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弱虫ペダルちゃんと読みますかね!

丸ノ内線・新宿駅メトロプロムナードで「ツール・ド・東北2019」の羽生結弦氏×『弱虫ペダル』のコラボポスターを見てきました。世の中のさまざまな告知において頻繁に使用されるこの場所、毎度「出勤途中」というついでのような気安さで初日から乗り込んでおり恐縮ですが「仙台に住んでいる」よりは地の利は薄いでしょうから、「東京め…」などと嫉妬の地団駄を踏むことなく、短めの自慢にお付き合いください。

この新宿駅メトロプロムナードは都庁方面へと向かう出勤者などでにぎわう場所で、広いスペースを活用して映画の告知やスマホゲーの告知、新商品のサンプル配布などが日々行なわれています。以前には、羽生氏×東京西川のポストカード配布なども行なわれた場所です。

壁面に都合8面ほどある掲示場所の4面を使用し、「ツール・ド・東北」のコラボポスターは掲出されていました。2点が羽生氏登場のコラボもので、2点は作中の人物によるもの。それぞれが実際のコースを元としているものだそうで、「南三陸町」「仙台市」と言った地名も記されています。

↓人がいない隙を狙ってサッと取りました!
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「左端の1枚目でご婦人が撮影をしている…」
「強いオーラを感じる…」
「撮影をする間だけでいいから」
「私のカメラの前を」
「歩かないでいただけますかッ!!」
「この壁面ポスターの全体像を」
「何も映り込むことない状態で」
「撮影させていただけますかッ!!」
「道は十分に広いのですから」
「西口方面に向かう際は」
「道の中央を通っていただけますかッ!!」
「…というオーラで人が避けていくぞ」
「よし、その隙に2〜3枚目を撮ろう」

先行する車両を風除けに使うクライマーのように、ご婦人に人払いを託して撮影完了!

無事に全種確保です!


↓その後、自分でもオーラを放ちながら動画で撮影してきました!

距離、長さ、雰囲気、ご堪能ください!

いやー、やはりこのサイズで見ると感慨もひとしおですねぇ!



主人公である小野田坂道と羽生氏が並んで漕ぐ1枚目。アニメ化してもハッキリと羽生氏だとわかるキャラデザはなかなかのもので、さりげなく「自転車選手っぽく」微調整された筋肉の厚みなどもいい感じ。「自転車に乗れない(※乗る必要性がさしてなかったので乗らずに大人になったと考えるべき)」ことで知られる羽生氏が、自転車に乗った姿を見せてくれるのも2次元ならではだなと思います。

↓普段つけているファイテンのネックレスなども再現される細やかさ!

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2枚目では主人公が通う総北高校・自転車競技部のメンバーと羽生氏が並んで立つ姿が。「避難の丘」の表示と、「忘れない。何年経っても。」の文字。こちらは仙台市東部沿岸の藤塚地区を描いたものだとのこと。海抜15メートルの高さに周辺の人が避難できるように整備された丘からは、かつて町だった場所が見えるそうです。

公園として再整備された場所のかつての姿を想う羽生氏と、在りし日に想像を巡らせる総北の面々。羽生氏の肩を抱いているのは、現世代の主将である手嶋純太というキャラクター。心なしか目を潤ませているようにも見える羽生氏の小顔と、「やっぱり2次元の人物は目がとてつもなく大きい」ということを改めて感じさせてくれます。

↓避難の丘の掲示、手前の階段途中には「津波浸水高ここまで」の表示があるそうです。
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↓これでも3次元よりは大きくしているにもかかわらず、2次元より際立って小さい顔!
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キャラ設定はこのなかに入っても「漫画」なのに!

ビジュアルはさすがに漫画ではなかった!




このコラボポスターを見ながら、僕はちょっと残念な気持ちになっていました。一応、誰が主人公で、コレが誰で、羽生氏のコメントにも上がっていた御堂筋クンが「あの勝つ勝つ言ってる彼か」くらいのフワッとした概要はわかるのですが、ここで描かれた場面が作品のどんな背景を元にして、どんな心情を描いているのかは正直わかっていません。

3枚目は「巻島がヒルクライムの手本を見せているんだろうなぁ」、4枚目は「真波は坂道との対決を心待ちにしているだろうなぁ」とかフワッと思うだけで、その奥まで想像したりするほど詳しくないのです。芯に入ってこないというか、コレを作った人たちが仕込んだことを感じられないというか…。

ほかのコラボや羽生氏自身のモノづくりへの姿勢を考えると、相応の意味や由縁があって「誰と」「どこで」「どんな場面」を描くかも決めているはずなのに。「手島はこんな声を掛けるんだろうなぁ」といった想像力を働かせるほどに作品をつかんでいないのはすごくもったいないなと思いました。

60巻を超える作品ですのでコラボ期間にすべてをフォローアップするのはちょっと難しそうですが、せっかくの機会なので、このコラボを楽しむためにも、そして今後「不意に羽生氏と弱虫ペダル話をすることになった」場合に備えるためにも、少しでも内容をつかんでいきたいなと思います。

せっかくチャンピオンを欠かさず立ち読み(!)しているのに、バキ系を読んで終わりではチャンピオンも不本意でしょう。コッチも「バキはもう10年くらい相手が違うだけで内容一緒だな」「烈の腕が克巳にくっつくとかブラックジャック要素まで入ってきてるぞ」「ていうか、烈のクローン作って魂を吹き込めば生き返るんじゃない?」とか思って読み流すだけですし。

これもまた新しい出会いだなと思います。

好きが連鎖して新たな興味や関心を産んでくれたら、人生も豊かになるというもの。弱虫ペダルを読みながらハスカップのスムージーを飲むという、去年の自分なら想定できなかった休日というのも生まれるかもしれません。次回のポスター掲示ではもうちょっと楽しめる自分になりたいです!


とりあえずLINEマンガで頭から読み始めたら加速がついてきました!