スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

ラグビー

2019年ラグビーワールドカップ先行抽選販売が一段落したので、反省を込めてチケット争奪の激闘を振り返ります。

08:00
ワールドカップを始めるぞ!

「いや、もうすぐ終わりだろ…」と反射的に思ってしまったみなさん、こんにちは。ここで言うワールドカップはネイマールがひとりローリング・クレイドルで地面を転がりまわったアレではありません。2019年、この日本にやってくる一生に一度の祭典、ラグビーワールドカップのことです。

すでに国内でのチケット先行抽選販売は終了し、今後は国内外問わず応募が可能な一般抽選販売・一般先着販売のターンへと移行します。僕自身も開催都市住民の権利などを活用し、複数回の抽選に応募をしてきた結果、ようやく1枚のチケットを確保することができました。しかも、日本戦になるかもしれないチケット、「ジャパンVSオールブラックス」というドリームマッチになり得るチケットをです。完全自宅待機を回避することができ、まずはひと安心といったところ。

しかし、今回のチケット販売は険しいものでした。送れど送れど当たらない。それもそのはず、組織委員会が発表したところによると、先行販売期間の販売枚数が約60〜70万枚であるのに対して、応募は250万枚相当にものぼったとのこと。大会全体での販売目標が180万枚というなかでの爆発的な応募、そして意外に渋かった先行販売枠。需給のバランスがドガチャガで、これでは落選祭りになるのも当たり前です。

「枠さえ開ければ先行期間に全部売れたんちゃうんか…」

そもそもが330億円にものぼる運営費と、140億円にものぼる大会補償料という大規模予算での大会。組織委員会が独自にスポンサーと契約できないことから、費用の大部分はチケット収入で賄う仕組みとなっており、ザックリ言うと「48試合総計約180万枚のチケットを平均価格2万6000円で売り切る」という極めて高いハードルをクリアしなければならない計算でした。しかし、その180万枚を軽々と上回るほどの応募が殺到したというのは、開幕まで1年と迫るなかで非常にポジティブな状況です。

ただ、ここにはなかなかのカラクリがあった。それはこの落選祭りに挑んだ身としてジンワリと感じるのですが、ものすごく「煽る」というか、火をつける仕組みがあったように感じます。なんせ、最終的には「20万円ぶん応募!」みたいな月給飛ばしを僕も実行させられたのですから。誰の参考になるかはよくわかりませんが、なかなかない体験を潜り抜けましたので、一度まとめてお知らせしておきたく思います。

今思えばラグビーファミリーになるのが正解だった

先行抽選が始まったのは2018年1月のこと。この段階で販売されたのはセット券でした。これはひとつのスタジアム、あるいはひとつのチームを対象として関連試合をまとめ買いするというもの。僕はこの時点ではハッキリ言って舐めていました。まさかこんな時期から買うヤツもいないだろうし、いらないチケットや遠隔地の試合まで抱き合わせられたセット販売など手を出さないだろうし、結構な値段だし、「余裕だな」と思っていたのです。

なので、余裕をかましまして一般先行抽選で「味の素スタジアムセット」を狙い、いろいろな国の試合を楽しもうという算段でした。日本の開幕戦はもちろん、フランスVSアルゼンチン、オーストラリアVSウェールズ、イングランドVSアルゼンチンなどのカードも楽しみである、と。「申し込めば必中だろう」くらいの気持ちだったので、全国を転戦することになる日本セットやニュージーランドセット、ちょっと遠い日産スタジアムセットなどはスルーしていたわけです。

ところが、フタを開けてみればいきなりの落選祭り。振り返って考えれば、このタイミングで「ラグビーファミリー最速先行販売に応募すべくサンウルブズのファンクラブに入り、マスターカードを1枚作って当選確率を2倍にする」という最大限の努力をすべきであったと猛省しています。手間が面倒とか、小銭を渋るとか、そういうケチくさい姿勢は本当に行きたい祭りの前では禁物なのであると。

<美しいスタジアムパックチケットたち>



今思えば実家も動員すべきであった

しかし、僕は一度の落選ではまだ真の反省には至っていませんでした。いわゆるバラ券が売り始められた2018年2月の段階でもまだ余裕をかましていたのです。なにせ僕は東京都民。「開催都市住民」なのです。2018年3月には開催都市住民向けの先行販売の機会がありましたので、そこでイケるやろうと踏んでいたのです。このタイミングは東京の人間は東京だけ、という仕組みですので千葉は寄ってきません。埼玉は熊谷へ、神奈川は横浜へと向かいます。ならば十分に余裕であろうと。

そのため実家の両親が「岩手県民」というもうひとつの開催都市住民の資格を持っているにもかかわらず、両親を動員することもしなかったのです。「うへー、電話による遠隔操作であのわかりにくいサイトのID登録をさせるのは絶対ムリ」という気持ちもありましたし、成りすましで登録するのも何かの弾みでペナルティでも喰らいそうで敬遠したのです。

しかし、この抽選もまた厳しかった。8試合もある東京開催、怒涛の申し込みはまさかの全落。日本の開幕戦はさもありなんという感じではありますが、ほかの試合でもハネられるとはまったくの想定外でした。そもそもが「そんなに買うヤツおらんやろ」という意識で舐めていたせいなのですが、この落選祭りになってようやく「あ、ラグビー人気スゴすぎ…」と気づいたのは我ながら遅すぎたかもしれません。

「メインスタンド、バックスタンドの大半が一番高いカテゴリーAに分類されとるな」「日本戦のカテゴリーAは1枚5万円か…」「日本戦は5万円にしておこう」「5万円なら当たると思うわ…」「ニンテンドースイッチ2台買えるで…」「5万円は確実に当たると思うわ…」「あとはまぁCとかDとかにしとこか…」「全部当たったら大変やもんな…」「5万円は確定やしな…」と中途半端なことをしてしまっていたのです。これほどの激戦なら、全試合最大枚数のカテゴリーAで勝負すべきだったのに。

