スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

大相撲

大相撲九月場所千秋楽のチケットを4240円払って転売してきたので、気持ちが晴れるまで4500文字ほど愚痴を言いますの巻。

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09:00
究極のチケットは顔!

愚痴を言います。ここ1ヶ月くらいずっと抱えていたモヤモヤを、ガマンしてグッと飲み込んだ記念の愚痴です。我ながら頑張ったと思います。こういうときに人間性は出るな、とつくづく思いました。エライぞ自分。頑張った自分。正義が欲目を上回った真実の人、さすがフモフモナイスガイ。素敵!抱いて!自分のヒザを!アパートの隅で!

(※今日は4240円ぶん愚痴ります)

ことの始まりは先月のこと。大人気でチケット入手困難ともっぱらの噂の大相撲九月場所千秋楽について、僕の相撲仲間グループは「4人応募で3マス当選」という大量チケット入手をはたしてしまいました。五月場所においても「4人応募で4マス当選」という大量入手をはたしてしまったわけですが、その際の反省はまったく活かされませんでした。「今回は1人応募で大丈夫って言ったじゃないですかー!」と僕は他メンバーに猛省を促したものです。当たったことはもちろん嬉しいですが、当たりすぎはそれはそれで困ります。

3マスぶんで12万円あまりに及ぶ支払い。グループにとって必要なのは1マスなのに、残り2マス8万円ものダブつきを抱えてしまった。もしも理想的にコレを解消しようと思うなら、「1万円払って相撲を見たがる人をあと8人集める」しかありません。五月場所の際は、それぞれの知人を誘い、相撲グループが1マスずつに散ってアンバサダー役をこなし、何とか理想的にチケットを消化することができました。その働きぶりは諸葛亮、関羽、張飛、趙雲子龍のごとし。相撲愛によって新人を大量に集めてくる有能な営業マンのようでした。

しかし、二度目は厳しい。

「人生で1回は見たい!」と思っている人はそれなりにいるのでしょうが、「つづけざまに2回見たい!」と思っている人はそんなにいないでしょう。最高齢のグループリーダーが「死ぬ前に一度は」「冥途の土産に」「同窓会を兼ねて」という口説き文句で旧い友人を集め、僕の友だちがもう一度一緒に行ってくれるというありがたい友情もあり、2マスを埋める見込みが立ちました。友よ、きてくれてありがとう!相撲楽しもうね!きてくれて本当にありがとう!

そして浮いた1マスは諸般考慮した結果、僕の手元に残ったのです。4万円あまりのチケットを抱え、しばしためらいの時がつづきます。もしかしたら土壇場で集められたりしないだろうか、という理想論。両親に相撲でも見せてやろうか、という親孝行論。人気の千秋楽なら転売で儲けられるんじゃないかという邪念。そして、公式のリセールにコレを放出し、本当に相撲を見たがっている人にマスを譲ろうという相撲愛。悩むことなくリセールやろと他人事なら思うわけですが、何故そんなに悩むかと言うと…

↓公式リセールに出すと手数料が10%かかって何もしていないのに4240円取られるから!
1
うへー、マイナス4240円!

4240円あったらほかのものが買えるな…。

たとえば、水着とか!



僕はまだチケットを受け取ってもおらず、誰に電話したわけでも、誰にメールしたわけでもありませんが、システム上の名義書き換えで10%も持っていかれる。「せめてホテルみたいに1ヶ月前まではキャンセル無料とかないですかね…」とうなだれます。あー4240円、4240円。手数料その他が返してもらえるのは朗報でしたが、マス単位の販売によって「4人ぶんの10%」が僕の財布にのしかかってくるのは非常に厳しいものがありました。本番では最高齢のオジさんに寿司と獺祭をおごってもらいたい気持ちです。

(※ずーっと愚痴だなぁとお思いでしょうが、今日は4240円ぶん愚痴ります)

一応、一応の参考までに、決して邪念に負けたわけではありませんが、チケット転売相場についても確認はしました。うまく売りさばけば1マスが6万円くらいに化けそうな相場でした。とは言え、転売が成立するとは限りませんし、そこにトラブルがないとも限りません。そして何より、そういう行為に手を染めるようなことがあれば、自分の良心が傷つくという気持ちがありました。

で、一応、一応の参考までに、チケット買取業者の見積もりも取りました。「明日までに持ってきてくれたらこの値段で買いますよ」という返事に書かれていた買い取り金額は……2万6000円でした。安っ!そこからどんだけ乗っけて売りさばく気や!あんまりな提示に、改めてチケットを売ったり買ったりしている連中への憎悪は真っ黒に燃え上がりました。「潰れろ!潰れろ!潰れろ!潰れろ!」とマスの人数ぶん唱えてから、迷惑メールフォルダにブチ込んでやりました。

そのような周辺調査を経て、ついに僕は行動を起こしました。自分の良心を守るための値段だと思えば、4240円は耐えられない額ではないと。安いとか平気とか大丈夫とかはこれppppppっぽちも思ってはいませんが、金の問題ではないのです。「金でチケットは買えても、アタシの心まで買えると思うなよ!」と転売撲滅の祈りをこめて、決断のボタンを僕は押したのです。

↓いけ、僕のチケットよ!公式リセールという再生の道へ!

2

さようならーーーーーー!!

よんせんにひゃくよんじゅうえーーーーん!!


↓旅立ちから10分後、チケットは誰かにもらわれていった…!

3

早っ!!

僕の4240円、大事にしてくださいね!!

あー、4240円あったらアレもコレも買えたのに!!

たとえば、たまご100個とかね!!

