このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
07:00
ジャパネットたけだ!

師走の日本に衝撃の報せが走りました。「武田修宏氏、インサイダー疑惑で事情聴取」。日馬富士の暴行引退でテンションが上がっている日本は、ついにやってきたアノ男の不祥事にウキウキしながらヤリをかついで、磔の武田にぶっ刺すウォーミングアップを始めたのです。

カラオケのリモコンでデブを殴るデブは真顔で許せないけれど、武田の儲け話なら笑いながら「死刑!」とフザけても構わないみたいな雰囲気。心なしか「ほっこりニュース」扱いだったような気もします。実際には、武田自身は罪に問われないような、うすーーいインサイダーだということで、ヤリ部隊も拍子抜けとなったようですが。

<取り調べをこんな顔で受けるんだろうなぁイメージ図>


よくわかるインサイダー取引規制入門Q&A [ 上島正道 ]

価格:2,916円
(2017/12/2 03:44時点)
感想(0件)




本件に関する世間の反応は大別してみっつ。ひとつは「ついに武田がダマされたのかな!(喜)」というバカアスリート失敗談を期待するもの(※池谷幸雄さんの「信頼していた人に大金をとられた」みたいなパターン)。もうひとつは「武田にインサイダー取引できる知恵があったのか……!(驚)」というもの(※「自販機でジュースを買えるチンパンジー出現!」的なパターン)。そして最後のひとつは「事情聴取されたの!?オンナ関係ね!」のパターン(※長野五輪メダリストの事件と混同)。

それらはいずれも武田という男を見誤っていると言わざるを得ません。

僕のように日々武田に想いをめぐらしているクチからすれば、この事件から始まる未来図はまったく異なるものです。いいですか、武田は本件によって「投資家」という新たな顔を得たのです。元アスリート、サッカー解説者、タレント、そして投資家。すでに金も名誉も地位もある武田が、ついに「投資」に乗り出した。それはほかならぬ夢の実現、すなわちビジネスのためなのです。

では、武田が人生を「投資」してのぞむビジネスとは何か。それはもちろん「サッカー」しかあり得ないでしょう。石油ビジネスで巨万の富を成したビジネスマンがサッカークラブの支配に乗り出すように、投資で財を成した武田もサッカークラブの支配に乗り出すのです。そのための足掛かりとなるのが、今回開設した証券口座にほかなりません。武田が開いたものは、単なる株券の換金場所ではなく、ビジネスからサッカーへの道を開く扉なのです!

ビジネスとサッカー。このトレンドは昨今の日本サッカー界を支配するものでもあります。英国パフォームグループによる「DAZN」の黒船は、日本サッカー界にかつてない金の雨を降らせています。そして、それよりははるかに小規模でありますが、ジャパネットたかたの支援を受けてJ1昇格を果たしたV・ファーレン長崎なども、ビジネスが吹かせる追い風によってサッカーが浮上した例と言えるでしょう。

ザスパクサツ群馬とtonan前橋をフュージョンさせようとしているとか噂だったGMや、文字通りの「強運」で東京ヴェルディをJ1昇格プレーオフへと送り込んだ深見東州など、強烈なパワーを持った個人がサッカーに影響を与えるのはもはや当たり前のこと。そういった系譜に今、武田が連なろうとしています。「どーこーをーかーおーうーかーな」と会社四季報とにらめっこしながら…!

<起業で調子に乗ってる輩がよくする顔・態度・ポーズ>


生涯投資家【電子書籍】[ 村上世彰 ]

価格:1,400円
(2017/12/2 03:46時点)
感想(1件)




たとえば今、ザスパクサツグンマtonan(仮名)のクラブハウスに武田が現れて、「株で大儲けしましてねぇ」「ちょっと買っちゃおうかと思ってるんですよ」「このチームを」と笑いかけたら。それはもしかしたら困窮している女性がAVに出るときの心境かもしれませんが、売っちゃうんじゃないですか。「貧すれば鈍する」「背に腹はかえられない」「金で心まで買えると思うなよ……でも…あぁっ…んん!!(ビクンビクン)」は先人が残した真理を突く言葉です。

どうですか、武田ファンドで一緒に上を目指しませんか。その場合、監督はもちろん武田です。さらにGMも強化部長も社長もオーナーも武田です。オールタケダ体制。Takeda for All。武田ファースト。ムカついたときに社長でも強化部長でも監督でも、誰でもひとり呼び出せば全員出てくるなんて、サポーター的にも効率よくないですかね。「死ね!」って罵倒も1回で済むなんてお得感強みですよね。

