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07:00
ギブ!!!!ギブギブ!!!!

こういうのをバランス調整ミスというんです。高すぎる難易度とあまりにも手薄なサポート。しらみつぶしに読売新聞の販売店に電話をかけろとでも言うのですか。クエストのこととか?全然知らない新聞屋のオジサンに?ゼロから処女の手ほどきみたいに?我々の苦労を理解してもらって?新聞を探せと?やってらんねー。やったけど。

僕はスタートの時点でカンチガイをしていました。

ロッテ・キシリトールガムが仕掛けてきた新たなクエスト「5月17日の読売新聞朝刊に5種類の巨大広告をランダムで入れているから羽生結弦氏を見つけてね」の本質を見誤っていました。僕はてっきり、全部の新聞にどれかが入っていると思ったのです。「5分の1」を見つけるヤツだと。

しかし、実際は入っているヤツと入っていないヤツとがあって、どの新聞に入っているか作っている連中も配っている連中もよくわかっていなかったのです。前の晩はノンビリとスマホ版のクエスト「特設サイトで20回画面をピンチインすると20種類の絵柄が表示されるから羽生結弦氏を見つけてね」をクリアし、「今回のはラクやのー」と思っていました。

そしてノホホンと朝起き出し、読売新聞を見に行ったのです。コンビニで新聞を手に取り、5分の1を探り始める。が、ない。次のも、ない。その次も、ない。フッと気づく。もしかして広告扱いじゃなくて、折り込みチラシの扱いなのかと。サーッと血の気が引いていきます。折り込みチラシの仕組みはよくわかりませんが、こりゃコンビニではまずもって手に入らんぞと。

↓何故、こんな余裕かまして土屋太鳳が出るまでこんなことやってたんだ…!

すぐ寝て、夜明け前に起きて、新聞屋に行くべきだった…!

せめて朝イチでコンビニに行っていれば事態の深刻さにもっと早く気づくことができたのに…!


ドキドキと震える手で電話帳登録済みのロッテお客様相談センターに電話をかけ、まずは基礎情報の収集から開始。ところがロッテの持っている情報はあまりにも少ない。「東京、名古屋、大阪、福岡の一部地域でやっております」としかわからないと。そりゃ、新聞屋の流通なんでロッテもまったくわからんのでしょうが、それじゃ困るじゃないですか。こっちゃこれから探しに行くんだから!なお、ついでに次のクリアファイルはいつやるのか聞いたら、とりあえずないっぽい感触でした。

さて、困った。次は読売新聞か。普段、会社では1本の電話をかけるために「かけるぞーかけるぞー電話をかけるぞー」と自分に暗示をかけて3時間ほどかかるのに、クエストのときだけ無駄にアクティブになる魂。かけたこともない読売新聞にノンストップで電話をかけ、応対の男性にクエストの問い合わせを始めます。

しかし、まったくもってラチがあかない。そもそも読売新聞の応対をした人が、クエストのことをわかっていないというのはどういうことですか。「ウチの新聞にですか?」じゃないんだよと。昨日ニュースになってただろと。いや、何も政治部の記者にキャンペーン情報を把握しておけとはいいませんが、カスタマーサポートのところには情報をあげておけよと。

とにかくそういうのがあるんだ、という話までは進めたうえで、どこに行けば手に入るのかを問いかけますが、これがまたさらにラチがあかない。「どこにどのチラシが入るかはわからないです」と言うじゃないですか。いや、誰かは知ってるだろうに、その情報は共有されていないと。クーーーー、ノーヒントの謎解きをしろってか!読売新聞は二度ととらん!とったことないけど。

↓とりあえず一番近い販売店に行ってみた!
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普段なら怖いから絶対入れないけど、今日は入れた!

逆に向こうがビックリしてたわ!急に人がきて!

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ここで都合よく見つかるなんてことはなく、逆にさらなる絶望が突きつけられます。この販売店にはキシリトールガムのチラシそのものがきていないというのです。それはつまり、東京だからといってどこにでもあるわけではなく、「謎のシステムでたまたま配布された販売店」の在庫を、近所の冒険者たちに狩り尽くされる前に見つけて、買いに行かなければならないということ。出遅れたうえにウチの近所にはきてないって致命傷じゃないですかね?

↓「誰に会えるかはお楽しみ」じゃないよ!

「何が入っているかはお楽しみ!」って言われて箱がカラだったら、何か違うやん!

全部入れたうえで、ランダム性出してこうや!


