スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

大相撲

相撲取りのビール瓶殴打事件が入り乱れる証言でサスペンスドラマ化してきたので、サスペンスドラマにしてみた件。

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11:00
【おもな登場人物】
●角砲
モンゴル出身の大横綱。史上最多となる40回目の優勝を狙う

●春ノ富士
モンゴル出身の横綱。角砲よりも年齢は上だが、入門は同期。実績では角砲に大きく水をあけられている

●百龍
モンゴル出身の横綱。近年は怪我がちで休場も多く、まもなく引退との厳しい声も

●昼ノ富士
春ノ富士と同門のモンゴル出身力士。かつては大関までつとめたが、怪我により陥落した

●若の板
新進気鋭のモンゴル出身力士。初場所では大横綱を破るなど将来の大関候補との声も

●若の浜親方
平成の大横綱。引退後は部屋を興し、若の板らを育てる。2年前の理事長選挙をめぐって、相撲協会とは折り合いが悪いというウワサ

●旭ヶ浜親方
春ノ富士、昼ノ富士の師匠で元横綱。2年前の理事長選挙では若の浜親方に票を投じたが、それがきっかけで出世コースからは外れた

●帰省乃里
日本出身力士として19年ぶりに横綱の地位についた人気力士。怪我により不調がつづいている

●僕の中の名探偵コナン
かりそめの肉体を持って動き出した下衆の魂


=====シーン1・飲み屋での凶行=====

(とある飲み屋。にぎやかな店内。奥の個室ではひときわ騒がしい集団が飲んでいる)

百龍:「俺ももう歳だからな。休めるだけ休んで引退だよ引退」

若の板:「じゃあ、これからは俺たちの時代っスね…てかー!」

春ノ富士:「バカ言ってんじゃないよ、俺なんか平幕まっしぐらで時代どころじゃないっての…てかー!」

百龍:「じゃ、みんなでちゃんこ屋でもやりますか…てかー!」

(周囲の一同、ガハハと大笑い)

(その一団に歩み寄る影、巨体、威圧感出す)

角砲:「調子よさそうじゃないか、板関」

(怪訝な顔をする若の板)

若の板:「……それほどでもないッス」

角砲:「私に勝って、頂点でも取ったつもりかい?」

若の板:「……いえ」

(冷え込んでいく場の空気、ざわざわ)

角砲:「ところで最近、若い衆の指導にも随分と熱が入っているそうだな」

角砲:「若い衆を『かわいがる』のもいいが」

角砲:「ちょっと、ノボせすぎてやしないか?」

若の板:「……」

(若の板の懐のスマホにメッセージの通知。返信しようとる若の板)

角砲:「誰からだい」

角砲:「私の話より大事な相手なら出なさい」

若の板:「……彼女っス」

角砲:「そうかい、彼女かい」

(ドゴオンという重たい音、吹き飛ぶ若の板の身体、暗転、そのままオープニングに移行)


=====オープニング〜CM=====

僕の中の名探偵コナン:「土俵に伝わる伝統作法!頭を割るならビール瓶!謎が謎呼ぶ権謀術数!目つきのおかしいヤツがいる!たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、中身は子ども!その名は、僕の中の名探偵コナン!」

(OP映像流れる)

(CM流れる、住宅情報サイトSUMO、住友林業、永谷園)


=====シーン2・大相撲九州場所初日=====


(CM明け、タイトルコール、「決まり手は勇み足と見せかけてかばい手」)

(国技館前、のぼりの列、横綱ののぼりをアップで、満員札止めの告知)

(土俵上では熱戦がつづく)

(春ノ富士は初日を白星)

(事務室で相撲中継を見ながら話し合うふたりの人物)

若の浜親方:「若の板は今場所休場させます」

発覚理事長:「そうか」

若の浜親方:「今場所は休場者が多くなりそうですね……相撲どころではないくらいに」

発覚理事長:「……どういうことかね」

若の浜親方:「明日になればわかりますよ」

(背中を向けたまま部屋を出て行く、ドア閉まる)


=====シーン3・不毛利探偵事務所=====

(ダラダラとやる気のない雰囲気、つけっぱなしのテレビからニュースが流れる)

アナ:「大相撲の横綱・春ノ富士が、幕内力士・若の板に暴行を働いていたことが明らかになりました。先月26日の地方巡業後の懇親会で、酒に酔った春ノ富士がビール瓶で若の板を殴打したと見られています。若の板は頭蓋底骨折および髄液漏の疑いにより、大相撲九州場所を初日から休場していました。なお、春ノ富士は止めようとした角砲を突き飛ばし、百龍にも有給野郎という暴言を吐いたと見られています」

解説員:「大相撲の横綱が働いた暴行、大問題ですね。これは引退は避けられないでしょうねぇ」

アナ:「次のニュースです……」

(ニュース音声フェードアウト、僕中コナンのアップに転換)

僕中コナン:「デブとデブの本気の殴り合い…」

僕中コナン:「柱に頭をぶつけるのは平気だけど、ビール瓶だとノックアウト…」

僕中コナン:「ビール瓶ってスゴい…!」

(違法改造スケボーで飛び出していく、神出鬼没に現れる設定)


=====シーン4・旭ヶ浜部屋〜若の浜部屋=====

(建物の外には多数の記者たち)

記者:「お話を聞かせてください!」

記者:「横綱は暴行を働いたんですか!」

記者:「ビール瓶で殴ったんですか!」

僕中コナン:「アサヒですか!キリンですか!コロナですか!やっぱり殴りやすさならコロナですか!全力でいっても瓶は割れないものですか!」

(建物の内側に場面転換、稽古場で話し込む力士たち)

旭ヶ浜親方:「なぁ、ハルよ。これは本当なのかい」

春ノ富士:「……自分がやりました」

旭ヶ浜親方:「お前の酒は度が過ぎちゃいるが、こんなことする男じゃないだろうよ」

旭ヶ浜親方:「なぁ、ハル、本当のことを言ってくれよ」

春ノ富士:「……自分がやりました」

昼ノ富士:「横綱、自分が……」

(キッと昼ノ富士を睨みつけて)

春ノ富士:「酒に負けるようじゃ横綱失格でさぁな」

春ノ富士:「全身全霊で詫び入れに行ってきやす」

旭ヶ浜親方:「そうか……俺も行こう」

(暴力反対、暴力団追放などののぼりが並ぶ道を行くふたり)

(目的地である若の浜部屋宿舎につく)

(若の浜親方が乗ったクルマに近づくふたり)

(旭ヶ浜親方、軽く会釈するもクルマは走り去る)

