スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

陸上

やった甲斐あり!大幅な規模縮小で閑散とした東京マラソン2020で、みんなの我慢が実を結ぶ大迫傑さん日本記録更新達成の巻。

12:02
東京マラソンが新たな歴史を生んだ!

新型コロナウイルス感染拡大警戒のなか行なわれた東京マラソン。前日の夕方には内閣総理大臣が国民へ向けた記者会見風の「自粛」メッセージを発信していました。「ここ1〜2週間」が極めて重要であるのだと。僕も同じ気持ちで今年の東京マラソンは観戦を自粛しました。毎年恒例のイベントを見送る寂しさをこらえ、それこそがこの大会の「応援」になると信じて。

そして3月1日、テレビの向こうには素晴らしい光景が広がっていました。青い空、穏やかな風、11度台の暑くはない気温、そして閑散とした東京の街。これが本当に東京マラソンなのかと信じられないような気持ちでした。二重・三重に人垣ができ、沿道の最前列で選手を待ち受けることは42.195キロどの位置でも困難である東京マラソンの沿道がスカスカなのです。特に、選手が走るのと反対側の沿道などは「人がいない」と表現しても差し支えないほど。

規模縮小のため、一般ランナーの参加は取り止めとし、セレモニーや応援スタンドの設置も中止となりました。練習していたのはランナーだけではありません。この日のために練習を重ねたチアのチームや、ダンスのチームなど沿道にもこの日に懸けてきた人たちがたくさんいる大会です。それがみんなで「来ない」ことで大会を支えている。行こうと思えば誰が妨害することもできない公道に、自分の意志で「来ない」ことで「頑張れ」と言っている。「たくさんおるやん!」なんて言ってるのは観戦の場所取りで苦労したことがない人だけです!

↓よし、沿道も隙間を空けて「応援」する雰囲気だな!



閑散とした東京の街を駆けていく選手たち。引っ張るペースメーカーは2時間3分台の第1集団と、日本記録更新ペースの第2集団とに分かれます。日本勢三強からは井上大仁さん・大迫傑さんが第1集団に、設楽悠太さんが第2集団につきました。果敢にハイペースで入った井上さん、むしろ自重気味に入った設楽さん、そしてレースがどう転ぶかをいつもどおり先頭集団の後方で観察する大迫さん。それぞれに自分らしい位置取りです。

ただ、沿道は閑散としているけれど、何故かミッチリと置かれていたのがドリンク。置き方の影響もあってか、大迫さんは5キロ・10キロと連続して自分のスペシャルを取り損ねます。一度は立ち止まって探してしまう場面なども。5キロ地点のあとには他選手からドリンクをわけてもらう場面もありました。まぁ、そこは信頼関係なんだと思いますが、一応「ドリンクの回し飲み」は避けたいところです!

↓ミチミチ置いてあって、走りながらだと「んあ?どれや!」となるドリンクテーブル!

き、き、規模縮小だから!

テーブルの濃厚接触を避けたら、ドリンクが濃厚接触しちゃいました!てへぺろ!



第1集団、第2集団ともに日本記録を超えるペースでレースは中間点に。先頭は1時間2分01秒で中間点を通過し、単純計算なら2時間4分台、あるいは3分台もあるかというような途中経過です。やや気温が上がってきたため、井上さん・大迫さんらは手袋を途中で外すなどしており、そのあたりが終盤どう響いてくるかというところ。ペースメーカーも約束の30キロを前に徐々に離脱し始め、選手同士の真の勝負へとレースは移っていきます。

25キロ付近では先頭集団が割れ、井上さんが第1集団の第2グループにつける形になり、大迫さんはポツンと単独走に。第2集団以降からは長い直線でその様子がハッキリと見えており、俄然元気も出てくる展開です。「あんなペースで行けるのはエチオピア勢だけ」「第2集団が正解」「さぁ東京五輪をつかまえるぞ」と。全員が日本記録を1分以上更新しそうな展開のまま、超ハイレベルな「落ちてきたぞ」「つかまえるぞ」が始まりました!

↓ゴーストタウン化した日本橋・銀座で真の勝負が始まる!

銀座50万人パレードとは逆の感動!

買い物客でにぎわった土曜日よりも人が少ない!

