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羽生結弦氏LINEスタンプはいいものです!

7日に発売された羽生結弦氏LINEスタンプ。さっそくストアランキングの1位に躍り出るなど大変な評判です。こちらは売上全額が震災復興への寄付となるとのことで、楽しみながらできる復興支援、やらない手はありません。僕も早速、LINEレンジャーを12ステージまでクリアしてためたLINEポイントを使ってスタンプをゲットしました!

↓羽生結弦氏LINEスタンプを使って、元バレーボール日本代表の木村沙織さんとトークを楽しんでいます!
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犬の散歩いってらっしゃい!またあとでね!

いやー、サオリンは返事が早いな!いつも秒でレスがつく!



このスタンプ、すごくイイものです。まずすべてのスタンプに羽生氏の写真が使用されています。よくあるこの手のスタンプでは「写真をもとにしたイラスト」を使用することが多いもの。何故かというと、本人の肖像権の問題は本人が許諾すればOKですが、写真については撮影した人から提供してもらわねばならないからです。写真の持ち主を探し、提供を依頼するという作業が面倒だと「写真イラストでいいか…」となるわけですが、その手間を羽生氏スタンプは妥協なくやっています。まずそこが素晴らしい。実在の人物なんですから写真のほうが断然イイ。

そして、その写真のセレクトも妥協がありません。「羽生結弦名場面集」でありつつ、LINEスタンプとしての使い勝手も考慮し、さらに復興への祈りも込められるよう数ある写真から厳選された「ここぞ」という日のものばかりが使用されています。僕は画像ガチ勢とか衣装ガチ勢ではないので、あまりくわしくはないのですが、その「妥協なきクオリティ」を少しでもお伝えしたい。そして買っていただきたい。そう思わせるほどに、イイ品です。

ひとつでも多くのスタンプを売り上げることができたなら、それだけスタンプで楽しむ人と、寄付の額が増えます。「お前はLINEレンジャーのポイントで買っておいて他人には円で売ろうとするとは…」という冷ややかな視線も感じますが、その罪滅ぼしの意味でも、ぜひお伝えしたいのです。このスタンプの素晴らしさを。スタンプの画像ひとつひとつにちゃんと意味があり、ネタになっているのだという驚きを。「羽生結弦監修」という圧倒的信頼感あるブランド、今回もお見事でした。途中で「オイ、コレ、マジで全部ネタになってるのかよ…」って驚きましたから!スケートも監修も妥協がありません!

↓買ってくれたら別に読まなくてもいいです!読むだけの人も一回どんなスタンプか見ましょう!

以下、スタンプひとつひとつを左上から右下に向かって1行ずつ説明していきます!

もっと画像にくわしい人がいたら、補足してやってください!

チカラを合わせてたくさん売りましょう!


●「忘れない3.11」
2011年4月9日、神戸で行なわれた東日本大震災チャリティー演技会で「白鳥の湖」を滑った羽生氏。震災からわずか4週間後、「復興」の歴史をたどった神戸の地で舞った白鳥の湖は現在の羽生氏の原点であり、スケートへの原動力となるものでした。自分の滑りが誰かのチカラになる、だからもう一度滑ろう。そう思った日のプログラム。以降も折に触れて羽生氏はこれを演じ、想いを強めてきました。「忘れない3.11」というチャリティーの主旨を示すならば、この演目しかないでしょう。
(※追記:コメント欄の情報によりこの画像は2010年のロステレコム杯でのものと判明しました⇒画像掲載記事

●「ありがとうございました」
着ている衣装、メダルの形からこれは2018年のGPシリーズ・ロステレコム杯の表彰式での一コマです。この大会で羽生氏は足を痛め、それでもフリー演技にのぞみました。何故ならこの衣装のプログラム「Origin」を捧げる相手、エフゲニー・プルシェンコ氏の故郷ロシアでの大会だったから。この画像の瞬間、まさしく叫んだ「ありがとうございました!」は羽生氏のスケートの原点であるプルシェンコ氏に捧げた言葉。半生分の重みがある全身全霊の感謝なのです。

●「共に、前へ」
こちらは平昌五輪シーズンにも滑ったエキシビション「星降る夜 ノッテステラータ」、「白鳥」です。ソチ五輪でもエキシビションに「白鳥の湖」を演じた羽生氏ですが、そのときはまだ傷つき立ち上がったばかりだった白鳥が、今度はより力強く羽ばたいていくという復興への祈りをこめた演目。震災により灯りの消えた街に美しく輝いていた星空は、暗い夜を照らす希望の光のように見えたと羽生氏は言います。だからこそ上を見上げ、だからこそ力強く前へと進むのです。
(※追記:ツイッターでの情報からこの「共に、前へ」は仙台市の復興スローガンを意識したものと推定されます⇒関連サイト

