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07:00
何で今自己ベスト出るんだよ!

いやー、驚きました。18日に開幕したフィギュアスケート四大陸選手権。世界選手権を視野に入れつつ、ジンワリと抑えた好演技がつづく大会にあって、心のホームランをかっ飛ばした選手がいた。村上佳菜子ちゃん、3年ぶりのSP自己ベスト更新。宮原知子さんもシレッと自己ベストを更新した大会であるにも関わらず、その印象を全部上書きして佳菜子ちゃんが持っていってしまいました。

浅田真央さんが正式に出場を辞退したのが1月15日。内々に予告などがあった可能性を考慮しても、年末年始は絶対に緩んでいるはずの状況です。国体があったとは言え、気持ちはもう来季に向かっていたでしょう。実際に本人もそう言っています。何なら、甘あまのスタバをガブ飲みしていても不思議はないくらい。それが急遽の代打出場で人生最高のSPをやってしまうなんて。

よし、決めた。

長らく空位がつづいていたアノ称号を佳菜子ちゃんに贈りましょう。「計算のできない」フィギュアスケーター、2代目はアナタです。初代は本当にクッソ計算ができないタイプでしたが、佳菜子ちゃんには本来の意味に加えてもうひとつ、「え、今?」という意外性を込めて継いでもらいたい。

全日本では演技構成を忘れてグッチャングッチャンになるという、初代も呆れる計算力の低さ。そして、四大陸選手権・世界選手権とも派遣がない予定の中で、ポッと代打で呼んでみたら自己ベストを更新してしまう先行きの見えなさ。いずれをとっても不足ナシの「計算できない」感。佳菜子ちゃんが継ぐなら、初代も納得してくれるに違いありません。

2代目襲名、おめでとうございます!

ということで、計算のできないフィギュアスケーター・村上佳菜子ちゃんを中心に、18日のフジテレビ中継による「フィギュアスケート四大陸選手権 女子ショートプログラム」をチェックしていきましょう。


◆もはや一脚のイスも入る隙間なく、大盛り上がりの四大陸選手権!

まるで午前中にあらかじめ収録したかのようなオープニングの挨拶。実況の西岡アナと解説の荒川静香さんのうしろを整氷車がゆっくりと進んでいく中、アナから告げられた驚きの一言「生中継です」。え、えええ、19時台にやっている試合を19時台に生でやったんですか!!昨今の「今やってる試合を無理やり録画中継」に慣れた身としては嬉しい誤算とともに、四大陸選手権女子SPは幕を開けます。

会場となる台北アリーナはビッシリと隙間なく椅子で埋まりました。日本からのお客さんも多いようですが、四大陸選手権ということもあって、それぞれの大陸からのお客さんの姿もある模様。各国の旗が揺れ、応援する選手へのお土産が飛びます。日本から出稿されているであろうヘパーラゴールドなる謎の健康飲料も、俄然世界的知名度アップの予感です。

↓さすが四大陸!オーストラリアのハンさんにはカンガルーが飛ぶぞ!

質問:「邪魔じゃない?」
回答:「邪魔じゃないです」
質問:「ホントに邪魔じゃない?」
回答:「邪魔じゃないです」
質問:「いる?」
回答:「いるいる」
質問:「いつ空気抜く?」
回答:「……すぐ」

カンガルーがコーチみたいな顔で座ってるwwww

北海道の人に熊の木彫りあげる感覚wwww

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メインとなるのは第3グループと第4グループの中継。四大陸選手権は欧州を除いた地域の代表が集いますので、優勝争いの中心は日本・アメリカ・カナダ。エース格はもちろん最終グループでの登場です。そんな中、第3グループで目を引いたのは韓国のチェ・ダビン。AKB48みたいな衣装で登場したかと思うと、ミュージカル「ヘアスプレー」から『Mama, I'm a Big Girl Now』での演技。少女なんだけど、もう大人だよ。まさに今、今こそという感じの演技。ルッツ+トゥの3回転3回転も決めて、印象的な演技となりました。平昌五輪の花ですね。

↓この衣装カワイイけど、何となくアカン感じがある!

オジサン心を全力で捕まえにきてるな!

まぁ、正直、好きやね!