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そして、ついに勝負が動いたのが32キロ地点。一度は先頭集団から離れた大迫さんがペースを維持してジワジワと追いつき、井上さんの「苦しそうな顔」を確認するや一気に飛び出しました。まだ選考レースは残っているものの、東京五輪出場権に届く記録が出るとすればこの東京マラソンのみ。日本人に負けなければ東京五輪が決まる大迫さんが、自力で東京五輪へ前進していきます。

じょじょに落ちてくるペース、後方からは中継用の「バーチャル日本記録ライン」が迫ってきます。すでに第2集団以降は後ろに置かれ、さらに一時日本人先頭にいた井上さんまでも取り込んでいこうかという構え。大迫さんはその前で日本人先頭を走っています。終盤にかかっても1キロ3分ちょうどあたりをキープする高速の粘り。終盤にはいつも以上に「差し込み防止のために脇腹を抑える仕草」も頻繁に見せます。今回はちょっと痛いのかなというほどの回数ですが、それでも最後までペースは緩めず、駆け抜けていく。自身が持つ日本記録更新へ。解説席の増田明美さんからは、あまりに下世話なのでみんなが我慢していた「(日本記録更新なら)1億円ですよ!」の声も上がりました。1億もらえるかもしれないチャンスに仕事をしないプロがいるものか。大迫傑さん、プロの仕事ぶりです!

↓スカスカの丸の内(例年比)を大迫傑が駆け抜けていく!


↓やったぞ大迫傑さん!自身の持つ日本記録を更新する2時間5分29秒でフィニッシュ!

よっしゃ、1億円ゲット!

ついでに東京五輪へ大きく前進!

というか、ほぼ確定です!

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「やる」こと自体に対する逆風も多いなかでの大会でしたが、たくさんの人が我慢をし、協力をし、「応援」をしてくれました。選手もそれに応え、特に大迫さんなどは「誰も自分の記録を抜かない」ことに賭けて待ちの姿勢でもよかったところを、自分を超える走りを東京で示した。走らなくてもいいのではないか、様子を見てペースが上がらないようならリタイアでもいいのではないか、そんな声もあったなかでの力走。ここでチカラを示せないなら五輪の勝ち負けなどないし、1億円もない。そんな高い目標を感じさせるような走りでした。

人間が生きている以上、何もしないで家に隠れているわけにはいきません。毎日どこかで誰かが働いています。「自粛」とは「生きる」ことまで止めるという意味ではありません。大迫さん、そして参加したエリートランナーたちは、このご時世のなかでも「走る」ことで「生きる」ことを継続した。やらなければ生まれなかった歴史を、やったことで生み出した。

マラソンが日本で人気である理由。

苦しい走りを人生になぞらえ、「歯を食いしばって生きつづける」ことへの共感。

東京マラソン2020は、それが一際強く示された大会だったと思います!




走ったランナー、我慢したランナー、我慢した観衆、「東京」の街に感謝です!

【お知らせ】新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当ブログ編集長における東京マラソン2020移動観戦イベント自粛のお知らせ。

12:30
「私を抱いてそしてキスして」的なラインの見極め!

毎日コロナという雰囲気の日本、そして世界。株価は下がり、学校は休みになり、会社はつづく……地獄のような世界が広がっています。弊社でも「スケジュールに影響のない範囲で有給休暇を取得する」ことを許可していただく非常事態となりました。よく考えるとそれって「当たり前の権利じゃね?」とは思いますが、ついに社畜すらも当たり前のラインまで尻込みし始めたということなのかもしれません。

そんななか、この自粛ムードのなかで敢行されようとしている東京マラソン2020。真っ先に一般ランナーの参加を取り止めるなど規模縮小へと舵を切ったイベントでしたが、サッカーや野球が「この期間はやめときますわ」と言い出したことで、「まだやろうと思っているのか!」という白い目で見られています。動きが早過ぎたことで対応が手ぬるく見られるという展開。日本相撲協会方面から「後出しが一番強い」という声が聞こえてきそうな、先手負けという状態です。

↓東京マラソンは「参加選手数百人だから大規模イベントにはあたらない」などと言い出しており…!

野球とかサッカーと同じタイミングで「一般取り止め」を言えば、「3万人削った」ように見えたのに!

一段落して「数百人集まってる」に見える!



多方面から「んなわけあるか」とツッコミが出ておりますが、ここはひとつ冷静になっていきたいところ。今、世界はどの辺まで行動を差し控えるべきかのラインを探っている段階です。新しい感染症が出た場合、そうなるのは当然のこと。ただ、「万全」を追い求めると「どこにも行かない、誰にも会わない」だけが唯一解となってしまいます。そして、それは人間という群れて生きる生物にとっては無理な話です。

かつてHIVが登場したときもそうでした。一緒にいるだけで恐れ、差別的な拒絶をする……「万全」を期して互いを遠ざけるような行動を取ることが標準となりました。しかし、やがて研究が進むなかで感染力がそれほど強いものではないという知見が共有され、握手やハグ、キスといった程度の接触では感染の可能性はまずなく、性行為の際にスキンをつけるなどすることで家族・恋人としても一緒に過ごしていけるのだというラインまで見極めることができました。