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リセールに出してから思ったのは、せめてツイッターか何かで「余ったヤツをリセールに出すぞ!」と予告でもしておいて、時間指定で出品すればよかったなということ。そうすれば、一度僕の手元にきた意味も生まれたかもしれなかったですし、買った人にも喜んでもらえたかもしれないなと。そこまで考えが至らなかったのは次回の反省として、4240円ぶんの痛みを胸に刻もうと思います。

このような悲劇と愚痴を生まないためにも、チケット販売業者は社会の公器として転売撲滅(および同じグループに当てすぎない)に取り組んでいってほしいもの。そのためにこそ僕の4240円を使ってほしい。買ったときに一度手数料払ってるんだから「戻すときにももう一回金取る」的なシステムはどうかと思いますし、それで本当に転売撲滅への取り組みをしていると言えるのかと思います。健康保険のように購入者全員からすこーしずつ最初に取っておけないものかと。4240円損してまで正規のルールでチケットを戻すナイスガイなんてめったにいないと思いますよホントに!強く改善を求めます!

(※4240円ぶんやりますよ、断固やる!自分たちが勝手に集団で応募しただけだろという文句は聞き流しています!)

そして、チケットという従来型の枠にとらわれるのは、もうやめましょう。物品の形なら「売っていいだろ?」と思う人が出るのは当たり前です。あの紙キレを持っていることが重要なのではなく、「行きたいと思って買った本人である」ことが本質なのであって、紙キレはその証明書に過ぎないわけでしょう。証明書を債権のように売りさばくことを許してはいけないのです。

昨今は電子チケットの取り扱いも増えてはいます。バスケのBリーグなどはスマホのアプリでチケットを購入し、当日はその画面を見せるという仕組みも導入しました。電子チケットなら他人にもインターネットで転送できたり利便性も高いです。ただ、それでもまだ本質ではありません。電子チケットでもまだ「何らかの証明書を持っている人」に重心があります。「証明書を持っていようがいまいが、その本人」に権利が付与されている、その本質に近づいていかねば。

僕の結論は「顔」です。

チケットを買うときに、全員に「顔」を登録させるのです。面倒だったり、それはイヤだと言うなら買わなくて結構。どうしても見たいものがあるなら、それぐらいのことをしてもらわないといけません。公演会場に「授乳室」や「車イス席」があるのが当たり前であるような当然の備えとして、人気公演こそ顔登録&顔認証をするのが当たり前という社会の圧力をかけていきましょう。

そして本番は「顔認証のみ」でゲートチェックをします。厳格な本人確認を導入した先進的事例であるももクロちゃんのライブでいつも思っていたのが、「結局最後に顔認証するなら、最初から顔認証だけでよくない?」ということ。もちろんバグであるとか認証間違いとかのケースもあるでしょうが、その際は登録済み写真との目視比較であるとか、本人確認書類のチェックなどをすればよいだけ。基本は「顔」だけでゲートを通過できるのが一番正しいと思います。

顔は絶対に忘れません。スマホはときどき忘れますが、「うっかり顔を家に忘れてきてしまいましたわー」なんてマヌケは全世界にひとりもいないでしょう。お前はアンパンマンかと。不幸にも事故によって顔が変形するようなことがあったとしても、それは仕方ないところ。事故でチケットが燃えたり、事故でスマホを失くしたりするよりは確率も低いでしょうし、そこまでいったらイベントどころではないでしょう。

本人確認書類やスマホは金次第で転売もできるでしょうが、「顔」の転売はムリです。もし転売があるなら逆に石原さとみさんの顔を買います。「顔」なら再入場時のチェックも簡単になり、ブラックライトに反応するスタンプとかもいちいち押さなくてよくなるでしょう。「顔」ならテロリストの事前把握もできるかもしれません。出入り禁止になっている不届き者への対処も可能となるでしょう。

「金払ってどこかに入る」のですから、顔ぐらい登録したってバチはあたりません。安全保障のためにはそれぐらいしてもいいはず。どうせそんな人気公演なんてやるのは大きなアリーナとかなんですから、必要な設備としてカメラ等は施設側に導入させましょう。監視カメラや自動ドアだって施設側で買ってるわけでしょう。顔認証を最初から施設側に買わせれば、みんなでそれを利用できて結構じゃないですか。

↓東京五輪では顔認証でスタッフ・関係者のゲートチェックをするらしいので、客もそうしていきましょう!

五輪で導入、民間が利用!

「顔」以外認めない世界になれば転売も撲滅に近づく!

究極の顔パス、それが未来の形!

僕の4240円を使って未来をよりよくしてください!!

僕は欲しかったドリルを我慢します!

技術には限界がありますから、トラブルは起きるでしょう。それでも「その辺の兄ちゃんが1秒か2秒で券面を見てチェック」よりは精度が高くできるんじゃないでしょうか。子ども用チケットで「どうもありがトーレス」と入場していく不届きな大人とかもいるっていうじゃないですか。券っぽいものを持ってさえいればノーチェックの現状よりマシになる気しかしません。結局、券面チェックも手荷物チェックも顔を見ているんでしょう。長年の勘で「この人ヘン!」と妖気を感じるかどうかが勝負で、荷物自体はまるっきり見ないじゃないですか。

スポーツのビデオ判定にはトラブルもありますが、ビデオ判定を導入して前より悪くなったなんて事例は聞き及びません。顔認証もトラブルはあるでしょうが、今より悪くはならないと思います。僕の4240円と、そしてこれから先に生まれる「お金を払ってチケットを他人に譲る」人の手痛い出費が、未来につながる投資になることを祈ってやみません。以上、買うときの出費には無頓着だけれど、捨てるときの出費は粗大ゴミのシールですら惜しくなるケチ野郎からの、4240円ぶんの愚痴でした!

↓千代大龍とまでは言わないんで、4240円欲しいです!
<何らかの事情で金がいる千代大龍>


<おかげさまで金をもらった千代大龍>
相撲をやる⇒お金をもらえる!

チケットを手放す⇒お金を払える!

ちなみに41本懸賞金もらうと120万円くらいです!

そこから4240円くれ!


ご清聴感謝します!4500文字ほど愚痴ったので1文字約1円計算!

