2017年05月15日

マンチェスター・バイ・ザ・シー

manchester_12

けっこう冒頭の場面
トイレの水漏れ修理の際
何回来てもらっても直らないという依頼主の苦情に
便利屋稼業の主人公がこう言う・・・
「栓を変えるか、便器そのものを新しくするか
 それを決めるのはあなただ・・・」

カモメや海や港、マンチェスターの町並みをゆっくり映し込みながらの
エンディングクレジットを観ながら、この台詞がどうもこの主人公の
生き方を投影している気がしてならなかった。

_SL180_

印象に残ってるケネス・ロナーガン作品
「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」(2000)にも
テリーというマーク・ラファロ演ずるところのダメ弟が
登場しますが、この監督さん、ダメな男をとことん描きたいらしい。(^^)

manchester_01

丁寧に丁寧にエピソードをつないで、決して明るくはないけれど、
かと言ってどんより曇天映画でもなく、じゃ最後に何とかその辺まるく収めて・・
というわけにはいかないけれど、台詞はもちろんのことちょっとした仕草や
目線や小道具の行き先なんかに心動かされる鑑賞者であれば、
映画館を出た帰りの足の運びは決して早くはなく
もう一度、各シーンを振り返って思索を巡らす機会を持たせてくれる作品かと。
たくさんの映画を観てきた方なら、優れた人間ドラマを作れていたかつての
アメリカ映画の良き感触を思い出させてくれる秀作と私は思います。
ただ、あの結論というかエンディングを肩すかしと取るかある意味の“含み”と
解釈するかそれは各々の観点か好みの問題でしょうけどね。

♫ さまざまなジャンルから音楽も巧みに用いられていました。
  でも、初めに映画名を聴いたときから私の脳内に流れていたのは
  この超なつかしいメロディでした。






vivajiji at 11:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ま行 

2017年05月08日

芝居を観に山の中まで。

slide01


「7日に芝居やるから観に来て。」(息子:かとうしゅうや)

「どこでやるの?」(vivajijiかあさん)

「それがね〜 山の中なんだ〜」

うっ、山の中・・・むむむ。

私にとって
山とはイコール過疎田舎であり
おつり来るくらい自然たっぷりであり
げに直射日光バシバシだし
日光湿疹こわいだし
自然いっぱい草木いっぱいってことは
これまたイコール「虫さん」がいっぱいだってことで・・・

住所聞けば、
遠いわ
知らんとこだわ
あああ〜めんどくさ。
でも
息子のためなら、えんやこら、行ってきたの。

うち出て最寄りバス乗ってM駅まで約20分
そこからまたバスで15分ばかし揺られて
いかにも都会から離れた端っこの過疎住宅地の停留所に着いた。
そっから15分以上歩くんだそうだが
「アンタ(私のこと)は大変だからタクシーでおいでね」と言われた。
過疎停留所の前、待てど暮らせどタクシー自体が走ってない。
あきれた木に花咲いた頃、
雨までボッツボッツ降って来たでないの、天気予報のバカ。
待つの大嫌い、歩く瞬間湯沸かし器おばさんの後ろに過疎コンビニ発見。
あってよかったセイコーマート。
愛想よき店員さん、さっそくタクシー屋に電話手配してくれましたよ。
「あの〜どのくらいで来ますかね?」
「はい、すぐ参りますと言ってました。」
待てど暮らせどそれが来ないと来たもんだ。
二回電話して結局15分もしてからやっと来た。
タクシー屋のすぐは当てにならない。