今回のキーワードである「濃厚接触」についても、その辺のラインを見い出していかないと永遠に落ち着きというものは戻ってこないでしょう。接触感染、飛沫感染、エアロゾル感染もするのではないか……そんな心配の前では息をすることすらできません。が、今このように全員が感染しているわけではない状況からは、どこかに「この程度なら問題ない接触」が多分ある。

現状の知見からは、「空気感染はしていないと考えられること」「閉鎖空間での長時間の会話などは避けること」「2メートル以上の距離を開けることが望ましいこと」「こまめに換気・手洗いをすること」などが推奨されています。飛び散る唾液や鼻水に触れないこと、口に入れないことが重要であるのだと。

<新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)>

1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
3.できるだけ全員がマスクを使用する
4.小まめにうがい・手洗いをする
5.日中はできるだけ換気をする。
6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
7.汚れたリネン、衣服を洗濯する
8.ゴミは密閉して捨てる



こういう知見からすると「屋形船で鍋」とかはやはり避けるほうがよく、十分な換気のもとで少し距離を置いておきましょうというラインが見えてきます。その意味で東京マラソンはというと、選手に関しては大きな問題はなかろうと思われます。走っているのは換気100%の屋外で、沿道との距離は相応にあり、かつ走って通り過ぎるので長時間の接触はなく、ランナー同士も30分もすれば縦長の展開になっていくわけですから。

先頭集団同士は若干同居する時間が長いかもしれませんが、そこに留まる選手の大半はまだ感染が流行していない地域からきた招待選手たち。日本のトップ選手もケニアやニュージーランドを含めてバラバラに合宿をして大会へと向かってきています。現時点で発熱や体調不良などあろうはずもなく、まずもって問題ないでしょう。これすらも無理であれば、今頃はもっと広範囲に感染が拡大しているはずですし、新宿・銀座・渋谷あたりは封鎖せざるを得なくなっていたはず。

↓選手たちも人事を尽くして天命を待つ心境でレースに臨みます!


「諦めて神頼み」じゃないですよ!

清潔を保ち、マスクをするなど人事を尽くして、そのうえでお祈りです!



やはり一番気をつけるべきは沿道の観戦者でしょう。20キロ以上の距離に散らばるわけですから、人数が多いこと自体で「大規模」とは言えないでしょうが、マラソン観戦では最初からゴール前で待っているようなスタイルが見受けられます。レース前から考えれば3時間以上に渡ってゴール前のいい場所で待っているスタイル、これは隣り合った人同士が飛沫を吸い合うことになるかもしれません。ワー!とかキャー!とかで。

台風の日に田んぼを見に行く自由があるように、応援するなと命ずることは誰にもできませんし、ましてやそこは公道です。誰にも強制力はありませんが「ゴール前で3時間待機」とかは、現状の知見とご時世を勘案して自粛していきたいもの。日本陸連からも「沿道などでの応援を自粛いただき、テレビやインターネット観戦を通じて応援いただければ」というハッキリとしたメッセージが出ています。「公道を歩くなとは誰にも言えないが、ハッキリ言って来ないでください」と。

逆に言えば、観戦者さえ気をつけていけば、選手は換気十分のなかでほぼほぼバラバラに走るわけですから、しっかり走って、しっかり帰ってもらえるはず。「ここ1〜2週間」が大事だという精神で、こらえていきましょう。一般ランナーがこらえた無念を共有して、観戦者もこらえていく。こらえることで一緒に東京マラソン2020を作っていく。例年なら僕はスタート地点から3ヶ所ほどを電車移動しながら応援することにしており、「移動しながらなら大丈夫じゃない?」とは思うのですが、今年は観戦を自粛することで選手を「応援」していきたいと思います。僕が行くことで誰かにお金が入ったりするわけでもありませんしね!

↓どうにもこらえられない人も「ゴール前で3時間待機」とかは避けてくださいね!

「ゴール前3時間」は映画・音楽コンサート並みに長いですからね!

結局、大半はスマホのテレビで見て待ってるだけですからね!

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あと、選手は「水のまわし合い」は避けて走るようにしましょう!

厚底シューズ問題は「現行品許容」「板の追加、超厚底は不可」で決着したので、どの選手も厚底によるメリット導入不可避の巻。

08:00
板を増やすのはとりあえず禁止です!

