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12:00
今こそSNSのチカラを活用するとき!

始まりました、大相撲五月場所。昨今の不祥事連発によってイメージは急速に悪化し、人気も右肩下がりという逆境。今場所も小横綱・稀勢の里は安定の休場を決め込み、「もっとも休まない大関」から「もっとも休む横綱」へと大胆にクラスチェンジ。僕のなかでは永世横綱の称号を授与し、何なら10年くらいじっくり休んでみてはどうかという想いも生まれています(※史上最長在位狙い)。

さらに、プチ情報ではありますが、もしも全勝優勝なら綱取りがあったのではないかと思われた大関・高安も休場ということで、場所前から不安感高まるニュースがつづいています。TOKIO場所のほうが騒がしいためにどうでもよくなった感じはありますが、「土俵の上に女性をうんたらかんたら」問題なども種火のまま燻っています。引きつづき大相撲の危機というのはそこにあるのです。

そんななか、イメージの改善で活用していきたいのはSNS。どうしても公式記者会見などで改善を図ろうとすると、世間からは言い訳でもしているかのような目で見られがちですし、そもそも「公の場に出ていくと高打率でボロを出す」という親方衆特有の現象も事態を悪化させてきた要因です。もっと静かに、もっとお客様に身近なところから草の根的にイメージ改善を図っていきたいのです。

「私がやらねばならないようだ…」(すっく)

立ち上がったのはこれまでも数々の取り組みで大相撲のイメージアップを図ってきた有能アカウント「@sumokyokai」。大相撲の内側にありながら力士ではない人々が働く広報部門が、世間の風を感じながら送り出す情報の数々は、まさに草の根的イメージアップにうってつけです。相撲は闇の世界ではない、もっと明るくて楽しいワンダーランドなのだ…そのことを強く意識して、発信する。今場所の始まりにあたっては、とにかく大相撲は女性に寄り添っているのだということを、めっちゃめちゃ推してきたのです。うむ、頑張っている。うむ、応援したい。僕は思い切って攻めてきた@sumokyokaiの奮闘に、密かにエールを贈る者なのです。

↓たとえば力士と合成写真が撮れる機械の告知も前回までの紹介とはグッと変わってきており…!
<新登場の一月場所では御嶽海が告知に出張ってきたが…>


<三月場所ではまだまだ振り切る覚悟ができていなかったが…>


<今場所はいわゆるスージョを前面に押し出していくスタイルにしてみた!>






オッサンの存在はなきがごとくにしていきたい!

だって力士がいる時点で半分はオッサンだから、残り半分はスージョを出していきたい!

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うむ、いきなり爽やかな風が吹き渡ってくるかのよう。前々から思っていたことですが、どうしても相撲の情報というのはオッサン感が強くなりがちです。それはそのはずで、相撲の世界で生きている人は9割方がオッサンなのですから、どこをどう切り取ってもオッサンなのです。しかし、実際には会場は女性客であふれ、むしろ花園のよう。その辺を適切に打ち出していくには、これぐらいしっかりとアピールしたほうがいいのです。「2.5次元」じゃありませんが、江戸時代の絵巻から飛び出してきたような力士たちと交流を楽しむ、それもまた現代大相撲の魅力なのですから。

↓そのひとつの到達点が今場所から登場した「動く千代丸フレーム」だ!






千代丸をおもちゃにして遊ぶのをやめろwww

そして、何で巡業とか稽古みたいな白まわしの写真でやってるんだwww

「リラックスした私服」のイメージなのかなwww


↓隙あらば千代丸をねじ込んでいくスタイル!


「千代丸の写真はめっちゃウケる」という過去実績から、一番強いカードを切ってきた感!

マスコットキャラがマスコットキャラの告知をしているみたいになってきた!


↓ちなみに、今場所いないヤツのフレームは「その他」扱いでざっくりと紹介されたぞ!


どうでもいいけど、ほかのフレームとテンション違ってないですかね!

もっと動くとかハートとかキス顔とか何かやらせるべき!



もしかして、この大相撲というイベントは2.5次元力士とチェキが撮れたり、壁ドン(※テッポウの意)をしてもらえたり、唇と唇の間に指を挟んだ指キス(※指がデカすぎて鼻がふさがれる)をしてもらえたりするのではないか、そんな気さえしてきます。いや、2.5次元イベントでは基本的に服を着ていますが、連中はいざ本番となったら脱ぎ始めるぶんさらに過激と言ってもいい。ほぼほぼ全裸の状態で、身体の一部に極太の棒状のものを反り立たせているのですから(※大銀杏の意)、そもそもが女性にウケてナンボのイベントだったのです。

先月はちょっとドタバタしてしまって女性に対して不適切な発言も飛び出しましたが、アレもホスト風の力士が「お前は引っ込んでな」とカッコよく飛び出していけば、何となくスルーになったかもしれない。「乗るな」ではなく「引っ込んでな」の心。そのあたりをSNSを通じた広報活動でしっかり伝えていきたい…そんな密やかな意図が伝わってくるではありませんか。

↓国技館周辺イベントの紹介も女性感を強く打ち出していきますよ!













「ウォーリーを探せ」みたいになってきた!

お父さんやお兄さんやオッサンを探そう!

たぶん3人いるぞ、見つけられるかな?

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世の中においてすべてが平等・均等とはいかないもの。ことエンタメにおいては、その不平等や不均衡が特殊な味付けとなって独特の文化を生んだりするものです。いつまでそうした不平等や不均衡を維持できるかはわかりませんが、ひとつの味付けとして楽しみ、応援していきたいと僕はまだ思っています。粘っています。だからこそ、そのぶんの揺り戻しはあってもいい。ともすればオッサンの世界になりがちなものであれば、むしろ逆のイメージをこそ発信して、バランスを取っていくというのもよいことでしょう。

スージョ的なるものを推してきた近年の大相撲ではありますが、この逆境を受けてより振り切ってきたのかな…そんな風に僕は感じています。「オッサンの世界に女性を呼び込む」のではなく、「むしろそっち寄りです」の段階に重心を置いていくような感じで。恐縮ながら味付けの一部として土俵の上にはお乗りいただけないことにしてはいますが、むしろ土俵の下は皆様のために設えた空間でございます……そういった気持ちで草の根からイメージ改善を図ろうという大相撲、一日も早くオッサンがデンモクでしばき合う世界から脱却していってもらいたいものです。オッサンからオッサンに受け継がれてきた正しさを、本当にそうだろうかと立ち止まって見直しながら……!

↓ちなみに一月場所ではパパのことは考えられていなかった赤ちゃんスペースは、男女共用のオムツ替えスペースと女性専用の授乳スペースに分離されていました!

おっ、また一歩改善されたようだ!

大相撲はゆっくりと前に進んでいます!


最終的に和風一軒家カフェみたいな空間になるといいと思います!