開催都市住民という特権を2世帯で持ちながら、それをまったく活かせませんでした。痛恨でした。

<両親に見せても絶対にわかってくれなそうなチケットの買い方説明動画>



応募したあと「寄付もすればよかった」とまで思っていた

その後、ラグビーチームのOB・OGなどごく一部の関係者向けの抽選販売を経て、最後の先行販売へとターンは進んでいきます。サポーターズクラブ会員先行という、要するにチケット販売サイトのID登録者全員という枠組みでの抽選に落ちれば、この先は全世界誰でも応募できるヒラの抽選へと移行します。

結局マスターカードも作らずにきたケチくさい僕は、とにかく応募試合数を増やして確率を上げることにチャレンジしました。「首都圏開催、土日祝」はとりあえず全部応募、日本戦は当然応募という姿勢。全部当たれば20万円超えという月給レベルにもなる応募は、すでに戦略などなくなっていました。「どっちみち当たらんわ」という捨て鉢になっていたかもしれません。

そんな感じですから、「ご希望のカテゴリーに落選した際、ほかのカテゴリーに空きがあれば自動的に振り替えますよ!」という謎の当選確率アップオプションも、「全試合カテゴリーAで当てられたらいくらの支払いになるんだろう?」などと考えることもなく、無心で「希望する」にチェックを入れていました。最大上振れで計算したら50万円くらいになっていましたが。だいぶ頭に血がのぼってたかもしれません。

冷静に考えると、「当たったら全部購入」「キャンセルするときは全部キャンセル」という仕組みなので、50万円コースで日本戦が当たった場合、そのまま2月給いくしかないというのはかなりチャレンジングな応募でした。にもかかわらず、応募したあともまだ「申し込み時の寄付する?しない?の質問何だったんだろう」「やっぱり寄付しないと当たらないのかな…」「寄付もすればよかった…」とウダウダしているくらい、抽選に熱くなっていました。

結果的には、1試合当選(日本戦可能性アリ)というそれなりのところでしたが…。

<当たる人のところにはすごく当たるという説も>



この仕組みは今後のビッグイベントで活用できそう

いやー、我ながら結構熱くなったものだなと思います。何度も落選を味あわせながら、じょじょに無茶な応募を引き出していった組織委員会の作戦勝ちです。もし、「ここで売っちゃえ」で枠を開放されていたら、なかなかのお買いものになるところでした。ある意味で大変勉強にもなりました。

<たくさんお金を引っ張れそうなイイ作戦>

●まとめ買いのみの最速先行販売を実施(たくさん買わせる)

●ファンクラブ加入などで最速先行チャンスを与える(入会させる)

●特定のカードに加入すると確率2倍(入会させる)

●別カテゴリへの振り替えを許すと確率アップ(安チケット応募を高額チケット空き席に振り替え)

●複数段階の落選を経て「どうせ当たらんから目一杯応募しとこう」と誘導する(大量購入へまっしぐら)

●当選したチケットは全部買うか、全部キャンセルかの二択(ひとつの身体に大量のチケットを販売可能)

●高い席ほど枚数が多い(当選を求めて自然と高額申込みへ)

●「寄付しますか?」の謎の質問(確率がアップしそうで、寄付してしまう現象)

この仕組みは加熱しそうな現場では非常に効果的な仕組みだなと感心します。ケチくさい根性の持ち主すら最終局面では高額応募に走らせたのですから。トータルで考えると、一番最初の段階から最高確率で応募することが、一番安全で堅実な道だったなと思います。東京五輪のチケット販売などの仕組みはまだこれからですが、心に留めておこうと思います。有用ならば、いらないクレカもすぐに作るべきである、と。

今後は9月開始のヒラ抽選へと移行するわけですが、全体で約180万枚の販売があるうち組織委員会への割り当ては約90万枚とのこと。すでにここまでの先行抽選で約60〜70万枚が販売済ということで、さらに狭き門となっています。人気のチケットを取るのは難しいかもしれませんが、僕もあと何試合か見られるよう頑張りたいと思います。みなさんも熱くなりすぎず、応募に励んでもらえればと思います。1試合くらいは見ておかないと、それこそ最大の後悔をするかもしれませんからね。

↓なお、20万円くらい払うと日本戦を含めて良席&食事つきの観戦体験ができるという、接待向けアヤしいサービスもあります!

20万円覚悟の応募をできるなら「20万円で日本戦確定」を買えるはずなのに、何故か手が止まる!

やっぱりじょじょに煽られないとハードルは超えないんだな!

これが人間の心理…!



買える人は、買っちゃえば確実に行ける!最良の道かもしれない!

南アフリカ戦勝利から時が止まっている勢に向けて、ラグビーワールドカップ本番500日前を謹んでリマインドしますの巻。

12:00
ラグビーワールドカップまで残り501日のリマインドです!

ゴールデンウィークが終わり絶望の月曜日を迎えたみなさん、こんにちは。会社に行きたくない、何もしたくないという想いを抱えて見た「山ロさんTOKIO脱退(※一応仮名/ヤマロ)」のニュースは、反射的に「羨ましい情報」にカテゴライズされました。毎週3連休ならこんな気持ちも感じないのに。好きなタイミングで2泊3日のちょうどいい旅行に行けるのに。日本社会には絶望しかありません。あー、金を十分にもった状態でTOKIOから脱退したい。

さて、そんな絶望を引きずりながら時代は動いています。何と来たる5月8日はラグビーワールドカップまで残り500日ということで、先週末は各地でカウントダウンイベントが開催されました。2019年から連続するスポーツビッグイベントの日本開催。2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京五輪・パラリンピック、2021年ワールドマスターズゲーム、その始まりはもう目の前です。

東京五輪の開催が決まったときは、「そこまでは生きるぞ」と決意したものですが、それは「そこまでには何とかしてこの絶望から脱出できてるといいな」くらいの希望的観測を含むものでしたが、ただ年を食っただけで特に状況は何も変わってはいませんでした。これらのビッグイベントが終わったとき、ゴールデンウィークが終わったとき以上の「この先何を楽しみに生きて行けばいいんや」を感じて、床に突っ伏すのでしょうね。

↓終わりの始まりまで約500日!開催が決まったときはあんなに遠く思えたのに、もう1年と少し!

