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12:00
すべてを見極めたうえで、ゆっくりと西武は動く!

日本シリーズの熱戦つづくなか、我が埼玉西武ライオンズはまさに秩父山のごとき不動を貫いています。毎年毎年遅い遅いと言われてはおりますが、今季もやはりというか、2018年へ向けた動きをまったく見せない不動の構えを貫いているのです。

その象徴たるものがファンクラブの会員募集です。すでにほかのプロ11球団が2018年の会員を募集しているなかにあって、我が西武だけはいまだその動きを見せていません。ていうか、CSをやってる途中まで2017年の会員を募集していました。

「もう2試合くらいしかないけど…」
「ファン感謝祭の入場用か…?」
「2018年用だと思って間違える勢の存在…」

しかし、これは決して西武が面倒臭がりであるとか、グズであるとか、「募集始めればどうせみんな入るでしょー。特に関東圏の他球団のファンは、アウェー戦での割安入場用に(鼻ホジー)」ということではありません。この山のごとき遅さは、すべてはファン、ファンのための処置であると僕は思っています。

そもそもファンクラブというのは、何のために入るのか。球団を応援するためでしょう。応援の気持ちがなければチケット購入うんぬんもないわけです。では球団を応援するとは何か。もちろん「何がどうなろうがこのチームを応援する」という心酔状態ならば、何がどうなろうが関係ありませんが、やはり一般的には「選手」だろうと思うのです。誰が好き、誰を応援する、そういう一般的な気持ちです。

では、ファンの応援する選手は来季どこにいるのか。それは誰もまだわからないわけじゃないですか。特に西武というのはFA権を持っている選手が、いつ何時出て行くかわからない去就未定球団です。そして、これは全球団共通ではありますが、逆にいつ誰が入ってくるかもわからないはずです。

ならば、「うわー、この選手が出ていくんなら入らなかったわー」であるとか、「うわー、この選手が入ってくるなら入ってたわー」が生まれるわけじゃないですか。そのときに「先行5000名のみ!」などの種別があったら、出遅れてしまいますよね。それがフェアなのかどうか。

心酔状態の人が先行するチャンスを得てしかるべきという意見はあるでしょうが、大きな変化によって急激に心酔するということもあるもの。その意味では、すべてが終わり、おおむねすべての条件が出そろってから、スタートの号砲を鳴らす。これこそ真にフェアな姿勢だと思うわけです。

↓たとえば、元モーニング娘の石川梨華さんなどは来季どこの球団を応援すればいいか、まだわからないはず!
<石川家の野上さんは、西武かしら?阪神かしら?>


<牧田さんはメジャーかな?メジャーでなくても西武以外はOKの姿勢>


うーん、牧田家は絶対西武ファンクラブいらないけど、石川家は4対6くらいでまだわからない!

いや、3対7かも!


↓残りたいという気持ちを抱えて「俺を説得してくれよ」と思っていても、説得されない感じの選手も!
<炭谷銀仁朗選手の去就コメント>

●10月19日、荷物整理中のコメント
「本当にまだ何も考えていないです」
「他の球団どうこうというよりも」
「まずはうち(西武)としっかり話したい」
「それからです」
http://www.sanspo.com/baseball/news/20171020/lio17102005010001-n1.html

●10月28日、球団本部長のコメント
「詰めた話し合いはまだしていない」
「しっかり話していきたい」
http://www.sanspo.com/baseball/news/20171028/lio17102805000003-n1.html

●11月1日、残留交渉後のコメント
「じっくり考えたい」
https://www.daily.co.jp/baseball/2017/11/02/0010697644.shtml

●11月2日、秋季練習参加後のコメント
「まだ時間もあるし、考え中」
「週明けにもう一度、球団と話します」
http://www.sanspo.com/baseball/news/20171103/lio17110305000001-n1.html

<最優秀バッテリー賞はほとんどピッチャーのチカラという風潮>


じょじょに態度が硬化してるwwww

最優先交渉相手との会談で決定打がなかった感www

これはまだ炭谷家も動けない!

