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12:00
次の指導者は「逃げない」人を選らんでくださいね!

世間を揺るがせている日大アメフト部の危険プレー問題。監督の内●正人氏(※柴じゃなくて田)は活動自粛を申し入れたきり雲隠れとなっており、日大本体も責任の所在をいまひとつハッキリさせないような状態。監督からの指示がなかったとしても言語道断ですし、もしも指示したプレーであったなら相応の対応をせざるを得ない、極めて悪質なプレーだったと思います。

ボールを離したクォーターバックに背後から「ルール上認められていない状況でのタックル」を仕掛けることがどれほど危険なことか。これなら野球場でいきり立った清原が体当たりにくるほうがまだマシです。「やべー、清原きた!」と思ったら逃げるなり、かばうなりの対応が取れますが、あの「くると思っていない」無防備な状態へのタックルは、被害者側が重篤を免れたらしいことが不幸中の幸いとしか言いようがありません。大学という閉鎖空間で何が起きたのか。何を命じられたのか。閉鎖空間の怖さを改めて感じます。

そんな日大さんに!

ぜひ参考にしてもらいたい!

何だったら非常勤講師とかで迎えてもいいんじゃないかという!

立派な指導者がいるので!

今日はご紹介したいと思います!

姓は花田、名は光司。人呼んで貴乃花親方。一介の平年寄となって、相撲なら足元にも及ばない連中の下で小間使いからキャリアをやり直している最中の平成の大横綱です。いつの間にか自分の名前がついた一門からも貴乃花の看板を下ろし、一門に残るかどうかさえも不透明という孤立無援の状態にありながら、貴乃花親方は今日も相撲道に邁進しています。

↓凛々しい!凛々しすぎる!何もしないで座っていれば、こんなに立派な親方はいない!

誰だ、貴乃花は仕事をしないなんて言ったのは!

やることがあれば、貴はちゃんとくるんだよ!

やることがなければ、「あーす」で帰るけど!

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思えば昨年の冬、長いモノに上手に巻かれていたなら親方は今も日本相撲協会の理事として、豪華なイスにふんぞり返っていられたことでしょう。そうすることは簡単でした。「何!?デンモクで殴られた!?」「そこそこ痛そうやね…」「デンモクのカドか?うん?カドじゃないのか?カドじゃなくてよかった…」と納得して、なぁなぁで済ませれば地位も金も一門も、今もその手にあったことでしょう。

しかし、親方は立ち上がってしまった。

思惑はいろいろあったかもしれませんが、その日そのとき立ち上がることを決めた理由は、自分の「弟子」がやられたから。まず何を置いても弟子のために立ち上がる気概が親方にはあった。そして、窮地に陥ったのも弟子のためでした。貴公俊による付け人暴行事件。今度は親方は弟子のために土下座へと転じました。頭を下げ、拳を降ろし、ただただ温情采配を嘆願した。そこに「自分」はありません。弟子ファーストを一筋に貫いた。「オイ貴公俊、日馬富士と白鵬を1デンモクでつぶしてこい」なんて指示は、貴乃花親方からは決して出てこないものです。

状況が悪くなるほどに襟を正す貴乃花親方の姿勢は、試合直後の談話では威勢がよかったくせに、状況が悪くなった途端に雲隠れする内●氏とは対極的。内●氏は指導する学生たちが人生の岐路に立つ現状にあって、「あーす」すら言いにきません。指示があったかどうかについては見解の相違があるかもしれませんが、監督責任があることは否定しようがないわけですから、「あーす」の一言くらいあってしかるべきでしょう。今すぐ関学大に行って「あーす」と言うべきです。(※その後ムッときた先方がどうなるかはわからないが…)

↓「内閣府に告発状を提出した人」が、告発した相手の待っている場所に顔を出すなんて、よく考えたらエラい!

25秒でもいい!「あーす」だけでもいい!姿を見せる!

学生たちを救う道は、そこから始まる!