●「行くぞー!」
羽生氏のファンの相当数から愛される伝説、2012年ニース世界選手権でのフリー演技。ショート7位発進から、フリーでは演技途中に転倒するというアクシデントに見舞われた羽生氏。しかし、会心のトリプルアクセルで挽回を見せると、懸命の演技をつづけ自身初の銅メダルを獲得します。気迫の叫びとともに終盤のステップに臨んだ「行くぞー!」は、羽生伝説の幕開け、大号令だったのです。
(※追記:ここまで書いておいてあれですが、コメント欄の指摘を受けて見直しましたら、この画像は2011年の全日本選手権のものでした/ニースは姿勢と顔が違った/腰砕けですが、行くぞーの時期が大体その辺であったということでご了承下さい)

<伝説のニース、スタンプにすると意外に普通…!>



●「了解したっ!」
こちらは2018年ファンタジー・オン・アイスでのオープニングの一コマ。おそらくは幕張公演でしょうか。この公演では平昌五輪以来3か月ぶりに羽生氏がジャンプを解禁、トリプルアクセルを披露しました。「みんな、お待たせ」「今日は見せるぜ、みんなの期待に応える演技を!」「わかってるぜ、コレが見たいんだろ!」という2000%の「了解」がこめられているからこその、このドヤァァァァァなのです。この顔ならついでに側転くらいやってくれそうですよね。

●「よろしくお願いします」
この衣装は2016-2017シーズンのフリー演目「Hope & Legacy」のもの。であるならば、これはヘルシンキでの世界選手権の演技始まりのものでしょう。復興への祈りを込めた曲で、今まさに「世界新記録」へと挑むその瞬間。待ってろ自分、超えるぞ自分を。ルール変更もあって永久不滅となったフリー223.20点への挑戦、まさに世界一の「よろしくお願いします」です。

●「少しずつ、苦しみ超えて」

こちらは2015-2016シーズンのエキシビション「天と地のレクイエム 東日本大震災鎮魂歌『3・11』」からのカット。ピアノだけで奏でる鎮魂歌に、すでに金メダリストとなった羽生氏が復興への想いを重ねて滑る。金メダルを取り、世界一となった羽生氏だからこそ、以前よりも力強く、前に進もうと言えた場面だったのではないでしょうか。文字の金は、ゴールドを携えてより力強くなった羽生氏の成長の証です。

●「嬉しいです」
言わずと知れた世界一のプログラム「SEIMEI」。もはや説明不要でしょう。五輪連覇、嬉しくないわけがありません。超嬉しいとき用のスタンプに決まってます!

●「イエーイ★」

こちらは2017年のGPシリーズ・ロステレコム杯での一コマでしょうか。エキシビションの公演を終えた羽生氏は場内にドーンとまき散らされた金テープを拾い、それをスピンで身体にまきつけて遊んでいました。このシーズンはのちに、怪我などでとんでもない苦境に追い込まれながら平昌五輪へと向かっていくわけですが、その直前に見せた貴重な「イエーイ」でした。楽しそう!

●「ごめんね」
これは2017年のJOCによる五輪候補選手への合同研修会での一コマ。胸にかけた赤いIDカードの紐が特徴的ですね。この研修会ではみんなで楽しくゲームを楽しむなどしており、羽生氏がキャッキャウフフする姿がたくさん見られました。ゲームでやらかしちゃった程度の「ごめんね」なので、気軽に謝っていきましょう!

●「祈ってます」
こちらは2012-2013、2013-2014と演じたエキシビション「花になれ」。ただ、顔立ちの雰囲気からはすっかり大人びているので2017年に横浜で子どもたちを前にスケート教室をやったときに披露した際の一コマでしょうか。羽生氏は震災後、この横浜の地のリンクで練習をさせてもらったことがあるそうで、そのときの感謝を込めての演技でした。「後輩たち、みんな頑張れよ!」という羽生先輩からの祈りの場面かもしれないですね。

●「任せて」
こちらは2016-2017シーズンのショートプログラム「Let's Go Crazy」。シーズン当初は白衣装で登場したものの途中から紫衣装に変更になり、その「幻の白」がコチラのスタンプに。「任せて」って言うわりには任されなくてお蔵入りしちゃった感じが、まったく自信のないとき用に使えそうです。

●「待っててください」
これは2014-2015シーズンのショートプログラム「バラード第1番ト短調」。2015年の世界国別対抗戦でのものでしょうか。衣装の青色が試合ごとにだんだん濃くなっていき、最後の国別では真っ青になっていたのを思い出します。このシーズンは練習中の衝突事故、尿膜管遺残症の手術などトラブルつづき。出場が危ぶまれるなかで東京開催の国別にやってきてくれた羽生氏でした。この画像に「待っててください」を重ねるということは、今月の世界選手権へのメッセージと受け取っていいですよね?待ってますよ!

●「お疲れ様でした」
こちらは2018年のファンタジー・オン・アイスでのエンディングでの一コマでしょうか。実質的な座長として公演を束ねる羽生氏は、最後に肉声で観衆にお礼を述べるのが恒例。座長さんも「お疲れ様でした」。

●※テキストなし

こちらも2017-2018シーズンのフリープログラム「SEIMEI」から。これは羽生氏クイズに使えそうな題材です。SEIMEIのこの刺繍は2017-2018シーズンのもの。そして、このシーズンは怪我もあって羽生氏はオータムクラシック、ロステレコム杯、平昌五輪と3回しかフリー演技をしていません。平昌ではネックレスが襟から外に出ていたのでこの画像とは違います。そして、オータムクラシックでは「両方右手袋を持ってきちゃった」ことに演技直前で気づき、素手で演技したので、この画像とは違います!なので、消去法でこのSEIMEIはロステレコムです!