大相撲チケット販売に見る相撲人気のかげりを受け、「出る出る詐欺」より「出ない出ない誠実」を目指すべきと感じた件。

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12:30
「出ない出ない誠実」を目指せ!

先日、大相撲九月場所のチケットについて最速先行抽選の結果発表がありました。五月場所においては相撲仲間グループと協力して最速先行およびチケット販売サイトでの先行抽選に複数の応募をした結果、4人応募で千秋楽を4マス当選という極めて処理に難義する結果になっていました。それを受けて相撲仲間内でも大いに反省をしまして、「今回は最速先行だけに応募しよう」と絞り込んだわけですが、今回は「4人応募で千秋楽が3マス当選」しました。う、うーむ。

幸い最速先行サイトであるチケット大相撲においては、公式リセールサービスというものがあり、チケットキャンプがない今でも余ったチケットを売りさばくことは可能です。しかし、リセールの際にはチケット価格の10%というアホみたいな手数料を取られる仕組みとなっており、今回で言えば1マス4万円ほどしますので「余らせた瞬間に4000円ロス」みたいな状況になります。オークションで言えば「仕方なく定価割れで出品」みたいな話。今後は入魂の一人応募でいかざるを得ないなと、大いに反省しています。

それもこれも問題は豚少年(※オオカミ少年みたいなもの)の出る出る詐欺がやり過ぎの域に達したからにほかなりません。筆頭たる稀勢の里は昨年五月場所からの連続休場記録を8場所に伸ばし、横綱になってから全部出たのは1場所だけという体たらく。「オーロラ」みたいな存在となって(※見られたらいいなぁ/見られなくても文句言うなよ?の意)、完全にチケット代の対象外扱いとなっています。土日に稀勢の里を見るには初日を買うのが最善手ですが、初日からいないというパターンも8分の4であり得るという、ちょっと手を出せない豚少年です。

↓なお、今場所も「赤ちゃん抱っこと撮影4人マスC席」の売り込みには稀勢の里が小さく登場!出そうな雰囲気を醸し出す!

赤ちゃんは抱っこする、が、相撲を取るとは言っておらん!

何だろうこの「強いお相撲さんに赤ん坊が抱っこされると丈夫に元気に育つと言われている」という売り込みのウソ感は!

先に稀勢の里を誰かに抱っこしてもらうべき!


↓巡業・大相撲大田場所の宣伝は出るんだか出ないんだか、悲報なんだか幻なんだかというビジュアル!
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九月場所直後の10月頭にこの3人が元気に揃うだろうか!?

不安なので、あらかじめ「ダメなら赤いペンでバツをつけても違和感のないデザイン」でポスター作っておきましたよ!

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去る名古屋場所は「館内のエアコンぶっ壊れました。てへぺろ」というYeah!めっちゃ嫌がらせモードのなかで、稀勢の里(※全休)、白鵬(※支度部屋でコケて休み)、鶴竜(※横綱ふたり休んだのでその流れに乗って休み)、栃ノ心(※親指を痛めて休み)と上位陣がドミノ倒しのようにバタバタと休場となりました。「エアコンぶっ壊れてても裸だから大丈夫だろ!」「熱中症対策には塩を舐めるべし」「力水もゴクゴク飲むべし」と無駄に暑さにだけは強いはずなのに、最大の暑さ対策は夏休みだとでも言わんばかり。

その体たらくは九月場所へと色濃く影を落としており、何と最速先行を担うチケット大相撲においては、僕の相撲仲間に千秋楽を3マス振り分けたのみならず、「平日のチケットに関して二次抽選を行なう」と言ってきました。割り当てぶんをさばけず、手元で余ったのでしょう。こんなことは近年トンと記憶にない事態です。東京場所でこれでは、いよいよ相撲ブームというものも下火だなと言わざるを得ません。

こうした事態となって改めて思うのは、やはり豚少年はイカンなということ。僕個人がチケットを取りやすいのは結構なことですが、普通の感覚の人が豚少年に遭遇してしまったら次回は大いに購入をためらうだろうなと率直に思います。どれだけ食事やグッズ、館内の散策が魅力的であったとしても、やはり大相撲の金看板は横綱です。横綱を見られない大相撲はオーロラの出ないフィンランドのようなもの。それはそれで楽しい旅行にはなるでしょうが、心の片隅に「ワシは何をしにココへ…?」「別の国でもよかった説」「オーロラが出てからくればよかった」と残る違和感は、止められない人情です。

逆に言えば、横綱がいさえすれば「土俵入り」というセレモニーがあり、横綱による結びの一番という特別な取組があり、そこそこの満足感が得られるわけで、そこは「満足」の分岐点だろうと思います。特に、頻繁に足を運べるわけではない人には、人生初かもしれないその1回に横綱がいるかいないかは大きな差であろうと。もし「今場所は豚少年ですよ」と事前にわかっているなら、人生初は別のタイミングに繰り合わせるから、先に言ってくれてもよかろうもんと。

「事前にわかるかボケ!」
「支度部屋でコケて怪我するなんて完全に想定外」
「相撲には怪我やアクシデントがつきもの」
「こんなに暑いとは思わなかったし…」
「そもそも相撲は上位陣だけのものではない」
「無名の力士を発掘するのも乙なものだぞ」
「イニエスタさんよりはマシだろ」
「アレは絶対に事前にわかってたからな」
「最初からおらん予定の日を黙ってたんや」
「アウェーの試合なんて巡業みたいなもの」
「イニエスタさんが出るわけないやろ!」
「むしろイニエスタニワカにとっていい勉強」
「商品は試合であって、イニエスタではない」
「こういうこともあると学ぶべき」
「さぁ、ヴィッセル神戸をお楽しみください」
「ちなみにポドルスキも休むぞ!」