ちなみに2015年ワールドカップでの南アフリカ戦勝利は、2015年9月19日!

そこから今日まで961日!

残り時間はアレから今日までの日数の約半分!



とは言え、正直500日前と言われても「へー」というのが一般的な感覚でしょう。3年前イベント(記憶ナシ)、1000日前イベント(記憶ナシ)、2年前イベント(記憶ナシ)につづく新たな記憶にないイベントのひとつ、というのが多くの人にとっての今。本格的に「おっ」と思うのは100日前か、10日前かくらいでしょう。

しかし、そこまで行ってからでは遅い。すでにこの大会のチケットはラグビーファミリー・フレンズ(ファンクラブ会員等)への先行販売を皮切りに、セット券の一般販売、開催都市住民への先行販売などが順次行なわれているのです。しかも、これが非常に倍率が高く、とにかく当たりません。そして、逆に当たっちゃう人にはまとめて当たってしまい、50万円クラスの高額支払になるケースも。やたらと不都合な販売となっています。かく言う僕も応募できるタイミングでは熱心に応募を行ない、「メインスタンドは5万円か…こんなん誰も買わんやろ。枚数も多いし絶対当選や」と思ってからの落選というのを繰り返しています。

残る先行者有利の抽選機会は5月19日から始まるラグビーワールドカップ日本大会公式サポーターズクラブ会員(無料)向けの抽選くらい。この先は誰でも応募できる一般向け抽選販売へとなだれ込み、どんどんチャンスは減っていきます。いざ大会が始まってみればスカスカという予感もしなくはありませんが、日本戦に行きたいなら今動いておかないといけない…そんな焦りをすでに抱えるようなタイミングなのです。その意味ではこの500日前のリマインドをキッカケに、チケット争奪戦に参加するというのはギリのタイミングでもあるのです。

↓いざ応募しようとすると、翻訳サイトみたいなわかりにくいサイトでのID登録とかが待っているけど!

ギリで手続きを開始すると萎える系のヤツ!

心に余裕があるときに済ませておきましょう!


↓心なしか500日前への関心はスカスカな感じがするけれど、むしろそれをチャンスと考えたい!






「やっぱり、せっかくだから見たい!」勢の機先を制するなら今!

まさか2年前からチケット売ってるなんて「やっぱりせっかく勢」は知らないはず!

南アフリカ戦で止まった時を動かすときがきた!



残り500日というところでもあり、チケット争奪戦も含めて少しずつ本番への関心を高めていきたいところ。南アフリカ戦で時が止まったままでも別にいいのですが、事前に1年くらい関心を持って追いかけていくと、いろいろな楽しみが待っていたりするものです。たとえば、今ラグビー日本代表を率いている監督(ヘッドコーチ)が誰かご存じでしょうか。四択で「A:清宮克幸、B:ヴァイッド・ハリルホジッチ、C:エディー・ジョーンズ、D:フリオ・ラマス」と挙げた場合、正解率は限りなく0%に近づくのではないでしょうか?(ちなみに正解は、四択には入れていないジェイミー・ジョセフ氏です/四択じゃなくても当てられるのが「知っている」という状態です/TOKIOから脱退したメンバーは五択でも当てられるのだから甘えてはいけない)

そのジェイミー・ジョセフヘッドコーチはスーパーラグビー日本チームであるサンウルブズのヘッドコーチも兼任し、すべての機会を日本代表強化のために活かしているわけですが、そのサンウルブズは今季も開幕から9連敗。さらに肝心の日本代表もアジア相手ではいつも通りの無双を展開するも、ティア1と呼ばれる強豪国グループに対してはまったく勝てていない状態。エディー・ジョーンズ氏のもとではティア1から2勝をあげて本番へと向かっただけに、若干の危機感も漂います。もしもこれがサッカー日本代表であれば、コミュニケーションうんたらかんたらという理由での解任待ったなしという段階です。そろそろ解任議論というのも首をもたげてくるでしょう。

そうした出来事を楽しんでいくためにも、この500日前というのは適切な頃合いです。大体、人間というのは「残り1年」という段階で本気を見せるもの。受験勉強とか就職活動もそうでしたよね。解任論も、残り1年あるタイミングだと「遅過ぎるからダメだ」的な批判を受けないものです。遅いより早いほうがイイのは当然ですが、「あ、詐欺だ」と気づいたらどれだけ手遅れでもすぐに解約するのが当たり前なのに、何故か本番2ヶ月前だと遅いと言われる。

その世情を鑑みれば、ラグビーは「適切な時期」に動いてくるでしょう。解任する?しない?のドキドキ感を堪能し、何か事件が起きたら即座に反応しようとするなら、そろそろ目を向けておきたいタイミング。11月に予定されているニュージーランド戦、イングランド戦での「粉砕」があれば大きな動きがあるかもしれない…そんな気持ちでひとつひとつのステップを見守っていくと楽しみもより大きくなるはずです。

そして、毎度繰り返されるルール問題。前回ワールドカップでは日本テレビが「一般の人はラグビーのルール知らんやろなぁ…」「注目を集める方法でルールをお知らせせねば…」「そうだ、セクシーな美女にやらそう」と思い立って、セクシーなルール解説動画を作りましたところ、スケベが表面に出過ぎてめっちゃ怒られるという事件がありました。

直前に勉強を始めれば難しいのは当たり前。あの南アフリカ戦で、最後に日本代表がスクラムを選択したとき「スクラムかーーーー!!」と驚き、震え、感動できる程度にルールを把握するには、そろそろ意識を持っておきたいもの。覚えておきたいなぁと思いながらテレビで試合を見れば、本番へのいい準備になるはずです。

そんな勉強勢のために、ラグビーワールドカップ500日前イベントでは素晴らしい教材が発表されていました。埼玉県熊谷市での500日前イベントに登場した、ラグビー応援アイドルユニットの「KAGAJO☆7」さんが発表した「ラグビールール覚え歌」は、もしもこの歌を覚えることができたならきっとラグビーのルールも覚えられるだろう…という大きな希望を秘めた歌でした。僕は一応のルールは覚えているので、改めて歌で覚えるチャレンジはしませんが、まだ白紙という方にはぜひトライしていただきたい。そしてイイ準備で本番を迎えてほしい。大本番500日前にあたり、僕は心からそう願う者であります…!