旭ヶ浜親方:「行っちゃったな…」

旭ヶ浜親方:「若、乗ってたな…」

(無能を見る顔で親方を見守る記者団、「クルマの前に飛び出して止めろよ」「大して謝る気もなかったんだろ」「本当に謝る気があればしがみついても謝る」などの声)

春ノ富士:「親方、俺ぁマゲ落とします」

春ノ富士:「最初から、その覚悟ですから」


=====シーン5・日本相撲協会緊急理事会=====

発覚理事長:「場所中にとんでもないことをしてくれたな!」

若の浜親方:「私は師匠として当然のことをしたまでであります」

粕谷野広報部長:「若の板は転んだって言ってたじゃないか!」

若の浜親方:「私はよくわからないと申し上げただけであります。本人は転んだと言っておりましたが、素人さんとのケンカかもしれませんし、こちらが加害者かもしれないのであります。頭から血を流している弟子がいたら、病院にも警察にも行くのが普通なのであります」

発覚理事長:「まず協会に報告すべきじゃないのかね!」

粕谷野広報部長:「貴様、実の兄が同じ目にあったら放置しそうなくせに!こんなときだけ正義漢ぶりおって!」

僕中コナン:「あれれー、この人、息子に接するときより弟子に接するときのほうが愛情を感じるなー」

若の浜親方:「巡業で起きた事件でありますから、責任者である巡業部長の私が『協会として』報告を受けた、という認識であります。そして、適正な第三者に『協会が』調査を依頼した、そのような認識であります」

発覚理事長:「……次の理事選でキミの席があると思わないことだな」

若の浜親方:「私は相撲道に邁進するのみであります」

若の浜親方:「不惜身命…不惜身命…」

(一同が立ち去った部屋で発覚理事長は机を拳で叩く)

発覚理事長:「アイツが何考えてるかマジでわからん!」

発覚理事長:「宮沢りえと別れたあたりから、ずっとわからん!」


=====シーン6・入り乱れる報道=====

(帰京した春ノ富士、顔を隠すことなく堂々たる姿)

(警察官に導かれ、事情聴取へ向かう)

(記者たちがクルマを取り囲む)

記者:「帰ってきた目的は何ですか!」

記者:「暴行はしたんですか!」

記者:「カラオケのリモコンで殴ったという話も出ていますが!」

僕中コナン:「ジョイサウンドのヤツですか!ダムのヤツですか!それとも下の方に置いてある小さいサブ機のほうですか!あるいは宴会場にあるちっちゃいスタンド型テレビみたいなヤツですか!」

(春ノ富士、無言でクルマに乗り込む)

(場面変わって国技館、記者団の囲み取材に応じる横綱・角砲)

角砲:「報道されていることと実際のことにはズレがあるよ」

角砲:「ビール瓶?ないない」

角砲:「ビール瓶を持ったのは持ったけれど、水滴がついていて滑って落としたんだ」

角砲:「馬乗りもないよ」

記者:「でもビール瓶は持ったんですよね!」

記者:「持った時点でアウトじゃないですかね!」

記者:「ヘンな擁護すると飛び火しますよ!」

角砲:「ハルノは悪いヤツじゃないよ…」

(この日も角砲は盤石の相撲で無傷の9連勝)

(一方、もうひとりの横綱・帰省乃里は元気なく4勝5敗と黒星先行)

(国技館に残り捜査をつづける僕中コナン)

僕中コナン:「この粉は…!」

(地面に落ちていた粉を指につけてぺろっと舐める)

僕中コナン:「塩だ…!」

(塩をペロペロしながら考え込む僕中コナン)

(スマホに目を落とすと、若の板の「何で殴られたかは見ていない」「固いもので殴られた」という警察での事情聴取の内容が記事になっている)

僕中コナン:「殴られたほうは見ていない…」

僕中コナン:「周囲の人も気が付いたら殴られていたと言っている…」

僕中コナン:「何故、角砲だけがビール瓶を持ったけど取り落としたことを知っているんだ…?」

僕中コナン:「そもそもビール瓶なのかすらあやふやなのに…」

僕中コナン:「ていうか持つとこ見てたならタックルして止めろや…」

(スマホで改めて若の板の診断書を確認する)

僕中コナン:「ま、まさか…!」

僕中コナン:「そういうことだったのか…!」

(風呂場のドアがバーンと閉まる音。なかからは「アーッ!」という何者かの叫び声。そのままCMへ)

(CM流れる、マルちゃんクッタ、洗濯洗剤トップ、初詣は龍神総宮社で、大相撲ごっつぁんバトル「今ならまだ春ノ富士もらえる!」)


=====シーン7・大相撲九州場所千秋楽=====

(結びの一番、全勝の角砲と七勝七敗の帰省乃里の取組)

(角砲はすでに40回目の優勝を決めている)

(しかし、左からのおっつけで優位な態勢を作り、帰省乃里が意地の勝利&勝ち越し)

(旭ヶ浜部屋の様子を挿入、春ノ富士は満足そうに微笑む)

(全勝優勝こそならなかったものの大記録を作った大横綱は優勝インタビューにのぞむ)

(インタビュアーのNHKアナにプシュッと麻酔銃)

アナ:「優勝おめでとうございます」

角砲:「ありがとうございます!」

アナ:「40回目の優勝、誰に捧げますか」

角砲:「私を支えてくれた家族、そして師匠…」

アナ:「いーや、違うね」

アナ:「アナタが本当にこの優勝を捧げたい相手は春ノ富士さん、そうでしょう?」

(おかしな雰囲気にざわつく館内)

角砲:「と言うと?」

アナ:「私が最初におかしいと思ったのは、第一報であなたがなすすべなく突き飛ばされていたという話になっていたことだ」

アナ:「史上最強の大横綱であるアナタが、30発平手打ちをする春ノ富士関を止められないなんてことあるだろうか?」

アナ:「最初の一発は不意打ちにしても、アナタが本気を出せば30発も殴る前に止められたはずだ」

角砲:「……」

アナ:「そして、ビール瓶を持ったけれど濡れていて取り落としたという説明」

アナ:「どうして濡れていたから取り落としたとわかるのだろう?」

アナ:「ただ握り損ねただけかもしれないのに?」

アナ:「それがわかるのは、濡れていて滑ったと感じた人だけ……」

角砲:「何が言いたい」

アナ:「本当の暴行犯はアナタだってことさ!横綱・角砲!」

(バーンと決めポーズ、両者の顔交互に)

(旭ヶ浜部屋の様子を挿入、春ノ富士の顔に動揺。外に飛び出していく)