……みたいな意見が正論であることは僕もそう思いますが、長い目で見たときにどうかなとは思います。期待通りにはならない場合があるなら、それをなるべく誠実にお知らせし、ただしそれを補うだけの準備があるとアピールすることも忘れず、十分な覚悟を持ってご来場いただけるようにつとめてもいいんじゃなかろうかと。「出る出る詐欺」と揶揄されるのは、ギリギリまで出そうな雰囲気を醸してくるからでしょう。「出ないかもしれへん」とわかっているなら、先に一言伝えるだけで詐欺とは言われなくなるのにもかかわらず。

僕は未来を見据えるものとして、「出ない出ない誠実」をこそ提唱したいと思います。

それはたとえば「右足に深刻な怪我を負っており、自分が企画したイベントではあるのだけれど、自分自身はプレーができません」とか「右足に深刻な怪我を負っており、イベントに出演を予定はしているけれども、飛び跳ねるプレーはできません」というようなときに、まだまだチケット絶賛発売中であったとしても、それを隠さずに発表するような姿勢です。「ご期待どおりにはできませんが、それでもよければ買ってください」と誠実にお伝えすることです。

それでもいい、それでも十分に楽しめると思って買ったチケットなら、発表どおりに立ってお話するだけであったとしても「出る出る詐欺」などとは言われません。逆に、当日まで懸命の回復につとめた結果として、思いがけず右足の状態も良かった場合に、予定外のプレーを見せてくれたりしたなら、得したような気持ちにさえなるのです。

「できないかもしれないが、もしかしたらできるかもしれないので、ギリギリまで黙って頑張った結果、できない」のと、「できるかもしれないが、もしかしたらできないかもしれないので、あらかじめできないだろうことをお伝えし、ギリギリまで頑張った結果、やっぱりできなかった」のとでは、その納得感において天地ほどの差があると僕は思います。「出ない出ない誠実」は、仮に本番で事前告知と違ってしまったとしても、むしろ未来への信頼を積み上げる行為であると。

今後は「出ない出ない誠実」をこそ目指していってほしいもの。約束できないものは約束できないと示し、ただしそれを補う策はあるとお知らせする。状況は好転する一方であり、後出しでの悪いお知らせは避ける。それはやろうと思えばできることなのです。アクシデントはあるにせよ、努めることはできるはずなのです。信頼と誠実に勝る戦略はない、それを強くお伝えしつつ、誠実な出ない出ない告知をお願いしたい……僕はそう願うものなのです。




オーロラが出ないなら行かんかったわ、は不幸な別れかただと思います!

大相撲五月場所千秋楽観覧で、そんなつもりじゃないのに「大相撲の写真撮るの下手クソ選手権」を開催してしまった件。

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12:00
栃ノ心、大関昇進おめでとう!

去る日曜日まで執り行なわれていた大相撲五月場所は、横綱・鶴竜が先場所につづく優勝をはたし、また関脇・栃ノ心は13勝という好成績をあげて大関昇進を確実にしました。栃ノ心の奮闘は本当に見事なもので、左上手をとったときの圧巻の強さは大関を飛び越えて横綱級にも感じるものでした。強かった、見事でした。

昨年末からつづいたゴタゴタも貴乃花が平伏することで一応の落ち着きを取り戻し、世間の「棒」も日大アメフト部のほうが面白いのでそちらに向かいました。来場所は新大関誕生という明るい話題もありますし、大相撲も心機一転の頃合いです。「棒」的にはもう少し春日野親方をフルスイングしたいやり残し感などもあったかもしれませんが、それをも栃ノ心が拭い去っていったかのよう。まだ半分という段階ですが、2018年は栃ノ心イヤー、栃ノ心に救われる一年となったと言えそうです。

↓ということで僕も千秋楽の観戦に向かいましたので、今日はそのお出掛けの記録です!
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本来なら月曜日に報告せぇという話なのですが、飲みすぎて寝てしまいました!

相撲を肴に飲む酒は美味い!(※都合10時間ほどの宴会)


今回まず向かいましたのは、このところ盛り上がりを見せている国技館周辺でのイベント。「Oh!!相撲市」と題された誰でも参加できる館外のイベントは、回を重ねるごとに本気度が増してきています。それと対照的に館内はだんだん寂しくなってきていますが、まだまだ満員御礼がつづくくらいには人気のある大相撲です。入れない人でも楽しめるものがあるのはとてもいいこと。特に今回は、いい記念になる出展もありましたので僕の期待感も高めです。

↓なんと、懸賞旗や巨大マカロンなど相撲関連アイテムを持って記念撮影ができるとのこと!
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「SNSにアップして友だちに自慢しようぜ」というお誘い文句!

揉めた相手との文書のやり取りはファックスでするけど、友だちへの連絡はSNSで!

↓おおっ、これがあの有名なもち吉の懸賞旗!
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↓懸賞袋の束も登場!千秋楽結びなら100万円以上のカタマリ!
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↓ピエール・エルメ・パリの刻印入り巨大マカロンや巨大雪駄も!
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こちら全部で8種類のアイテムがあり、好きなものを持って撮影できるとのこと。僕はせっかくの機会なので懸賞袋とマカロンを両手で持ちたいとワガママを言ってみます。この時点では「撮影は1カットですよね…」と思っていたのです。しかし、係のかたは「1個ずつ持ったらどうですか?」と逆提案。持ちたいだけ持って撮りたいように撮りなさいと言うではないですか。

僕もついつい甘えが出まして、「じゃ、懸賞旗も持っていいですか…」と切り出すと、「ただし、」と強い声が。うわー、やっぱり怒られるのか…と焦った僕に係の方が言い放ったのは「3つ持っても、差し上げる記念品はひとつだけです」というプレゼントのお知らせ。

「え!?記念撮影すると何かもらえる系!?」

何というSNS承認欲求野郎でしょう。記念撮影をしてほしいばかりに、アイテムを用意するどころか、記念品まで配っていたのです。無事に3カットの撮影を終えた僕に対して係の人はスポンサーから提供された永谷園のお茶漬けセットと、もち吉の煎餅セットを出してきました。「デンモクやゴルフクラブで他人をぶん殴る集団とは思えない優しさ…」と嬉しいギャップ萌えです。

↓記念品はもちろん、もち吉を選びました!もち、もち吉!
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この煎餅、絶妙に美味い!