東京五輪・パラリンピックを見据えた厚底シューズ問題が着地しました。31日、国際陸連が下した裁定は「現行品の許容」でした。一部の選手に供給中とされていた新タイプ「アルファフライ」については不可とする内容ではあるものの、現状の「ヴェイパーフライ」類については使用が可能ということで、多くのマラソンのランナーにとってまずはひと安心といったところでしょうか。マラソン以外のランナーはそうではないかもしれませんが。

↓ザックリと概要をまとめておきます!
●2020年4月30日以降、競技会で使用される靴は4か月間前から、どのアスリートでも入手ができる一般小売市場で販売されていなければならない。(※つまり東京五輪マラソンに間に合わせるには、8月8日の4ヶ月前の4月8日?、7月24日の4ヶ月前の3月24日?までに一般発売されていないといけない)

●審美的理由や、医療上の理由によりカタスマイズすることは許される。

●以下の要件を満たさないものは無期限の使用停止とする。
・ソールの厚さは40舒焚
・剛性プレートは1枚のみ(※どんな材質であれ/複数埋め込み不可)
・プレートは同じ平面内に連続で配置する(※複数の箇所にまたがってもよい/重ねるのは不可、パラレルも不可)

●スパイク付きの靴の場合、スパイクを取り付ける目的でのみ追加のプレートまたはメカニズムを取り付けられるが、その場合ソールは30舒焚爾箸垢



現行品はセーフ!

買っちゃったランナーも、足を慣らした選手も、二度手間は発生せず!


↓ただ、一部選手に供給されているとされる「2時間切り」の新型アルファフライは不可の見込み!

複数のプレートを使用していると見られ、靴底の厚さも40舒幣紊△襪箸いΔ海箸覆里如∈2鵑竜定によりコチラは使用不可です!仮に明日からすぐオンラインストアで販売したとしても!

ただ、規定におさまる改良版がすでに存在するという噂も出ているので、間に合うかも!

国際陸連の声明のなかでセバスチャン・コー会長は、シューズの統制をするのが世界陸連の仕事ではないとしつつ、「かなり前から一般に出回っている靴を排除することはできない」というコメントを残しています。もうヴェイパーフライが広く市民ランナーにまで使用されている現状と、ランナーたちからの「これで走るの楽しいし、いいじゃん」という率直な世論。

究極の平等を求めるなら裸足で走るべきところを、「靴は履くのが当たり前」という一般的感覚によって靴を許容したように、もはやこのプレート入りシューズは一般化しているのである、そんなところでしょうか。この先の無制限のプレート組み込み競争にはストップをかけることで、一定の線引きはできましたし、穏当な落としどころでしょう。

実際、新型アルファフライは従来の一枚プレートから長さの違う複数枚を組み合わせた重ね板構造になっており、電車やクルマの足回りに入っているリーフスプリングのようです。「硬いカーボンプレートの靴底」は靴としてもアリかもしれないけれど、何枚も入れてくると見た目も含めてバネっぽくなるし、すでに「バネじゃない?」って疑われてるんだからダメだよ、と。板だけに釘を刺したということでしょう。

↓アルファフライの構造図と電車の重ねバネを比べると、ますます疑われそうなのでダメです!

3枚が入ったら、次は5枚!

5枚が入ったら、次は7枚!

まぁ、それはどこかで制限かかりますわな!



決着したとは言え、率直に言って「あいまい」で「間に合わせ」で「厄介」な規定だなと思います。靴底の厚さについては「ヴェイパーフライは許容するが、アルファフライは禁止にしたろう」ということで間を取っただけに過ぎません。理由があって何mmではなく、今あるもの以上はやめよう、ということだけ。「靴底の反発はこの数値以上は不可」という決め方ではないので、厚さの範囲で猛烈にビヨンビヨンするようになったらまた考え直しになります。走り高跳びなどはもっと薄い靴底に縛っているわけで、そこに合わせるわけでもないのなら、あまり意味がない規定のように思います。

そしてプレートは「一枚の平面」ということですが、「平面」とは言っても現行のスプーン形状が許容なのですから「一枚板」でさえあればいいのでしょう。曲がりの形状や、長さについてはパラリンピアンが使う本格的にしなる義足も「一枚の平面」であることは変わらないわけで、そこを目指していくことも規定内で可能です。つま先やかかとの先まで微妙に板が伸びてきたり、かかとの上まで板がまわってきて、本格的に曲がるものが出てきた場合、一度追認してしまったことで改めて止める理由は探しにくくなりました。競泳の高速水着とは異なり、プレートありきでの戦いがこれからはつづく…そういう決断だったと思います。

そして、トラック競技も含めた厚底系以外の選手にとって、「靴職人による特注品」や「エリートだけの限定品」が規制されてしまいそうな規定は、無用の混乱を生むでしょう。足型を取って作った特注品は、市販品と言えるのかはなはだ疑問です。使い古しを1個だけヤフオクで「全世界OK」で売ったらそれでもいいのでしょうか。それとも使い古しを100個売ればいいのでしょうか。あるいは「伝説の靴職人があなたのために作ります!」というオンラインショップを立ち上げて、売りたくない相手を「5年待ちです」とかハネればOKなのでしょうか。「特注品」ではなく「ハンドメイド靴屋」と言い張ると。ルールのようでルールになっていない規定です。

