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08:00
ジャンプってそういうことじゃねーから!

ルール改定で4回転ジャンプの回数が制限される…そんな噂も飛び交うフィギュアスケート界隈。個人的には、できることを制限するルールに、どんな未来があるのだろうという気持ちはあります。体操風に表現するならば難度であるところのDスコアは青天井、出来栄えとしてのEスコアは厳格に判定というのが、基本姿勢ではないのかなと思います。まぁそれを言うなら「2回で制限も1回で制限も変わらん」というのもごもっともですので、まずは一度見てみてからというところでしょうか。何事もトライすることに価値はあります。



そんななか日本には「なるほど、これからはいろんなジャンプが必要なのか…」と斜め上へと大きく幅のある跳躍を見せた選手が生まれました。平昌五輪男子フィギュアスケート日本代表・田中刑事さん。平昌五輪ではトゥループとサルコウの2種類の4回転ジャンプで演技を構成していました。普通に「いろんなジャンプ」を解釈すれば、フリップとかループとかを増やせという話だろう…そういう受け止め方をするものだとばかり思っていました。100%そうだろうと。

しかし、田中さんの「いろんなジャンプ」の解釈は違った。それは「V」とか「ウルトラ」とか「SQ.」とか「週刊」とかだった。田中さんはその結果、「トゥループ」「サルコウ」「V」「週刊」の4種類のジャンプで自身の演技を構成していくことになりました。いっそのことトゥループとサルコウもどっかに置いちゃって、週刊⇒V⇒ウルトラ⇒ヤング⇒グランド⇒最強⇒SQ.とかで構成することも可能ではないのか。何だか急に田中さんのターンが始まった感じがします!

↓田中さんがツイッターに投稿した、「急ピッチで作ったエキシビション用の衣装」はグレートだぜーーーーッ!

うぉぉぉぉぉぉぉ!!

いいね!ボタンを押させるなーーーー!!

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↓貴様ッ!第4部を見ているなッ!!ていうか「全部」見ているなッ!!


これはどこからどう見ても東方仗助!

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ第4部の主人公だッ!!



読んでいない方にざっくりと説明しますと、「ジョジョの奇妙な冒険」というのは週刊少年ジャンプ誌で1987年から連載が開始され、掲載誌を変えながら現在まで連載がつづいている大人気漫画作品です。第1部の主人公ジョナサン・ジョースターと、その宿敵ディオ・ブランドーの因縁を軸に、舞台と時代を変えながら何世代にも渡る戦いが繰り広げられる物語です。

そのなかで第4部「ダイヤモンドは砕けない」は、架空の街・S市杜王町を舞台に主人公・東方仗助と彼を取り巻く人物たちが描き出す群像劇となっています。ちなみにこのS市杜王町は作者である荒木飛呂彦氏の出身地である宮城県仙台市がモデルとされており、仙台市が刊行した観光ガイド誌「週末仙台」でもS市杜王町をめぐるコースが紹介されているほど。

「ジョジョ」シリーズの象徴とも言えるのが「スタンド」と呼ばれる超能力。スタンドとは主に人型の形態をとる「精神のパワー」であり、これを使いこなすものは人智を超えたチカラを発揮します。ある者は「ほんの5秒間ほど時を止める」ことができたり、ある者は「触れた物を爆弾に変える」ことができたり、ある者は「物体に生命を与える」ことができたり、ある者は「身体を紐のようにほつれさせる」ことができたりします。ときには「あらゆる意志のチカラをゼロにして、決して結果にたどりつかなくさせる」なんていうチカラも。何を言ってるかわからないと思いますが、僕も何を言ってるのかわかりません!

もちろん第4部・主人公である東方仗助も「スタンド使い」です。彼のスタンドはクレイジー・ダイヤモンドという名で呼ばれ、「拳で触れたものを元通りに直す」チカラを持っています。壊れた物を修復したり、傷ついた仲間を治療したりすることができるのです。仗助はクレイジー・ダイヤモンドのチカラを操りながら、杜王町を守るために街に潜む連続殺人犯・吉良吉影を追い詰めていく…といったストーリーとなっています。

↓つまり田中刑事さんは「東方仗助をエキシで演じる」ということですねッ!


Exactly(そのとおりでございます)!!

グレート!グレート!グレート!グレート!



