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08:00
前澤さん、やっぱり西武をお買いなさい!

「なんだよー、金持ち特有のアレも欲しいなーコレも欲しいなーの独り言かよー」と世間が落胆するなかでも、僕はまだ前澤社長のことを信じています。ZOZOTOWNによる新プロ野球団の創設。現実路線としての現行12球団のどれかの買収。その実現と、ご購入の際には埼玉西武ライオンズをお買い上げいただけることを、僕はまだ心から信じています。

妾候補のライバルとなる千葉ロッテマリーンズ、アレはお止めなさい。あらゆるものが前澤社長の思想とは逆を向いています。「お客様のために」という前澤社長の哲学(※知らんけどそういう人なんだろうと思っている)は、現状の千葉ロッテでは商売の足かせになるだけであり、社長にとっても千葉ロッテにとっても不幸な結婚となる未来が見えています。

4日、日本列島を台風21号が襲っていました。「今日のプロ野球は全滅かのー」と思って眺めたニュースサイトでは、早くも金沢の巨人VSDeNA戦の中止が発表されていました。「マツダはやる気か…」「旭川はさすがに大丈夫だろ…」「むむ、神宮と千葉マリンもやる気だな…」と各地の思いがけないやる気に、僕はイヤーな予感を覚えていました。雨こそ降っていないものの、風は猛烈に吹いています。昨日からわかっていた大荒れが案の定やってきていました。

↓その頃の千葉ロッテときたら「外では練習でけへん」と室内にこもっていた!

気づこう!この時点で何かを気づこう!

何故、毎度毎度「ワンチャンあるかも」と都合のいい未来を想定してしまうのか!


「東京ディズニーランド」とか「東京ドイツ村」とか、千葉県をふんわりと覆う「ワンチャン気づかれへんのとちゃうか」という空気。それは太平洋から打ちつける強風となって一年中千葉マリンを包み込んでいます。僕がパズーなら台風21号接近中でも「行こう、千葉マリンへ!」「僕の父さんはあの強風のなかで里崎を見たんだ!」「父さんはバスで帰ってきたよ!(※京葉線は止まったけど…)」くらい言うかもしれませんが、あいにく僕はパズーではないので、こんな日の千葉マリンは絶対ゴメンです!

↓2015年4月3日には風速14メートル(※最低ライン)という強風のなか「これでは野球にならない」とコメントを残して試合を中止した千葉ロッテ!

ちなみに「これでは野球にならない」と言いつつ、このときも中止を決断したのは16時30分!

その日の気象庁のデータでは、午前中には風速20メートルを超え、16時20分に風速24.3メートルを記録していました!

風速24メートルまで粘っていた千葉ロッテ!


↓いたずらに(※ワザと、悪意で、の意)決断を先延ばししたせいでアントキの猪木は無観客試合で始球式をやったぞ!


朝からビュービュー吹いてたのに呼ぶから!

千葉ロッテは常に「風は止むかもしれない」というワンチャンを待っている!

実際はノーチャンであっても!


↓最近は耐性がついてきて「風速20メートル未満なら全然できる」と思ってるフシも!

そもそも誰だ!こんなところに球場作ったのは!

そして屋根もつけずに吹きさらしにしたのは!

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このような過去の教訓と反省を踏まえつつ、今日も千葉ロッテは「ワンチャンあるかも…」と粘っていました。試合開始の18時15分を迎えるギリまで「神風の逆」みたいなものを待っていました。ユニフォームに着替え、メンバー表を用意し、もう試合を始めるしかないぞというところまで神無風を待っていました。解説のジョニーは「三塁にあげたノックが一塁に落ちてきた」などとポルナレフみたいなことを言っています。

ギリのギリまで粘る千葉ロッテをサポートするかのように、DAZNの中継では「西武・山川穂高の出身地と体格からつけられたあだ名は?」「正解はアグー(沖縄の豚)」という失礼クイズで視聴者を繋ぎとめようとしています。無風はくるのか、くるのか、くるのか!塚原光男・千恵子夫妻以上の強さで、千葉ロッテは「風よ止め!」と願っていました!

↓ちなみにその頃、ソフトバンクの松田は手袋を放り投げて「すごい風」チェック!

顔は「止めようぜ」だけど違うぞ!

プロとしてフライがどこまで流れるのか確認しているんだぞ!

顔と態度で判断しないでください!