こんなに美味しいなら8周すればよかったです!



周辺地域には出店なども出ていたのですが、一際存在感を放っていたのが大相撲中継が大人気のAbemaTVのブース。「不祥事の生中継ならAbema」と評されるAbemaが完全不祥事生中継でお送りしている本場所中継は、外部アンテナを装着しないとワンセグテレビが映らない僕のスマホにとっては救いの神のような存在です。係のお姉さんにもお礼を伝え、「不祥事はいつもAbemaで見ています」「これからも不祥事を完全生中継してくださいね」「不祥事専門チャンネルもほしいです!」とユーザーからの期待も伝えてきました。頑張ってください!

↓アプリをダウンロードしている人にはステッカーを配っていました!欠席不祥事のステッカーをゲット!
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オヤツとお土産をタダで仕入れた僕は館内へと踏み込みます。入口には「暴力団または暴力団関係者の入場はお断りします」と日大理事長への牽制みたいな文言が掲示されていますが、暴力団ではないことを自問自答して進むと、そこには明るくて楽しいワンダーランドが広がっています。ガランとしたホール、みんな飽きてきたので隅に片付けられた遠藤のお姫様抱っこパネル、明らかに減っている売店などを冷かしていくと、恒例の来場者プレゼントのブースが。

↓今回はインスタやツイッターで相撲協会アカウントをフォローしていると、記念撮影をしてくれるとのこと!
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これが告知で言っていたヤツか!

僕も「動く千代丸フレーム」で撮ってきました!

初場所でやっていた「SNSに写真をアップすると、その写真でカードが作れる」という機械がどこにいってしまったのかは謎です!


その後は相撲を見る…わけではなくひきつづき場内の視察へ。午前中からきているわけですが、場外視察⇒場内視察⇒昼食と一向に席につく様子はありません。たまに席につくのは買ったものを食べるときくらい。半個室の座敷居酒屋で余興(※いけすに魚が入っているのを見るみたいな気持ち)として誰かが相撲をとっているのを見る、そんな趣で時間をすごしていきます。

↓恒例の場内ちゃんこ、今場所は尾車部屋のちゃんこ!

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↓THE普通!美味しいのはもちろん美味しいが、もう少しニンニクを入れたいアッサリ系!
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↓汁物を食べたあとはコメが欲しくなるのでお寿司もいただきます!
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↓赤ちゃん休憩室も外から視察!遊び場には相撲を題材とした絵本も!
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↓食事の合間には「孤立する貴乃花」も見てきました!
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※誰も寄ってこないのではなく、まだお客がきていないだけです。

※蟄居させられているのではなく、正面の位置でメイン審判をつとめているだけです。

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近年は貴乃花親方もお偉いさんをやっていたので、相撲観戦に訪れても見る機会は多くありませんでした。それが不祥事によってこうやって生で見られるなんて嬉しいじゃないですか。ディズニーランドで言えば、権利関係の問題であまり表に出てこないプーさんが、その辺を自由に歩き始めたようなもの。お客さんも貴乃花親方が出てくるだけで大きな歓声をあげて喜びます。大丈夫だぞ貴、キミはまだ本当の孤立はしていない。黙って座っていれば、お客さんはキミの味方だ!

↓マイクをもってあーだこーだ言う貴乃花も見られました!
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「オイ、貴乃花が正面の審判だぞ!」
「微妙な相撲で物言いをつけさせろ!」
「貴に一言しゃべらせる相撲をとるんだ!」
「立ち合い強く当たってあとは流れで同時に転ぶ!」
「そういうのがプロの仕事だぞ!」


これで落ち着くかと思いきや、まだまだ相撲は見ません。十両の土俵入り(※パレード)を見たあとは、幕内格の入場(※パレード)を見守るために屋外通路へ。日差しもキラキラと輝いていますし、パレードの撮影もはかどりそうな予感。最近買ったばかりのカメラで相撲キャラクターたちのいいショットを狙いますよ!

↓松鳳山が通り過ぎるのを見守るフェンスの画像です!
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↓栃ノ心が通り過ぎるのを見守るフェンスの画像です!
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↓御嶽海が通り過ぎるのを見守るフェンスの画像です!
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なんでいつも奥にピントが合うかな…。

ボケ味が出るというのも考え物だ…。


ここからはいよいよ相撲(※アトラクション)を楽しみます。十両では千秋楽相星決戦の末に、期待の若手・阿武咲が優勝。来場所の幕内復帰を確実にするとともに、立ち合いの当たりも力強さを増し、またひとつ場所を盛り上げる話題となってくれそうな相撲っぷり。今場所話題の阿炎も阿武咲を意識しているという話ですし、新世代の中心になっていくような活躍を期待です。

↓阿武松親方から阿武咲に賞状が授与されるというプチ感動の場面も!
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幕内の取組が始まる頃には場内も満員となり、さすがの盛り上がり。チケットが取れ過ぎてしまったときには、不祥事の影響でさぞや人も少なくなっているんだろうと思っていましたが、ここにくるくらいの人が減るような事態にはなっていなかった模様。「不祥事集団」「陰湿な縦社会」「閉鎖空間に蔓延する暴力」「ロクな上層部がいない」「黒い交際」などの悪い空気を全部持っていってくれた日大アメフト部には、焼き鳥でも送らないといけないかもですね!

↓土俵で熱戦を見せる力士たち!やる前からグッタリしている千代丸です!

