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14:30
アジアカップ制覇、いよいよ待ったなし!

金曜の夜の高揚感渦巻くデンカビッグスワンスタジアム。新潟の大観衆は新生日本代表を熱い期待感で迎えてくれていました。相手はロシアワールドカップに出場していたパナマ。3戦全敗で大会を去ったとは言え、ワールドカップまで駒を進めたチームがほぼそのままの陣容でやってきたというのは、相手にとって不足ナシ。新生日本代表がこれからガンガングングンズイズイ上昇していくにあたって、絶好の試金石です。

日本のスタメンはGKに3年7ヶ月ぶりの出場という「ちょっとした服役後」みたいなお久しぶり感を漂わせる権田。DFラインに新生日本代表の左SBを任された佐々木翔(担っているとは言ってない)、世代交代要員・槙野、槙野のところに早く入れたい大型若手・冨安、早くも指揮官の心をつかんだか右SB・室屋と未来への明るい展望が見える新生感あふれるラインナップ。

中盤の下がり目には指揮官の考えをピッチに浸透させる担当・青山と、ワールドカップを知る男(出たとは言ってない)・三竿を並べ、前目には原口・南野・伊東と元気いっぱいな顔ぶれを並べてきました。この3人がこの並びで道を歩いてきたら、ちょっと反対側の歩道に逃げたくなるようなインテンシティあふれる攻撃陣です。そして1トップにはマラソン日本記録を出したほうじゃない大迫が入る形。長友、吉田、柴崎、酒井宏らワールドカップメンバーがベンチで待機するという編成は、隠しているチカラもたくさんありそうで期待感しかわきません。

↓若い!フレッシュ!将来性!槙野が勇退したら完璧!


6月の勝利の唄はまだ脳内で鳴っている!

気持ちよさしかない新生日本代表です!



秋風の涼しさもあって動きやすいコンディションなのか、日本代表の動きは立ち上がりからキレています。積極果敢な攻め上がり、ボールを持ったらまずドリブルで仕掛ける思い切りのよさ、ここぞと見たら迷わずにボールを送っていく決断力。迷ったり、悩んだり、手をこまねいたりする様子がまったくありません。こういうあたりが、新生日本代表になって多くの人が感じている「小気味よさ」なのだろうなと思います。ストレスがないので自然と気持ちも前向きになっていくかのようです。

森保監督も試合中にニッコリ笑顔を見せるなどいかにも気持ちよさそう。ワールドカップのポーランド戦で西野前監督に「向こうの試合でセネガルが負けてる!」と耳打ちしたときの乾物みたいに張り詰めた顔とはまるで違う、余裕たっぷりの構え。DFラインから冨安がズバッと長い縦パスを前線に入れていく場面などは、DF出身の森保監督としても手応えを感じるものだったのではないでしょうか。カメラが森保監督を抜くたびに見える笑顔は、審判への抗議の場面ですら最後は笑顔で締めるほどです。大迫みたいに判定への不服でクチビルブルブルさせる素振りなどまったくナシ!

↓大体ずっと笑ってる森保監督、気分よさそう!


アジアカップもコパアメリカもこの笑顔でいきたい!

笑ってても怒ってても結果が変わるわけじゃなし、なら笑っていこう!


前半19分にはセットプレーから冨安のダイナミックなヘッド(当たらず)、前半23分には深くえぐった室屋がクロスを送って当たれば1点もののチャンスを演出(当たらず)、前半39分には裏に抜ける大迫に向けて冨安からの長くて鋭いパスが一発でチャンスを演出する場面など、チャンスも順調に作り出していきます。「槙野を我慢するより冨安を我慢すべき」「冨安を大きく育てよう、何かやらかしても槙野だと思って」「冨安の失敗は槙野を怒って水に流そう」と、この先10年を見据えた育成にも心が向いていきます。