今場所は審判部の一員となり5年ぶりの勝負審判もつとめる貴乃花親方。かつて審判部長をつとめた際は、幕内の取組を正面に座って見守り、マイクでの説明なども担当していましたが、この日は「5分の1」の立場。しかし、その存在感は別格です。厳しい視線、ピンと伸びた背筋。誰よりも相撲に純粋な男が、勝負の一瞬を見極めようとそこにいる。それは別の意味で怖い。「相手がめっちゃ警戒してるんでタックルいけないっす…」と怯えることは、この目の前では許されません。「いかなければわかってるよな?」と厳しく語りかけてくるようです。

しかし、厳しさだけでは大横綱はつとまりません。現役時代の取り口さながらに、貴乃花親方は全部を受け止めてくれます。相手のチカラを引き出し、全部を受け止め、チカラを吸い尽くしたあとでおごそかに寄る。そんな全受け精神は、ヒラに降格して「腐って」いてもおかしくない今も、なお誇り高く親方を律しています。

16日は今場所初めて幕内の取組を審判員として見守った貴乃花親方。もちろん場内からは大歓声です。数番を厳しく見守ったあとで迎えた嘉風と竜電の一番。嘉風の寄りによって、両者はもつれあいながら東の土俵下へと落ちていきます。そこで勝負を見つめていた貴乃花親方は、まさに全受けの大横綱そのものでした。ひるむことなく肉の塊に身体をあてがい、両の腕でしっかりとふたりを受け止めてみせたのです。

↓おおおおお、これぞ平成の大横綱の姿!



親方の腕は自分を守るためではなく、力士を受け止めるために動いている!

一瞬、一瞬だからこそ垣間見える本性!

親方の真実が見える!


↓突き刺さる嘉風を貴乃花親方が受け止めているようにも見える!


親方は身を呈してお客様と力士を守った!

一方、横にいた千代丸は巻き込まれないようにサッとかわした!


↓いわゆるエドモンド本田で言えば、スーパー頭突きをガードしたみたいな状態!

現役時代ならガードではなくセービングアタックからEX必殺技でK.O.だったな!

親方の全受け相撲道は今も変わっていない!



「相撲取りなんだからこれぐらいみんなするだろう…」とお考えかもしれませんが、現実はそうでもありません。不規則な動きで飛んでくるデブに対して、人間はとっさに自分をかばってしまうもの。逃げ場のない土俵の上でさえ、ちょっと横に動いてみたり、ちょっとバックステップしてみたり、必死こいて逃げ回るのが常なのですから、ましてや土俵の外ならなおさらです。

↓土俵から落ちてきた安美錦のバイシクルキックに対して、片男波親方(玉春日)は素早く逃げる!


うしろにいるご婦人やお年寄りのことなど、知ったことではない!

デブが飛んできた⇒逃げる、当たり前!

「みんなー逃げろー(逃げながら)」くらいは言うかもしれんが!


↓画面手前、正面の位置についた阿武松親方の結構早めから逃げに入るビビりの動きを見よ!


くるな!

こっちくるな!

こないで!


↓阿武松親方は土俵を真剣に見守るのではなく、デブが飛んでこないか真剣に見守っている!


到底当たりそうにない流れでも、一応身を引く!

「もしも飛んできたら俺がお客様を守らなくては」などとは、そもそも考えない!


↓貴乃花親方は、自分が逃げてもお客は大丈夫そうなときでさえ、力士を守るためにしっかりと受け止める!

何も言わないで座ってるだけのときは最高なのにな!

貴乃花は逃げないのに、ほかの人は貴乃花から離れていく!

不思議!

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どうぞ日大アメフト部のみなさんも、こうした一瞬に見えるその人の性質というものをよく考えて、今後の指導者を選んでいってください。内●氏がどうなるかはわかりませんが、対戦相手が「監督の指示では?」と疑っている状況で監督をつづけても、まともに試合は組めないでしょう。そして、その疑いは、あのプレーを放置した時点で容易に晴れることはないのです。「またクスリやるかも?」「また酒飲むかも?」と近い感じで、「指示するかも?」とずっと疑われる。それは避けられないことです。

「危ないときに逃げない、むしろ助けにいく」

これは人の上に立つ者の大切な資質だと僕は思います。学生ファーストで今の状況を考えるなら、まずは出てきて「あーす」を言う。そして全面的に監督責任であると引き受ける。そうしなければ、あのプレーを「自分で考えてやっている」のだと、そういう技術・精神なのだと見られ、やがては日大全体がそうした目で見られるのです。

内●氏には一日も早く、学生を救うために窮地に向かって「あーす」してもらいたいものですね!


ま、逃げないと怪我して自分が損するので、逃げても恥ではないですが!