アナ:「決定的だったのは若の板の診断書」

アナ:「殴打によると思われる頭部の裂傷は左前頭部」

アナ:「左前頭部を殴るとすれば犯人は…」

アナ:「右利き…!」

角砲:「ふっ、やはり小細工はできんようだな…」

角砲:「40回までは優勝したいと思ったが…」

角砲:「ハルノ、すまん…」

(距離感無視で駆け込んできた春ノ富士)

春ノ富士:「待て!」

春ノ富士:「板関を殴ったのは俺だ!」

春ノ富士:「俺も右利きだ!」

春ノ富士:「ていうか、大体の人が右利きだ!」

春ノ富士:「銘柄は一番搾りだ!」

アナ:「もういいんですよ、ウソは」

アナ:「あなたは角砲さんをかばっているんでしょう」

アナ:「目暮警部!」

(脚本の不手際により急に出てくる感じになったが、若の浜親方の被害届によって警察が動いていたという設定)

アナ:「店から押収したビール瓶の指紋について教えてください」

警部:「角砲の指紋がベッタリついておったぞ」

警部:「あと、春ノ富士のもついておった」

春ノ富士:「そりゃそうだろ!」

春ノ富士:「手酌で呑んだり、相手についだりしてるんだから」

角砲:「動かぬ証拠、というわけか…」

角砲:「あの日、私と若の板は口論となった」

春ノ富士:「いや、まだそこまで追い込まれないって!」

角砲:「激昂した私はビール瓶を手にして殴りつけようとしたが」

アナ:「水滴がついていたため落としてしまった」

角砲:「弾みで瓶は酔って寝ていたハルノ関に当たった」

アナ:「春ノ富士さんが眠りから覚めたとき、頭部から血を流して倒れている若の板さんと、それを見下ろす角砲さんが見えた」

角砲:「ハルノは私を突き飛ばすと、私の内弟子に私を連れて帰るように命じた」

角砲:「大横綱はこんなことしちゃならねぇ」

角砲:「相撲の歴史に角砲の名前を残さなくちゃならねぇ、そう言って」

角砲:「そして、ハルノはカラオケのリモコンで若の板を殴り、そのまま平手打ちをつづけた…」

角砲:「私が殴った痕跡を上書きしようとしたのでしょう…」

角砲:「あるいは若の板の記憶を消そうとしたか…」

警部:「普通にどっちも逮捕案件にしか見えない…」

春ノ富士:「俺だ!俺がやったんだ!」

春ノ富士:「大横綱は何もしていない!」

角砲:「もういいんだ」

春ノ富士:「横綱…」

角砲:「申し訳ありませんでした」

春ノ富士:「……」

(表彰式は打ち切りとなり角砲は連行される、春ノ富士もぶん殴っていたようなのでやっぱり連行される)

角砲:「ハルノ、かばってくれてありがとうな」

角砲:「でも、こんな大騒ぎになったのはお前がやりすぎたからだと思う、正直…」

(謎を解き明かし満足気な僕中コナンはそっとその場を立ち去る)

僕中コナン:「春ノ富士さん、結局あなたのしたことは全部勇み足だったんだよ」

(事件解決のBGM、ドヤ顔でフェードアウト)


=====シーン8・拘置所=====

(角砲は取り調べのため警察に拘留されている)

(そこにひとりの訪問者)

帰省乃里:「角砲関…」

角砲:「おぉ、遠いところ鳥取まですまないね」

帰省乃里:「こんなことになってしまい申し訳ありません…」

角砲:「まぁ、これも相撲のためよ」

角砲:「私はいないほうがいいという方もいるだろうが、お前さんはそうじゃないからね」

角砲:「それにしても、突然木刀を持ったお前さんが乱入してきたときは驚いたよ」

帰省乃里:「横綱三人で飲んでるって聞いたもので、ハブられてるのかなとばかり…」

角砲:「基本モンゴル会だからさ、呼ぶのもモンゴルだけよ」

帰省乃里:「で、隠れて様子を見てたら 、なんか彼女自慢とか恋バナみたいな感じになってて…」

角砲:「どっちかって言えば説教だったんだけどな」

帰省乃里:「コイツ彼女持ちかよってカーッときて…」

帰省乃里:「たまたま手に持っていた木刀で」

角砲:「そのたまたまは止めたほうがいいかもな」

帰省乃里:「落ちてたんスよ、その辺に」

角砲:「落ちてても拾わないだろ、普通」

帰省乃里:「ホントすいませんでした」

角砲:「木刀だけだったらなぁ」

角砲:「大横綱パワーで内々にイケた気がするんだけどなぁ」

角砲:「リモコンからの平手連打は余計だったなぁ」

角砲:「そりゃ、そんだけ殴られてから謎の汁が出てきたら脳外科行くわなぁ」

角砲:「ところで百龍はどうしてる?」

帰省乃里:「ハイ、話が複雑すぎて口裏合わせる自信がないから、ほとぼりがさめるまで休場するって言ってました」

角砲:「最初はワリとスッキリしてたんだけどな」

角砲:「私がお前をかばう、凶器は木刀じゃなくてビール瓶って設定にする、ってだけだったのに」

帰省乃里:「そこにもうひとり、身代わりが登場して犯人を演じ始めたもので…」

角砲:「凶器も殴った数も犯人もグチャグチャに…」

帰省乃里:「ビール瓶、リモコン、灰皿…こんなに凶器あったら一発ずつでも死にますよ」

角砲:「百龍にさ、全部整理して関係者に手紙で配れって言っといて」

帰省乃里:「ハイ、手紙ができたらコチラにも送るように言っておきます」

角砲:「凶器はリモコン、ビール瓶は持っただけで落としたって設定、これで統一な」

角砲:「ビール瓶じゃなければセーフっぽいから」

(ED曲流れる)


=====シーン9・エピローグ=====

(ニュース映像、角砲、春ノ富士がそれぞれ被害者と和解し、不起訴となったことが報じられる)

(日本相撲協会発覚理事長は、両横綱の多大な貢献を加味し、自主的な引退届を受理すると発表)

(なお、今回の騒動の責任を取る形で、旭ヶ浜親方は平年寄に降格、粕谷野広報部長も広報の任を解かれる)

(若の浜親方はファックスで報道各社に「処分には心の底から納得しております」とコメントを寄せる、マスコミからは「それでいいんなら、何で被害届出したんですか?」の声も上がるが、黙して答えず。特に何も考えていなかった説あり)

僕中コナン:「みんな、次からビールは缶で飲もうね」

(END)

日馬富士ビール瓶殴打事件の再発防止のため、今すぐにアレが茨城県で入手した武器カテゴリの得物を廃棄すべきである件。

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12:00
アレからアレを取り上げろ!