そして、北朝鮮だけで売っている靴で参加しようとする北朝鮮のランナーなどがいたらどうなるのでしょうか。その靴は「あらゆるアスリートが買えるものではない」わけで、今回の規定を杓子定規に読むなら不可ということになります。「北のアマゾン」とか急にオンラインに作りでもしない限りは。「その靴、効きすぎてない?」が発端だったはずが、「店売りできないものは不可!」という返事が戻ってきたというのは、何のための検討だったのかと思います。

とにかく、お墨付きがついた以上、今どの靴を履いているにせよ厚底系の靴に乗り換えることは必須となるでしょう。現状の特注品で走れるかどうかもあやふやですし、何より厚底系は結果として速い。「女子はこの靴を活かせない」なんて後ろ向きな意見もありますが、これだけ数字として効果が出ている技術を使わないのはそれだけで負けルート。実際に女子マラソンの世界記録も厚底系の靴で昨年更新されました。スラップスケートなどの際もそうでしたが、新技術を導入するリスクを嫌うと、まずもって負けます。履いただけで効果が出るものではない「慣れ」が必要なものならなおのこと。「女子でも使いやすい」ものが出てきてから乗り換えるのでは出遅れです。

そして、忘れていけないのは今回の新規定はあくまでも国際陸連のものだということ。国際陸連の競技会で新型シューズ「アルファフライ」を履くことは不可とされましたが、たとえばトライアスロンは国際陸連の管轄ではありませんので、国際陸連が禁止しようがどうしようが知ったことではありません。トライアスロンの選手にアルファフライを配ってくれたりはしないでしょうが(!)、店で売るようになったら忘れずに買うしかないでしょう。

とにかく、もうつべこべ言わずに履くしかないもの。

いいものが、検討のうえで認められたのですから、靴に慣れるように人間が調整しないといけません。

まだの人は早く買って慣れてくださいね!

↓ちょっと早い気もしますが、もう少ししたら全部の靴がいろいろ入ってるヤツになるかもしれませんしね!


よく考えたらコンバースのゴム底とか何の助けにもなってないし!

コンバースのゴム底、重いし、滑るし、固い!

靴底がもっとフカフカでビヨンビヨンだったら、歩くのもラクになって楽しそう!



コンバースの靴底を替えるか、ヨソであのデザインを出すか、どちらかを希望!

高速水着や厚底シューズのような新技術を禁じる際のラインは、「人間ってスゴイなぁ!」と思えるか否かのお気持ち問題である件。

12:00
走るのは「人間」です!

話題の厚底シューズに規制がかかりそうです。一部報道によれば、陸上長距離走で好記録を連発しているナイキ社の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」が国際陸連によって禁止される見通しであるとのこと。このシューズに埋め込まれたカーボン製のプレートは、かねてより「推進力を生んでいる」のではないかと疑念が持たれており、いわゆる「技術ドーピング」として禁止する方向に傾いた模様です。

↓「履いた瞬間全然違う」「エネルギーの反発性や弾みを高めている」って言っちゃってますしね!


↓マラソン日本記録保持者の大迫傑さんは、「どっちでもいいからさっさと決めてくれーい!」とのご感想!

ありがたいですね!気軽に感想をタダで発信してくれるトップ選手は!

では、どっちでもいいとのことなので、禁止しますね!



これまでもスピードスケートでバイキング社が開発したバネ付きシューズ「スラップスケート」や、競泳でスピード社が開発した高速水着「レーザーレーサー」、あるいはスキージャンプでのモコモコスーツなど、さまざまな用具が開発され、議論され、禁止されたり認められたりしてきました。とりわけ印象深いのは高速水着問題でしょう。

北京五輪当時、世界記録を連発した高速水着レーザーレーサーは「身体を強く締め付ける」「撥水性の高い特殊な素材」「特殊な接着による抵抗の少なさ」などいくつもの新技術が盛り込まれ、多くのトップ選手に支持されました。一方で、製造に時間と手間がかかることから、すべての選手に行き渡らせるのが困難であるという問題や、価格も高かったことで経済的な格差が競技力の差に直結するという問題点も挙げられました。

レーザーレーサーとヴェイパーフライを比較したとき、当時レーザーレーサー禁止の「理由」とされた部分については大いに改善があります。ヴェイパーフライは一般向けの製品であり、箱根駅伝でも多くの選手が着用したように、トップ選手以外でも「買える」ものです。耐久性の問題もあって、頻繁な買い替えでコストがかかるという点は残るものの、現行品の「ネクスト%」でも3万円程度。「みんなが公平に使える」という方向にグッと近づいています。草ランナーでさえ、この新技術の恩恵を受けられるのですから。