注目の最終グループ。1番滑走は日本の本郷理華さん。世界選手権への出場も決まっており、ここはステップとなる大事な試合。全日本では回避したトリプルフリップ+トリプルトゥループのコンビネーションから入りますが、2つめのジャンプが素人目にも「グリン」が見える回転不足気味の着氷。

それでもスピン、演技後半のトリプルルッツ、ダブルアクセルとキレイに決めていき、ステップシークエンスでは独創的で面白い振り付けがお客さんと椅子のハートをガッチリとキャッチ。最初のジャンプ以外は目立ったミスもなく、音楽と振りの調和もだいぶ整ってきたように感じます。あともう少し、「決め」の部分でコンマ数秒のタメがあったり、滑走にもう少しのスピード感があると、もっと印象的な演技になる予感。世界選手権へ向けて、体力、気力、もう一段高めていってほしいものです。

つづいては隣のセクシーなお姉さん、グレイシー・ゴールドちゃん。冒頭のトリプルルッツでいきなりドシンと尻もちをつくと、演技後半のトリプルフリップでは壁に当たろうかという大転倒。コンビネーションを跳ぶことができず、最初のジャンプをコンボ扱いとすることになり、点数的にも大きなロスとなりました。

ミスがつづいた不穏な空気の中で登場したのは「世界ランキング堂々の1位」、日本の宮原知子さん。メイクを変えたわけじゃないんでしょうが、何だか顔からチカラというか圧がビンビンと出ています。これが世界の頂点を狙うときの顔なのか。どこかで聞いた「勝てない相手はもういない」という名言、今の宮原さんになら捧げてもいいでしょう。

もはやあーだこーだ案ずる必要もなく、世界のミヤハラはこの日も安定感抜群。3Lz+3Tのコンビネーションを美しく決めると、「ノーミス」という段階は軽々と越えて、「フル加点」の演技を披露。曲と踊りとのマッチングがとにかく素晴らしく、まるでプロモーションビデオでも見ているかのように音と動きがカチッとハマります。この選手が「シルバーコレクター」扱いだなんて、不思議で仕方ない!

↓待っていろロシア勢、ミヤハラが世界選手権を面白くするぞ!


どうでもいいけど、1分過ぎからのフライングキャメルスピンでオッサンの頭がすごい邪魔www

何だその日の出みたいな出方wwwww

頭下げて、頭!悪目立ちしてますよ!

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さぁ、つづけて日本勢の村上佳菜子ちゃん。浅田真央さんの出場辞退で急遽の代打となりましたが、むしろそれぐらいリラックスしていたほうが佳菜子ちゃんにはいいのかもしれません。この日は演技全体に安定感があり、加点がもらえる要素の連続。ダブルアクセルは若干ブレるところもありましたが、グッとこらえて着氷。演技後には力強いガッツポーズも飛び出す会心の演技となります。リンクを降りる前に、もう1回ガッツガッツガッツポーズするあたり、相当に手応えがあったのでしょう。

キス&クライでは、デカめの声で山田コーチへの「まちこせんせー!」の声も乗ってきます。そして、出た得点は68.51点。2013年の世界選手権でマークした得点を3年ぶりに更新する自己ベストじゃないですか。代打で呼ばれて自己ベスト。何でしょう、このノープレッシャーのときはものすごく強い稀勢の里みたいな生き様は。

「ということは、フリーが問題だな!」「そう言えば、全日本もSPはよかったんだよな!」「それがフリーでは演技構成を途中で忘れて、グッチャグチャになったんだよな!」と、我が家の茶の間では「どう転んでもフリーは面白くなる」と期待感も急上昇。イイ意味か悪い意味かはともかく、フリーでも何かをやってくれそうです!

↓って、自己ベストが出ているのに視力的問題で全然見えてねぇwwwww



あなた、今、人生で一番喜んでいい演技をしたみたいですよ!

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佳菜子ちゃんがイイ演技をすると、それだけで心がフワッと温かくなります。そんな空気に包まれて、「ある意味で日本勢」の長洲未来さんも久々の大舞台で好演を見せます。最後の登場となったカナダのシャルトランが冒頭のコンボでお手つき減点と出遅れたことで、SPは1位宮原さん、2位村上さん、3位長洲さん、4位本郷さんと日本っぽい勢が独占することとなりました。

宮原さんが勝てば初の世界タイトル、佳菜子ちゃんや長洲さんが勝てば驚きの復活劇、本郷さんが勝てば会心のリバーダンスと、どう転んでも気持ちよく終われそうな展開で、フリーも非常に楽しみ。その中で、あえてどれがご希望かと言われれば、今回に関しては佳菜子ちゃんを推したいところ。

最近の佳菜子ちゃんは「辞める?辞めない?」の心配ばかりが先に立っていました。それが3年ぶりの自己ベスト更新、演技後のインタビューでは「来シーズンへの調整」という近況報告も飛び出すなど、前向きな形で今季を終えられるというのはとても嬉しい。苦しんで、乗り越えた人には少しお土産があってもいい。そういう応援の気持ちです。

もし佳菜子ちゃんがフリーをいい形で終えたなら、会場のどなたか、ぜひお手持ちのオペラグラスを貸してあげていただきたいもの。「その瞬間」に、今度は最高のガッツポーズができるように。そして、最悪の場合オペラグラスという手土産を持ち帰れるように。できれば世界のメダルを持たせてあげたいところですが、相手もあることなので、最悪の保険というところで「オペラグラス」、ぜひ確保できますように。お祈りしております。


演技構成を忘れないよう、アキの一日を使ってしっかり復習を!