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↓前半戦を大いに盛り上げた阿炎は勝ち越しを狙うも嘉風怒りの反撃に跳ね返されて、惜しくも負け越し!
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↓優勝を目指してただならぬ気合を見せる栃ノ心!勝って可能性を残すも賜杯には届かず!

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↓十五日間を締めくくる横綱同士の結びの一番には、大関不在の影響で清酒大関の懸賞もかかります!
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↓立ち合い強く当たって一旦土俵際まで押し込みながら、一回戻して客をワーッとさせる完璧な相撲で鶴竜が勝利!
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完璧な相撲でした!

こうなるんじゃないかなーと思い描いたとおりの!


千秋楽結びの一番まで優勝の行方が決まらず、大いに盛り上がった五月場所。栃ノ心の大関昇進、阿武咲の十両優勝、阿炎の活躍と未来につながる話題も多く、充実した場所となりました。栃ノ心はこの大活躍を労うように、敢闘賞・技能賞を受賞。左上手をとって右四つでしっかりと寄っていく相撲らしい相撲っぷりと、優勝争いを盛り上げる十三勝。今場所のMVPと言っていい大活躍でした。大関昇進の口上では「打たれても打たれてもへこたれない強さ…」とか「実るほど頭を垂れる稲穂…」とか相撲の伝統に則った決めゼリフを期待したいものですね!

↓シメの鶴竜優勝パレード(※エレクトリカルパレード)は、旗手に正代を従えて出発!
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栃ノ心を下すナイス援護の正代にお小遣いあげてください!

正代も「次は自分が主役のエレクトリカルパレードをやる」という意気込みで!


↓颯爽と駆けて行く優勝エレクトリカルパレードを見守る誰かのスマホの写真です!
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インスタ映えしそうなオシャレな感じになってしまった!

ピントの合わせ方がいまだによくわかりません!

よく見ると、誰かのスマホも誰かのアタマにピント合ってるし!

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次回はもう少し経験を積んで、狙った位置にピントを合わせたいです!

窮地でのぞく本質!日大アメフト部監督が雲隠れしている今こそ伝えたい、逃げない指導者・貴乃花親方の全受け相撲道の巻。

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12:00
次の指導者は「逃げない」人を選らんでくださいね!

世間を揺るがせている日大アメフト部の危険プレー問題。監督の内●正人氏(※柴じゃなくて田)は活動自粛を申し入れたきり雲隠れとなっており、日大本体も責任の所在をいまひとつハッキリさせないような状態。監督からの指示がなかったとしても言語道断ですし、もしも指示したプレーであったなら相応の対応をせざるを得ない、極めて悪質なプレーだったと思います。

ボールを離したクォーターバックに背後から「ルール上認められていない状況でのタックル」を仕掛けることがどれほど危険なことか。これなら野球場でいきり立った清原が体当たりにくるほうがまだマシです。「やべー、清原きた!」と思ったら逃げるなり、かばうなりの対応が取れますが、あの「くると思っていない」無防備な状態へのタックルは、被害者側が重篤を免れたらしいことが不幸中の幸いとしか言いようがありません。大学という閉鎖空間で何が起きたのか。何を命じられたのか。閉鎖空間の怖さを改めて感じます。

そんな日大さんに!

ぜひ参考にしてもらいたい!

何だったら非常勤講師とかで迎えてもいいんじゃないかという!

立派な指導者がいるので!

今日はご紹介したいと思います!

姓は花田、名は光司。人呼んで貴乃花親方。一介の平年寄となって、相撲なら足元にも及ばない連中の下で小間使いからキャリアをやり直している最中の平成の大横綱です。いつの間にか自分の名前がついた一門からも貴乃花の看板を下ろし、一門に残るかどうかさえも不透明という孤立無援の状態にありながら、貴乃花親方は今日も相撲道に邁進しています。

↓凛々しい!凛々しすぎる!何もしないで座っていれば、こんなに立派な親方はいない!

誰だ、貴乃花は仕事をしないなんて言ったのは!

やることがあれば、貴はちゃんとくるんだよ!

やることがなければ、「あーす」で帰るけど!

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思えば昨年の冬、長いモノに上手に巻かれていたなら親方は今も日本相撲協会の理事として、豪華なイスにふんぞり返っていられたことでしょう。そうすることは簡単でした。「何!?デンモクで殴られた!?」「そこそこ痛そうやね…」「デンモクのカドか?うん?カドじゃないのか?カドじゃなくてよかった…」と納得して、なぁなぁで済ませれば地位も金も一門も、今もその手にあったことでしょう。

しかし、親方は立ち上がってしまった。

思惑はいろいろあったかもしれませんが、その日そのとき立ち上がることを決めた理由は、自分の「弟子」がやられたから。まず何を置いても弟子のために立ち上がる気概が親方にはあった。そして、窮地に陥ったのも弟子のためでした。貴公俊による付け人暴行事件。今度は親方は弟子のために土下座へと転じました。頭を下げ、拳を降ろし、ただただ温情采配を嘆願した。そこに「自分」はありません。弟子ファーストを一筋に貫いた。「オイ貴公俊、日馬富士と白鵬を1デンモクでつぶしてこい」なんて指示は、貴乃花親方からは決して出てこないものです。

状況が悪くなるほどに襟を正す貴乃花親方の姿勢は、試合直後の談話では威勢がよかったくせに、状況が悪くなった途端に雲隠れする内●氏とは対極的。内●氏は指導する学生たちが人生の岐路に立つ現状にあって、「あーす」すら言いにきません。指示があったかどうかについては見解の相違があるかもしれませんが、監督責任があることは否定しようがないわけですから、「あーす」の一言くらいあってしかるべきでしょう。今すぐ関学大に行って「あーす」と言うべきです。(※その後ムッときた先方がどうなるかはわからないが…)

↓「内閣府に告発状を提出した人」が、告発した相手の待っている場所に顔を出すなんて、よく考えたらエラい!

25秒でもいい!「あーす」だけでもいい!姿を見せる!