↓ルールを直で覚えたほうが簡単な気もするけど、歌のほうが覚えやすいという人にはオススメです!




スクスクスクラム、トトトトライゲットしか頭に入ってこないwww

こんなんラグビーのルール覚えてからじゃないと歌詞が覚えられないだろwww



まだ500日もあるから、ルールを覚えてから歌を覚えても間に合います!

大本番への試金石となる一戦を快勝したラグビー日本代表は、スクラムと堀江のアタマ以外は2019年へ順風満帆の巻。

07:34
いけるぞ2019!ファイトー、イッパーツ!

2020年東京五輪を前にやってくるビッグイベント、ラグビーワールドカップ。その試金石となる重要な一戦で、ジャパンは快勝をおさめました。ワールドカップの大本番で対戦する可能性が高い、ヨーロッパ予選首位突破候補・現在予選首位のルーマニアを33-21で撃破。これがそのまま本番のチカラ関係ではないにせよ、「全然勝てる」という感触を得られたのはいいステップとなりました。

あの2015ワールドカップでの南アフリカ撃破からもうすぐ2年。あそこを頂点とした盛り上がりからすると、少し停滞するような話題も多かった昨今。ヒーロー五郎丸はあまり活躍できない感じの放浪を経てヤマハに復帰し、実質的な日本代表チームであるスーパーラグビー・サンウルブズはほとんど勝てないという状態です。少し、不安になるような気持ちも生まれてきていたところ。

しかし、改めて桜のジャージに袖を通すと、また話は別。ワールドカップ本番会場である熊本県民総合運動公園陸上競技場に降り立った日本代表は、真っ赤なスタンドと大歓声で迎えられていました。真っ赤なジャージと真っ赤なイスがスタンドを埋める光景は、あの熱気が甦るかのようです。

↓どうして、こうなっちゃんだろうというアタマの堀江翔太が日本代表を率いる!

なんだこのデビルマンみたいなアタマは…!

大本番までには坊主にしておけよ!

品のあるスポーツとして売っていくんだから!

デビルマン(1)新装版 (講談社漫画文庫) [ 永井豪 ]

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感想(3件)




まず試合の立ち上がり、開幕のタックルで相手を止めたのは2年ぶりの代表復帰となったリーチマイケル。一時は燃え尽きたのではないかとも心配されましたが、しっかりと大本番に間に合う時期に戻ってきました。品のあるスポーツに似合う、日本と世界の架け橋となる人格者。頼れる真のキャプテンの復帰に、ジャパンにも一般しっかりと芯が通ったような気がします。

序盤は日本が不用意なペナルティを立てつづけに与え、ペナルティキック2本で0-6とリードを許す流れ。ラインブレイクを頻繁に許すふわふわとした感じや、堀江がラインアウトから遠くの地面に放り投げたり、堀江がノットストレート(真っ直ぐ投げないといけない)の反則を犯したりというミスも飛び出し、集中力に欠けるところも。エディー・ジョーンズなら嫌味でも言いそうな序盤戦です。

注目のファーストスクラムでは、ジャパンを30キロほど上回る相手の重量級のフォワード陣の前に、簡単に形を崩されてしまいます。うむ、やはりあの南アフリカ戦のような状態にチームを持っていけるのは、ほんの短い期間だけなのか。あれほどの猛練習と人生を懸けた取り組みは、4年間ずっとキープできるようなものではありません。2年前は君が代唄うだけで泣いてたくらいの仕上がりでしたからね。まぁ、今はこんなもんでしょう。

そんな中、ジャパンがらしさを見せたのは前半11分。ボールが外に出たところから、小賢しさならワールドクラスの田中史朗がクイックスローで相手の陣形が整う前にリスタートすると、大外へと一気に展開し、裏のスペースにキックでボールを送り込みます。ここに走り込んだのは、「品のある槙野」こと山田章仁。30メートルを走り抜け、華麗なダイブでトライ!

↓「そこで跳ぶ必要あるか…?」などと考えてはいけない!山田はこれがカッコいいと考えている!


「おい、お前もう少し内側にこいや」
「真っ直ぐキレイに跳んでどうする」
「コンバージョンのことを考えろ」
「最初から跳ぶ気だっただろ」
「お前はどこのウルトラマンだ」

オイシイところは逃がさない!

「俺が輝く」場面への嗅覚は抜群だ!


山田のノーサポートにより、大外ライン際からとなったコンバージョン。蹴るのは五郎丸…ではなく、スタンドオフの小倉順平。しかし、ここで小倉は難しい角度のキックを真っ直ぐズドンと決めて7-6と逆転に成功します。小倉はスタンドオフとしても攻撃を指揮し、華麗なステップで大型のルーマニア選手を翻弄します。24歳、大本番では全盛期を迎えるだろう年齢。五郎丸とのキッカー争いで、事前番組も作りやすくなりそうな予感で、テレビ界も沸き立つような好素材です。

↓小倉は次々にキックを決め、この日蹴ったキックはすべて成功!

なお、この選手は蹴る前にヘンなポーズはしません!