●「電話していい?」

こちらが紫バージョンの「Let's Go Crazy」。元となる楽曲の歌詞にも電話が出てくるのですが、この振り付けをしているとき、原曲の歌詞では「愛の言葉をささやこうと電話したのに、相手が受話器を床に叩きつけた」という場面が描かれます。めっちゃ電話しづらいときに使えそうなスタンプですね。叩き切られる想定での顔してるし!

●「完璧にします」
こちらは2018-2019、つまり今季のショートプログラム「秋によせて」、「Otonal」です。幼い頃に憧れたジョニー・ウィアーさんに捧げるプログラムですので、完璧にしないといけません。しっかりやるという気持ちがこもった一枚です。

●「はぁと」
こちらは2017年世界選手権のエキシビション、俗に「天使のころりん」などと呼ばれる転倒の場面です。この演技で羽生氏は4回転トゥループからオイラージャンプ(当時はハーフループ)を挟んで4回転トゥループに挑戦し、転倒しました。すごくチャレンジングな転倒のあとでこの笑顔、ズルい!



●「え!?」
「ごめん」ポーズと並んで羽生氏がよくする「聞こえないよ」のポーズ。2017年の国別対抗戦で見せた「え?」でしょうか。これをやられたらもっと大きな声で叫んであげましょう。おねだりの合図です。声が足りないとおっしゃられてますよ!

<満足な声量をもらえたらご褒美にもうちょっと滑ってくれるシステム>




●「準備中」
ちょっとどの場面かはわかりかねるのですが、スマホ片手にウォームアップですから、準備中であることには間違いありません。平昌五輪期間の画像だと、猛烈に「準備中」な感じがするのですがはたして…?

●「どうしたの?」
こちらもちょっとわかりかねるのですが、2017年のGPシリーズ・ロステレコム杯でしょうか。この大会で話題になった「ジャージの襟をクチでくわえて脱ぐ」という、羽生脱ぎなるジャージの脱ぎ方をした日の画像ではないかと思っております。だとすると、「何でみんなキャーキャー言ってるんだろう?」の気持ちを乗せた「どうしたの?」ということになるんですかね。どうもこうも、ジャージの脱ぎ方がカッコイイからざわついとるのじゃ!

<イヤホン特定班からの情報をお待ちしてます>


●「がんばったぁ…」
こちらは2010-2011シーズンのフリープログラム「ツィゴイネルワイゼン」。シニアデビューとなるこのシーズン、赤く鮮やかな衣装は敬愛するジョニー・ウィアーさんにデザインしてもらったという大事な品です。このシーズン、羽生氏は全日本4位から四大陸選手権に出場し、初出場でいきなりの銀メダル獲得。演技後にはペタリとへたりこむような姿を見せましたが、シニアのなかで奮闘した羽生少年の、まさしく「がんばったぁ…」という場面です。

●「平和への祈り」
こちらは2016年に盛岡で行なわれた「NHK杯スペシャルエキシビション」からの一コマでしょうか。震災から5年を数えるという年に、「天と地のレクイエム」「花は咲く」を披露し、鎮魂と復興の祈りを捧げた羽生氏。繰り返し何度も、継続してこうした機会を持っていればこそ、同じようなテーマのスタンプにそれぞれ異なる節目の画像を添えられるのでしょうね。継続は未来へのチカラなり、です。

●「春が訪れますように」
そして最後は春ちゃんこと、今季のエキシビション「春よ、来い」で締めました。羽生氏のエキシビションは復興への祈りが常に傍らにあるように思います。いつもどこかにそのテーマを持って、曲を選び、滑っている。このスタンプ画像群について何度も「震災の…」「復興への…」という解説が出てきましたが、一枚も被らずにそうしたたくさんの画像が集まるほど、羽生氏の想いや行動が継続しているということです。もうすぐ震災から8年、まだ春が来たとは言えないかもしれませんが、春よ来いと願いつづけたい、そう思います。

このように全部のスタンプにちゃんと意味があり、ちゃんとふさわしいメッセージが添えられているのが羽生結弦氏LINEスタンプ。その辺の画像を拾ってきてそれっぽく並べたものではありません。「ワシの画像で一番『了解!』っぽいのはどれだろう…」とスタッフと羽生氏が真剣に探し、検討した結果の妥協なき一枚ずつが使われているのです。オークションなどと違ってLINEスタンプなら、誰でも買える程度の額で、買い占めや転売もなく、ひとりがひとつずつの支援をすることができます。フェアで平等でみんなが参加できる楽しい復興支援。この機会を逃したら、羽生氏セレクトの実写スタンプなんてもう手に入らないかもしれません。楽しみながら、復興への支援をしていきましょう!




さりげなくて妥協のないクオリティ、これぞ羽生結弦氏監修作品!