となると、やはり問題となるのは靴底に仕込まれたプレートでしょうか。日本陸連による競技規則においても「競技者は、裸足でも、また片足あるいは両足に靴を履いて競技をしてもよい。競技の時靴を履く目的は、足の保護安定とグランドをしっかり踏みつけるためである。しかしながら、そのような靴は、使用者に不公平となる助力や利益を与えるようなものであってはならない」とあります。陸上界は、ドクター中松のジャンピングシューズを認めるつもりはハナからないのです。

↓そのほかにも靴底に「いろいろ仕込むなよ?」の規程は多数設けられています!
●技用靴の靴底および踵は、11本以内のスパイクを取りつけられる構造とする。11本以内であればスパイクは何本でもよい

●競技用靴の靴底または踵から突出した部分のスパイクの長さは9个鯆兇┐討呂覆蕕覆ぁまた走高跳およびやり投の場合は、12个鯆兇┐討呂覆蕕覆

●靴底または踵には、うね、ぎざぎざ、突起物などがあってもよいが、これらは、靴底本体と同一もしくは類似の材料で作られている場合に限る

●走高跳と走幅跳における靴底の厚さは13舒米癲∩高跳の踵は19舒米發任覆韻譴个覆蕕覆ぁ その他の種目における靴底と踵はどのような厚さでもさしつかえない

●底と踵の厚さは靴の内部にある靴底の最上部と靴の外部にある靴底の最下部で計測され、これには前述の構造、または取り外し可能な中敷も含まれる

●競技者は、靴の内側、外側を問わず、靴底の規定の厚さを増すような効果があったり、 前項で述べたタイプの靴からは得られない利益を与えたりするような仕掛けをしてはならない

https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/rule/1910.pdf

じっくり読むと厚底シューズの「うまいこと潜り抜けてる」感が増してきます!

走る競技では靴底の厚さは自由ですし、反発力を得ることは「ほかの靴でもできる」ことですから!



技術の進歩は、自由で無制限です。そもそもの靴を履くことだって、スペシャルドリンクを飲むことだって、アリ・ナシで記録は劇的に変わるでしょう。100年前のランナーに言わせれば「それあったら、ワシもっと速かったわー」という技術はたくさんあります。それらは認められて、靴底にプレートを仕込むのはダメというのは、一貫性はないかもしれません。従来の靴だって裸足よりは反発力があるわけですから。

一方で、何でもOKとはならないのも当たり前。かかとからロケット噴射をして一歩で5メートルずつ進みます…みたいな靴があったら「それ完全に鉄腕アトムですよね」となるでしょう。「機械にも人格を認めるべき」「差別よくない」「彼は僕らにとって家族です」とか言い張りながらサッカーのGKに「ボールを絶対跳ね返すロボット」を置いておくなんてこともダメだろうと思います。どこからダメかはハッキリ言えないけれど、どこかに「ダメのライン」はあるのです。

僕はその曖昧なラインを「人間ってスゴイなぁ!」と感じられるかどうかだと思っています。

何故なら、それこそがスポーツの醍醐味だからです。

「AI将棋」のことを考えてみてください。技術の進歩と研究によって、もはや人間よりもコンピューターのほうが将棋が強いのではないかと言われています。そうした状況下で「スマホでコンピューターの指し手を見ながら指す棋士」がいたらイカサマな気がするでしょう。しかし、コンピューターのほうが強いとなっても、棋士と棋士が勝負をする対局の面白さは変わらないのです。何故なら、対局は「人間が戦っている」からです。その棋士が家ではコンピューター相手に練習をしていたとしても、です。

走るよりクルマのほうが速いけれど、走るのを見て盛り上がる。ジャンプするより飛行機のほうが高く跳ぶけれど、走り高跳びの鳥人に憧れる。機械がどれだけ進歩しようとも、「人間ってスゴイなぁ!」と思う気持ちや、憧れる気持ちは変わらないのです。「人間ってスゴイなぁ!」と思う素晴らしさによって、スポーツは人々を惹きつけているのです。「人間ってスゴイなぁ!」と思いたいのです。

その意味において、ヴェイパーフライは不幸にも「靴のスゴさ」が過剰に持ち上げられてしまいました。誰が好記録を出しても「靴でしょ?」となる本末転倒が生まれていました。箱根駅伝の好記録連発の際も、選手の努力、気候やその他の条件があってのことなのに、最終的には「靴でしょ?」が世間の受け止め方でした。技術面や規定がどうこうではなく、そのスポーツを見た人々が素直に「人間ってスゴイなぁ!」と思えなくなってしまったという情報の伝わり方や印象こそが、技術を禁止するに足る理由であろうと僕は思います。