仗助の人物像を語るうえで欠かせないのが特徴的なヘアスタイル。仗助は子どもの頃、高熱によって生死の淵をさまよったことがあります。それはディオ復活により、ジョースターの血を引く者にスタンド能力が目覚めたことによる高熱だったのですが、そうとは知らない仗助が病院に運ばれる途中、雪道にクルマのタイヤがとられて立ち往生してしまったのです。そのとき、見知らぬ学ラン姿の少年が自分の学ランを雪道に敷き、クルマを救い出します。その見知らぬ少年のヘアスタイルを真似たものが仗助の現在の髪型であり、この髪型は自分の命の恩人であり憧れの人物を模した自慢のもの。ゆえに「この髪型」をバカにされることは、何よりも許せないことであり、その怒りがきっかけとなって物語上の大きな展開も生みだされました。

つまり仗助を演じる以上はこのヘアスタイルは「絶対に」欠かせないものであり、だからこそッ!田中さんのツイートでもッ!髪型は隠されているのです、あえてッ!ここまで衣装を模しておいて、髪型のほうをやらないというのはキャラクター設定的に絶対に許されないッ!田中刑事さんはお披露目に向けて必死にリーゼントを作っているはず!

↓田中さんのリーゼントが見たい!

刺激される…!

好奇心がツンツン刺激される…!


はたしてどこまで作り込んでいるものか。この題材でこの衣装を用意する以上、中途半端なことはしてこないでしょう。曲目はピンク・フロイドの「Shine On You Crazy Diamond」か、アニメ版のオープニング曲から「Great Days」あたりか。ジョジョ立ちと呼ばれる決めポーズを盛り込みつつ、髪型をバカにされてキレ、最後は「ドララララ!」のラッシュで決める。そして、どれだけの歓声を浴びても決して「うしろを振り向いては」いけない!横には何故か「S・H・I・T」と言いながらクルクル回る宇野昌磨クンがいたり、よくよく見たら白い学ランの男性とか、ボタンを付け直したスーツの男がいたり、そんなプログラムなのではないでしょうか。非常に期待が高まります。

↓個人的には「Great Days」を推しておきます!


この路線だと2部の「BLOODY STREAM」が見たくなるな!

1部から4部まで、オープニング完全に再現してもいいんやで!


将来的にはS市杜王町出身の人物とシーザーとジョセフの波紋の修行を再現してくれたりするんじゃないかという妄想も膨らんできます。S市杜王町出身のスケーターには大物が揃っていますから、エイジャの赤石を胸につけてイナバウアーするリサリサがいたりするのもいいかもしれません!もちろん田中さんには「波紋の呼吸法(※10分間息を吸いつづけて、10分間息をはきつづける等)」で演じてもらいます!

↓田中さんの準備は整っている!バーーン!!




どうやら田中さんの推しは前から第4部なんですね!

ふたつめのは完全にコミックス36巻の仗助!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ジョジョの奇妙な冒険 36巻
価格:422円(税込、送料別) (2018/5/19時点)



そして田中さんはジョジョだけでなく遊☆戯☆王方面でもご活躍されており、21日発売の「Vジャンプ」誌では、例の「観客からの投げ込まれたリンク・ブレインズ・ボックスを迷わず拾う」の一件から、遊☆戯☆王の話だけを聞くインタビューにもご登場。「魔弾」だの「捕食堕天使」だの「融合召喚」だの意味のわからない単語を並べながら、性能的には微妙なカードを何とか使いこなそうとして努力するさまなど、デュエリストとしての誇りを折り込みポスターいっぱいで熱く語っています。

「Vジャンプ」を開くと、一番最初にペロッとついている紙に「デュエリスト田中刑事」が載っているなんて、目次のページでひときわ大きく「田中刑事」と煽られているなんて、プレイボーイ誌でいったら水着のおねーさんみたいな扱いです!そのうち子ども向け番組のおにーさんとかになっていそうですね!

↓7月号は闇鋼龍ダークネスメタルがオマケでついているということで、デュエリスト的にも熱い!らしい!

田中さんは出演者として「見本誌」をもらっているはず!

インタビューの報酬はカードで受け取るという新システム!


「週刊」「V」のふたつの新ジャンプを手に入れた田中さんは、ジョジョリオンを読んでいれば「ウルトラ」を含めた3種類めの新ジャンプも習得可能でしょう。「ヤング」と「SQ.」と「最強」は正直どうやったら手に入るのかわかりませんが、手がないわけではありません。かつて体操の金メダリスト・森末慎二さんが体操漫画「ガンバ!Fly high」原作で新技サンデーを手に入れたように、フィギュアスケート漫画の原作・監修で新ジャンプを手に入れる未来もあるかもしれません。ナイとは言えない。あってもいいんじゃなかろうか。ぜひそんな未来へと向かっていってほしいもの。フィギュアスケートで勝てるようにはならないかもしれませんが、プロスケーターとしてはステップアップにつながると思います!


ジョジョの話は長いのに遊戯王の話は短いのは、僕の趣味の問題です!