ヘンなポーズはこれからテレビがいろいろ提案していく段階です!


前半も終わりに差し掛かる頃には、ルーマニアは重くて強いけれども、南アフリカなどの本当の強豪と比べた場合には、「重くて強いだけ」というトータルな強さではないところが見えてきます。スクラムでは圧力負けしてたびたびコラプシング(スクラムを崩してしまう)を取られますが、ジャパンがボールを動かす早い展開で振れば、ギャップもしっかりと突ける。「全然イケる」という手応えがわいてきます。

↓前半37分には11フェーズの連続攻撃から、最後は福岡が華麗な空中回転でトライ!


これには思わず首脳陣も拍手喝采!

2015ワールドカップ、2016リオ五輪を経て、2019日本へ羽ばたく選手!


結局、前半は23-9とジャパンが大きくリードして折り返し。終了間際には、相手をズタズタに切り裂くような連続攻撃も見せ(※反則で得点には結びつかず)、日本の強さが光る前半となりました。その流れは後半に入っても変わらず。後半1分には、小倉の上手いパスからリーチマイケルが相手の裏に抜け出して、そのまま独走でトライ!リーチというよりは小倉のトライと言いたいような、見事な攻撃でさらにリードを広げます。

↓小倉のノールックパスからリーチが気持ちよく独走!


パスを出す前に一瞬チラッと目の前の相手を見たことで、相手は小倉に食いついてしまった!

そして、リーチのスピードでも一度抜けたら追いついてこないというルーマニアの動き!

何か、この相手には勝・て・そ・う!

視線は人を殺すか [ 広野由美子 ]

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感想(0件)




ここからは一転してルーマニアの時間帯に。スクラム崩れる⇒日本の反則⇒ラインアウト⇒モールやスクラムで押し込むというフォワードの重さを活かした展開で、立てつづけにトライを奪われます。この時間帯にはシンビンでひとり選手が少ない状況だったことも響きましたが、この試合を通じてスクラム・モールで押し勝ったという場面は一度もなく、その点では圧倒されたという側面もありました。

とは言え、そこは本番に向けて上げていける部分でもあります。2015年のように低く固く組んだスクラムで何度かあるだろうピンチをしのげば、逆に相手の焦りも生めるというもの。逆にこの試合では、2015年のときはあまり使っていなかったキックでの展開が、日本に流れを生む場面がしっかりと作れていました。120キロの相手を押すのは大変でも、120キロの相手を背走させて疲れさせることはワリと計算ができる戦術です。

「必死さ」が乗っていないヒラの状態での戦いで、しっかりと計算ができる勝利があげられたのは、いい手応えを持てるでしょう。向こうも本番では別のチームへと仕上がってくるでしょうが、同じだけコッチも上げられれば勝つのはコチラということ。2019年での決勝トーナメント進出という目標に向けて、このテストマッチは上々の結果と言えるのではないでしょうか。スクラムと堀江のアタマを何とかすればイケそうです!

↓2019年に向けてガンバレ日本代表!と、ワシのマークの大正製薬も応援しています!


「ファイトー!イッパーツ!」
「って早く言いたい」
「ファイトー!イッパーツ!」
「って早く言いたい」
「ファイトー!イッパーツ!」
「って早く言いたい」
「でもなかなか言わない」
「最後まで言わない」
「ファイトー!イッパーツ!」
「って早く言いたい」
「言いたい言いたい」
「ファイトー!イッパーツ!」
「とっても言いたい」
「ファイトー!イッパーツ!」
「でもなかなか言わない」

じれったいわ!

ガンバレの連呼より、全部「ファイトー!」「イッパーツ!」のほうがスッキリすると思います!

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感想(0件)




熱さ・強さ・品のよさを保って2019年を盛り上げていきましょう!

スーパーラグビー日本チーム・サンウルブズの歴史的初勝利に、先行きの見えない中で頑張るスポーツの尊さを再確認した件。

12:30
先は見えないけれど、頑張るしかない!

23日に行なわれたスーパーラグビー第9節、サンウルブズはホーム秩父宮に同じく新規参戦のジャガーズを迎えました。ここまで7試合を戦って7連敗と苦しむサンウルブズは、その苦しさを振り払うような集中力ある戦いでジャガーズを撃破。長いトンネルを抜けて、歴史的初勝利をあげました。

試合後、キャプテンの堀江は普段のシニカルなキャラクターには似つかわしくない涙を流しました。試合前のインタビューでの「僕らが直接何かをできるわけじゃないけれど、先の見えない中で一生懸命やるしかない立場は似ているかもしれない。苦しいときでも頑張る姿に何かを感じてもらえるような試合をしたい」という言葉。熊本・大分を襲った震災に重ね合わせ、自分自身に言い聞かせるように語った、その言葉通りの試合ぶりでした。

この10日間あまり、たくさんの選手から「僕らは●●なんで、●●を頑張るしかない」という言葉を聞きました。たくさんの元気を生み出し、勇気を与えてきた、そう信じたい。ただ、誰が頑張っても同じように勇気や元気をもらえるかというと、それもまた違う気がする。ゆかりのある者、ともに被害を受けた者、そして「先の見えない苦しみ」の中にいる者。そうした者たちの頑張りこそが、今必要とされている。そういう状況でも頑張ったり、勝ったりするところを、現実として示せる。それがスポーツの素晴らしさであり、できることなんだろうと改めて思います。

2011年の際は、なでしこジャパンが大仕事をやってみせた。あんな勝利を、あんな頑張りを、選手たちには期待したいもの。野球でもサッカーでも相撲でもラグビーでも、競技が何であれ、レベルがどうであれ、そのことの価値は変わらないはず。ひとつでも多くの元気や勇気が生まれるよう、スポーツならではの頑張りに期待したい。そうあってこそ、スポーツが大切にされる甲斐もあるのではないか。そんなことを思うのです。

ということで、スポーツを頑張る姿が何かの貢献になると信じて、23日のJ-SPORT中継による「スーパーラグビー サンウルブズVSジャガーズ戦」をチェックしていきましょう。


◆7つ負けてきた上での今だからこそ、2勝にも3勝にも値する勝利!

