすべてですね」

槙野:「シワになるのが怖いんですよね」

槙野:「いつでもピシッとした服で着たい」

槙野:「クリーニング代は…月に10万円はいくくらいですかね」



潔癖って、そういうことじゃないだろ!?

あらゆる汚れを許せなくて、クリーニング屋を含めた他人の老廃物が許せなくて、一日中洗濯機まわしちゃうのが潔癖だろ!?

私服全部クリーニングに出して、ユニフォームはチーム任せじゃ、ただ単に洗濯機使わない人ってだけじゃん!

洗うの面倒臭くて金で解決してるだけだろ!

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その後、番組では「片付け過ぎな1日」を観察するとして、一日の行動をチェックします。そこで槙野さんは潔癖アピールと並行して、納得がいかない行動の数々を見せます。真の潔癖ではなく、ビジネス潔癖であることを露呈するかのような行動の数々を。語るに落ちるとは、まさにこのことです。

↓潔癖をアピールすればするほど、全然潔癖じゃないことが露わになっていく槙野さんの生活!これはビジネス潔癖です!

<盛ってる男・槙野智章の潔癖生活その2:「玄関」>
真っ赤な服で帰宅した槙野さんは「帰宅するとすぐに靴を下駄箱に入れ、玄関には何も置かない」というマイルールを披露。これをもって潔癖であると主張しますが、下足で歩く玄関に靴下で降りたり、外から帰ってきたばかりの靴を洗うでも乾かすでもなく靴箱にしまうというズボラ感を遺憾なく発揮。それをずっとやってたら靴箱の中が湿気でカビると思いますよ、などという主婦層の声は聞こえないご様子。

<盛ってる男・槙野智章の潔癖生活その3:「トレーニング」>
自宅でのトレーニング中も潔癖なのであると主張する槙野さん。腹筋をしながら、タオルを持つと床に落ちた汗を拭き始め「汗はすぐに拭く」というマイルールを披露します。「え!?それだけ!」とザワつく茶の間。本物の潔癖なら「汗が床に浸みないようにビニールを張ってからトレーニングする」くらいはやりそうなものですが。そりゃスタジオからも小声で「タオル敷いとけよ」というツッコミが入るわけです。

<盛ってる男・槙野智章の潔癖生活その4:「掃除」>
リビングの掃除をするという槙野さんの第一手は「ルンバの電源を入れる」こと。何か、どっちかと言うと「金持ちのズボラ」の生活紹介みたいになってきました。しかし、それだけで終わったらさすがにテレビで紹介はできません。槙野さんは改めて普通の掃除機で掃除を始めると、「ロボットは完璧じゃない、最後は自分でやる」と言い放ち、潔癖アピール成功のドヤ顔を見せます。って「掃除機で掃除をした」だけじゃねぇか!

これよく「潔癖です」って出てこれたなwwww

スタッフも現場で「普通やん」って呆れたと思うでwww

もっとほかに潔癖っぽいのいるだろwwwww

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おそらく現場で圧力を掛けられたのでしょう。「撮れ高ないです」と。この手の話でありがちですが、不足していると言われるとさらに盛っちゃうんですね。ウケようウケようとして最終的に全裸になるみたいな感じで。槙野さんも思い切って盛ったのでしょう。今度は「水回りは素手で洗う」と言い始めたのです。

洗剤もスポンジも使わず(※家にナイとのこと)素手で掃除をする。潔癖ってそういうことなのだろうか。水道の蛇口を手でゴシゴシしたり、シンクを手でゴシゴシしたり、風呂桶を手でゴシゴシしたり、とにかく水でゴシゴシ。「自分の手が一番信頼できる」「汚れなんて手の感覚でわかる」「細かい部分は親指だけでイケる」などともっともらしいことを言ってのけますが、やってることは水でゴシゴシです。

確かに僕も手で汚れを確認することはあります。食器を洗っている途中とか。しかし、それは確認であり、最終的に洗うときはスポンジ&洗剤です。素手でこすっても脂汚れが取れないというのは、メガネでも拭かせたらすぐにわかりそうなもの。しかし、それを槙野さんはわかっていない。おそらく、普段は水回りをあまり使わない生活をしていて、掃除する必要自体がほとんどないのでしょう。使ってないから水でゴシゴシで済むというだけで、潔癖とは全然違う話です。

↓そして槙野さんはトイレも素手でゴシゴシするという盛った話で、自身の潔癖をアピールした!
<盛ってる男・槙野智章の潔癖生活その5:「トイレ掃除」>

槙野:「いつも、厄介なんですけど」

槙野:「普段届かない裏のところが一番汚れている」

槙野:「手ならではでしか洗えないんですよ」

槙野:「コツはね、(便座の)左の部分を右の手の平で合わせて撫でるようにイチ、ニ、サン、シ、ゴ」

槙野:「反対に左手でイチ、ニ、サン、シ、ゴ」

槙野:「コレをやることで便座のギリギリの部分がとれる」

槙野:「(素手でやることは)まったく汚いとは思わないですね」

槙野:「水回りをキレイにすると自分の運気も上がる」

槙野:「大事な試合のとき、大事な人に会うとき」

槙野:「自分にとって重要なときに一目散にココにきて」

槙野:「今日もキレイになったねって言って、仕事に行きます」



昔見たドラマで長渕剛が「トイレ掃除の完了は舐めて確認」って言ってたけど、そこまでやらないと潔癖に見えないな!

普段使ってない自宅の便器なら全然手でイケるし!

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感想(1件)




スタジオでは誰もツッコまなかったので、あえて言いますが、「大事な人に会うときはトイレ掃除をする」ということは、当然デートのときもそうなわけですよね。いくらキレイとは言え、トイレを素手で磨いたあと、身体の内側をまさぐられるというのは、キレイとか汚いじゃなくて絶対にイヤです。

その「キレイとか汚いとかじゃなくてイヤ」という気持ちこそが潔癖の根源だと思うのです。「自分以外はすべて汚れている」と考え、他者を絶対に許せなくなる心の変質こそが「潔癖」なのではないかと。その意味で槙野さんは他人を受け入れる寛容さがあり、むしろ潔癖とは正反対の位置にいるタイプ。

そもそも、本当の潔癖は取材スタッフを自宅に入れたりしません。どうしてもと言われたら、固定カメラで撮影させるのがギリギリの妥協点。槙野さんはスタッフに足を拭かせたり靴下を履き替えさせたりしていませんでした。映ってないだけかもしれませんが、そんな指示をされたら絶対に映すと思うので、普通にどーぞーと招き入れたのでしょう。それは「普通」です。

このように、全然大した潔癖でもない生活でも、「素手でトイレを磨く」と話を盛ることでゴールデンタイムのネタになるのです。よくよく見れば「立てたDVDの上に横にしてDVDを乗せる」などのズボラな収納なども見受けられましたが、「俺は潔癖だ」と自信を持って言えばテレビなんてどうとでもなるのです。どうぞ、これから売り出そうという若い選手は思い切って「俺、意外に●●なんです」と言ってみてください。結構それで通っちゃうものですから…!

↓もう遅いかもしれないですけど、あの手、おしっこ出た場所からおしっこ出る場所に逆走してたみたいですよ!


スポンジが間に挟まってても大差はないですけどね!

やっぱりセーフお掃除はゴム手袋つけてほしいですよね!


「ココ汚れてる!」「ゴシゴシ」「そこダメェ」「もっと汚れてきた!」