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主だった脱出権利保持組とは逆に、これから西武の軍門…じゃなくて門を叩く選手もいるわけです。そして、その顔ぶれによってはファンも大移動を始めねばならないでしょう。3日にはまさに、「西武かな?」という案件も追加発表されたところ。その動き、見極めたいじゃないですか。プロレスのチケットじゃあるまいし、「対戦相手は謎のX仮面」なんていう誰がいるのかわからない状態でモノを売ってはいけないのだという姿勢、好感が持てますよね。

↓こうした動きが最終的に西武につながっていく可能性を、しっかりと見極めたい!

<一番イイ時代をアメリカで過ごし、現役最終年は故郷に戻ってくるスタイル>


<嫁が一番イイ時代をアメリカで引きつづき満喫するスタイル>


<間違って獲れたら逆に困る>


でも、イチローを間違って獲れたら、「イチローのために止めろ」「役不足VS分不相応」「それなら引退してほしい」などの声が上がりそう…!

むしろ、一周まわって怒りのファンクラブ離脱あるかも…!

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イチローはともかくとして、松坂に関してはもはや西武しか手を挙げる球団は存在しないでしょう。松坂という選手の復活に関しては「メジャー」と「ソフトバンク」がチャレンジしてダメだったのです。じゃあ、もうダメっぽいですよね。もっといい環境、もっといい理論を用意できる球団がどこにあるのかと。

グッズの売り上げで元が取れるという話もありますが、それとて期待感を完全に失った状態では難しい。「どうせ出ないんでしょ」と判明した今となっては、ユニフォームを買ってくれる人は家族くらいしかいないのです。まぁもっとも、松坂の家族は松坂のユニフォーム買わないイメージですが…。

あとはもう「感謝」とか「人情」しかない。その感謝とか人情を持ちうる球団というのは、埼玉西武ライオンズと横浜高校しかないのです。ほかの球団にとっては、松坂というのは「深いところで野球を舐めている小僧」でしかないのですから。ならば西武が動くべき。

我々埼玉西武ライオンズにはたくさんのいい思い出があるはずです。入団即最多勝という栄光、道交法違反で身代わり出頭という鮮烈な記憶、最多勝なのに貯金ゼロという波乱万丈なシーズン、WBCでの優勝&トロフィー破壊、ポスティング手切れ金で買い替えた電光掲示板……ともに過ごした時代の甘美な思い出が、最後のひと花への期待感をわずかに保たせている。

よしんばダメでも、引退試合だけはやってあげたいという情、西武だけはそれを持っているはずです。やりましょう、引退試合。「引退試合のために獲得」という球団経営があってもいいじゃないですか。外人をひとりクビにしてワクをあけ、3万人×2000円=6000万円の引退試合収入を松坂の年俸とし、実費はグッズの売り上げでまかなう。

感動の松坂大輔引退試合。それができるのは西武だけ。

まぶたにはもうその光景が広がっています。

元日本テレビアナウンサー・柴田倫世さんが緊急帰国で場内アナウンスをつとめる粋なはからいのなか(※柴田さんは3回で球場をあとにし、夜の便で渡米)、背番号18(※多和田から剥奪)を背負った松坂がシーズン最終戦のマウンドに上がる。始球式には横浜高校時代にバッテリーを組んでいたタレント・歌手の上地雄輔さんが登場。試合前イベントではヒット曲「ミツバチ」を披露し、ブーンブンシャカブブンブーンブーリブリチャカビガッビガッします。

対戦相手は因縁の相手ソフトバンク。工藤監督は同じ松坂世代の和田毅をマウンドに立ててきました。ファンからは「金返せー」などの熱い声援がとび、プレイボール前から最高潮の盛り上がりです。初球、124キロのスライダーでズバッとストライク!ファンからも「だからダメなんだ」「深いところで舐めてる…」「そういうんじゃない」などの大歓声です。

そこから意外な好調さを見せ、凡打の山を築いていく松坂。最高142キロのストレートが唸りをあげ、この試合のために残留を受諾した捕手・炭谷のミットにおさまります。(※試合後に炭谷は、「何かスゴイ感動しました」とコメント。来季の去就については「じっくり考えてから」と言葉を濁す)。