角界が揺れています。横綱・日馬富士による貴ノ岩へのビール瓶殴打事件は、いまだ真相が明らかにはなっていないものの、「日馬富士が師匠とともに詫び入れに向かう」だけの何かがあったことは確かなようですので、進退問題としては決したと言えると思います。日馬富士の廃業は避けられないでしょう。

明るい人柄や土俵上での振る舞いは、ある面でヤンキー的な気質だったのでしょうか。酒癖が悪いを通り越した荒れようは、これまでの力士としての活躍にまで泥を塗るかのよう。「品格、力量抜群」が横綱たる基準。その品格が伴っていないならば、横綱でいることはできません。横綱が横綱でいられない場合、下がる地位はないのです。それはつまり引退、廃業なのです。

強くて優しくて気持ちのいい力士が、こうした形で土俵を去るというのは本当に残念です。あと一歩で名横綱というところから、歴史に汚名を残す暴力横綱として相撲と日本から離れていく。四横綱時代にわいた2017年の角界が、バケツで水をぶちまけたように冷え冷えとしたなかで締めくくられる。今年をやり直したいような、そんな年になりました。

それでもこの程度の話で済みそうなことには安堵もしています。貴ノ岩が鍛え抜かれた力士であったから、この事件がもっと深刻なものに至らずに済んだ。止める間もなくビール瓶を頭部に振り下ろしたのだという関係者の証言が事実なら、相手が死んでいてもおかしくはない行為です。実際に角界ではビール瓶殴打から始まるリンチによって若い弟子に不幸をもたらした事件がありました。それは2007年、たった10年前のことです。

日馬富士はそのほかのものも手に取ったであるとか、平手で何度も殴りつけたなどという話もあります。力士のなかで一番強い格の男が、手加減なくそれをやったというなかで、貴ノ岩が「全治2週間」の診断でおさまるような状態だったのは不幸中の幸いでした。よく耐えてくれた。

惜しまれるのは宴席の出席者たちです。ビール瓶を手にしたときに飛びかかってでも制止してくれていたら。酔った大トラが他人に説教している場面など、かかわりたくないので遠巻きに見ているという気持ちはもっともですが、一線を越えることを止められていればと思わずにはいられません。

今はクチを閉ざしている面々も含めて、何が起きたのかは明らかにしてほしいもの。それは、その場でこの一件を見届けたものの責務ではないかと思います。せめてワケのわかる形で別れたい。それは人情なのです。

<暴力追放、暴力団追放ののぼりが並ぶなかを謝罪に向かう「団」>


<謝罪に向かうも、貴乃花親方は「団」には会わずに外出>


<説教の最中に、貴ノ岩が「もう、あなたたちの時代ではない」と言ったという話も>


<事件翌日に握手していたという話もあるが…>


以後、相撲取りの飲み会は禁止する!

飲みたければ支度部屋で飲んでから帰れ!

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2007年の事件の際には元力士のタレント龍虎さんが、「額は固い」「ビール瓶でやるんです」と角界の伝統的作法としてのビール瓶殴打を紹介していたこともありました。角界で繰り返されるビール瓶での殴打。飲み会はやっぱりやりたいのだとしても、瓶で頼むのは禁止としたい。日本酒を升で飲んでいたのなら、こんなにカジュアルに、こんなに高速で、バカーンとはいけなかったでしょう。持ちづらいし。鈍器パワーも足りないし。

そもそも相撲取りが武器を手に取るというのはどういうことなのか。半裸をさらし、徒手で戦う。それが武士と力士とでの違いではないのかと。鎧も刀もなく、あくまで己のチカラで勝負をする相撲取りが、まず真っ先にビール瓶を手に取るというのは、振る舞いとしてもいただけない。平手ならOKということではないですが、平手からのスタートなら、双方納得のケンカでおさまっていたかもしれない。武器はいけません。

僕はその点で、ひとつ心配なことがあります。

近く三横綱時代となることが確定し、ちゃんと指導しないマン・鶴竜の進退もきわまり二横綱時代ものぞくなかで、さらにそれを加速させるような心配事が。あるいはその得物の使い方次第では一横綱時代すら見えてくるというアイテムのことが、心に引っ掛かっているのです。

10月の茨城県での秋巡業中のこと、小横綱・稀勢の里は「その辺で拾った」というあるアイテムを装備していました。「茨城はやっぱりいいものが落ちている」とニヤリしたというそのアイテムは、日馬富士の装備品よりもはるかに攻撃力が高い「武器」でした。道具カテゴリではなく、確実に武器カテゴリに分類されるヤツでした。はたしてアレは今どうなっているのでしょうか。

↓武器を装備するな!武器を!

攻撃力が15くらい上がってるぞ!

「たまたまあったからやった」という発言も、完全にやっちゃった人の言葉じゃないか!


↓武器をチラつかせるな!武器を!

全体稽古のあと木刀を持って屋外に出るという行為!

それにつき従っていく付け人!

そして35分間の何かが行なわれた!

↓隙あらば鈍器を持とうとするな!鈍器を!


どれもこれもビール瓶どころじゃないぞ!

完全に得物!

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この武器を今、どうしているのか。たとえば荷物に忍ばせていたり、部屋に置いてあったりしないだろうか。その場にあれば手に取りたくなるのが人間です。もしこの武器を今も所持している場合は、襟を正す想いで、速やかに廃棄してもらいたいもの。相撲の稽古に武器は必要ないはずです。「身体の前で中心を持って狙いをつける」という稽古なら、布団叩きの棒とかで十分なはず。

万が一にも力士のお部屋訪問みたいな企画で、木刀がポロンと置いてあったら、「あぁ…」となりそうじゃないですか。「縦の閉鎖社会って厳しいんですね…」みたいな目で見られそうじゃないですか。これを本来の使い方で振るったら、高安クラスの強さがあっても全治2週間では済まないでしょう。

「相撲取りは飲み会をしない」
「飲む場合も瓶は頼まない」
「その辺で木刀を拾わない」

起きたことはもうどうしようもないですが、今後に向けての取り組みはできるはず。「人を殴らない」などという当たり前の話を繰り返しても酔って大トラになれば意味がありません。そうではなく、たとえ酔っぱらって大暴れが始まっても、大事に至らないような環境を日々作っていく。セーフティをかけていく意識を持っていきたいもの。木刀はセーフティ意識的にはアウトだと思います…!


コップも投げそうなので紙コップで飲む!投げていいのは塩だけです!