パナマはこれといった怖さはないものの、セットプレーではなかなか面白い工夫を見せてきます。攻撃時には一直線に選手が並んでマークをつけさせないようにしてから散らばってシュートを狙うであるとか、守備時には壁の後ろに選手をひとり座らせて壁の下を抜かれないようにするであるとか、いろいろ考えていて面白い。聞いていたよりもカウンター狙いということもなく、しっかりボールを持って攻めてきてくれます。お互いに新生感があっていい顔合わせです。

そして試合が動いたのは前半42分。相手のパスを出足鋭くカットした青山が前線で待つ南野へすかさず送ると、南野は相手DFふたりを引きずるようにしてシュートを打ち抜くと、これが決まって先制点!新生日本代表となって2試合連続のゴールは、インテンシティあふれる一撃でした。ゴールに真っ直ぐ向かう姿勢、気持ちいい!

↓チャンスと見れば真っ直ぐゴールに向かう、チームとして前への推進力が高い!


その直後の大迫⇒伊東のアーリークロスからの飛び出しも気持ちいい!

前へ、前へ、前へ、見ていて楽しいチームです!


↓ちなみに縦じゃなく横からボールを送る攻撃には以下の3種類があるので覚えておいてくださいね!

1番の位置から横に送り込むのが「クロス」です!

2番の位置から横に送り込むのが「横パス」です!

3番の位置から横に送り込むのが「センターリング」です!

元日本代表・永島昭浩さんのわかりやすい説明、しっかり覚えておきましょう!




前半は危ないところがほとんどなく一方的な内容で1-0リード。後半のピッチに向かう選手たちは喜色満面です。先制点の南野などは笑いながら後半のピッチに登場し、それがまた強そうでイイ感じ。後半に入ってもわずか1分で相手守備をしっかりコントロールして三竿のシュートにつなげるなど、勢いは衰えるところがありません。前半は青山からの展開が多かったぶん、後半は今度は三竿が組み立てをしていくような多彩さもあり、アチコチから長くて正確なボールが出てきます。相手守備も狙いどころが絞りづらいでしょう。

すると、日本ベンチで川又と初招集の北川航也が交代の準備を始めた後半20分、いいタイミングで日本は追加点を奪います。相手の守備ラインの間で受けた原口がドリブルで仕掛け、転倒しながら最終ラインで待つ伊東に斜めのパスを送ると、そこから伊東⇒南野とポンポーンとつながって一気に裏へ。日本の3選手の動きに翻弄され、待ち受けていたパナマDFは誰を潰すこともできずに抜き去られました。南野のシュートはGKが弾くも、大迫・伊東がしっかり詰めており、最後は伊東が押し込んで美しい2点目!

↓コチラも新生日本代表2試合連続のゴール!

この2点目でパナマさんは半ギレてしまいプレーがラフに!

ヒジ打ち、ボール蹴り飛ばし、ハードタックルなどが始まりました!

少し気持ちよくボコりすぎたかもしれません!


↓さらに日本代表は後半40分、川又がドタバタしている間に相手のオウンゴールが生まれて決定的な追加点!


ドタバタしてただけだけど、点決めた感あふれるガッツポーズ!

チーム全体の推進力があるから最後のコロリが相手ゴールまで届いた気がする!


↓ゴールじゃないです!

ゴールじゃないんで消しちゃってください!

ドタバタしてただけです!


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その後はまったく危なげなく時間を使い切って2試合連続で3-0快勝となった新生日本代表。次戦は世界の強豪ウルグアイが相手ということですが、この勢いで苦手の南米・世界のウルグアイを退けていきたいもの。ここでイイ結果・イイ内容が出るようであればアジアカップ・コパアメリカへ向けて大いに自信になるでしょう。せっかく生まれた希望の芽、大きく育てていきたいもの。「ウルグアイだろうがどこだろうが今なら何とかなるんじゃない?」という前向きな気持ち、しっかり維持して大きく育ちますように!


どんどん強い相手と戦って、どんどん希望を育てていきましょう!