瞼を閉じれば浮かぶ光景。投資で莫大な富を築いた武田ファンドのオーナーが、Jリーグクラブの運営会社に資本を投下。一気に経営権を奪取し、電撃的にオーナーに就任。即日辞令を交付し「球団社長オレ」「GMオレ」「強化部長オレ」を連続発表します(※サッカーでよく流れるオーレオレオレオレーの曲にのせて)。

新体制発表会ではもちろん「社長あいさつ」「GMからの今季体制のご説明」「強化部長からの新監督ご紹介」もひとりでテキパキとこなします。そして一旦バックステージに引っ込むと、薄い幕の裏から浮かぶひとりの男のシルエット。ヘルメットみたいな頭と、貴乃花親方にもヒケをとらないスーツ&ロングマフラーのコーディネート、煙がふき出すなかを歩んできた新任青年監督は……武田!

「小倉以上の絶望感」「AIに任せたほうがマシ」「J3からJFLに落ちそう」など、集まった熱心なサポーターからも大きな歓声が上がります。そんなサポーターたちを武田は「目線が低い!」と一喝。スタートアップ企業並みの高い意識から、高い目標を繰り出します。「僕はね、一番が大好きなので、Jリーグ優勝、ACL優勝、クラブワールドカップ優勝の3冠を約束します!」とよもやの三冠宣言です。

熱心なサポーターは「それ最短でも3年(たぶん4年)かかるやつやで…」とうなだれ、「武田は仕組みをわかってない派」と「最低でも3年は辞めない気なんじゃないか派」にわかれて、殴り合いの論争をスタート。そんな盛り上がりにテンションの上がる武田は「イチ、ニー、サン冠、ダー!」と猪木っぽいコールであいさつを締めくくりました。

投資家として多方面に手を広げる武田は、健全経営という面でも手腕をいかんなく発揮します。武田ファンドが大株主となった各企業に働きかけ、次々に大口のスポンサー契約を獲得。胸部分には国内トップの製薬会社・武田薬品工業が「タケダ漢方便秘薬」のロゴを掲出。そのほかの箇所も「タケダスポーツ」「武田機械」「竹田印刷」などで埋め尽くし、全身にタケダタケダタケダ。サポーター全員がイヤでもタケダを全身にまとうという統一感のあるデザインで、むしろヨソのサポーターが大ウケする展開も。

チーム名も地域全体での支援を願って、かつて当地の温泉で傷を癒したとされる武田家の武勇にならい「ザスパタケダクサツ群馬」(略称:ザ・タケダ群馬)と改定。「本当はノブヒロも入れようと思ったんだけど、長すぎるのはよくないよね」というバランス感覚も発揮され、地元の地域社会・経済界からも高い信頼を勝ち取っていきます。

スタジアムにこだまする「ザスーパタケダ!ドンドンドドドドン」のコールと、スタンドに翻る「THE SUPER TAKEDA」のビッグフラッグ。それは地元の喜びの声、祝いの宴。チームがあること、またサッカーが見られること。一番大切なものが守られたのだと、誰もがありがたみを感じていました。それはまさしく、チームスローガン「Thank for TAKEDA」の精神そのもの。感謝が埋めるスタジアムは、今までよりもずっとずっと幸せに満たされていたのです…。

<金は出すけどクチは出さないと語る武田オーナー>



<オーナーの意向ではなく現場主導でチームを作ると宣言した武田GM>


<「オーナーからFAXでメンバー表が届く」との噂を笑顔で否定する武田強化部長>


<開幕7戦で早くも勝点3と好発進を決めた武田監督>


<開幕からの連続試合出場記録を7に伸ばした武田キャプテン(背番号9)>

FWというよりはFX!

ポジションはロングもしくはショート!

得意技はインサイダーキック!

それが投資家ストライカー・武田!


↓海外の方とも流暢な英語で会話するなど、武田はすでに国際派投資家の風格も!



ほかの連中がサッカーを学んでいるとき、武田は投資を学んでいた!

現場から経営まで一気通貫で見通せる稀有な人材!

それが武田!

スタイル 武田流ポジティブの貫き方 [ 武田修宏 ]

価格:1,620円
(2017/12/2 03:45時点)
感想(0件)




サッカー界はいつまでアノ男をアウトサイダーにしておくのか!?