これがスケート靴やスキー板や自転車だったら、ここまで気にはならないのです。スケート靴やスキー板や自転車は「なければそのスポーツができない」ものですから。人間のスゴさとは無関係な部分ですから。飛躍的な新技術が含まれていても、公平でさえあればいいだろうと。しかし、水着や靴は「なくてもそのスポーツができる」ものです。全裸素足でも「マラソン」「競泳」はできる。スキージャンプも板は必要だけれど、スーツは着なくてもできる。なくてもいいものだからこそ、人間の存在を超える印象を抱かせる用具は問題なのです。

スポーツは徹頭徹尾「人間」であるべきもの。

北京五輪当時、まさにそこが疑念を持たれ、そういう疑念を持たれているという空気を察した選手が反発を見せました。逆説的に言えば、そういう反発をしたくなるような状況こそが「この技術はダメ」とする唯一最大の理由でもあろうと思います。「お気持ち」みたいで恐縮ですが、スポーツというのはすべて「お気持ち」です。スポーツのルールなんて「面白くする」ために考えられているもので、公平性も「面白さ」を守るためにあるのであって、すべては「お気持ち」なのです。何の生産性もなく、機械に遠く及ばない無駄な行為をやっているのは、すべて「お気持ち」のためなのです。「お気持ち」を損ねるようなら、禁止も致し方なしと僕は思うものなのです。

「プレート入りの靴」は、まだ人間には早かったかもしれませんね。

全部の靴にプレートが入る時代がきたら、OKになると思います!





「スゴい靴だ」はOKだけれど「靴がスゴい」はダメというフワッとした感覚!

史上最速の箱根!「やっぱり強かった」の青山学院大学が日々の積み重ねの分厚さで往路&総合新記録の復活優勝の巻。

08:00
青山学院大学、お見それしました!

昨年の箱根を総合最速タイムで制した東海大学、優勝メンバーの卒業は当然あるものの、その地力が継続した今季は東海大学が優勝の本命候補…と思っていました。実際に全日本大学駅伝では東海大が優勝しました。しかし、フタを開けてみれば青山学院大学が「やっぱり強かった」の大圧勝。往路・総合新記録で箱根の王座を奪還しました。

↓青山学院大学、総合優勝返り咲きです!

復路にメンバーを残した東海大は、追い上げ及ばず新記録での復路優勝まで!

青学、優勝おめでとう!お見事でした!



個々の選手の地力もさることながら、この箱根駅伝で勝つために積み上げてきた日常のぶ厚さのようなものを感じさせる勝利でした。プロ的な考えで言えば、箱根で勝つか負けるかが未来の「金」や「環境」を決めるわけですからここに合わせてくるのは当然ですが、それにしてもピークをここにガッチリと合わせてくるのは「強い」としか言えません。

1区、当日のエントリー変更で吉田圭太さんを投入。残しておいた強いカードを1区から惜しげなく切る采配には、「おいおい1区からそのカードかよ」と驚きもしましたが、結果的にはこの1区吉田が勝負の流れに乗っていく好采配でした。気候や環境・靴の影響などで史上最速の高速展開となった往路で、1区からその流れにしっかりと乗っていくには、ここで出し惜しみはできませんでした。振り返ってみれば。対照的に1区で西山和弥さんがブレーキとなった東洋大は、その後往路で区間新を2つ、復路6区でもこれまでの区間記録を更新するタイムを出すも、結局この1区でついた差を取り戻せず、総合10位でのシード権確保に留まりました。

エース区間と呼ばれる花の2区、ここに持ってきた青学1年生・岸本大紀さんの快走。東洋大・相澤晃さんが歴史的区間新を出す裏で、1時間7分3秒の区間5位で「1年生が各校エースとの競り合いを制して」1着で戸塚中継所に飛び込みました。走り始めた瞬間から「落ち着きがヤバイ」と評された風貌は、来年以降のエースの風格を漂わせるものでした。

↓1年生からこの走力、落ち着き、勝負強さ、展開を読む目、風貌、まさに大器!

「強そう…」
「走り始めた瞬間から強そう…」
「漫画なら確実に強キャラ」
「他校の新入生でコレがいたらやばい」
「ランニングコンピューター」
「主人公のライバルに確実になるヤツ」


3区では主将・鈴木塁人さんが安定感ある走りでライバルとなる東海大との差をさらに広げる走り。一番の見せ場となったのは東国大・ヴィンセントさんに「レベルが違う人が来た」と道を譲った場面でしたが、2分以上速いペースの相手にとっとと譲って風除けに使うあたりは、余裕がありました。自分と相手のチカラ、レース全体の流れ、よく見えていました。

