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12:00
2年前のカウントダウンしてきました!

8月25日、東京お台場でパラリンピック開幕2年前を記念したカウントダウンイベントが行なわれました。僕も足を運びまして一緒にカウントダウンを行ない、もう2年、まだ2年という気持ちを高めてきました。「ふーん」という無関心なみなさんも含めてじょじょに気持ちを高めていくべく、僕のお出掛けの記録をシェアしまして、自分もカウントダウンした気持ちになっていただければと思います。

当日は大変な酷暑でお台場についた瞬間に「帰ろうかな」と思うくらいの熱気。この地域ではボートやカヌーの競技も行なわれることになっておりますが、本当にボートやカヌーでよかったなと思わずにはいられません。ボートやカヌーであれば、最悪のピンチが訪れた際には水にドブンで急冷することができますからね。まぁ、塩分不足でけいれんしているときにドブンしたら、そのままブクブクかもしれませんが。

↓会場はお台場にあるイベントホール、暑いので室内に急ぎます!

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会場内ではイベントステージにてカウントダウンステージが行なわれ、周辺では協賛各社が思い思いのブースを出展し、パラリンピック開催への意識を高めていこうと取り組んでいます。商売っ気がないというか、お役所的というか、基本的にはモノを配ることに躍起になるタイプの出展です。お客から何かを奪うのではなく、自分たちが用意した社名入りのグッズを全部配りきったら勝利、みたいな。僕も積極的にモノもらいに走ります。

↓「全部配ってしまいたい」という気持ちがあふれ出るポップ!
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持ち帰る=経費発生!

配り切る=イベント成功!

とにかく全部配ってしまいたいの心!

僕もこういう「成果」と無関係な仕事がしたいです!



出展の傾向としては大きく3つに分けられます。ひとつめは「これがパラリンピックだ!」という知識自慢のヤツ。これは例外的にモノを配らないタイプの出展が多いです。ふたつめは「写真を撮ってSNSに投稿しよう」系のヤツ。企業ロゴや商品ロゴなどが入った背景・手持ちグッズなどとともに記念撮影をして、SNSにアップすると何かがもらえることが多いです。そして3つめが「パラリンピック競技を体験してみよう」系のヤツ。車イスに乗ったり、義足をハメてみたりするヤツです。体験すると何かがもらえることが多いです。

↓知識自慢はこういうタイプの出展!コチラは「これが聖火リレーのトーチだ!」という知識自慢です!
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「ほほぉ」
「ふーん」
「なるほどぉ」
「…で?」


↓あとは実際の競技用具を展示して「見せてくれる」タイプのヤツも!コチラは「これが競技用の車イスだ!」というタイプの知識自慢です!
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「ほほぉ」
「ふーん」
「なるほどぉ」
「…で?」


僕もある程度この手のヤツの場数を踏んでいますので、体験もモノもないブースは華麗にスルーできるくらいの眼力(※自分の得だけを見極めるクズの視線)を身につけています。知らない人に対してはコミュニケーションが強気という性格は、第一声で「ココは何がもらえるんですか?」から聞き込みを始めるというあつかましさとして発揮され、多数の出展ブースから有用なものを選別していきます。

SNS系はほぼ確実にモノがもらえるのですが、若干の難点もあります。それは「自分の写真をアップする」ことを強要される点。「記念撮影をして、タグをつけて、アップしてくれたら何かあげます」はなかなか応じることができない依頼です。「ほほぉ、コレがモノをもらいにきたヤツの顔か…」とか思われそうじゃないですか。

そりゃあもちろん「自分の写真はアップしたくないので、床の写真とかをアップしてもモノをくれますか?」と言えば、それはそれでくれるのでしょうが、それはなかなか恥ずかしいし、交渉も面倒です。「面白いモノを配ればユーザーが勝手にSNSにアップする」というのが本来あるべき姿勢なのではないか?などとブツブツ言いながら、モノもらいのくせに厚かましい態度で厳しくブースをセレクトしていきます。

↓コチラのブースでは「帽子をかぶって、メダルをかけて、表彰台に乗った」写真をSNSにアップせよとのお達し!
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インスタ美女とかならやるのだろうが…。

もらえるものもエネゴリくんタオルとかだし、リスクしか感じない…。


↓コチラのブースでは「東京五輪・パラリンピックのマスコットと写真を撮ってSNSにアップ」すると缶バッジをくれるとのお話!
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バレーボールの会場ではエアーサロンパスを勝手に握らせてくるのに、この日は缶バッジを配る久光製薬!

「仕方なくやってる」感がすごい伝わってくる…!


そんななか、自分の写真をアップしなくてもモノがもらえる好印象ブースも。明治は「おいしい牛乳」の告知出展を行ない、記念撮影をするだけでモノをくれるとのこと。おいしい牛乳の紙パックを持たされまして、記念撮影をしましたらば消しゴムをもらえました。「牛乳くれるんじゃないのか…」という若干の納得のいかなさはありますが、もらえるものならばもらいます。

↓配布は何故かガチャ形式!
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↓うむ、確かに消しゴムである…!
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「牛乳だと腐るじゃないですか」
「こんなイベントで事故起こすのイヤです」
「無事にやり切りたい」
「牛乳はスーパーで買ってください」


↓何故か一緒になって出展していたラグビーワールドカップのブースでは、適当な写真のSNS投稿でラグビーボールのおもちゃをもらえました!
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これはなかなかいいオモチャでした!

壁に投げて遊んでます!