強くて優しいイイ男!史上最低レベルとなった大相撲秋場所を、名横綱(予定)・日馬富士が全身全霊で守り抜いた件。

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07:00
ありがとう日馬富士!

今日はお出掛けの記録です。先日の日曜日、大相撲秋場所の観戦のため国技館に行ってきました。3横綱2大関の休場、幕内では7人もの休場者が出るというひどい有様でしたが、楽しく観戦することができました。それはひとえに横綱・日馬富士の存在あればこそ。感謝、感謝、感謝の一言です。まずお出掛けの報告の前に、ひとしきり日馬富士を讃えたい。

もちろん、あれだけ上位勢が休んだら、横綱・大関が成績的に抜けて出るのは当たり前であり、その意味で11勝4敗という成績そのものは評価には値しません。しかし、それは十五日間つとめきったからこそ言えること。今場所の日馬富士は強い・強くない以前に出られる・出られないの戦いに勝った。それが何よりも素晴らしい。

33歳という現役4横綱の最年長者でありつつ、歴代横綱でも高齢の部類に入る年齢は、横綱をつとめることを日々刻々と難しくしているはずです。土俵に上がる際は両ひじ、両足首にサポーター・テーピングがガッチリと巻かれます。場所前の巡業ではひじの痛みで休むこともありました。満身創痍。身体の具合は、四横綱で一番悪いかもしれない。いつ辞めても不思議はないような状態です。

秋場所は、そんな日馬富士に初めてひとり横綱の重責がかかった場所でした。自分が休めば横綱土俵入りもなくなり、お客が「横綱」というものを見られなくなる。折からの相撲ブームにあって、今場所が初観戦という人もいるでしょう。わざわざ外国から旅行の一環で訪れた人もいるでしょう。「横綱」をお見せできるのは今は自分ひとり。絶対に休めない。

しかし、横綱には守らねばならない「威厳」もあります。幾度かの稀有な事例はありますが、負けつづける横綱はやはりお見せできないのです。秋場所、日馬富士が序盤に喫した3敗、3つの金星配給は休場にリーチとなる負けだったはずです。もうひとつ負けがこめば、出場を止められるような。

身体は痛い、疲れは抜けない。ただ、休むわけにはいかない。でも弱い横綱が土俵に上がるわけにもいかない。豪栄道や若手たちは自分のために頑張ればそれでいいわけですが、日馬富士は場所を背負って立っていました。場所の価値と、横綱の威厳を守るためには、自分が勝つしかない。とにかく勝つしかない。それが綱の重みと言えばそれまでですが、それは大変な重みであったろうと思います。

日馬富士の強さは「気迫」にあると思っています。持ち前のスピード、相撲勘、身体能力、それらも確かに素晴らしい。しかし、日馬富士が一番強いのは、大義を持って燃えたときです。自分の昇進をかけた勝負の時。兄弟弟子が優勝を成すための援護の時。身体のことや怪我のことを置いて、「全身全霊」を込めた日の強さは、そうでないときを遥かに上回るものがあります。

史上初となる4つの金星を配給する体たらくながら、絶対に休まないという「気迫」は衰えなかった。そして、終盤戦にかけて気迫とともに強さは増し、ひとつも負けられない取組に勝ちつづけました。星数で並んでいた若手はチカラどおりに続々と後退していくなか、日馬富士だけが横綱として踏みとどまってくれた。

十四日目、勝てば千秋楽結びまで優勝がもつれることが決まる御嶽海との取組、この一番に勝ったとき日馬富士は場所を守りきったのです。よくぞここまで持ってきてくれた。よくぞ最後まで出続けてくれた。優勝よりも大きなつとめを果たしたと思います。さすが横綱・日馬富士、あっぱれです!

↓日馬富士のおかげで優勝争いの興味もつながり、秋晴れにも恵まれ、発気揚々と国技館へ!
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↓入口には満員札止めの報せが。人気継続中!
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↓国技館入口では四横綱の土俵入り看板がお出迎え!
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↓場内には大関衆の看板がひっそりと展示!
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↓今場所から新たに設置された高安です!
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怪我がなければ高安が優勝だったろうに!

兄弟子同様、優勝運がないのぉ!

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正直、場内はひところに比べて熱気は落ち着いてきています。確かに満員御礼ではあるけれども、お客の出足は鈍く、買い物や飲食へのテンションも低め。正面入り口は閑散としており、錦絵屋のオヤジや、オリジナルグッズの売店は昼過ぎまで店を開けないというやる気のなさ。3横綱2大関の休場ではこれも仕方ないでしょう。

↓買う人もいないもんで、錦絵を飾るのも面倒になったのか…?
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↓恒例のちゃんこでは高田川部屋が「しょうゆちゃんこ」の名前でスープカレーを提供するという詐欺的行為も!
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ダメだよ、相撲客にスープカレー出したら!

カレー粉入れたらカレー味になるに決まってるだろ!

奇策はいらない!塩・しょうゆどっちかでいい!

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それでも、最後の最後まで優勝が決まらないということが救いとなっていました。スープカレーへの不満も含めて一切がっさいすべて、ホクホクした気分が打ち消してくれます。結びの一番、優勝を争う決戦、そのひとつだけで今日の価値は有り余るのです。

本割で豪栄道が勝つならそれもよし。もしも決定戦になれば嬉しいサプライズ。僕は感謝をこめて日馬富士の応援です。好角家にはおなじみの「日馬富士の取組のとき、甲高い声でハッルッマッフッジーと叫ぶご婦人」に負けないくらい、大きな声で日馬富士にコールを送ります。

嬉しかったのは、場内が五分五分の声援だったこと。もっと豪栄道の応援が出るかと思いましたが、日馬富士の声援が盛り返し、熱い応援合戦になりました。日本とかモンゴルとかみみっちいことを言う輩を寄り切ったような気分で、相撲はいいものだと改めて思います。

↓本割、そして優勝決定戦と日馬富士が連勝!最大3差からの大逆転優勝!


もう豪栄道はチカラがなかった!

ていうか、そもそも9勝6敗くらいの場所だったはずが、休場祭りで余分に勝ってしまっただけ!

あっけないくらいの圧勝でした!