学生たちを救う道は、そこから始まる!


今場所は審判部の一員となり5年ぶりの勝負審判もつとめる貴乃花親方。かつて審判部長をつとめた際は、幕内の取組を正面に座って見守り、マイクでの説明なども担当していましたが、この日は「5分の1」の立場。しかし、その存在感は別格です。厳しい視線、ピンと伸びた背筋。誰よりも相撲に純粋な男が、勝負の一瞬を見極めようとそこにいる。それは別の意味で怖い。「相手がめっちゃ警戒してるんでタックルいけないっす…」と怯えることは、この目の前では許されません。「いかなければわかってるよな?」と厳しく語りかけてくるようです。

しかし、厳しさだけでは大横綱はつとまりません。現役時代の取り口さながらに、貴乃花親方は全部を受け止めてくれます。相手のチカラを引き出し、全部を受け止め、チカラを吸い尽くしたあとでおごそかに寄る。そんな全受け精神は、ヒラに降格して「腐って」いてもおかしくない今も、なお誇り高く親方を律しています。

16日は今場所初めて幕内の取組を審判員として見守った貴乃花親方。もちろん場内からは大歓声です。数番を厳しく見守ったあとで迎えた嘉風と竜電の一番。嘉風の寄りによって、両者はもつれあいながら東の土俵下へと落ちていきます。そこで勝負を見つめていた貴乃花親方は、まさに全受けの大横綱そのものでした。ひるむことなく肉の塊に身体をあてがい、両の腕でしっかりとふたりを受け止めてみせたのです。

↓おおおおお、これぞ平成の大横綱の姿!



親方の腕は自分を守るためではなく、力士を受け止めるために動いている!

一瞬、一瞬だからこそ垣間見える本性!

親方の真実が見える!


↓突き刺さる嘉風を貴乃花親方が受け止めているようにも見える!


親方は身を呈してお客様と力士を守った!

一方、横にいた千代丸は巻き込まれないようにサッとかわした!


↓いわゆるエドモンド本田で言えば、スーパー頭突きをガードしたみたいな状態!

現役時代ならガードではなくセービングアタックからEX必殺技でK.O.だったな!

親方の全受け相撲道は今も変わっていない!



「相撲取りなんだからこれぐらいみんなするだろう…」とお考えかもしれませんが、現実はそうでもありません。不規則な動きで飛んでくるデブに対して、人間はとっさに自分をかばってしまうもの。逃げ場のない土俵の上でさえ、ちょっと横に動いてみたり、ちょっとバックステップしてみたり、必死こいて逃げ回るのが常なのですから、ましてや土俵の外ならなおさらです。

↓土俵から落ちてきた安美錦のバイシクルキックに対して、片男波親方(玉春日)は素早く逃げる!


うしろにいるご婦人やお年寄りのことなど、知ったことではない!

デブが飛んできた⇒逃げる、当たり前!

「みんなー逃げろー(逃げながら)」くらいは言うかもしれんが!


↓画面手前、正面の位置についた阿武松親方の結構早めから逃げに入るビビりの動きを見よ!


くるな!

こっちくるな!

こないで!


↓阿武松親方は土俵を真剣に見守るのではなく、デブが飛んでこないか真剣に見守っている!


到底当たりそうにない流れでも、一応身を引く!

「もしも飛んできたら俺がお客様を守らなくては」などとは、そもそも考えない!


↓貴乃花親方は、自分が逃げてもお客は大丈夫そうなときでさえ、力士を守るためにしっかりと受け止める!

何も言わないで座ってるだけのときは最高なのにな!

貴乃花は逃げないのに、ほかの人は貴乃花から離れていく!

不思議!

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どうぞ日大アメフト部のみなさんも、こうした一瞬に見えるその人の性質というものをよく考えて、今後の指導者を選んでいってください。内●氏がどうなるかはわかりませんが、対戦相手が「監督の指示では?」と疑っている状況で監督をつづけても、まともに試合は組めないでしょう。そして、その疑いは、あのプレーを放置した時点で容易に晴れることはないのです。「またクスリやるかも?」「また酒飲むかも?」と近い感じで、「指示するかも?」とずっと疑われる。それは避けられないことです。

「危ないときに逃げない、むしろ助けにいく」

これは人の上に立つ者の大切な資質だと僕は思います。学生ファーストで今の状況を考えるなら、まずは出てきて「あーす」を言う。そして全面的に監督責任であると引き受ける。そうしなければ、あのプレーを「自分で考えてやっている」のだと、そういう技術・精神なのだと見られ、やがては日大全体がそうした目で見られるのです。

内●氏には一日も早く、学生を救うために窮地に向かって「あーす」してもらいたいものですね!


ま、逃げないと怪我して自分が損するので、逃げても恥ではないですが!

女性を差別しているんじゃないかと疑われる大相撲が、SNSを通じてめっちゃ女性寄りの2.5次元感をアピールしてきた件。

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12:00
今こそSNSのチカラを活用するとき!

始まりました、大相撲五月場所。昨今の不祥事連発によってイメージは急速に悪化し、人気も右肩下がりという逆境。今場所も小横綱・稀勢の里は安定の休場を決め込み、「もっとも休まない大関」から「もっとも休む横綱」へと大胆にクラスチェンジ。僕のなかでは永世横綱の称号を授与し、何なら10年くらいじっくり休んでみてはどうかという想いも生まれています(※史上最長在位狙い)。

さらに、プチ情報ではありますが、もしも全勝優勝なら綱取りがあったのではないかと思われた大関・高安も休場ということで、場所前から不安感高まるニュースがつづいています。TOKIO場所のほうが騒がしいためにどうでもよくなった感じはありますが、「土俵の上に女性をうんたらかんたら」問題なども種火のまま燻っています。引きつづき大相撲の危機というのはそこにあるのです。