18時4分、かねてより風に弱いと評判の京葉線は上下線とも運転見合わせを発表しました。そして18時11分、電車が止まったのを確認のうえで試合中止が発表されました。「ですよねー」としか言いようがない今さらの決断が下されたとき、千葉マリンスタジアムと海浜幕張は陸の孤島と化していました。交通に詳しい人は「リムジンバスで羽田空港まで行けるはずです!」などと王様の脱出路みたいなルートをSNSで教えてくれています。

同じ頃、隣の幕張メッセでは欅坂46がライブをやっていたそうです。そちらはライブをやり切ったうえで客を放り出したそうですが、千葉ロッテは野球をやらずに客を放り出しました。できないものは仕方ないとしても、こんなところに本拠地を構えたそもそもの出発点、毎度こんな形で中止になっているのにまたも神無風を待ってしまった決断の遅さ、しかも野球はやらない。「交通費返せ!」の怒り、ごもっともであります。

↓あまりにも申し訳ないので現場の判断でサイン会をやることにしました!

「電車止まってるけど頑張ってね」
「幕張本郷まで行けば帰れると思うよ」
「40分くらい歩けば着くよ」
「頑張ってね!みんな頑張ってね!」


↓千葉ロッテの鳥越コーチはユニフォームをバタつかせながら平泳ぎで強風をしのぐ!



楽しむなwwwwwww

みんなこれから帰るんやぞwwwwww

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この話をすると、すぐ反論してくる人がいるのです。「試合が続行できるかどうかは審判団が決めることだ」とか「8月28日以降、試合開催の可否は連盟管理となっていてロッテには決められません」などと。なるほど、最終権限は建前上どこか別のところにあるかもしれません。しかし、僕は思うのです。コミッショナーよりも上にオーナー会議が存在するような闇の球界にあって、開催側の意向を無視して決定などくだされるものだろうかと。むしろ「どうせ文句言われるから、無茶な強行や無茶な続行は、どこかよくわからない第三者の仕事にしとこう…」という身代わりではないのかと。仮に自分に権利がなくても、本当にお客様のことを想うなら違う振る舞いがあるだろうと。

↓よしんば第三者が決定するものだとしても、そこは誠心誠意「お客様本位」で進めてもらいたい!
●ZOZO球団にはこうあってほしい
(以下、堺雅人さんのイメージで)
「お客様が試合を楽しみにされている」
「それは本当にありがたいことです」
「遠方からいらっしゃったお客様」
「今日が記念日のお客様」
「どうしてもという方もいるでしょう」
「しかし、私たち主催球団は」
「お客様を守る責任があります」
「すでに猛烈な風が吹いています」
「予報では夕刻から暴風域に入ります」
「至近の京葉線はほとんどの区間が高架です」
「風に極端に弱い路線です」
「お越しになるお客様のご不便はもちろん」
「お帰りになる際の電車の運転見合わせ」
「そのような事態を招くリスクがあるなかで」
「このまま奇跡の無風を待つのですか」
「あり得ない!」
「断じて、否!」
「野球の思い出を、」
「こんな形で汚してよいのですか」
「晴れ渡る夜空」
「夏のぬくもり」
「アーチを描く白球」
「お客様にお見せできる状況ですか」
「今、まさに」
「球場に向かわれている方もいるでしょう」
「一刻も早く決断することが」
「お客様の喜びではないのですか」
「私たちに試合挙行の可否決定権はありません」
「ありませんが、」
「プロ野球を運営する者として」
「お客様の安全を預かる者として」
「本日の挙行は承服しがたく」
「一刻も早い!」
「中止の!」
「英断を!」
「求めるものであります!」

「クソッ!わからずやの狸どもめ!」
「バスを手配しろ!」
「アパ幕張の空き部屋をすべて押さえろ!」
「お客様を陸の孤島に放り出すわけにはいかん!」
「必ず、無事にお帰しするぞ!」