優勝インタビューでの「横綱に下がる場所はない」という覚悟の言葉。さりながら、一夜明け会見では「いい見本、手本となり、いい背中をみせて。先輩から受け継いだものを後輩へ渡していく立場。それが相撲道」と若手の成長を喜ぶ気遣いの言葉。強くて、優しい、いい横綱ぶりじゃないですか。

何とかあとひとつ、優勝してもらいたい。

史上最強の大横綱・白鵬と時代を同じくしたことで、成績的には陰に隠れがちな日馬富士も、あとひとつ勝って優勝10回とすれば、いわゆる「名横綱」の仲間入りとなるでしょう。優しくていいやつだった、という話だけではなかなか後世には残りません。強かったという話でしっかりと伝わる横綱になってほしい。

日馬富士の優勝10回の節目を見られるかどうか。今回のリーチで、大相撲観戦に新たな楽しみが生まれました。稀勢の里・日馬富士の千秋楽全勝相星決戦、どこかで見られたらさぞ楽しいだろう…そんな夢を持って今後も相撲を見ていきたいと思います。何やかんやで、いい場所でした!

↓優勝パレードでは安美錦に優勝旗を持たせる粋なはからいも!

自身の優勝、安美錦の幕内復帰!

ダブルのお祝いで嬉しいパレードです!


↓パレードを見送ったあとふと気づいたらストーカーみたいなのがいた!!
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誰だよこの看板ここに置いてったのwwww

ビックリしたわwwww

誰かが見ている [ 宮西 真冬 ]

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タニマチのかた、協会のかた、日馬富士に殊勲賞あげてください!

今場所が史上稀に見る呪われた場所ということではなく、史上最悪の危機を乗り切ったガタが今出ていると思う件。

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15:53
相撲取りの生産量を増やそう!

呪われた秋場所。今年の大相撲九月場所は稀に見る異常事態となっています。3横綱2大関が休場し、さらにひとり残った横綱・日馬富士も3日連続で金星を配給するという荒れ模様。日馬富士は横綱という立場もありこれ以上黒星が先行するようなら休まざるを得ず、全部で7人も横綱・大関がいるのに千秋楽までにひとりしか残らないという可能性も大いに残しています。

「千秋楽の主役が豪栄道かぁ…」

そうした状況に「相撲取りの壊れやすさ」を論じる意見が多くなっています。ケガをしやすくなってのではないか。トレーニングが不足しているのではないか。科学的なトレーニングが必要なのではないか。そうした意見の数々。しかし、僕は思うのです。本当に相撲取りは壊れやすくなったのかと。

確かに今場所の怪我人・休場は多いですが、その内容は「壊れやすさ」とは違うように思います。まず横綱を見ていくと、今の4横綱は全員が30代。白鵬が32歳、日馬富士が33歳、稀勢の里が31歳、鶴竜が32歳。この年齢というのは、相撲取りとしては引退が見えてくる年齢であり、もうとっくに辞めていても不思議はないものです。

過去の横綱を振り返ってみれば、朝青龍が29歳で辞めたのは例外的としても、武蔵丸が32歳、若乃花が29歳、貴乃花が30歳、曙が31歳、旭富士が31歳、大乃国が28歳、北勝海が28歳、双羽黒の24歳はノーカウントで、現状の横綱陣を超えるところというのは隆の里の33歳、千代の富士の35歳というところまでさかのぼります。今の4横綱はむしろ、よく残っているほうなのです。

また大関陣の怪我というのは照ノ富士は慢性的なヒザの怪我を抱えているものであり、高安はまさに突発的な怪我です。これは怪我をしやすくなったというよりは、ずっと怪我をしている照ノ富士と、高安の怪我が重なったというだけのこと。

そういう意味では今場所というのは「本来なら引退していてもおかしくない横綱たちが年相応にガタがきており、前から怪我をしている照ノ富士がやっぱり怪我をしており、そこに高安が怪我をした」すなわち「高安が怪我をした」だけと言えるのではないかと思うのです。

↓高安が怪我をしたのが痛かった!持ってない!


初優勝を狙える場所だったのに!

田子ノ浦勢は昇進のときに天運を使い果たして、今精算しているみたいな感じ!

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ここでさらに番付を下へと見ていくと、三役格では御嶽海は24歳ですが、嘉風は35歳、玉鷲は32歳、栃煌山は30歳とやはりベテランの域ですし、大関を陥落した33歳の琴奨菊、休場している碧山も31歳と30代が上位に多く居並んでいます。逆に阿武咲21歳、貴景勝21歳、大栄翔23歳といった若手は好調で、混戦の場所を盛り上げています。

僕は今場所のガタの原因は、まさにガタ、衰えであると考えています。本来であれば若手に追い落とされ、番付を下げているか、引退していた力士が土俵に長くとどまっていることで、ガタが目立ってしまっただけのこと。問題は20台後半の脂の乗った実力者が上位に乏しいということのほうです。

それは昨日・今日始まったことではなく、いずれくる未来として予見されていたこと。具体的には2008年頃の大麻問題、2011年頃の八百長問題、その他ビール瓶問題などで大相撲人気そのものが低下していた時期にこそ発端があるはずです。人気低下による新弟子志願者の減少によって、今主役となっているべき世代の力士をあまり輩出できなかった。そのことが怪我・年齢によるガタを目立たせてしまったのだろうと。

むしろ、今ガタっている横綱たちが長く土俵をつとめたことで苦しい時期を乗り越えてこられたのだと、感謝をもって見るべき「ガタ」であろうと思うのです。今場所はひとり横綱となっている日馬富士などは両手両足にサポーターをまいて、むしろほかの3横綱以上にガタっているなか、「先に休まれた!」「ずるい!逃げるな!」「俺が出るしかないのか…」と苦笑いで頑張っている。千秋楽までつとめあげることができたなら、金一封ものの奮闘と言いたいくらい。

「巡業が多すぎるのではないか」
「公傷制度を復活させるべきではないか」
「年6場所がそもそも多すぎるのではないか」

そういった休みやすい環境作りというのも叫ばれてはいますが、巡業や場所は稼ぎを生み出す営業であり、減らすというのは難しいでしょう。また、公傷制度があれば休みやすくなるでしょうが、過去にそれを設けていたときには「デブはすぐ休む」という別の問題が生じていました。

土台、デブとデブがぶつかり合っているのですから怪我をするのが当たり前なのです。誰しもが大なり小なり痛いところはある。診断書を取ろうと思えば取れるのです。それで公傷を勝ち取れるようであれば、当然公傷を取りにいくのです。公傷で休んで地位をキープするなら、八百長で上手いことやって地位をキープするほうがまだ見栄えはいいというもの。

相撲取りの安定した生産と供給…コメみたいな話ですが、コメみたいに相撲取りを自給生産していく意識というものが必要なのです。一度、相撲取りの供給が途絶えれば、世間もハッと気づくでしょう。「何でワシらはデブを集めてデブを育ててぶつかりあわせていたのだろう、何じゃコリャ」と。気づかせてはいけない。とだえさせてはいけない。歌舞伎界が世継ぎの話ばかりしているなかで、角界は次世代への意識が低かったかもしれない。反省すべきはその点でしょう。

