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来年こそは季節グッズ買ってくださいね!

いよいよ来年に迫ってきた東京五輪・パラリンピック。チケットの申し込みもついに今週9日から始まります。申込みに必要なIDの取得、申し込みルールの把握、申し込む競技のセレクションはお進みでしょうか。ゴールデンウィーク直前までどこに遊びに行くか決められずウダウダして、結局は飛行機が取れずに断念するような後悔を抱くのは避けたいもの。行くか行かないかはともかく、未定のままでも突っ込んでいく勢いが大切です。

さて、「あと1年」は楽しみである反面、「もう1年」という焦りを生み出すものでもあります。かねてより実施が危ぶまれているボクシング競技などは、IOCバッハ会長が「いつまで経っても事態が改善しないから、もう今の運営団体じゃなくていいことにするか」と統括団体の変更を示唆するなど、「やる・やらない問題」決着への焦燥も見せています。日本では1年以上も前に山根を処理したというのに、AIBA(世界の山根)の処理はまだ終わっていないなんて。仮に運営団体を変更しても、AIBA側は「予選の停止」等の仮処分を申し立ててくるでしょうから、ボクシングは本格的にダメかもしれませんね!

↓日本の山根はやっつけたものの、世界の山根はまだ粘っている!さすが世界の山根!

あと1年で世界の山根が自浄作用を発揮できるとも、鞍替えした別団体がスムーズに大会を運営できるとも思えない!

よーし、この際ボクシングは排除して、そのぶんの選手枠を空手にまわそう!

ボクシングの選手も空手予選に参加していいですよ!(※コッチは容赦なく蹴るけど)



そんな「もう1年」の焦りに直面しているのは日本国内も同じこと。競技場の設営やスタッフの手配は順調に進んでいますが、国民における五輪ムードの醸成という意味ではまだまだ。ここからが本番という気持ちで、五輪・パラリンピックを身近に感じてもらい、参加する意欲を国民的に引き出していかなければなりません。

そんな「何とかして身近に感じてもらいたい!」という気持ちからなのか、あるいは「ここで稼がないとあとでドヤされる」という焦燥からなのか、「もう1年」に前のめりに突っ込んでいるのが五輪・パラリンピック関連グッズです。五輪とかパラリンピックのグッズと言われたときにパッと思いつくのはピンズ・Tシャツ・タオルあたりでしょうが、今大会のグッズはすでにディズニーとかサンリオの領域に踏み込んできています。

それはさながら「生活すべてを五輪・パラリンピックで染め上げよう」とするかのごとく。過去の大会でも同様に多数のグッズ展開がされてきてはいますが、それはあくまでデザインの話であり「へー、いろんなマグカップが出てるんだなー」みたいなこと。サンリオショップやディズニーストアで感じる「こ、こんなものまで出しとるんか…」という段階には及んでいませんでした。

しかし、東京はやる。断固やる。

その結果、「1年に1回しか使わない」ものすごい狭いゾーンを狙ってしまい、解消の見込みがない売れ残りが発生したとしても構わない。99個余ったとしても、売れた1個がひとつの家庭に五輪・パラリンピックムードを作り出すことができたのなら、それで十分という信念のもとに…!

↓たとえば、大会までにあと1回しかない「こどもの日」専用グッズとかでもね!
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オイ、こどもの日終わったぞ!

これどうする気だ!




定期的にチェックする東京五輪・パラリンピックグッズショップでコレを見かけたとき、僕はついうっかり「勝算があってのことなんだろうな…」と見守ってしまっていました。そして、オンラインショップからの「ワシらゴールデンウィークは休むから、発送は7日以降じゃ」という宣言もうっかり読み飛ばしてしまっていました。

しかし、勝算はなかった。こどもの日はつつがなく終わり、2020年5月5日までこいのぼりとカブトボウを使う機会はなくなりました。「在庫あり」のまま5月6日を迎えたこいのぼりとカブトボウは来年の5月5日まで倉庫で出番を待つことになるのです。「だったら来年売ればよかったんじゃなかろうか」という言葉がノドから出掛かりますが、ひとつでもこのこいのぼりとカブトボウでこどもの日をお祝いした家庭があるなら、それでいい。それが東京の心です。

↓TOKYO2020公式アカウントからの「こどもの日」お祝いツイートでも自前のこいのぼりについてはスルーです!

公式こいのぼりの紹介はしない!

今さらご案内されても、もう間に合わないし!


かつて野比のび太氏は「穴のあいたグラスは何も飲みたくないときに使える」という名言を残しましたが、東京もまた売れ筋とか勝算とかではなく「誰かひとりくらい使うこともあるだろう」という気持ちでグッズを送り出しています。いくつ売れるかではなく、ひとつでも五輪・パラリンピックを身近に感じてもらえる家庭が増えればいいというその一心で。

こいのぼりは間に合わなかったかもしれませんが、あなたの家庭で使いそうなものも、ひとつくらいはあるはず。「そうだそうだ、アレ買おうと思ってたんだよ」などの気持ちをお持ちでしたら、ぜひお買い求めいただければと思います。すごい狭いゾーンにフィットするグッズが多数用意されておりますので…!

↓「そうだそうだ、ダルマ買おうと思ってたんだよ」な方向けのグッズです!

選挙シーズン、合格発表などにご使用ください!

必勝祈願の願掛けにもピッタリ!


↓「そうだそうだ、包丁買おうと思ってたんだよ」な方向けのグッズです!
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外国からの方も飛行機に持ち込めなかったナイフを現地で調達できてうれしい!

岐阜県関市の職人が作ってるけど、東京みやげにピッタリ!


↓「そうだそうだ、のれん買おうと思ってたんだよ」な方向けのグッズです!

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部屋と部屋の仕切りに最高なグッズ、それはのれん!

外国からの方に「のれん」の概念を伝えられる自信はないけれど、日本っぽくておみやげにはピッタリ!




「いろんな種類のはさみ」「いろんな種類のコップ」「いろんな種類のウチワ」など、もちろん定番商品も多数取り揃えている公式グッズ。ビジネスマンにはネクタイやベルト、学生さんにはのりや鉛筆キャップなどの文房具、読書好きの方には玉虫塗の分厚いしおり、ゴルフ好きの方にはゴルフボールもご用意しております。自分の狭いゾーンにフィットする何かがきっとあるはず。どうぞひとつお持ちになって、「あと1年」の気分を盛り上げていってください。もちろんド定番のぬいぐるみとかでもOKです!


2020年はまた忘れるので、こいのぼり使う勢はすぐ買いましょう!