赤、黄色、青、いくつもの色のイスと真っ赤なジャージでビッシリと埋まった秩父宮ラグビー場。南ア戦の感動から半年、いまだあの熱気の余韻を反芻する観衆たちが、あの幻を重ねながら男たちを見守る。スーパーラグビー、実質的な「日本代表」チーム・サンウルブズ。ここまで7連敗と勝ち星はないながらも、チーターズ戦では1点差での惜敗、ブルズ戦は3点差、キングス戦は5点差ともう一歩の内容がつづいていました。

しかし、そんな「もう少しだったね」の慰めをガツンと叩き折るように、前日本代表監督のエディー・ジョーンズは「もう少しで勝てたと満足しているようではダメだね。日本は元に戻ってしまった」と厳しい言葉を叩きつけてきます。いつも通りの半笑いで。その半笑いにイラッとする気持ちこそ、日本代表の奇跡の原動力でもあった。前節は「1点差惜敗」のチーターズとの再戦で大敗を喫し、折れる鼻っ柱すらなくなりました。リセットして臨む1ヶ月ぶりのホーム・秩父宮での試合。できれば勝ちたい。そろそろ勝ちたい。いい加減、勝ちたい。そんな一戦です。

↓秩父宮には南ア戦の熱気が充満しているぞ!

ジャージ組は主にコッチ側にいるんやで!

初戦よりもイスの数が増えた気がするが、気にするな!

ラグビー・ワールドカップ2015 日本代表の軌跡 〜歴史を変えたJAPAN WAY〜【Blu-ray】 [ ラグビー日本代表選手団 ]

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感想(10件)




23日はともに新規参戦同士となるジャガーズとの試合。相手はワールドカップでベスト4に入ったアルゼンチン代表をごっそりと抱える、実質的な「アルゼンチン代表」チーム。とは言え、サンウルブズが属する南アフリカグループにおいては下位を形成する互角の相手、のはず。

サンウルブズはキャプテンのフッカー・堀江を中心に、ロックの大野、スクラムハーフの日和佐、センター立川ら「あの日本代表」も多く抱え、さらにトップリーグ・サントリーで活躍するサモア代表・トゥシピシなどを加えた陣容。日本に縁の多い選手も多いだけあって、九州・熊本で起きた震災を悼む喪章をつけて試合に臨みます。少しでも明るい話題を、ラグビー選手にできるラグビー選手なりのエールを。演出の炎を控えたぶん、心に炎を燃やします。

↓義捐金を募る活動も実施!257万円を集めたぞ!

ラグビー協会に金はないので紗栄子比80%の400万円!

しかし、この1試合で集めた善意は紗栄子比51%の257万円!

募金活動を頑張るぞ!


そんな気持ちがプレーにも表れるように、立ち上がりから激しいぶつかり合い。開始1分ではウィングのロロヘアが左足首をグニャッとひねって、抱えられながら退場する形に。ジャガーズ側も激突した選手が頭を打ってピッチに横たわるなど、いきなり長い中断となります。

試合が動いたのは前半5分。ジャガーズの反則で得たペナルティキックをトゥシピシが決めて3点先制。しかし、直後の8分には相手の上手いキックでインゴール付近まで迫られると、身をよじりながらタックルをすり抜ける上手さにやられてトライ献上。つづけざまの11分には大きな展開からばっくりとラインを突破されて連続トライ。3-10と離されます。2トライを献上しながら、相手がコンバージョン2本を外したことで何とか10失点で済んでいる。そんな序盤戦。

↓前半11分、最後は誰もいない空間にダメ元でダイビングするくらいスコーンとやられた!



アルゼンチン強いな!

ダメだと思ってもダメ元で頑張れ、サンウルブズ!


↓一方サンウルブズも前半21分に途中交代で入った笹倉がスーパーラグビー初トライで食い下がる!



ミスのない連続攻撃でもぎ取るトライ!

ゴールも決まって同点!


守りでも奮闘するサンウルブズ、ロックの大野は相手の口と鼻を塞ぐベテランの裏技を駆使して突破を食い止め、押さえられればトライというボールをウィングの笹倉が快速を飛ばして間一髪かき出す。相手のミスには素早く絡みつき、ペナルティを奪う。これがホームのチカラか。集中力の高いプレーで接戦を演じます。前節大敗がウソのよう。

しかし、簡単には勝たせてくれないのがスーパーラグビー。前半の終盤に「パントに走り込んだ選手がキャッチしてそのままトライまでいく」という最初の失点と同じような形でやられ13-15、終了間際にペナルティゴールを許して13-18。結局5点ビハインドで折り返します。

後半に入ると、疲労感もあるのか打ち合いの展開に。43分にはあわや独走トライというラインブレイクを許すも、相手の反則で辛くも逃れるという場面も。ジャガーズにもキックがそのままサイドラインを割り、蹴った位置まで戻されるようなことも。どちらもどちらのミスの応酬になりますが…

↓48分、スクラムからボールを展開しようというところを見事にターンオーバーされて独走トライを許す!


ひっどいけど、そのぶんちょっと笑えるなwww

ここまで見事にカットされたらもう仕方ない!


客席からは「遠吠えをあげて応援する」というオオカミっぽいスタイルの声援もあがり、拍手をもってサンウルブズを後押し。失点したらそのぶんを取り返せばいいとばかりのサンウルブズは、先ほどターンオーバーされたスクラムからの展開でトゥシピシ⇒立川⇒カーペンターとつないで、最後はカーペンターがアピールしながらトライ奪取!取っては取られ、また取っては取り返されるというシーソーゲームがつづきます。

↓トップリーグ・トヨタ所属のカーペンター決めた!サンウルブズ迫ってきた!



