2007年01月10日
隣人
〜まぁ、殿、そげな、お戯れを・・・・ホホホホー！〜
と笑っては済まされない怖い大人のドラマ！
「大統領の陰謀」「ソフィーの選択」「推定無罪」の
アラン・Ｊ・パクラの描く
社会派サスペンスという振れこみの、この作品。
「隣人」 ＣＯＮＳＥＴＩＮＧ ＡＤＵＬＴ １９９２年
監督・製作：アラン・Ｊ・パクラ
脚本：マシュー・チャップマン
撮影：スティーヴン・ゴールドブラッド
音楽：マイケル・スモール
出演
ケヴィン・クライン：リチャード・パーカー
メアリー・エリザベス・マストラントニオ：妻・プリシラ
この方と先日記事ＵＰした「ギルバート・グレイプ」の
メアリー・スティーンバージェンとお名前もその雰囲気も
似ていらしてよく私ゴッチャになるんです〜。
お２人とも覚えづらい名前よね、
スティーンバージェン、・・・・マストラントニオ。
ケヴィン・スペイシー：エディ
レベッカ・ミラー：妻・ケイ
フォレスト・ウィッテカー：私立探偵
Ｅ・Ｇ・マーシャル：弁護士
閑静な住宅街に住む、主にＣＭソングを手がける作曲家リチャードは
美しい妻、可愛い娘と平凡ながら幸せな生活をおくっていた。
隣に越してきたエディ夫婦と知り合うまでは・・・。
リチャードを誘惑するエディの妻役を演じたレベッカ・ミラーは
Ｍ・モンローと結婚していたこともあるあのＡ・ミラーの娘さんで
俳優ダニエル・デイ・ルイスの奥様なのだそうです。
みずから監督・脚本もこなす才色兼備で魅力的な女優さん。
リチャードを演じるケヴィン・クラインは「ソフィーの選択」で
初めてお目にかかりましたが、どんな役柄でもソツなくこなす貴重な
男優さん。本作でもその才人ぶりを発揮して劇中軽やかなピアノ演奏も
ご披露してくれました。
そしてもうひとりのケヴィン。
今のハリウッドを代表するクセモノ男優の「�癸院�」
ケヴィン・スペイシーざますね〜。
この方のこの目つき、縦割れ１直線、そのちょっとたるんだ頬が
また憎たらしくイヤらしく、小さく結んだそのお口はまさにあのスネイクと
ご同様にひとたびあんぐり口を開けたならばアタマもろとも食われてしまい
そうな銃弾ボキャブラリーの嵐、時に饒舌に時に猫ニャンニャントーンと
その勢いと緩急の配分の絶妙さは「コンチクショー！巧いなあ〜」の
ひとことに尽きる。
演技だ、芝居なんだと己れに言い聞かせはしても、なぜか、あのケヴィン・
スネイク・アイに見つめられると金縛り状態になり指１本、眉ひとつ、
微動だにできなくなる。
げに、
お っ と ろ し い ヤ ッ チ ャ ！！！
きっと素顔はいい人なんでしょうけれど、この方を観てると
「な〜〜〜んか、ダマサレてない？私〜」っていっつも感じるのね。
あの傑作「ユージュアル・サスペクツ」の
トラウマは、なかなかしぶといものがあるのじゃ。（笑）
さてこの作品、パクラ監督は地道にじっくりと撮っておりまして
大変好感を持てるのですが、私、結論といたしましてこの脚本を
お書きになったチャップマンという方、かなりいい加減というか
モノ知らないというか、あ〜〜、もう、イライラするぅ〜〜〜、
言っちゃえ、言っちゃえ！北海リズ！道産子悍馬！ホーホケキョ！！（笑）
いかにも、だ っ ら し な 〜〜〜〜 い ！！！
だいたい、いかにスケベゴコロがモラルに大差で勝ったとしてもよ、
言葉巧みッチなエディ（クセモノ・ケヴィン）の策にハマったと
してもよ、隣家の奥方のベッドに夜中にすべりこんでコトいたすって
あなた、それってものすご〜〜〜く無理がありません？？？
カモン・カモン・エ〜ンヴリバディでスッポンポンのポンでベッドで
待っていた女性（実は別人なのよ）の顔を
見ないのか！お前さんは！！えっ？
なにかい？オンナの顔も見ないで、ほれ、あのコト・このコトいたして
コンちゃんも装着しないで出しっぱなしかい？
おい、おい、お〜〜〜〜〜い、船方さんよ〜〜〜〜〜〜！♪（古ッ！）
ううううぅ、もう一回、言ってやる！
ほんとに、もう、 だ っ ら し な 〜〜〜〜〜〜 い ！！！！
エピソード的にとってもこのケヴィン・クライン扮するリチャード君は
おっかしい！ほとんど、抜け作！津軽弁で“ゴンタマグロ”状態！
＊解説・・・ゴンタマグロ＝朴念仁プラスあほんだらのこと。
ようするにぜんぜんわかってな〜〜〜い！
ホン書いた人もぜんぜ〜〜〜ん、わかってな〜〜〜い。