で。
これからだよ〜
黒色のりっぱなタクシーに乗った。
レスラーみたいな体育系運転手
カボチャに爪立てたような糸目、
ぶんぶくれたお盆顔、
ドスきいたダミ声で・・・・「どこまで?」
おそるおそる住所メモ見せる私。
「はあぁ? なに? どこ?これ」
(私に聞いてどうする)
「こんなとこ知らないなぁ」
(心に暗雲発生)
ブツブツ言いながらタクシー屋さんの親分に電話して聞いてる。
なんと、親分も「知らねぇ〜なぁ〜」
同僚にも聞いてくれたが、みな、知らないの一点張り。
主催者や息子も電話に出ない。
上演開始時間には到底間に合わない。
と、
レスラー運転手が、「あっ、あった。地図にあった。」
スマホの地図グリグリしてボサラ〜と言う。
やっとタクシー来たのに乗っても動かず15分経過してやっと動いた。
あああああ〜〜〜
それからまだすったもんだしてやっとこさ辿り着いたのよ。
でもって、
小屋みたいな会場に入ったら混んでて、なんと、立ち見、だよ〜(ーー);

******

そんなこんなで何とか息子の芝居は観ることができました。
今回の企画はこの山の中で創作活動をしていらっしゃる
鉄の彫刻家:浅井憲一さん主催イベントの一巻とのことでした。
観劇後、奥様の勧めに甘えて美味しい紅茶をいただいたり
浅井さんの工房を見せていただいたり、まだ季節柄、虫の
襲来には見舞われることなく楽しい時間を過ごさせていただきました。
*冒頭画像は浅井さんの作品です。
 AZプロジェクトさんサイトから拝借させていただきました。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~az_asai/kenichi-asai/kenichi-asai.html

♫ こうやってPCで見てる段には自然はいいね。
  虫も飛んでこないし。(^^)
  懐かしい!ホルスト・ヤンコフスキー!





vivajiji at 12:51|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!その他 

2017年04月26日

おとなの事情

ce0d9135a1359af5

会話劇のお好きな方
艶笑譚にくすりっとしたい方
役者の演技に見入りたい方
男女の本音と建前なんぞニヒニヒしながら検証したい方
そんな方々なら今公開中のこの映画が最適でございますよ!!
ほかにも
計算されたカメラワークや
小道具の使い方ひとつをとっても
いちいち感嘆しちゃって
「うまいなぁ〜この映画」って思うこと必須でしょう。

640-1


♫ この人の口の中はいったいどうなってるんだろうって
  聴くたび思っていました。もしかしたら彼の場合、
  ありゃ舌が1枚とか限らんかも。(笑)
  76歳、生涯現役でお逝きになられたようですね。合掌。
  でも、でも、言わせて。
  いかに高度なテク駆使して歌われてもやたらに高濃度な歌唱は
  もう1曲でお腹いっぱい!と感じるのは私だけ?(^^)
  余談ですけどね、後ろでドラム叩いている方、
  アフロヘアーのカンバーバッチに見えるんだけれど。


vivajiji at 10:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!あ行 

2017年04月17日

明るいのと暗いのと

55-3801108-twb121216sing_t460

まんず、明るいのね。
でっかい画面で!
字幕版で、大音量で!
かわいくてちょっとヘンテコなやつらがわんさか(ブタ家族最高!)
のれるの、しっとりの、歌い上げるの、やり過ぎの・・いっぱい!
「SING」しっかりと楽しませてもらいました。
特に↗︎のこのヤマアラシ嬢はかっこよかったねぇ〜〜〜
そうだそうだ、ちょい底意地悪めの白ネズミの「My Way」は感動ものだったね。
なになに?
ストーリーがベタだったって?
この手の3歳児さまご入場可のアニメ娯楽作品に
なにご大層な物語求めていらっしゃるのん!
充分です、あれで。この手の割にはなかなか
細かい部分まで描き込んでいたと私は思いましたよ。

で、次の週観たの、暗いの。「ムーンライト」

640

↗︎のシーンとか、よかったね。
映像も優れていたし、言いたいこともわかる。
言いたいことわかるって一応書いてはいるけれど
私しゃ、観ている間中、ずっと、主人公に

  「おめえさん、なんか、しゃべれってば!!」て言い続けてた。

この手の映画関連でヒットした皆さん激賞の「ブロークバック〜」ね、
あのときの印象と似た苛立ち感がふつふつと・・・・
これは勿論、私の個人的偏見なのですが、無口な男、主人公には
どうにもこうにもガンマンならんのですわ。

