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森保監督の続投を支持します!

日本以外の熱戦がつづくサッカーU-23アジア選手権。日本以外が東京五輪の出場権を必死に争うなか、日本は2連敗でグループステージ敗退を決めるという、ホスト国としての慎ましい振る舞いを見せました。鍋パーティーの招待券をビンゴゲームで配っているとき、パーティーの幹事が必死に招待券を取りにいくのはヘンテコですからね。勝っても負けてもどっちでもいい試合ですので、スッキリと負けることができてよかったというもの。

この敗退をキッカケに、いつもの輩が今度は森保監督の解任を声高に叫び始めました。「この人たち、いっつも解任解任って言ってるな」「この30年で支持したのトルシエとハリルホッチジだけじゃね?」「よりにもよってそのふたり」「それよりヒドい指導者ってゴーンしかおらんと思うわ」「日本のこと知らなくてもいいけど、日本に敬意がないヤツは呼んじゃダメ」などとたしなめる僕ですが、熱くイキり立った輩たちの心には響きません。くー、奈良クラブが水増しに使った水でもかけて気持ちを冷やしてあげたい……!

↓1点取られて、頑張って追いついて、でも最後に勝ち越されて負けました!


2試合連続でVARでPK取られるチーム!

「VARで見たらPKになるような止め方しかできてない」ことを反省しないとですね!

こんなん監督以前の問題ですよね!


↓何故かついでにJFAの会長にも解任論が巻き起こる風潮も!

毎日毎日「解任しろ」って言われつづけてる人は田嶋JFA会長と安倍首相くらいでしょうな!

同じ人が両方に言ってるのかもしれませんね!

行動様式が完全に一緒なので!



このように解任論渦巻く状況ではありますが、今回の状況においては森保監督続投が妥当であろうと思います。

というか、基本的には頼んだ仕事を途中で打ち切ることに僕は賛同しかねます。もちろん一番大事な目的というものがありますので、「本大会への出場を逃しそうだ」とか、「背任と横領をしている」とか、「パワハラクソ野郎であった」とか、特段の事情があれば解任も是としますが、基本はやり切ってほしい。だって、サッカーの代表監督なんて最後の3試合くらい間違って勝てば何でも評価される仕事でしょう。「間違って勝つかもしれへんやろ!」と全員思ってると思うのです。チャンスがあると思っているはずなのです。その希望を無慈悲に摘むには相応の状況が必要です。「選手全員からソッポ向かれたパワハラクソ野郎である」とかの。

そして、森保監督の頼まれた仕事に関して、今回のU-23アジア選手権の敗退はまったく影響しておりません。唯一最大のミッションは2022年のカタールワールドカップで好成績を挙げることです。もちろんその重要なステップとして2020年東京五輪があり、「東京五輪世代をステップアップさせてカタールワールドカップで活躍させる」という理想があるのでしょうが、東京五輪には開催国として出場が決定しているわけで、今のところ取り立ててロスした部分はありません。東京五輪での未曾有の注目と経験を携えて、カタールへ行くこと。それは鍋パーティーで言えば「スーパーで買い物をしてから、鍋パーティーに行く」ということです。スーパーに行くことは決まっているわけですから、何の問題もありません。

最初から出ることが決まっている東京五輪の監督をクビにするタイミングは基本的にないのです。ましてや、真の目的はワールドカップであり、五輪も過程のひとつに過ぎないのですから、東京五輪でどれだけ惨敗しようがそれは「解任云々」ではないのです。北京五輪のように「その負けを糧に」してもよく、むしろそういう効果を期待してA代表と五輪代表の監督を兼任させているのです。もしも森保監督の途中解任があるとしたら、カタールワールドカップ予選での危機的成績不振か、「楽器ケースに隠れて密入国したことが発覚」「試合中に記録しているメモ帳に『クソ野郎』などと選手を侮辱する言葉が」「大麻製品約57グラムを密輸」「背任と横領をしている」「インスタのストーリーでエッチな配信を誤爆」など成績以外の理由によるものしかないのです。

↓うむ、技術委員会はハッキリと続投を支持しましたね!よろしい!