しかし、ここからはまた気運も変わってくるはず。現在の上位陣、とりわけ白鵬と稀勢の里が再び盛り立てた相撲人気が、新たなデブの安定供給を生むに違いありません。今場所の台風の目となっている阿武咲などは、小学生・中学生年代で頂点に立ち、高校を中退して相撲一本にかける決意をしたといいます。このような若者が増えてくれば、ガタが目立つ前に新世代が台頭するという好循環を作っていけるはず。

その意味では、今場所ガタは目立っているものの「若手の台頭にギリギリつないで、大相撲空前の危機をうまく乗り切った」と言いたいところ。豪栄道、琴奨菊あたりにもその辺をしっかり感じ取ってもらい、「時代」という自分たちでは持て余すバトンを中途半端に握ろうとせず、次世代にしっかりとスルーしていって欲しいもの。僕も今場所は千秋楽のマスを運よくおさえることができましたので、そこで新しい時代というものを見たい。強くそう願う者なのです。

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デブがデブに憧れ新たなデブが現れる!今のデブはよく頑張っている!

テレビ朝日が企画した「大相撲総選挙2017」にもうひとつ納得がいかないので、前提を詰めてやり直しを要求するの巻。

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07:00
総選挙のやり直しを要求する!

31日にテレビ朝日で放映された特番「大相撲総選挙2017」。かねてより朝日系スポーツ新聞であるニッカンスポーツではAKBの選抜総選挙の時期に合わせ同名の企画を開催していました。しかし、今回テレビのほうでやってきたのは力士・親方&ファン1万人の投票によって決めるオールタイムランキングだという点で、大きく主旨が異なっていました。

「雷電爲右エ門!」

この時点で、早くもこの企画は揉め事の火種がありました。ニッカンスポーツでやっていたのは、あくまでも「前の場所の番付で幕内にいた力士」という明確な選考対象があった総選挙でした。しかし、テレビ朝日の企画には「こっからここまで」という線引きがありません。この時点でこの企画には根っこの部分で大きな問題があったと言えます。

そもそも「相撲」とは何なのか、そこからしてそれぞれで見解が異なってくるテーマ。日本相撲協会が公式サイトで掲げる「相撲の起源」という記事では、「古事記(712年)や日本書紀(720年)の中にある力くらべの神話や、宿禰(すくね)・蹶速(けはや)の天覧勝負の伝説があげられる」といきなりスケールのデカイことから話が始まっているのです。

ファン1万人のなかに神話相撲主義強硬派が混じっていた場合、連中は「野見宿禰!」とか「當麻蹴速!」とか言い出すでしょう。しかし、そこに神話ノーカウント主義者たちが「いーや、アレはルールが違う」「むしろ立ち技系の総合格闘技と言うべき」「そもそもホントにいたのか?」などと応戦し、永遠に決着を見ることはありません。いたともいないとも断言できないのですから、すでにこの時点で選挙など不可能なのです。

僕も神話はノーカウントだと思いますので、ここは穏便に江戸時代の勧進大相撲以降を相撲とするとしましょう。ここにも若干の議論はあるでしょうが、現代に連なる相撲という意味ではここがスタートであることは一応の一致を見るでしょう。しかし、これとて最初のほうはボヤーッとしています。たとえば、現在公式に認定されている「横綱」の初代にあたる明石志賀之助なる力士は、「いる」「いーや、いない」といまだに存在からして不明瞭な人物。何故初代に位置付けられているかというと、「昔の人が何となくそう言っていたから」という話でしかありません。

記録上もさすがに実在はしたんだろうと思われているところでは、実質的な初代横綱として扱われ、江戸時代に一時代を築いた第4代横綱・谷風梶之助、そして谷風と名勝負を繰り広げたとされる第5代横綱・小野川喜三郎、そこに横綱免許こそ持たないものの史上最強力士に推す声も高い雷電爲右エ門が加わる。まずこの時代をどうするのかを投票前に決めておいてもらわないと、投票する側としても非常に困るのです。

しかし、番組はまったく煮え切らない。収録現場には10万54歳のデーモン小暮閣下も立ち合っていたというのに、一向にその話が出ないのです。閣下はいつも「吾輩は相撲をかれこれ300年は見ている」と言っているじゃないですか。谷風・小野川の時代を見ている唯一の生き証人として、何故そこでクチを挟まないのでしょうか。横に座っていた吸殻拾いのオッサンに遠慮していたのでしょうか。悪魔なのに。

↓デーモン小暮閣下は一体誰に投票したのか、具体的に聞きたい!

「吾輩はかれこれ300年見ているが」
「まぁどのジャンルにおいても」
「普通のことだとは思うのであるのだけれども」
「技術も発展し」
「トレーニング法も確立された」
「現代のほうが普通に強いのである」
「したがって、吾輩が投票したのは」
「第3位:北の湖敏満」
「第2位:輪島大士」
「第1位:白鵬翔」

みたいな話だったら夢が一気にしぼむわ!

閣下だけは最後まで設定を貫いてほしい!


↓しかし、フタをあけてみれば閣下は番組の空気を読んで、千代の富士を1位と予想!

閣下の投票ということではないけれども、ここで「雷電!」とか言うのが悪魔ではないのか!

あるいは「サタンが最強であるなぁ」的な言いがかりとか!

番組の主旨に逆らわない、物わかりのいい悪魔!

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実際にどういう仕組み、どういう決まりでこのランキングを作ったのかは、くわしい調査方法の発表もなかったので判然としません。しかし、実際にランキング発表が始まると、30位(※横綱だけでも72人いるのだから、いきなり超トップランカーからの発表)に入ってきたのが元大関の若島津という具合で、早速僕は頭を抱えました。「江戸はノーカンみたいだな…」「ていうかどういうルールでやっても30位に若島津は入らないと思う…」「高田みづえひとりで選ぶランキングでも30位には入らないと思う…」と。

この手の投票では、あらかじめ有力な候補を挙げておくこともありますので、選択肢が100ぐらいあって「4:谷風、5:小野川……72:稀勢の里……」などと書いておくという手法もあったはず。そこまで書いておいたうえで「私は絶対若島津!」だとファンが言うなら、それはそれでいいと思います。しかし、今回の場合は極めて疑わしい。今後の同様企画の開催のためにも、調査手法については検証が求められるのではないでしょうか。

↓結局、番組ではその辺の設定を明かすことなく、雰囲気でスタート!

どうでもいいけど、ここにわざわざ「輪島」を入れるのはどっち方向で攻めてるんだかわからなくて怖いな!