意図してしゃべらんのか
アタマッコ悪くてしゃべれんのか
言語教育受けてこなかったのでしゃべれんのか
矯正不可能なガンコもんか
単なるアホか・・・

子供時分に優しくしてもらった売人ボスの姿が
彼の憧れだったのはわかるしあの界隈や家庭の境遇で
生き残るには結局あれになるしか道はなかったんでしょうね〜
と、極東アジアの住民は少ない知識で感じるしかないわけだし。
それにしても

   しゃべんなさいよ〜〜〜!!

   なんなのよ〜、あの金歯!

   金歯つけるチープなひけらかしがあるなら

   想いのたけをブチまける瞬間があったって、バチ当たらんでしょうが!

   「・・ぼくに最初に触って・・くれた・・・人・・・だから」

   それだけ?

   おまえは小学生か。


「ブロークバック〜」の匂いもするけれど、この監督さん
1997年香港映画の傑作「ブエノスアイレス」の影響かなり受けてますね。
同作の楽曲カエターノ・ヴェローゾのククルクク・パロマも使われてましたね。

img_3


♫ ああ〜、素晴らしい映画だったわね〜〜「ブエノスアイレス」!!




   

vivajiji at 10:03|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!さ行 

2017年03月31日

やがて悲しきミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」



いきなり歌いだすのが苦手な方々は別として
ミュージカル映画を観るとき、物語や歌もさることながら
私個人の好み基準としてダンスシーンが巧みであるか、
ただ巧みだけではなく歌と同じで観客をうまくのせるタイミングに
そう、その気にさせる間の取り方の優れたものを求めています。
冒頭動画↗︎に集約されていますように、過去に腐るほど優れたダンス
シーン観てますからね、やっぱり比べてしまいますよ〜

本作。
いかにも、振り付けられたように踊ってます感、
特訓したんです!わたしたち!
がんばったんです、歌も踊りもあれもこれも・・・

前作「セッション」でも感じた、この監督さんの作風、
スピード感あるように見せてはいるけれど
何か背後に重たいものを匂わせる独特の暗さが本作にも。

で、はたと気づいたのね。

あのハリウッドで成功する夢、目指すはいいけれど
彼ら、一流にはなれない二流の“もどかしさ”“悲しさ”を
ヘタウマの歌と踊りに反映させたんじゃないかともね。
してやったりの爽快さも不完全燃焼的エンディングだった前作。
今回も編集の妙にいつの間にか納得させられちゃった感のある長回し的エンディング。

で、私が思う
読む者、聞く者、観る者を一瞬にしてとらまえる要素、
本の1行目
歌の第一声
映画のファーストシーン
特に本作に於いて前評判の高かったあの車渋滞のオープニングシーン!
すんごく期待したけれど、なんか、モタついてるのよね〜
正直、後から見つけたこっちのパロディ動画のほうが
よっぽどうまくできていましたわ。↙︎



vivajiji at 12:43|PermalinkComments(5)TrackBack(0)clip!ら行 

2017年03月07日

「シェルブールの雨傘」♫ おさらいしながら

a8c79879fa10eb82e68ff1fb77d9515f

今年の6月16日(金曜日)に、私の初ヴォーカルソロライヴを
知人のお店で開催することになりました。
歌わせていただく曲全部、映画関連にしたい気持ちは山々ですが
おそらくそうなると歌前のMCがやたら長くなる可能性大・・・(笑)
思い立って今週のセッションで歌おうかなと思うこの曲
「I Will Wait For You」の楽譜引っぱりだして練習しながら改めて思ったの。

千もの夏を経てもあなたを待ってるわ!

私があなたをどんなに愛したかあなた覚えてる?

どんなときにもどんなところでもあなたを思ってるわ〜

待ってるわ〜〜〜愛しいあなた〜〜〜!

