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12:00
日本を含まない39戦無敗にさしたる意味なし!

「対アジア公式戦39戦負けなし」という触れ込みで、アジア最強・優勝候補の筆頭などと呼ばれていたイラン。なるほどお強い。しかし、その戦績を振り返ったとき、アジア最強を自認するには決定的に足りないものがあります。それは「日本に勝っていない」こと。

イランが強さを誇った直近の数年を見たとき、日本との対戦は2015年10月の親善試合1試合だけ。この試合は1対1の引き分けでしたし、よしんば日本が勝っていても「対アジア公式戦」には含まれないわけですが、少なくとも「イランが日本を上回る」と主張する材料は何もありません。

そして、そのたった1試合の対戦でさえ、終盤にイライラしたイランのアズムン(※アリ・ダエイの再来/イランのメッシ/自称)が清武弘嗣を後ろから蹴り倒し、さらには起き上がった清武さんのユニフォームをつかんで引きずり倒したという、非常に不愉快なものでした。これはちょっとお灸を据えてやらねばなるまい、そんな気持ちで迎えたアジアカップ準決勝です。

↓「よーし、ここで拡散希望でフォロワー増やすぞ!」と選手たちもやる気です!

ちっちゃいヒゲのオッサン大体リツイート欲しがり屋説!

今日も安っぽいです!


日本のスタメンは準々決勝と同じ。GKにはポルティモネンセに移籍が決まり「中島翔哉と同僚になる」と噂されたが即座に中島がカタールに移籍して「権田さんがくるから引っ越そう」みたいな雰囲気になった権田。DFラインには長友・冨安・吉田・酒井の不動の4人。中盤の低めには柴崎・遠藤のコンビ。前線は原口・南野・堂安と並び、1トップにはアジア最高のセンターフォワード大迫が入ります。この試合まで怪我の大迫を休ませることができた、その1点だけでもいかに余裕がある勝ち上がりだったかがうかがえる頼もしい面々です。

↓待望の大迫勇也先発復帰!さぁイランにアジアの盟主が誰なのか教えてやろう!

「北川、よく頑張ったな」
「あとは俺にまかせておけ」
「俺のいない間」
「誰もいないよりはマシだった」
「周囲を活かすプレー、よかったぞ」
「今日は俺が」
「周囲を活かし」
「そのうえで俺自身が点を取る」
「そんな真のセンターフォワードの姿を」
「見せてやろう」

アズムンとやらがアジア最高ですと?

嫌味で代表引退したり、すぐ戻ってきたり、他人を殴ったりするヤツがナンバーワンなわけがない!

見せてやれ、大迫!



そして始まった試合。イランは球際に強く、寄せが速い。日本がボールを持つとすぐに何人も迫ってきて、身体を寄せられます。体格もよく、当たられればグラッときますし、ふたり三人と囲まれれば引っ掛かりもします。しかし、寄せが速いぶん陣形としては崩れがち。局面を突破すればそのすぐそばには広大なスペースが広がっています。強みと弱みは表裏一体です。

そのあたりを補うべく攻撃は低リスクというか、要はボールを奪ったらドカンと蹴って「アズムンさんお願いします」という構え。確かにアズムンは足も速く、テクニックもあり、個人でも突破していくだけのチカラはありますが、それはいつの時代のサッカーなんだという話です。アズムンがメッシやロナウドだと言うならともかく、それでは先を目指すのは難しいでしょう。相手チームに「個で上回るDF」がいたら途端に手詰まりです。

そして、日本にはそれがいた。冨安健洋、20歳。アズムンの突破をことごとく先読みし、食い止めるニュースターが。サイズもあり、高さもあり、速さもあり、読みもある。「アズムンVS吉田」を90分やられたらチョコチョコやられそうだなーという手応えもなくはありませんが、この日の冨安はまさに「完封」と言っていい出来でした。あまりに完封しすぎてアズムンがイライライラン人になっていくことは計算外だったかもしれませんが。

↓唯一のピンチも権田の不用意なパスがカットされたもので、相手にやられた場面はゼロ!


権田のパスから始まったピンチを権田のセーブが救った!

マッチポンプで権田株急上昇!


前半はお互いにチカラを出し合って睨み合いといった構図。チャンスは互いに少なく、中盤での揉み合いがつづきます。しかし、「アジア最強」で天狗にでもなっていたか、確実にイライライラン人の爆発は近づいています。酒井へのヒジ打ちや大迫への後ろ回し蹴り、遠藤も足を蹴られるなど、接触プレーでどうにかしてやろうという荒っぽさが覗きます。立派に見えても中身は中東、いつかどこかで気持ちが切れるでしょう。負ける気はまったくしません。

そして迎えた後半、まさにそうした「中東らしさ」がイランの足もとをすくいます。中盤での揉み合いから柴崎がボールをカットし、これを大迫に素早く縦に入れた場面。大迫は力強いキープから裏に抜ける南野にボールを出すと、イランは体当たりで止めてきます。倒れる南野、転がるボール。イラン選手は「南野のダイブ」を主張するように集団で主審に群がっていきます。

しかし、ただひとり「ダイブだろ!」とイランにケチをつけられていた南野が、まだラインを割らないボールへと猛進していきます。ダイブするマインドの選手には決してできない動きです。すると、それに呼応した大迫はガラ空きのゴール前へと走り込み、ボールをよこせと要求。南野からいいクロスが飛んでくると、高い打点で叩き込みました。周囲を活かし、自分が点を取る、これぞ大迫勇也ならではのスペシャルな先制点!