ジャパンラグビーのチカラを結集させたトライ!

お客からの遠吠えも一層大きくなる!


↓プライベートで何があったのかと思う、公式プロフィール画像からの変貌ぶり!

好青年から一転、夢を追っかけるバンドマンみたいになったwww

現状に合わせて写真撮り直すべきwww


66分にはトゥシピシのペナルティゴールで26-25と逆転。しかし、69分には相手のペナルティゴールで26-28と再逆転。69分には50メートル以上ある距離からフィルヨーンがドロップゴールを狙うも惜しくも決まらず。それでも72分、トゥシピシが再びペナルティゴールを決めて29-28で再再逆転。初勝利に向けてジワジワと前進していくサンウルブズ。

ジャガーズは集中力を失ってきたか、ハンドリングでエラーが続出。ボールが手につかずに投げるごとにポロッと取りこぼすような状態。14940人の観衆とイスが立ち上がり、まるで南ア戦のような「勝利への期待感」を募らせている。残り5分、残り3分、時間は順調に減り、このまま1点差で逃げ切りだと思ったラスト1分!

↓相手インゴール付近のスクラムから、最後は立川飛び込んだ!サンウルブズ歴史的初勝利を決めるトライ!


よぉぉぉぉぉぉぉし!勝ったぁ!

選手たちも抱き合って涙!

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見ているヒマもなかろうし、今すぐに元気をもらえるなんてこともなかろうとは思いますが、それぞれがそれぞれの仕事をやるなかで生まれたひとつの勝利が、明日への一歩、あるいはその助けとなってほしい。今回こそはという試合でしっかりと勝利をあげてくれたサンウルブズの姿には、大きな勇気をくれたあの南ア戦もダブるかのようでした。球を追いかけて、球を転がすだけの遊びが社会で尊いものされている理由、こういう試合を見ると感じます。そういう意味では、このタイミングまで歴史的初勝利をとっておいた、そんな前向きなとらえ方もできるのかもしれませんね。

↓歴史的初勝利!サンウルブズありがとう!



2019まであの熱気をしっかりつなぐぞ!

2019年、もう一度歓喜の勝利をつかむために!

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見えない未来へ体当たりする姿、世間はラグビーにそれを求めている!

ラグビーワールドカップ協賛くじを買ったら俄然5億円とタダ券が当たる気がしてきて、来月中旬メドで退職待ったなしの巻。

07:00
助けると思って5億ください!

年に15回くらいある鬱の時期がやってまいりました。正月・ゴールデンウィークには自然に治癒する謎の倦怠感で、僕はグッタリとしています。そこで、久しぶりに禁断の薬物に手を出すことにしました。それは梅丹本舗のステロイド入り古式梅肉エキス…ではなく、宝くじです。宝くじに手を出すところまでくると、フモフモはだいぶ参っている。そのようにお考えください。

僕は宝くじを買うことによって、わずかに心の平静を保っています。当たるかもしれないから。5億当たったら大抵の悩みは解決します。5億あったら、好き勝手な放言をして一日中SNSにヘバりついてもいい身分になれるじゃないですか。社会人として即死しない程度に抑制している真のチカラを解放して、むっちゃくっちゃにできるじゃないですか。その夢だけが今の心の支えです。

そんな僕にピッタリのタイミングで発売された新宝くじ、それが「ラグビーワールドカップ2019協賛くじ」。2019年ラグビーワールドカップを応援しながら大金持ちになれるという一石二鳥のクジです。一等前後賞合わせて最大5億円の払い戻しという、ジャンボ宝くじ並みの高額当選が僕の未来にわずかな希望をもたらしています。5億持ってワールドカップを見る、その希望を。

僕には勝算があるのです。それはあなたの脳内でこだまする「へー、そんなくじあるんだ」という声。大した話題にもならず、わずか20日で世間から消えていくこのクジは、圧倒的に競争率が低いはず。まぁクジなので関係ないっちゃないのですが、みんな買ってるより誰も買ってないほうが何となく当たりやすい気がするじゃないですか。

野球をテーマにした勝敗予想よりも、バドミントンをテーマにしたカードめくりゲームよりも、ラグビーをテーマにしたクジのほうが断然当たりやすい気がする。健全・安心・違法性ナシのクジで、僕は来月中旬、幸せになります。そのことを考えて、あと20日だけ頑張ってみよう…今はそう思っているのです。

ということで、裏の手心とかあるんならなるべく加えてもらいたいという期待を込めて、マイ当選番号を予告していきましょう。


◆やっすい週刊誌の広告に出てくるみたいな、大金持ちのイメージ!

4月20日から発売された第693回全国自治宝くじこと「ラグビーワールドカップ2019協賛くじ」。今回の収益はラグビーワールドカップの協賛金となるということで、ラグビーファミリーの一員としても買わざるを得ない。僕はチャンスセンターといういかにも当たりそうな店を目指します。

小屋にちっちゃく貼られたラグビーくじのポスター。おうこれだこれだ。閉じ込められたご婦人にラグビーくじのことを尋ねると、少し驚いた顔で「ございます」とのお返事。僕は早速マークシートを探しますが、どうもそういうのじゃないらしい。勝敗予想とか得失点差とかではなく、タダの宝くじであるとのこと。うむ、簡単で結構。

↓これがラグビーワールドカップくじだ!もしこの記事だけを残してこのブログが消えたら当たったと思ってください!
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この10枚が人生を変える!

もう会社には行かない!

朝から晩までラガーシャツ着て野球とか見るぞ!


もともとは記念というか、薬物のつもりで買っているので1枚ご購入のつもりでした。しかし、それは勿体ないとご婦人はいいます。10枚買わないとハガキがあげられないと。何のことやらわかりませんが、誘われるままに10枚を買うことに変更します。あぁこういう心境に宗教とかはつけこんでくるんでしょうね。弱ってるもんだからツボとかクジとかホイホイ買っちゃいます。

しかし、僕もタダ流されていたわけではありません。連番にしますか?バラにしますか?という問いにはズバッと「バラで」と答えてやりました。よくよく考えたらバラだと前後賞を取れないので、どうやっても3億止まりなのですが、何となくバラを買ったほうが当たる気がする。バカじゃない、バカラでもない、バラです!