殺人容疑で逮捕されてもアメリカというところは保釈金さえ払えば
あないに自由行動が許されるんかいな？
ＣＭソング・ライターってそんなにリッチ？
前半１時間はとてもサスペンスフルで見ごたえ満点だったのですが
後半がグダグダ、グダグダ、チョンチョロゲのゲーーー！！
で、ラスト、定番中の定番。
お決まりの１対１の男のバトル。
すわっ、もう、ダメか！
と、そのとき、バッコーーーーーン！
ホンニャ・・・ランラン・・・やっぱり、あんたかい・・・（トボ）
（ほんに、わしゃ、帰らせてもらうだに）
私しゃ、こんなオチ、目が溶けて流れるほど、何回も観たよ。
オンナを軽んじる描写で男を喜ばせ、最後にはオンナに華、持たせる・・・
アラン・Ｊ・パクラさんよ〜〜、
あなた、よくこんなホン、受けたわね〜。
ま、俳優陣が「立った」芝居で最後まで持たせてくれたので
大目にマケて、大甘の甘！で、手を打つとしましょうか。（笑）
＜ いっつもアメリカ映画観ると不思議に思うこと ＞
どうしてあんたたちは夜でもカーテン、開けっ放しなの〜〜？？？
と笑っては済まされない怖い大人のドラマ！
「大統領の陰謀」「ソフィーの選択」「推定無罪」の
アラン・Ｊ・パクラの描く
社会派サスペンスという振れこみの、この作品。
「隣人」 ＣＯＮＳＥＴＩＮＧ ＡＤＵＬＴ １９９２年
監督・製作：アラン・Ｊ・パクラ
脚本：マシュー・チャップマン
撮影：スティーヴン・ゴールドブラッド
音楽：マイケル・スモール
出演
ケヴィン・クライン：リチャード・パーカー
メアリー・エリザベス・マストラントニオ：妻・プリシラ
この方と先日記事ＵＰした「ギルバート・グレイプ」の
メアリー・スティーンバージェンとお名前もその雰囲気も
似ていらしてよく私ゴッチャになるんです〜。
お２人とも覚えづらい名前よね、
スティーンバージェン、・・・・マストラントニオ。
ケヴィン・スペイシー：エディ
レベッカ・ミラー：妻・ケイ
フォレスト・ウィッテカー：私立探偵
Ｅ・Ｇ・マーシャル：弁護士
閑静な住宅街に住む、主にＣＭソングを手がける作曲家リチャードは
美しい妻、可愛い娘と平凡ながら幸せな生活をおくっていた。
隣に越してきたエディ夫婦と知り合うまでは・・・。
リチャードを誘惑するエディの妻役を演じたレベッカ・ミラーは
Ｍ・モンローと結婚していたこともあるあのＡ・ミラーの娘さんで
俳優ダニエル・デイ・ルイスの奥様なのだそうです。
みずから監督・脚本もこなす才色兼備で魅力的な女優さん。
リチャードを演じるケヴィン・クラインは「ソフィーの選択」で
初めてお目にかかりましたが、どんな役柄でもソツなくこなす貴重な
男優さん。本作でもその才人ぶりを発揮して劇中軽やかなピアノ演奏も
ご披露してくれました。
そしてもうひとりのケヴィン。
今のハリウッドを代表するクセモノ男優の「�癸院�」
ケヴィン・スペイシーざますね〜。
この方のこの目つき、縦割れ１直線、そのちょっとたるんだ頬が
また憎たらしくイヤらしく、小さく結んだそのお口はまさにあのスネイクと
ご同様にひとたびあんぐり口を開けたならばアタマもろとも食われてしまい
そうな銃弾ボキャブラリーの嵐、時に饒舌に時に猫ニャンニャントーンと
その勢いと緩急の配分の絶妙さは「コンチクショー！巧いなあ〜」の
ひとことに尽きる。
演技だ、芝居なんだと己れに言い聞かせはしても、なぜか、あのケヴィン・
スネイク・アイに見つめられると金縛り状態になり指１本、眉ひとつ、
微動だにできなくなる。
げに、
お っ と ろ し い ヤ ッ チ ャ ！！！
きっと素顔はいい人なんでしょうけれど、この方を観てると
「な〜〜〜んか、ダマサレてない？私〜」っていっつも感じるのね。
あの傑作「ユージュアル・サスペクツ」の
トラウマは、なかなかしぶといものがあるのじゃ。（笑）
さてこの作品、パクラ監督は地道にじっくりと撮っておりまして
大変好感を持てるのですが、私、結論といたしましてこの脚本を
お書きになったチャップマンという方、かなりいい加減というか
モノ知らないというか、あ〜〜、もう、イライラするぅ〜〜〜、
言っちゃえ、言っちゃえ！北海リズ！道産子悍馬！ホーホケキョ！！（笑）
いかにも、だ っ ら し な 〜〜〜〜 い ！！！
だいたい、いかにスケベゴコロがモラルに大差で勝ったとしてもよ、
言葉巧みッチなエディ（クセモノ・ケヴィン）の策にハマったと