↓笛が鳴る前にセルフジャッジでプレーを止めるとか、若いですなぁ!


本当に厳しい戦いを経験してきていないから、そういう素人っぽさが出るんでしょうなぁ!

日本が世界で負けていた間、アジアで無双をしていたことで、学び損ねたものがある!




今大会、初失点を喫したイラン。無失点での連勝をつづけていたというのは立派ですが、それは逆境での戦いに慣れていないということでもあります。先制されたあと、どういう工夫をしてどう追いつくのか、引き出しは乏しい。「速い寄せでの体当たり」は時間とともにガス欠になり、体力には自信のある日本のボール回しによって、じょじょに寄せることもできなくなっていきます。

「奪って縦ポン」も先制してリスク回避に重心を置いた相手にそうそう通じるものではありません。イランは明らかに手詰まりとなり、ミドルシュートでしかゴールに迫れないという状況に。「自分たちより強い相手」に勝つ策は、あまり持ち合わせていないようです。

逆に日本は前線の連携した崩しでゴールに迫り、先制点から間もない後半18分には大迫・南野の崩しから、最後はエリア内で倒れ込んだ相手DFの手にボールが当たりました。倒れる際にナチュラルな壁を作るように伸ばした手にボールが当たれば、ボールを叩きにいったわけでなくともハンドは免れません。主審は当初の判定もPKで、VARをじっくり見てからもやはりPKという真っ当な判断です。

↓このPKをエース大迫が決めて、決定的な2点目を奪取!


よーし勝った!

ここから引っくり返すには最低でもベルギーくらいのチカラが必要!

そして、イランにはそのチカラはない!


追い詰められたイランが最後にすがったもの、それは「暴力」でした。まともには奪えないボールを奪うためによりあからさまな体当たりを繰り出し、手で突き飛ばし、素行の悪いアズムンは途中交代で入った室屋との競り合いで「わざと耳をはたく」ような動きまで見せます。やられた室屋が「ウギャーーー!」「ウギャーーーー!」とこの世の終わりみたいに悶えていたのは白々しい感じはしましたが、やった向こうが悪いことは変わりません。カードが出ないと見るや、スッと立ち上がった室屋の白々しさを責めるのはお門違いです!

↓そして日本のトドメの3点目によってイランは完全におブチ切れあそばしました!



原口やっと決めた!

もう試合は終わりです!やる意味なし!終わりだ終わりだ!


残されたわずかな時間の過ごし方で垣間見える人間性。1点でも取って未来につながるものを残すのか、無為に過ごすのか。イランが選んだのは、残された時間でムカつく相手をぶっ飛ばすことでした。始まりは大迫が足を踏まれたことだったようですが、映像では室屋が1対1でにらみ合っていたり、柴崎がアズムンにビンタされていたり、アズムンに詰め寄った長友がヘッドロックされていたり、大乱闘となっています。

14秒で1点を奪うのが世界のチカラだとしたときに、最低でも残り1分以上ある状況で暴力を始めるのは、所詮はアジアレベルといったところでしょうか。乱闘後は残り時間もなく、主審も「打ち切ったほうが幸せ」ということでそそくさと試合を切り上げました。最後の時間を暴力に使ったイランは、アジア最強の看板を恥ずかしながら下ろすことになったのです。

↓「売られたケンカは買うぞ」という顔の南野・室屋コンビはもう少し自重を!


卒業していこう、そういうの!

原口さんも他人を蹴らなくなったぞ!


↓「お前の顔が揉めた原因では?」ということなのか、何故か長友にイエロー提示!

首を絞められたときの顔が面白いからイエロー!

レッドでなかっただけ感謝してくださいね!




これで日本は決勝進出。決勝の相手は優勝候補の一角カタールか、ザッケローニ氏率いる地元UAEか。いずれにしても手強い相手ですが、この厳しい戦いを完勝した日本であれば大丈夫でしょう。唯一の目標・アジア制覇まであとひとつ。勝って、美しく大会を締めくくりましょう!

↓あと、イライライライライラン人のみなさん!みなさんが荒らしているインスタはマラソンの大迫傑さんなので止めてください!

そのほか全国の「osako」さんが荒らされ中!

大迫人違い!


↓荒らすなら真ん中でムカつく顔をしているヤツのインスタにしてください!
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We are JAPAN🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵 #asiacup2019

槙野智章 Tomoaki Makinoさん(@makino.5_official)がシェアした投稿 -


あと後ろのノッポもムカつくと思いますので、どうぞ!

次回はサッカーでの反撃をお待ちしています!


中東・中東・中東、中東だらけのアジアカップを勝ち抜け日本!