↓早くもブレイブロッサムズが僕の高額当選を祝っている!気がする!
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当たったら10万ずつやるぞ!

五郎丸は560万円な!

宝くじ大黒【送料無料!代引手数料無料!】

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感想(1件)




買ってからじっくり裏面を見ますと今回のくじのあらましが書いてあります。売り出す枚数は2500万通、総額50億円。払い戻しは1等3億が2本、前後賞1億が4本、組み違い賞10万円が498本、2等1000万円が4本、3等・4等、200円の5等。そこにナイストライ賞なる謎の賞が10000円×5万本あるとのこと。払い戻し額は23億6480万円。47.3%が戻ってくる計算です。

まぁ宝くじとしては普通でしょうか。ラグビーにいくらいくのかはよくわかりませんが5億でも10億でも足しにしていただきたい。僕も5億をいただくつもりですので、半分持っていかれるワリのあわないギャンブルも気になりません。「本当に宝くじに当たったみたいになっているのは五郎丸だよ」という悪魔の囁き戦術もまったく気になりません。

↓大畑大介氏の何言ってるかよくわからない「私と宝くじ」のトークもまったく気にならない!


大畑:「なにかこう自分の節目のときに」
大畑:「ふっとこう」
大畑:「子どもが生まれたときだったりとか」
大畑:「そんなときに購入さしてもらって」
大畑:「なんかそのなんか」
大畑:「思い出のときに、なにかこう」
大畑:「自分の中でのこうね」
大畑:「購入したことによって」
大畑:「なにか自分の、こう、気持ちを」
大畑:「前向きにできたらいいかなぁって思って」

「なにか」と「こう」ばっかりwwww

全然宝くじに思い入れも思い出もないだろwwwww


↓埼玉県庁の「ぜひこの機会にトライしてみては?」というドヤ顔のダジャレもまったく気にならない!


5億当たる気になって見ると、何でも許せる!

好きなだけトライして!みんなにグッド、ラック!


↓よくよく券面を見ると、水晶とか買ってナオンと一緒に札束風呂に入ってそうなオッサンもいるけど、まったく気にならない!
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右⇒広告に載ってるFXで勝ったオッサン
中⇒札束風呂で舌なめずりしてる広告のオッサン
左⇒広告に載ってる精力ビンビンの薬を薦める師範

札束風呂はそんなに南ア戦に出てないのにめっちゃハイテンションだなって思ったら、半年経ってからジワジワきたwww

まさにこの写真が札束風呂そのものwwww

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とまぁ、僕も5億の期待感でグッと心も温まってきました。さらにお得情報ですが、チャンスセンターのご婦人がおしつけてきたハガキにはさらなるプレゼント情報が。何と、このくじを2000円以上買うごとに、ダブルチャンスへの応募ハガキを1枚くれるというのです。「2000円ごと」じゃなくて「2000円以上」というのは重要なポイント。2万買っても2000円でもハガキは1枚ということですからね。宝くじジジイが2000円ずつ何周もするとは思えないので、宝くじジジイがどれだけ買っても、チャンスの差が生まれない仕組みになっている。非常に夢が膨らみます。

当たるものはラグビーのチケット、ラグビーのジャージ、グルメカタログという3コース。宝くじジジイはグルメカタログしか興味がなさそうなラインナップです。ココで僕がズバッとジャージとかを指名すれば、簡単に当たるんじゃなかろうか。いや、全国自治宝くじなのに味の素スタジアムの試合観戦チケットをあげるという地方無視のAコースか。グルメカタログ以外は応募さえすれば当たる気しかしません。

↓すごく当たりそうな気がする3コース!「東京に住んでる身体のでかいオッサン」しか対象じゃないぞ!
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いっそ、トップリーグのチケット5万枚とか配っちゃえば!

「お好きな試合」を見られるヤツあるでしょ!


↓Cはウナギ・肉・肉というジジイには厳しい重たい食い物ぞろい!コッチもそこそこ競争率低くなるか?

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「ラグビーっぽい食べ物」は結局、肉wwww

野菜とかスイーツとかの気配を消してきたwwww


↓もちろんわかっていると思うけど、ジャージはLサイズのみだからな!
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「ラグビーっぽいサイズ」はもちろん、Lwwww

女性に媚びる気ゼロwwww


↓あと、常識ではあるけれど、応募するときは52円切手を貼ってな!
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切手貼らせるのかよwwww

手数より先に料金を気にしてくれwwww

料金別納郵便 スタンプ サンビー クイックスタンパー 長柄タイプ シャチハタ式浸透印

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どうです、当たりやすそうでしょ。クジのほうはともかく、ハガキのほうは「2000円かかるハードルの高さ」「欲しいものがあまり…」「切手貼るのか」という三重苦によって非常に応募者が少なそうな設定になっている。僕の希望はもちろん5億コースなわけですが、セカンドプランとしてコッチが当たるなら、それでも我慢したい。コッチでラグビーのタダ券が当たるなら、その試合の日までは頑張れる気がするから。

ラグビーワールドカップを応援し、5億の夢を見て、たぶんタダ券がいただける。どうぞみなさんはクジを買うのも、ハガキをもらうのも、ハガキを出すのもお忘れになって、僕の当選にご協力ください。5億当たった暁には、どこかの小さなイベントスペースを貸し切って、ディナーショーでもやらせていただきますので。学校、会社、家庭で辛いことがあるかもしれませんが、ディナーショーを楽しみに生きていってください。僕は5億とタダ券を楽しみに頑張ります!


どっちかだけ当たる場合は5億をお願いします!その金でラグビー見ます!
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