輪島は確かに立派な横綱だけれど、この手のランキングでは「そっとノーカウント」にされてもおかしくないぞ!


ランキングが発表されるにつけ、ここまでクドクド言っていたことは何の意味もないことが明らかになっていきます。ランキングにはまだ三役に上がったこともない遠藤がごく普通に飛び込み、高見盛や宇良も当然のようにランクイン。どうやら、強いかどうかは度外視で、人気で決めていこうじゃないかということのよう。この形式ならもしかして貴闘力(各種賭博)や琴光喜(野球賭博)、輪島大士(ゴールデンアームボンバー)、双羽黒光司(武輝道場)にもワンチャンあるかもしれません!

↓そして期待通りに輪島が13位にランクイン!

この悪魔、260年くらい相撲を見続けたうえで、1970年代になって「輪島最高!相撲最高!」と気づいたっていう設定だぞ!

260年よく頑張った!感動した!

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その後も自由に愛と思い出を語っていくランキング。第66代横綱・三代目若乃花を12位にランクインさせた際には、主なライバルとして弟である貴乃花をピックアップ。現役時代の本場所では、貴乃花を歪ませた優勝決定戦しか対戦はないわけですが、両者引退後の年寄名跡を巡る骨肉の争いなども含めての総合的な判断としていることがうかがわれます。

↓選ぶほうもリラックスしたもので、元朝潮の高砂親方は弟子の朝青龍ではない力士を推しながら、よれよれのレッドソックスのTシャツで登場!


いろいろダメだろwwwww

あと、スタッフも朝青龍について一言くらい聞こうやwwww

相撲の番組だって言ってるんだから、せめて野球のTシャツはやめようwwww


↓そして最終的な順位はこうなりました!
1:千代の富士(横綱)21817ポイント
2:貴乃花(横綱)9890ポイント
3:大鵬(横綱)8614ポイント
4:白鵬(横綱)7194ポイント
5:北の湖(横綱)5362ポイント
6:稀勢の里(横綱)4009ポイント
7:朝青龍(横綱)3557ポイント
8:双葉山(横綱)2909ポイント
9:初代若乃花(横綱)2596ポイント
10:舞の海(小結)2022ポイント
11:貴ノ花(大関)1836ポイント
12:3代目若乃花(横綱)1292ポイント
13:輪島(横綱)1226ポイント
14:千代の山(横綱)998ポイント
15:寺尾(関脇)872ポイント
16:宇良(幕内)853ポイント
17:栃錦(横綱)790ポイント
18:曙(横綱)770ポイント
19:高安(大関)713ポイント
20:小錦(大関)710ポイント
21:柏戸(横綱)708ポイント
22:魁皇(大関)676ポイント
23:北の富士(横綱)659ポイント
24:2代目若乃花(横綱)542ポイント
25:日馬富士(横綱)481ポイント
26:高見盛(小結)443ポイント
27:遠藤(幕内)368ポイント
28:武蔵丸(横綱)363ポイント
29:千代大海(大関)351ポイント
30:若島津(大関)347ポイント

※ひとりあたり3力士に投票し、1推しが5ポイント、2推しが3ポイント、3推しが1ポイントを獲得する仕組み

貴乃花にすらダブルスコアの大差をつけた千代の富士のぶっちぎり!

現役横綱・鶴竜は圏外というあたりがむやみにリアル!

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ぜひこれはもう一回、しっかりと前提を詰めたうえでやり直したいもの。以前、テレ朝でやっていたプロレス版の似たような企画でも「4位がオカダ・カズチカで5位が力道山」といった、もう単純に世代間の人数勝負みたいな結果が戸惑いを生んだもの。ジャンボ鶴田原理主義者たちの「ジャンボ鶴田こそが最強」という総選挙の主旨を無視した主張もいつも通り展開され、「前田日明がいないのはオカシイ」「いーや前田は総合格闘家だからいてはいけない」などのU系ファン同士の罵り合いも生まれるなど、ランキングは混迷を見せました。

相撲ならなおのこと。せめて「いつからいつまでの力士」に関する、「最強ランキング」なのか「最愛ランキング」なのか、だけでも事前にハッキリと宣言をしておいてほしいもの。そしてできるならば「最強」を軸にやってほしいもの。どうせランキングの上位はある程度強くなければつとまらないのですから、それなら思い切って「最強」で争うほうが結果的に愛もにじむのではないかと思うのです。

「やはり千代の富士だろ!」
「いや、あれは八百長!」
「八百長ではなく脅していただけ!」
「その千代の富士にも勝ってるし貴乃花!」
「貴は言うほど強くない」
「ジャンボ鶴田!」
「やはり白鵬でしょう」
「曙・貴乃花と同時代ならこんなに勝ったかな?」
「今は鶴竜でも横綱なんだぞ」
「それを言ったら三代目J Soul 勝氏も大概」
「勝氏はチーム戦のキャプテンだから…」
「キャプテンというほどの人望があっただろうか?」
「やはり最強となれば谷風でしょうなぁ」
「見たことないだろ!きっと弱いわ!」
「そっちも見たことないだろ!絶対強いわ!」
「ジャンボ鶴田!」
「69連勝の双葉山こそが史上最強」
「あれは戦時中みたいなもんだし」
「連勝したら強いってのもヘン」
「ヒクソン・グレイシー=最強ではないだろ」
「大鵬こそが最大公約数ではないか?」
「それ雷電より強いの?」
「雷電出してきたら話が終わらんだろ」
「大鵬にはそういったレジェンド感がない」
「貴闘力に娘をやっちゃう判断力も疑問」
「ジャンボ鶴田!」
「稽古をすれば輪島こそが最強」
「そんなIFの話してもいいのかよ!」
「全部IFの話だろうが!」
「雷電だの谷風だの全部IFだろうが!」
「IFでいいならもはや何でもアリだな!」
「相撲やってなくても参加できそう」
「ジャンボ鶴田!」

といった会話のなかから、互いに互いを認めていくような作業も、相撲ならば可能なはずです。ドラゴンボールみたいなバトル系の漫画でも、人気投票よりも強さ議論のほうが盛り上がるでしょう。大相撲ならそれができる。この単純明快なルールと、用具等で差が生まれない競技性。相撲こそが正しく熱く強さ議論ができる稀有な題材であろうと僕は思います。次回はぜひ、最強力士を議論で決める番組としてほしいもの。人気投票は、ニッカンスポーツのほうでしっかりやってますしね。


僕は「宮沢りえと結婚した貴乃花(IF)」を最強力士に推します!
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