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08:00
やっちゃえ日本代表!

年が明ければすぐにアジアカップの開幕。ここまで絶好調の新生日本代表は年内最後の代表戦も負けなしで走り抜けました。無敗ロードをひた走り、このままアジアの頂点へ。キルギス代表も日本代表の圧倒的な強さに驚いたことでしょう。万が一負けたら「強すぎるキルギスよっ!」と言ってやろうと思っていた回文も、完全に不発弾に終わりました。

日本代表はひとつ前のベネズエラ戦から11人スタメンを代えて臨む形。GKには昨日から日本中を騒がせている人物のような気がするゴーン田、DFラインには気胸だけに長友の穴を埋めたいゴーングループの一角・山中、日産車の渋滞とツイッターを駆使して戦う男・槙野、何となくゴーングループ支配地域下の半島名っぽい三浦、車屋だったらゴーングループっぽいのに車屋じゃなくて惜しい・室屋、と守備陣はゴーン感満載。

さらに攻撃陣もゴーゴーゴーンの構え。レッズ⇒三菱自動車⇒ゴーン会長とつなげようと思えばつながる原口元気、ゴーングループの本拠地横浜のお隣川崎市からやってきた守田、歯に衣着せずインスタで不満を発信していくあたりにそこはかとないゴーン感を覚える男・三竿、ゴーンとともに神奈川で大きく育った伊東純也、ゴーンがルノー入りした1996年生まれ生粋のゴーン世代・北川、ゴーンの右腕と呼ばれたアンディ・パーマー氏が率いるアストンマーティン社のディーラーアンバサダーを務めているということでゴーンの系譜に位置づけられる男・杉本健勇。試合会場もゴーンのライバル・トヨタスタジアムということで、どこを切ってもゴーン感だらけの日本代表です。

↓もはやこれはゴーンJAPANといってもいい!

ゴーン田まで5秒、そこからスタメン紹介を走り切るまで2時間!

「ゴーン田」のせいで無駄な2時間を過ごしてしまった!



そして始まった試合。すると早速の開始2分、新生日本代表はいきなりのチャンスを迎えます。北川がドリブルで持ち上がって中央に送り、杉本が粘って逆サイドに展開、そこに走り込んだ山中が遠目からシュートを撃つと、これがポストにゴーンと当たってそのままゴールへ。山中が見せたタイミングのいい上がりと、精度の高い左足。チャンスを逃さず、代表への足掛かりを作る一撃でした。「あ、もう勝った」という早速の先制点!

↓電光石火!山中、代表デビューから2分で先制弾!

「空港に着いた途端に逮捕された」くらいのスピード感!

日本代表「史上最速弾」はさすがゴーングループの一員です!


完全に主導権を握っての試合となった日本。前半19分には原口のFKが相手GKの手を弾いてゴールにこぼれ、追加点をポロリといただきました。ゴールが決まったのに喜ぶどころか首をかしげるという原口の態度には、新生日本代表としての意識の高さを感じさせます。もっと上を目指すんだ、相手のミスで喜んではいられない…さすがこのあたりはロシアワールドカップを戦ったメンバー。目線はアジアの頂点、そしてその先の世界ベスト8に注がれています。

前半25分にはシュート以外は完璧だった北川のアーリークロス⇒杉本の落とし⇒伊東の反転シュートという美しい攻撃、前半29分にはシュート以外は完璧だった原口のドリブル突破&クロス⇒伊東のボレーシュートというインテンシティあふれる攻撃、シュート以外は完璧だった前半31分の杉本の打点の高いヘッド、シュート以外は完璧だった前半42分の山中の直接フリーキック、と追加点こそないものの鮮やかな攻撃がつづきます。

そして地味なところでも輝きが。中盤の後ろ目に入った三竿、守田のコンビはものすごく動き回るというわけではないのに、いい位置取りと、テンポのいい球離れで日本のリズムを作っています。特に守田。たまに相手の攻撃となった場面でも、守田はわずかな動きで相手の第一の選択肢・縦を消し、相手が第二の選択肢に切り替えるところを読み切って潰しに行き、待ってましたとばかりにボールをカットしてしまうなど、ひとりで三人の動きを無為にさせるような場面も。

攻撃でもただのワン・ツーで走り出すのではなく、ワン・ツー・スリーとひとり間に挟みながら「きっとスリーで自分に戻ってくるぞ」と読み切って猛然と走り込む場面などが見られ、目先の動きだけでなくほかの選手の未来の動きまで読んだうえで最初のアクションを決めているあたりがハッキリと見てとれます。いてほしいところに何故か必ずいる「気が利く」感じ、いつかどこかで「ベルギー戦の最後、俺ならこうするクイズ」の答えを聞いてみたい気がするほど。二手・三手先が見えている選手です!