覚悟を決めた僕は、電話と向き合います。スマホで調べた読売新聞販売店に一軒ずつ電話をかけていくテレアポみたいな作業。新聞屋のオッチャンとオバチャンに、なるべく不快感を与えないような丁寧な口調で、かつ無駄なやり取りが発生しないような的確なメッセージで、折り込み広告の在庫を確認してもらうという絶望的に地味な取り組みです。

近所の数件で絶望はさらに深まっていきます。そもそもキシリトールのチラシ全然入ってないやんけ。じょじょに会社に近づきながら都心部を攻めていくと、ようやくチラシの存在については確認が取れるようになってきました。しかし、肝心の羽生氏の情報はまったく出てきません。

「欅坂はあるんですけど」「ウチは歌舞伎です」「檜坂はあるんですけど」「ウチは歌舞伎です」「坂はあるんですけど」「ウチは歌舞伎です」「サトウシオリさんという人です」……坂はやたらあるのに、羽生氏はまったく出てこない。ほかにも電話をかけている人がいるのか「羽生さんはありません」という即レスも飛び出すようになりました。一番マシな情報が読売新聞青山販売所の「あったけどなくなりました」というもので、とにかくやっていた痕跡すらナイ。

「次の入荷もないし、明日から始める店があるわけもないし、詰んどる……」

敗北を覚悟のうえでせめてやるだけやって負けようと、とにかく近いところから順番に電話をかけていきます。あとで数えたら60軒ほどかけていたようです。だんだんわかってきたのは新宿区・渋谷区・港区などの都心部には「チラシはあるが羽生氏じゃない」というパターンが多く、郊外に行くほど「チラシすらきてない」というパターンが増えること。

やがて僕は一軒の販売所に可能性を求め始めます。大抵の販売所が電話すればすぐに出てくれるのに、まったくもって反応しない販売所があった。読売新聞銀座販売所。ここまでの情報から総合するに、銀座店は入荷があった可能性がある。都心という条件、羽生氏ファン層とマッチしそうな「ノーブルなご婦人」の街、そして東京西川関連で一種の地盤というのができている。銀座を歩いている人は「どうしても新聞が欲しいんです!」という必死さを出さない気もする。電話に出ないほうがむしろあるんじゃねーか的な逆転の発想から、遅すぎるランチタイムの一発にかけてみたところ…!

↓電話に出ないんじゃなくて、もうシャッター降りてた…!
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クーーーーーー、無駄骨!

クーーーーーー、ギブ!!!!

コンビニ24時間営業の裏側は キャバ嬢・保育士…夜に働く人々【電子書籍】[ 朝日新聞 ]

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僕は疲れました。頻尿を装って、行けそうな販売店をデスクで調べてはトイレで電話をかけるという作業にも、電話のたびにゼロから始める説明にも、痕跡すらつかめない絶望感にも。明日になれば、「昨日の朝刊の…」「昨日ですか?」「ハイ、昨日の朝刊に折り込みで入っていたロッテ・キシリトールガムの緑色の4面サイズくらいある大きな広告で、それが全部で5種類あるんですが、そのうちフィギュアスケートの羽生結弦選手が印刷されているものを探しているのですが、お取扱いされていますでしょうか?どうしても買いたいんです」「今日じゃなくて昨日の朝刊です」「昨日、17日水曜日のです」とさらにひと手間説明も増える。もういいかな…我ながら頑張ったと思うし…。

今回は無念のノットクリアード(※東京フレンドパーク風に)で一旦身を引こうと思います。気まぐれにすんごい遠い店に電話をかけたりするかもしれませんが、さすがに手掛かりがなさすぎて疲れました。逆に販売所さんのほうで、ウチにありますよというのを教えていただけましたら、買いに行こうと思いますので、コッソリ教えていただければ助かります。コメント欄に書くとみんな読めてしまうので、ツイッターかインスタグラムでメッセージだとありがたいです。みなさまも新聞広告で無理をなさいませんよう、ご自愛ください。どこの販売店だったか忘れましたが、10万部という話を聞きましたので、最終的にはオークションも値崩れすると思います。つとめて冷静な行動をお願いいたします……。

↓と言いつつ、寝て起きたらすぐに蘇生しまして、寄せられた情報をもとにクリアできました!!(追記)
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たくさんの情報をありがとうございます!

もっと早く聞けばよかった!




チカラを合わせればどんな困難……たとえ産経新聞でもクリアできるはず!