C3dh11iVYAAREFP


美麗ミシェル・ルグランの曲にこの英語歌詞
まるで、女性の涙腺決壊見越したようにとってつけた歌詞・・・

嘘じゃん

あんた、ジュヌヴェエーヴってば、ギィのこと待ってないじゃん!

金持ち、ふつうの男と、現実的母親の言うままに、結婚したじゃん!

結局、待てなかった、じゃん!

amagasa

最初トレモロちっくに始めましょうと練習してましたが
やっぱりいかにもおフランス映画のレトロな代表作。
初見の若き頃、溢れる想いのまま、座席に吸い込まれるように
私を微動だにしなかったあの雪降るラストシーン。
いかにものの辛い現実を美しいメロディに絡めた映画の
醍醐味を青い鑑賞者に教えてくれた「シェルブールの雨傘」。

♫ライヴでは
軽快なこのアレンジっぽく歌ってみたいかなと。
(嘘じゃん、あんた、待ってなかったじゃん、と横やり入れながら)



vivajiji at 15:09|PermalinkComments(6)TrackBack(0)clip!さ行 

2017年02月01日

映画「スノーデン」

c47dd765505af373

このポスター、彼は英雄か、犯罪者か、って質問してるんで
お答えしましょう。彼はまぎれもなく犯罪者だと私は思います。
庶民にいいことしたって言うけど、義賊:石川五右衛門だって
あれって、元を正せば犯罪者ですよね。
だって、世間に、お顔出せない。
出してはいるけれど、隠密に出しているだけでしょ。
20代の砌でもって絶大なる正義の旗印のもと
世界に警鐘を打ち鳴らすべく国家の秘密をば
持ち出して世に公表しちゃったわけでしょ。
持ち出しちゃいけないんでしょ?あれって。
国家が会社だとすると会社の規則破ったわけですよね。
覚悟してやったことだから彼はいいかもしれないけれど
会社に残って依然として働いている方々、彼のおかげで、もっともっと
規則厳しくなって縛りキツくなって、その後、大変でしょうよ。(ーー);

640-5

ロシアに行ったとか行かないとか、ちらとその後の記事見ましたけれど
あそこに行っちゃったら、よく来たよく来たってホイホイされるのは
最初だけで、あとは利用されまくってきっと骨の髄までしゃぶられる。

久しぶりのオリヴァー・ストーンさん作、
とてもわかりやすく至極スムーズにお作りになっておりますが、
スノーデン、彼の事に至ったきっかけとか内面の深いところを
知りたければ、2014年の「シチズン・フォー スノーデンの暴露」と
いうドキュメンタリー映画を観たほうがよくわかるし迫ってくるものがある。
ありがたいことに日本語字幕つきでYouTubeで全編鑑賞できます。

監視社会?
歴史を見てごらんなさいませ。
力のある者は何でもやりますよ。
追跡しようと思ったらいくらでもできる。
げに一人一人に番号ふられてるじゃないですか。
当たり前じゃなかったことが
いつのまにか当たり前になるのが世の常。
スノーデンのやったことが自由への発露なら
国家は国家の自由を公使します。
まさに、公に使うんですよ。









vivajiji at 05:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!さ行 

2017年01月27日

沈黙 -サイレンス-

358205_02_01_02

日本人は宗教アレルギーなのだと、私は思っている。
世界的にその精神性に於いて特殊な国民だと思われてもいる。
ほんとにそうだと思う。
この総宇宙の作り主?創造主?誰だ、そりゃ、知らんな。
八百万の神、おおーー、盛大で賑やかでいいじゃないか、
海も山も空も、その辺み〜〜んな神様だらけだよ。
神さん、仏さん、お釈迦さん、阿弥陀さん、菅原道真さん、
キリストさん、マリアさん、マホメットさん・・・
ああ〜〜〜、何でもいいんだよ。
好きなもん信じていればいいんだよ・・・・・ご利益あれば。
寅さんじゃないが、
「それを言っちゃあ、おしまいよ」かもしれないけれど、
日本人の宗教観及び人生観の「本音」はこれなんだと思う。