●普通の球団
「台風っすねー」
「キツイっすねー」
「明日はダメですかねぇ」

「やっぱダメっすねぇ」
「ハイ、公式サイト更新」
「本日は中止です…と」


●千葉ロッテのイメージ
「……今日も風が強いのぉ」
「できるかな?」
「できるかな?」
「はてはてふむー」
「できるかな?」
「できるかな?」
「さてさてふむー」
「でも今から中止してもなー」
「ワシらがタダ働きになるだけだしなー」
「そもそも日程も余裕ないし」
「この先もドシャ降りあるかもだし」
「こないだ最終戦を煽って」
「振替試合のチケット売ったばっかだし」
「できるだけやりたい!」
「風は止むかもしれんしな」
「パタッと止むかも」
「嘘みたいに止むかも」
「天気はわからんからのぉ」
「Hey Siri 幕張 天気」
「ほら、見てみぃ」
「この雨雲ズームレーダー」
「雲がちょーうど千葉県上空で割れてる」
「まさにこの谷間に入っとるがな」
「奇跡は起こるよ何度でも」
「諦めなければ何度でも」
「どうせ中止になっても」
「帰るのが大変なのワシらじゃないし」
「もしかして試合できれば」
「ワシらの余計な稼働増えなくて済むし」
「ワンチャンできるほうに」
「賭けたほうが得やもんなぁ」
「少なくとも今より悪くなることはない!」
「よし、やろう!」
「連盟が何と言ってもやろう」
「中止するにしてもギリまで粘ろう」
「とにかく一刻も早く開門しちゃおう」
「せめて飲食だけでもさせたい!」
「もしかしたら客がグッズ買うかも!」
「そうだ!傘とカッパ売ろう!」
「傘とカッパをかき集めておけよ!」
「ホットココアとかも売れるかも!」

「お客様のためにできるだけやりたいです!」
「絶対絶対やりたいです!」
「できます、きっとできます!」
「前もできたことあります!」
「できなかったこともありますけど、」
「できたこともあります!」
「まだ電車動いてますし!」
「ほら、雨も降ってないし!」
「ワシらプロ野球ですよ?」
「これぐらいの風、へっちゃらです!」
「お客様もスタンドで待ってます!」
「絶対絶対やりたいです!」
「え?京葉線が止まった?」
「大丈夫です!まだ京成は走ってます!」
「京成を信じましょう!」

「ダメかー」
「中止だってよ」
「NPBも執念ないのぉ」



「もう絶対ダメだな」と思っても、家族の同意が得られるまで延命措置は続行されるじゃないですか!

絶対同意しない家族みたいな感じなんだと思います!



さぁ、長々と嫌味がつづきましたが、ここで冒頭に立ち戻って前澤社長への提言です。このような状況になってしまうのは、そもそもの立地であるとか環境であるとかの要因が大きく影響しています。千葉マリンがドーム球場で、京葉線が地下鉄だったなら、こんなに頻繁に風強行だの雨強行だのといった事態にはならないのです。

その点、我々埼玉西武ライオンズは安心安全万全です。本拠地は豚の角煮でも作るかのような落し蓋をした全天候型ドーム球場(※猛暑はもちろん、雨や雪も感じられるの意)。そして最寄の交通機関は極めて密接な互恵関係を誇る西武鉄道です。球団と西武鉄道にはホットラインがつながり、「あと5分運休待って」とか「特急出してよー」とかお願いしたり、逆に「18時には電車止めるから中止するなら早く決めて」などの裏情報をもらったり、間違っても「電車が止まったので試合中止決定」などという客の封殺みたいな事態に及ぶことはありません。

さらに密接な関係にある西武バスが、最悪の場合の陸路ピストン輸送にも協力します。フライトに間に合わなかったお客様はプリンスホテルグループがバックアップ。やむなく野宿というケースには、せめてものお詫びとして若獅子寮のカレーを振る舞います。お子さんやお年寄りは可能な範囲で球団施設で預かることもできます。だってあの球場は自分たちのものだから!何なら紅白戦くらいお見せしますとも!

千葉ロッテにできて埼玉西武にできないことはひとつもありません。向こうは「帰りにディズニーランドに寄れる」などと机上の空論アピールをするでしょうが(※ディズニー行く気があるならロッテ行かなくない?)、我らが埼玉西武にはもっと近くてもっと空いてる西武ゆうえんちがあります。前澤社長の千葉への愛着はわかりますが、それは社長の想いであってZOZOTOWNの想いではないでしょう。剛力だって神奈川の出身です。千葉じゃないです。むしろ千葉っぽいですが違うらしいです。全部を千葉にするなんて土台無理なのですから、しっかりと最良の条件を見定めていきましょう。

買うなら西武、埼玉西武。

雨でも風でも電車が走る、埼玉西武。

どうぞイイお買いものをされますように!


ZOZO球団には「電車が動くまでサインを止めるな!」を希望!