↓アジアカップへ向けて、またひとつピースがハマッたなという手応えアリ!

周囲へのポジショニングの指示も含めて、バランス感覚絶妙!

動きすぎないあたりも好印象!




前半を2-0で折り返すと、後半に入っても試合は日本ペース。しかし、ここで不穏な動きが。相手FKがゴール前に蹴り込まれた場面で、相手選手との交錯のなかで槙野がピッチにうずくまります。スローで見ると相手選手のヒジと権田のヒザとが両方いっぺんに槙野を襲い、ヘルミッショネルズのクロスボンバーのごとく槙野の頭部を挟み込むようにして強烈な打撃をゴーンと加えているではありませんか。槙野はそのまま負傷退場となりました。

↓なにひとつ覚えていないとのことですが、一応ツイッターやれるくらいには元気!


しっかり休んでアジアカップで会おう!

SNS担当、交通整理、荷物運び、宴会部長、万が一の際の戦犯…槙野にしかできない仕事がたくさんある!


このタイミングで少し流れが悪いと見たか森保監督は一気に4人を入れ替え、顔ぶれをガラリと変えてきます。すると早速采配的中。後半27分、中盤のこぼれ球に鋭く反応した守田は、狭い隙間をダイレクトで縦に通して北川に。北川はこれをさらにダイレクトではたき、裏に抜けてくる大迫へ。途中交代で入ってきた大迫は落ち着いてこれをゴール隅に流し込み、停滞を打ち破る追加点をゲット。北川が狙っていたプレーを大迫が的確に感じたことで、相手DFにはノーチャンスの完璧な崩しとなりました!

さらに、直後の後半28分、まだ先ほどの大迫のゴールのハイライトが終わったばかりだと言うのに、大迫⇒南野⇒堂安⇒中島とポポポポポーンとボールが渡ってあっという間の4点目。大迫のゴールのあとで投入された南野と中島が早速得点を演出するという目まぐるしさ。これがウルグアイにも勝利した新生日本代表の本気なのか。本気を出してみたら「秒で追加点」だなんて!

↓この試合、キルギスは全然面白くなかったでしょうなぁ!


ボール取れないわ、スコスコ抜かれるわ、削ろうにも近づく前にボール離されるわ、気がつけばそこに守田がいるわ!

アジアカップ前に、少しやり過ぎてしまったかもしれませんね!


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結局日本はシンプルながら華麗なサッカーを展開して、前評判通りの4-0大差で勝利。パスだけでもなく、ドリブルだけでもなく、攻めるだけでもなく、個人能力だけでもなく、さまざまな局面でバランスよくチカラを発揮してつかんだ勝利は、相手が弱いということではなく日本が強いのだという手応えを高めてくれるもの。ゴールラインテクノロジーでもあれば後半45分の三浦のヘッドも含めて5-0になっていた完勝・楽勝・圧勝でした。

ワールドカップでアジア最高成績を残し、クラブシーンでは鹿島アントラーズがACLを制し、代表チームはこの強さ。これでアジアカップだけ取りこぼすという未来は、ちょっと考えられません。優勝するだけでなく、どれだけの強さで優勝するかという点に心の課題を置いておきたい…そんな想いで2019年を迎えたいもの。このアジアカップでの優勝が新たな物語の序章となり、2020年東京五輪でのメダル、そして2022年カタールでのワールドカップベスト8につながる…ここからの4年には期待しかわいてきません。そういう気持ちにさせてくれた2018年の日本代表は、新旧ともに素晴らしいチームでした!

ありがとう、お疲れ様、新旧サッカー日本代表!


2018年が始まった頃には考えられないような気持ちのいい年末です!