そんななか、イメージの改善で活用していきたいのはSNS。どうしても公式記者会見などで改善を図ろうとすると、世間からは言い訳でもしているかのような目で見られがちですし、そもそも「公の場に出ていくと高打率でボロを出す」という親方衆特有の現象も事態を悪化させてきた要因です。もっと静かに、もっとお客様に身近なところから草の根的にイメージ改善を図っていきたいのです。

「私がやらねばならないようだ…」(すっく)

立ち上がったのはこれまでも数々の取り組みで大相撲のイメージアップを図ってきた有能アカウント「@sumokyokai」。大相撲の内側にありながら力士ではない人々が働く広報部門が、世間の風を感じながら送り出す情報の数々は、まさに草の根的イメージアップにうってつけです。相撲は闇の世界ではない、もっと明るくて楽しいワンダーランドなのだ…そのことを強く意識して、発信する。今場所の始まりにあたっては、とにかく大相撲は女性に寄り添っているのだということを、めっちゃめちゃ推してきたのです。うむ、頑張っている。うむ、応援したい。僕は思い切って攻めてきた@sumokyokaiの奮闘に、密かにエールを贈る者なのです。

↓たとえば力士と合成写真が撮れる機械の告知も前回までの紹介とはグッと変わってきており…!
<新登場の一月場所では御嶽海が告知に出張ってきたが…>


<三月場所ではまだまだ振り切る覚悟ができていなかったが…>


<今場所はいわゆるスージョを前面に押し出していくスタイルにしてみた!>






オッサンの存在はなきがごとくにしていきたい!

だって力士がいる時点で半分はオッサンだから、残り半分はスージョを出していきたい!

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うむ、いきなり爽やかな風が吹き渡ってくるかのよう。前々から思っていたことですが、どうしても相撲の情報というのはオッサン感が強くなりがちです。それはそのはずで、相撲の世界で生きている人は9割方がオッサンなのですから、どこをどう切り取ってもオッサンなのです。しかし、実際には会場は女性客であふれ、むしろ花園のよう。その辺を適切に打ち出していくには、これぐらいしっかりとアピールしたほうがいいのです。「2.5次元」じゃありませんが、江戸時代の絵巻から飛び出してきたような力士たちと交流を楽しむ、それもまた現代大相撲の魅力なのですから。

↓そのひとつの到達点が今場所から登場した「動く千代丸フレーム」だ!






千代丸をおもちゃにして遊ぶのをやめろwww

そして、何で巡業とか稽古みたいな白まわしの写真でやってるんだwww

「リラックスした私服」のイメージなのかなwww


↓隙あらば千代丸をねじ込んでいくスタイル!


「千代丸の写真はめっちゃウケる」という過去実績から、一番強いカードを切ってきた感!

マスコットキャラがマスコットキャラの告知をしているみたいになってきた!


↓ちなみに、今場所いないヤツのフレームは「その他」扱いでざっくりと紹介されたぞ!


どうでもいいけど、ほかのフレームとテンション違ってないですかね!

もっと動くとかハートとかキス顔とか何かやらせるべき!



もしかして、この大相撲というイベントは2.5次元力士とチェキが撮れたり、壁ドン(※テッポウの意)をしてもらえたり、唇と唇の間に指を挟んだ指キス(※指がデカすぎて鼻がふさがれる)をしてもらえたりするのではないか、そんな気さえしてきます。いや、2.5次元イベントでは基本的に服を着ていますが、連中はいざ本番となったら脱ぎ始めるぶんさらに過激と言ってもいい。ほぼほぼ全裸の状態で、身体の一部に極太の棒状のものを反り立たせているのですから(※大銀杏の意)、そもそもが女性にウケてナンボのイベントだったのです。

先月はちょっとドタバタしてしまって女性に対して不適切な発言も飛び出しましたが、アレもホスト風の力士が「お前は引っ込んでな」とカッコよく飛び出していけば、何となくスルーになったかもしれない。「乗るな」ではなく「引っ込んでな」の心。そのあたりをSNSを通じた広報活動でしっかり伝えていきたい…そんな密やかな意図が伝わってくるではありませんか。

↓国技館周辺イベントの紹介も女性感を強く打ち出していきますよ!













「ウォーリーを探せ」みたいになってきた!

お父さんやお兄さんやオッサンを探そう!

たぶん3人いるぞ、見つけられるかな?

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世の中においてすべてが平等・均等とはいかないもの。ことエンタメにおいては、その不平等や不均衡が特殊な味付けとなって独特の文化を生んだりするものです。いつまでそうした不平等や不均衡を維持できるかはわかりませんが、ひとつの味付けとして楽しみ、応援していきたいと僕はまだ思っています。粘っています。だからこそ、そのぶんの揺り戻しはあってもいい。ともすればオッサンの世界になりがちなものであれば、むしろ逆のイメージをこそ発信して、バランスを取っていくというのもよいことでしょう。

スージョ的なるものを推してきた近年の大相撲ではありますが、この逆境を受けてより振り切ってきたのかな…そんな風に僕は感じています。「オッサンの世界に女性を呼び込む」のではなく、「むしろそっち寄りです」の段階に重心を置いていくような感じで。恐縮ながら味付けの一部として土俵の上にはお乗りいただけないことにしてはいますが、むしろ土俵の下は皆様のために設えた空間でございます……そういった気持ちで草の根からイメージ改善を図ろうという大相撲、一日も早くオッサンがデンモクでしばき合う世界から脱却していってもらいたいものです。オッサンからオッサンに受け継がれてきた正しさを、本当にそうだろうかと立ち止まって見直しながら……!

↓ちなみに一月場所ではパパのことは考えられていなかった赤ちゃんスペースは、男女共用のオムツ替えスペースと女性専用の授乳スペースに分離されていました!

おっ、また一歩改善されたようだ!

大相撲はゆっくりと前に進んでいます!


最終的に和風一軒家カフェみたいな空間になるといいと思います!
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