images

映画の中で、印象に残った1シーン、
パードレ・ロドリゴにキリシタンの村民たちが
何でもいいから記念になるものを下さい、という場面があり
「形を求めることは危険だ・・・」と、彼はつぶやく。
人は、形や徴(しるし)を求める。これも、ご利益の現れ。
現人神と奉っていたのだって、ついこの間のことだし。
その現人神が、神ではなくて正真正銘の人間だと宣言されてやっと目がさめ、
その瞬間から、まるでツバメ返しのように日本人の神概念が引っ繰り返って
今じゃ、「おカネ」が神さま然としてどっかり鎮座。
目からウロコが落ちてパウロは回心したけれど、
日本人はあの負け戦のおかげでぼろぼろウロコ落ちまくって
「神さんなんか信用ならねぇ!」ってなもんで
神や信仰と名のつくもの、思いっきり宗教アレルギーになりましたとさ。

maxresdefault-1

出演者はすべて充実の演技でした。
日本人俳優の方々がとてもよかったですね。
塚本さん、巧すぎる(笑)イッセー尾形氏。
実際、我が意得たりで楽しんでお芝居してるっぽい浅野某(名忘却)など。
主役ロドリゴを演じたアンドリュー・ガーフィールド。
監督は彼のこの慟哭&泣き顔が欲しかったんでしょう。きっと。

最後に申し上げます。
まるで、スコセッシらしくない映画です。
あのやんちゃくさいスコセッシ調、完全封印。
それがこの題材の場合、効を奏しました。
皮肉なもんですが、そんな気がします。
重い歴史的事実です。 でも
観ておくべき映画、いや、観て下さい映画です。

「人は不条理、非論理的です」
マザー・テレザのこの言葉が鑑賞中ずっと胸に去来しておりました。


※ 当時の日本、あの寒村の民が、あんなに英語話せるわけない、とか、
言ってる方々はどうぞ重箱の隅、そうやってずっと突ついていて下さいな。^^


2VrBVZaa_400x400












vivajiji at 09:56|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!た行 

2017年01月22日

今年の良きお買い物はじめ

_SL1192_

ネーミングがしゃれてるのこれ。
「俺とおまえのタンブラー」だってさ。
強気でいいじゃない。(^^)
31r--pYyloL

使い勝手と優れた性能に参っちまって、この色も買った。↗︎

竹林のロンリータイガー年生まれのワタクシ、
わかりやすく超猫舌ときたもんだ。
でき立てラーメンなんてあんなもん熱っつくて食べれません。
割り箸割るのももどかしく隣でホフホフハフハフがっつく隣の客・・横目で見ながら
思ってます・・「もっとゆっくり食べたら?これから戦争でも行くの?」
そういうわけで、朝いれたコーヒーもちょこっと時間経ってから飲みます。
その数分、何か別のことしてるとすぐ冷める。何せここは北国、この季節。
温め専業レンジで温め直し・・どうかするとこれを日に何度も。
あの作業ストレス、レンジのあのピッピ音すっごいストレス・・・

_SL1500_

_SL1500_


内側ステンレスのものもだいぶ前、使ってみましたが
冷めづらいけれど、いかんせん、金属臭が気になってやめた。
toneという会社のこのタンブラー、セラミック製で外側はまるで陶器みたい。
持ちやすく軽く私の買ったのは容量たっぷり400ml。
動画ボサラーと見て1時間以上経ってもちょうどいい温かさ保ってます。
厳密な方はフタをするともっと保つでしょうね。
飲み終わるまで適度な温かさを求める特に「猫舌」の方々へオススメよ。