してもよ、隣家の奥方のベッドに夜中にすべりこんでコトいたすって
あなた、それってものすご〜〜〜く無理がありません？？？
カモン・カモン・エ〜ンヴリバディでスッポンポンのポンでベッドで
待っていた女性（実は別人なのよ）の顔を
見ないのか！お前さんは！！えっ？
なにかい？オンナの顔も見ないで、ほれ、あのコト・このコトいたして
コンちゃんも装着しないで出しっぱなしかい？
おい、おい、お〜〜〜〜〜い、船方さんよ〜〜〜〜〜〜！♪（古ッ！）
ううううぅ、もう一回、言ってやる！
ほんとに、もう、 だ っ ら し な 〜〜〜〜〜〜 い ！！！！
エピソード的にとってもこのケヴィン・クライン扮するリチャード君は
おっかしい！ほとんど、抜け作！津軽弁で“ゴンタマグロ”状態！
＊解説・・・ゴンタマグロ＝朴念仁プラスあほんだらのこと。
ようするにぜんぜんわかってな〜〜〜い！
ホン書いた人もぜんぜ〜〜〜ん、わかってな〜〜〜い。
殺人容疑で逮捕されてもアメリカというところは保釈金さえ払えば
あないに自由行動が許されるんかいな？
ＣＭソング・ライターってそんなにリッチ？
前半１時間はとてもサスペンスフルで見ごたえ満点だったのですが
後半がグダグダ、グダグダ、チョンチョロゲのゲーーー！！
で、ラスト、定番中の定番。
お決まりの１対１の男のバトル。
すわっ、もう、ダメか！
と、そのとき、バッコーーーーーン！
ホンニャ・・・ランラン・・・やっぱり、あんたかい・・・（トボ）
（ほんに、わしゃ、帰らせてもらうだに）
私しゃ、こんなオチ、目が溶けて流れるほど、何回も観たよ。
オンナを軽んじる描写で男を喜ばせ、最後にはオンナに華、持たせる・・・
アラン・Ｊ・パクラさんよ〜〜、
あなた、よくこんなホン、受けたわね〜。
ま、俳優陣が「立った」芝居で最後まで持たせてくれたので
大目にマケて、大甘の甘！で、手を打つとしましょうか。（笑）
＜ いっつもアメリカ映画観ると不思議に思うこと ＞
どうしてあんたたちは夜でもカーテン、開けっ放しなの〜〜？？？
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この記事へのコメント
1. Posted by ブノワ。 2007年01月10日 09:07
viva jijiさんへ。
おはようございます。北海リズ、大層お怒りですね（笑）実は僕、ケヴィン・クラインが一番好きな男優だったりします。「ソフィーの選択」でイチコロね。颯爽としていて、大きくなったらあんな大人になりたいって思いました。これは未見です、いかにも詰まらなそうだったから（笑）一時期はメリル・ストリープとケヴィン・クラインで「欲望という名の電車」を！と、息巻いていましたが、もうケヴィン・クラインはダメですね。メリル・ストリープはまだ行けるんじゃないかと密かに願っておりますが……。音楽のマイケル・スモール、懐かしい名前です。
おはようございます。北海リズ、大層お怒りですね（笑）実は僕、ケヴィン・クラインが一番好きな男優だったりします。「ソフィーの選択」でイチコロね。颯爽としていて、大きくなったらあんな大人になりたいって思いました。これは未見です、いかにも詰まらなそうだったから（笑）一時期はメリル・ストリープとケヴィン・クラインで「欲望という名の電車」を！と、息巻いていましたが、もうケヴィン・クラインはダメですね。メリル・ストリープはまだ行けるんじゃないかと密かに願っておりますが……。音楽のマイケル・スモール、懐かしい名前です。
2. Posted by viva jiji 2007年01月10日 10:40
ブノワ。さん。
おはようございます。
はい、パクラにしてはつまらん作品でした。（笑）
北海リズ、怒りより“あきれて”いるんですわ〜。（笑）
＞もうケヴィン・クラインはダメですね。
強く、その通りです。
スタイロンのあの小説のあのネイサンという役柄が魅力的だったのかも。
クラインは知的な演技なほうが光ると期待してましたが
喜劇的な方へ行っちゃった。
＞「欲望という名の電車」
ＴＶＭであのＡ・ボールドウィンとＪ・ラング、Ｄ・レイン版が
あるんですってね。
観たくもあり、観たくもなし。（笑）
でも・・・
機会があったら観るわ。
こわいもの観たさでね。（笑）
Ｍ・ストリープ「プラダを〜」、きのう観てきましたわ〜。
これから記事、書くところです。