そして4区、4年生にして箱根初出場となる吉田祐也さんの起用。卒業後は実業団ではなく一般企業に就職するということですが、4年の最後に区間新記録を樹立するというドラマ。全日本などでは走っていたものの箱根を走れなかった4年間は、すべてが気持ちいいものではなかったでしょうが、楽しく、元気に、チカラをたくわえて最後の冬を迎えられたこと。「3度メンバーから外れても」「4度目に前向きに挑めること」はチームの強さの証。

そんなチームの強さを一層感じさせたのは、昨年・一昨年は5区を担当していた竹石尚人さんが給水に出ていたときの笑顔。怪我もあって今大会はエントリーからも漏れることになったそうですが、自ら出場辞退を申し出て、笑顔で仲間のサポートにまわる。そういう振る舞いができる、それが当たり前になっているチームは、単に個々のチカラがあれば作れるものではないなと思います。こういうチームだからこそ、本番で下手を打たないのだなとも。

↓どんなアオハルやねん…!最高の仲間やん…!

ともに過ごした4年間を、選手とサポートという立場ではあってもともに喜び、「最後の箱根」を走る!

いい雰囲気すぎる!



往路締めくくりの5区では飯田貴之さんがこれまでの区間記録を上回る走りで首位堅持。山登りは初めてということですが、昨年記録を作った国学院の浦野雄平さんに注目が集まるなか、最終的にはそれより速いタイムでシレッと入線しているあたりは、選手起用の見立ても含めてお見事でした。まったく隙のない往路、3分半近い差をライバルの東海大につける完勝でした。

↓いわゆる「スター」はいないのにどの区間も速いし、強い!


復路に入っても青学の強さは見事なものでした。東海大は3枚の強いカードを残して復路での追い上げを図りますが、「前を行く学校が自分のペースで走る」のを後ろから単独で追いかけるのはやはり難しい。6区では東海大の主将・館澤亨次さんが区間記録を更新する走りで差を詰めるも、青学が「主要レースに出始めたのは今年度からという4年生」「箱根はもちろん初出場」という起用であるのに対して、「エース級をぶつけて」「“人間じゃない”と評された区間記録を40秒も更新したのに」「1分しか詰められなかった」というのが実情。数字上は差を詰めましたが、心理的にはむしろ引き離されました。

7区でも東海大に差を詰められるものの、「最初で最後の箱根を走る」「3年次にはマネージャー転向を薦められた4年生・中村友哉」が2分の差を保って次につなぎます。すると8区は、昨年4区を走って区間15位に沈み、東海大に逆転を許した岩見秀哉さんが、昨年8区の区間記録を22年ぶりに更新した東海大・小松陽平さんの区間賞による追走を「1秒負けだけで逃げ切る」快走。箱根の悔しさを箱根で返させる、そいうチカラを引き出す采配でした。

↓復路でも給水の竹石さんが活躍です!


9区、10区、持ちタイムでは30秒から1分ほどずつ東海大が詰められそうな区間。しかし、追い上げるために頑張る走りと、自分の最大限を引き出すための走りとでは、やはり走りやすさが違います。前を行く青学が持ちタイムの差などないかのように軽快に飛ばして逃げていくのに対して、東海大は苦しい走り。10区へのつなぎで「1分半までなら」という展望もむなしく、9区だけで1分40秒ほどさらに突き放され、東海大の追走もここまで。合間に流れる東海大8区・小松さんのインタビューは「1秒しか詰められませんでした…」と半泣きのお通夜モードでしたが、そこで詰められなかったことで決着だったかもしれません。新記録での復路優勝ではあるものの、要所で粘られ、青学に迫れませんでした。

↓全区間強かった!全区間で「これぐらいやれそう」の上を行った!青学完勝!


くーーーー、また青学かーーーー!

アディダスが遅い靴をゴリ押ししなかった時点で勝ってたな!

来年は遅い靴をゴリ押ししてください!

「厚底にしました」って言いながら鉄板でも入ってるヤツで!

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月並みですが、「みんな4年間頑張ってきた青学4連覇のメンバーなんだな」と思いました。初出場の4年生、一般論で言えばチカラに不安があり、重圧に潰されかねないような区間が、ことごとく大学生活の集大成のような走りをしていく青学。ブレーキどころかアクセルになる4年生たちの最後の走り。どの大学もそうなのでしょうが、勝ったことでより一層その「集大成」は輝いていました。青学・原監督の「シードも取れないような選手たちだったものが…」という表現はちょっと言い過ぎかなとは思いましたが、決してスターではない選手たちが大本番で一躍ヒーローになれる、そういう準備をさせてきた日常の積み重ねが確かにあった。出ていない年も、負けた年も、4連覇中のチームの一員だった。がそうでなければ、こんなレースにはならなかったのでしょう。お見それしました、やっぱり青学強かった!

箱根で得られる「正月は終わりだ」の気持ち!今年もありがとうございました!

sports


































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