そして本命の体験系。コチラはモノもらいの打率も高く、体験としての価値もあります。車イスに乗ったり、義足をハメたり、やったことないことは体験してみたいじゃないですか。しかし、今回は出展社が互いに調整をしないままにブースを出してきたことで、激しいカブリ感が生まれていました。とにかくアチコチで車イスバスケとボッチャの体験をさせられます。

ラクなんでしょうね、車イスバスケとボッチャは。ヘンな事故の可能性は低いし、ボッチャなんて床にテープ貼るだけですから。僕も会社でどうしてもやらないといけないとなったら「ボッチャがラクです」って絶対言いますからね。ただ、それでカブリ多発となるのはバカバカしい。今後のイベントに向けては協賛各社で話し合いを行ない、まんべんなく各競技をやっていただきたいもの。ラクそうなヤツに逃げるのはどうかと思いますからね!

↓調整しなかったことで車イスバスケの体験が横並びに出展されるドンカブリも!こちらは三菱の車イスバスケ体験ブース!
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↓そしてコチラはトヨタの車イスバスケ体験ブース!
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両方やってみて思うのは、「普通の高さのゴールに投げる」体験をしないと意味がないということ!

「足を使わずに投げたら、ボールが全然飛ばない」という体験をしないと面白くも何ともないです!


さらには安全性を意識するあまり、何の意味もない展示になってしまうケースも。NHKが出展してきたブースでは、パラパワーリフティングの体験展示があったのです。どんな重さのものを持ち上げているのか、その重量感を体験できたら話のタネにもなるんじゃないかとトライしてみたのです。バーベルの両サイドには係員が待機し、一緒に持ち上げてくれるというサポートもあって、僕もヒョィっとバーベルをあげることができました。

ただ、あまりにヒョィっと上がるので不思議に思いまして、「これは試合用のバーベルか」と聞きますと「…いえ、試合用よりは軽いです」と答えます。「ちょっと試しにひとりで持たせてくれ」とひとりでバーベルを握りますと、握った瞬間にわかる軽量感。両サイドに係員がつく必要などまったくなく、振り回して誰かをぶん殴っても安全な発砲スチロール製のバーベルでした。一体、何の体験をさせられたのかと首をかしげるばかりです。

↓「イスに寝て発砲スチロールを持ち上げる」という謎の体験!
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まぁ、本物を持たせるのは危ないだろうが…。

ニセモノならやんなくていいんじゃなかろうか…。


その後、「固定された車イスに座った状態でボールを打ち返す」車イステニス体験、競技用車イスに座ってくつろいでみる体験などの無意味系体験を経て、ようやく新味のある体験と巡り合います。それが朝日新聞が提供するVRスポーツ体験。アスリートの視線を体感できるということで、これはなかなかよさそうだなと思ったのですが…

↓VRっぽいグラスをつけてアスリートの視線を体験!するはずが…
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係員:「どの競技を体験しますか?」
お客:「体操!体操がいいです!」
係員:「体操ですか…」
係員:「体操は、観客の視点を体験する形で…」
係員:「いろんな場所から競技のようすを…」
お客:「ん?」
お客:「クルクルまわっているときの」
お客:「空中の視界を体験できるわけでは」
係員:「ございません」
お客:「あ、そう…」
お客:「じゃ、ボルダリングにします…」


「さすがスポンサー仕事(※お役所仕事みたいな意味)やのぉ…」と思いつつ、協賛各社のブースめぐりは終了。ま、本番はカウントダウンイベントのほうですから、出展ブースはあくまでヒマ潰しです。僕はステージのほうへと移動しまして、カウントダウンイベントの始まりを待ちます。

じょじょに集まってくるアスリートや関係者たちと、妙に熱気のある観衆。僕は趣味で来ているのでいいのですが、こんなに熱気の高い観衆が集まるイベントではないはずなのに、やたらとお客のテンションは高いです。その謎はステージ開演後に解けました。サプライズゲストとして「東京2020パラリンピック競技大会に向けての国際パラリンピック委員会特別親善大使」をつとめる香取慎吾さんが登場したのです。なるほど、言われてみれば客層もそんな感じです。

香取さんはさすがのスターオーラでイベントを盛り上げ、何故か全員でやらされたラジオ体操や、シミュレーション器具を用いたアスリートとのボート競技対決にも挑戦。「勝てるわけないでしょ!」「僕は選手になることを諦めます!」など、若干のあきらめのよさも見せつつ一緒にカウントダウンをしてくれました。本番に向けては「自分がパラリンピックを知ることで、みなさんにも知ってもらいたい」と意気込んでいるそうなので期待ですね。

↓アスリートが掲げた「10キロ減量して決勝進出を目指す!」の目標にかぶせて、「僕も10キロ痩せる!」と宣言する場面も!


それはパラリンピック関係なくすぐやったほうがいいと思う!

年も年だし!



イベント終了後はお台場の観覧車や自由の女神像がパラリンピックカラーである赤・青・緑にライトアップされ、2年前をお祝い。僕はカバンにたっぷりともらったモノ(定規、ラグビーボール、ウチワ、絵はがき、ボールペン、せんべい、消しゴム、ウェットティッシュ、メモ帳、クリアファイル多数)を詰め込み、まずまず満足の帰還となりました。

今後の500日前イベント・1年前イベントにおいては、スポンサー各社のカブリ感を避ける出展内容事前調整と、写真のアップを強制しないモノ配布方式を期待しつつ、引きつづき可能な範囲で参加をしていきたいと思います。こうやって何か参加をすることで、自分の気持ちも高まり、自然と知識や思い入れも深まっていくもの。楽しむための準備、怠らずにいきたいものですね!

↓まだ2年あると思うと、モノもたくさんたまりそうで楽しみです!
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パラリンピックのイベントはモノをたくさんくれるのでオススメです!