会長:「技術委員会に聞いてみる」
技術委員会:「戦い方は間違ってはいない」
会長:「それはよかった」

「合ってるかどうか」はわかんないけど、答え合わせができるのは2022年です!

よほどのことがない限りは解任しませんからね!

解任されるってよっぽどですからね!



そして、ここからは現実の話となりますが、まぁ、正直、男子サッカーにおいて五輪は勝っても負けてもどっちでもいい大会じゃないですか。選手も関係者もファンも「勝てるものなら勝ちたい」でしょうが、一番勝ちたい戦いは絶対にコレではないですよね。五輪とチャンピオンズリーグ被ったらどっちに出るかって言ったら、普通チャンピオンズリーグ行きますよね。いいんです、それで。人生を懸けて、これが生涯最高の舞台だと思って戦う選手がいるだなんて思っちゃいませんから。所詮はU-23区切りの大会ですから。もっと大きな目標を見据えて、ほどほどに頑張ればいい。それはプロを目指す野球青年に対して「甲子園の先もあるからね」と見守るような気持ちです。

コチラとしても、東京五輪でどれぐらいサッカーを見守る余裕があるかという問題もあります。今回は自国開催ということで、基本的には日本の生活時間にすべてが集中します。サッカーをやっている時間には、大抵ほかのことも同時にやっているのです。開会式前に行なわれるグループステージ初戦こそ他競技との被りはありませんが、2試合目の裏では柔道で最注目となる男子66キロ級・女子52キロ級の決勝や、卓球混合ダブルスの準決勝などのメダルマッチを行なっています。同じ団体競技でも金メダルを狙う女子ソフトボールや、男子バスケ、女子バレーの予選が同じ日程です。

さらにグループステージ3戦目となると、柔道や卓球などに加えて、体操の男子個人総合決勝、7人制ラグビーの決勝なども加わってきます。テニス、バドミントンでも注目選手の試合が始まるでしょう。よしんば準々決勝まで勝ち進んだ場合は、陸上男子100メートル決勝であるとか、バドミントンのメダルマッチ、野球のノックアウトステージ、レスリングなどが同時間帯で実施されます。今大会の日程を組むにあたり、社畜に配慮した日本の組織委員会が「日本人が好きそうなヤツを土日に固めてやろう…」と温情采配を振るってくださったことで、「日本で注目の競技がいっぺんにやられる」という事態になっています。テレビは最大で5台同時稼働できる態勢ですが、目は2個しかないのです!

それに、サッカー界にいると忘れがちですが、「男子バスケの八村塁は知っているけれど、男子サッカーの代表は誰も知らない」ってパターン、今回は真剣にあり得ると思います。久保建英くんさん先生の招集に失敗し、オーバーエイジで渋いところをチョイスしたら、世間の大半にとって「ひとりも知らない集団」の試合となるパターンはある。「森島?相馬?1998年かな?」「大迫ちゃうやん」「ど…どナントカ…」「と…とナントカ…」「え!?メッシいるの!?」って本気で思われるくらいの認知度だろうと思うのです。

その意味では東京五輪の男子サッカーは、「すごく好きな人が熱心に見る」くらいの注目度におさまるでしょう。勝ち進めば国民的注目度まで高まるでしょうが、それも「準決勝まで行ったら」という話であろうと。この日程でサッカーをやって「翌日の新聞1面になる」ような展開は、想像できないのが率直なところ。そのぐらいの感じなので、選手・関係者諸氏もリラックスして、ゆったりとやってもらって大丈夫だろうと思います。勝っても負けても大会の盛り上がりにはほぼほぼ無関係だと僕が断言しますので、責任やプレッシャーを感じなくて大丈夫ですよ!気楽に目指そう金メダル、そして2022年カタールワールドカップ!

↓プレッシャーと責任はなでしこが背負うので、男子は気楽に臨んでください!


いっそオーバーエイジで「キングカズ」「俊さん」「本田△」あたりを揃えますか!

注目度だけは上がると思います!



予選で一回死んだと思って、五輪本大会は「儲けもの」精神でいきましょう!