打線もそんな松坂を盛り立てようと、熱い投手戦を演出。ランナーをためてはデブが空振りするという西武らしい攻撃で、7回無得点のゼロ行進。ソフトバンク先発の和田もしきりにマウンドで首をかしげる(※「打たねぇなぁ…」「打てよ…」の顔)など、まるで実戦のような緊張感が満ちていきます。

守備ではセンター秋山、ショート源田らが美技を連発。ヒット性のあたりを次々にもぎとり、強打のソフトバンク打線にあと一本を許しません。「何とか松坂に最後の勝利を…」という一心でのプレー。すでにシーズンを4位で終えているチームとは思えない気迫が、球界の盟主ソフトバンクをも震え上がらせています。メジャー移籍に失敗した牧田も、ソフトバンクのブルペンでスタンディングオベーション!

結局、松坂は7回無失点でマウンドを降ります。3万人が「まつざかー!」「ありがとー!」「お疲れ様!」と声をかけ、松坂が帽子を脱いで頭を下げる(※西武の帽子の下にソフトバンクの帽子をかぶっているというファン泣かせの演出)。鳴り止まない拍手と歓声。その余勢をかって打線が奮起すると、デブの一発でついに西武がリードを奪います。(※なお、8回、9回に救援陣が打ち込まれ試合は1-6でソフトバンクが勝利/「球際に弱い」など松坂がベテランとしての苦言を呈す場面も)。

試合終了後の引退セレモニー、松坂が買ってくれた電光掲示板に映る栄光の軌跡は、超一流の選手ならではの名場面の連続でした。WBCの映像は権利関係で金をケチったために使用できなかったものの、2004年のプレーオフを勝ち上がって日本一に至る大活躍は改めてファンの感謝の気持ちを駆り立てます。(※BGMとして流れる中島みゆきさんの「時代」がファンの心情にマッチ)

両チームを代表して、ソフトバンク監督の工藤公康氏から花束の贈呈を受けた松坂は、「ウチで引退試合やりたかったよ(笑)」「じゃあやってくださいよ(苛)」「それは俺が決めることじゃない(真顔)」とマジ会話をかわしながら、お別れのスピーチに臨みます。

お別れのスピーチではスポットライトを浴びる松坂を盛り立てるように、再び登場した遊助(上地雄輔)さんがヒット曲「ひまわり」を熱唱。「ほかにいないのかよ」「でも松坂の友だちが思い浮かばない」「この曲ならないほうがマシ」などと、今さらながらファンの間で議論が持ち上がる場面もありますが、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。

静まり返る場内でゆっくりと語り出した松坂。甲子園の思い出に始まり、若獅子寮に入ったときの率直な感想、少しとばしてレッドソックスでのワールドシリーズ制覇の栄光、二度の五輪での悔しさと収穫、さらにはWBCでの歓喜と、思い出は尽きることがありません。「そして、僕を支えてくれた倫世と子どもたち」から始まる家族への想いは、ハイライトとなって感涙を誘います(※倫世さんはスポナビライブ未加入のため、あとでYouTubeでチェックしたとのこと)。

すべてが終わり、松坂がマウンドをあとにする。

球史に残る怪童は万雷の拍手で送り出されていきました。ありがとう、お疲れ様。マウンドに残した帽子はひとつの時代の終わりを告げるかのよう。まさかそのときは、「昨日すごいイイ感触だったので、もうちょっと現役をつづけたい」と栃木ゴールデンブレーブスに加入することを勝手に決断するとは、誰も思っていませんでしたが……。

↓と、いうあたりがどうなるかお知らせしてから2018年に動き出したい、それが西武なりのファンへの思いやりなのです!


「牧田・野上・炭谷OUT、松坂IN」ってワクワクしないか!

しないかな?やっぱり!

「稼働中の廃墟」って逆に萌えるよね、西武ゆうえんちみたいでワクワクしないかな!

しないかな?やっぱり!

いずれにせよ、何か動き出すなら、そのへん決まってからがイイですよね!

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ゆりかごと墓場「だけ」担当できれば、西武としてはそれで十分です!