♫ ボブ・ディランがノーベル賞もらって、「へぇーーー」で終わって
  話題はとっくの彼方ですが、別に彼に何の思いもありませんが
  カラオケでは彼のこの曲唯一好きでよく歌います。
  この歌は好きですけれど、彼の歌唱は・・・(ーー);
  このカヴァー、ヴォーカルもバッグの厚みもとてもいいです。
  一緒に歌うと歌詞多いわ早いわで口の中アワだらけになります。





2017年01月16日

マーティン・スコセッシ私見

20150203_937767

きのうは日曜日。
わたくし、一応、末席のそのまた末席のクリスチャンでありますので
その系の集まりに参ります。
一般に言われている教会ではありません。
あのような組織はもうこりごりしましたので
今は、聖書の学びを軸においたスモールグループに身を置いている次第。

メッセージが終り参加者とのちょっとした交流会の中で
スコセッシ監督の新作「沈黙 -サイレンス- 」の話題になりました。
まったく映画館など無縁の方々も多いので、ちらと製作裏話など先日観た
監督インタビュー番組の受け売りで私が話し始めましたら

「私、この監督、苦手。」
眉間にシワ寄せての大いなるブーイングの始まり始まり。

「あらら、どうして?」
別に私はスコセッシのファンではありませんが、聞いてみたいじゃないですか。

「私、“最後の誘惑”というの観たのよ。ひどかった。きらい、あれ。」
クリスチャンは一応イエス関連映画は観るんですな。
それもよりによって公開当時、盛んに反対運動まで起こった彼の作品群の中でも
賛否真っ二つに分かれるあのカルト的キリスト映画をこのご婦人がご覧になったとは!
何とあのウィレム・デフォーがイエスで
イスカリオテのユダがハーヴェイ・カイテルですよ。
やけにナマメカしいイエス・キリスト像でもって
ユダなんてまるで、やくざ、チンピラ。

「遠藤周作ってクリスチャンなのにイエスの復活、信じてないんだね。」
さっきメッセージしたこの会の代表者までがこのようにおっしゃった・・・

さてさて、
“歩く瞬間湯沸かし器”映画おばさん、
「怒るのに遅く・・」と言われたイエスさまの御言葉なんて宇宙の彼方へすっ飛ぶほど
心の内では点火オーライ、瞬時にして燃焼モード全開!

しかし、待てよ。(ここは年の功)

映画は監督のもの。

監督は自分の観たいもの撮りたいものを撮る。

100人に聞きましたじゃないけれど100人いたら100人の見方解釈がある。

・・・そんなこと、この人たちに言ってもわかってもらえない・・だろうなぁ

・・・消極的な思いもふと夜霧の第二国道(古い!)になりましたが・・・

「はっきり言って私の中でのスコセッシ監督は、いつまでも映画好きの少年。
その作風は、オトコ達には受けるだろうけれど、何せかにせ、ヤンチャくさい。
しかし、彼は勉強しているし、自身が牧師を目指していたということもあり
この面に関しては並々ならぬ思い入れがあったんだろうと思われます。
みなさん、いろいろな見方があると思いますが、まずもって映画は観てみないと。」

20150203_937787

私の好きなスコセッシ作品。
「アフター・アワーズ」
「ラスト・ワルツ」
「レイジング・ブル」
「シャッター・アイランド」
あと、彼が製作総指揮に携わった音楽関連映画すべて。
(ひねくれてますから、あの作品、超有名作、入っていません)(^^);

358205_02_01_02

21日から全国公開ですね。
音楽担当の方は未知ですが
素晴しいお仕事を続けていらっしゃる撮影監督
ロドリゴ・プリエトのシャシンが楽しみ。
しかし、
何で、日本人の宗教観をこれだけ前面に出し鋭く疑問を
投げかけている題材なのに、この国の監督が撮らないのかしら・・って思うけれど
日本人が撮ったらきっと面白くないわね。
教育ドキュメンタリー映画か、「宗教の時間」になってしまう。
やっぱり、スコセッシでいい。スコセッシで、観たい。










vivajiji at 09:18|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!ま行