2009年11月12日
母なる証明
な〜〜んで「母なる証明」ってお題目で
マイケル・ジャクソンの映画画像が出るん！？
と、お嘆きの読者の方々もおいででしょうが
“モノゴトには順序というものが”・・・ニヒヒ。（笑）
「母なる〜」へ行く前の週に私も観たいしハタチの末娘が
ファンだということで彼の（マイコーなんて言わないで欲しいなぁ、
私、あの呼称、キライですからね）最後の勇姿をね、観ておきたいと
思ってね、で、案の定、ユナイテッドの受付ニーチャンがね
「どの辺のお席が？」って聞くから
「あたり近辺に誰もいないとこ。」って答えたの。
受付ニーチャン、眉間にシワ寄せてさ〜
「たいへんにこの作品は混み合っておりまして〜」
と、さんざん客のこと“威嚇”しやがった割には
４７０席の半分ぐらいしか埋められてない指定席でね。（- -）
ま、あんばいのイイことに娘と私の列には誰もいな〜い。（^ ^）
感想は。
他の方々がゴッツリ書いていらっしゃるのでそちらをどうぞ！＾＾
ただね〜
何であんなに顔やカラダをカネかけてイジクルんだ、
気持ちわる〜い、って言ってたかなりの大勢さんもこの映画、
観たんかしらね〜。（- -）
いずれかの裁判の時のこれでもかのバッシング的報道をした
マスコミと共にご一緒に避けるような苦い目線で眺めていた方々も
彼が急死したと聞いてからは
・・・・ものの見事に、何も言わなくなったわね〜。
唯一無二の素晴らしいリズム感とおそらく上手い具合に変声期を
乗り越えてきた豊かな歌声とこれまた唯一無二のダンス・テクニック、
そして天才的なライヴ・パフォーマンス！
「ファンが聴きたいと思うナンバーを歌いたいんだ。」
私はこの言葉に“グッ”っと胸が締めつけられたね。
しかしだよ〜
いろんなことがあったし汚名も返上したい気持ちも彼にはあったと
思いたいわね〜この世界ツアー。
亡くなってからもＣＤでも書籍でも本作のような映像でも彼サイドは
抜け目なく稼いでいるけれど、彼のバッグで歌い踊っていたダンサー
たちやライブツアーのスタッフや裏方さんたち、思いっきり失業かい？
あちらは契約社会だからその面も保障されてたかしらん。
観終わってちょっとそんなことも頭をかすめてみたり・・・。（^ ^）
で、コーフン気味に映画館を出た娘に
「今度は韓国映画、どうだい？ 来週のキミの休みに。」
ボッサラーと青い時期を空費してるらしい娘を映画鑑賞へと
“焚きつける”サッポロの母であった。（笑）
まるで運命共同体のような母と息子である。
それもかなりアンポンタンな親子ではある。
散歩の途中でイトーヨーカドーの本屋にこの本が並んでいたので
思わず取って立ち読みしたのが運のつき。
ほぼ半日で通読してしまった。
上の写真見ちゃってますからね〜
母＝ヘジャさん
息子＝ウォンビン君
イメージ通りに文字の羅列をさくさく読み進み終えましたが・・・・
隣国にはまだまだ凄い映画人がいるわね〜
犯人探し、ミステリー仕立てになっていますので
もちろんストーリーは紹介できませんが、文字で読んでも驚き
ましたが、脚本も監督自身の手によるものでしょうか、細かいところ
に若干の変更も見られましたが、それも映画的インパクト効果を
キチンと計算に入れた巧みな映像で思わず唸ってしまいました。
原作では息子トジュンの年齢は２９才。
特にコレと言った職も無く２９才になった今も母親とひとつ布団で
寝る頭のネジがゆるんだまま生まれてきた息子。
かたや最初からそうなのか途中からなのかこちらも頭のネジが
かなりの数、弾け飛んでいるかのような母親なの。
薄らトンビがのん気に弧を描いて飛んでいそうな田舎の村に起きた
女子高生の奇妙な殺人事件からあぶりだされる関係者たちの
隠された暮らしと隠微な闇の部分がじょじょに立ち現れるお話・・・。
「ほえる犬は噛まない」
「殺人の追憶」 ポン・ジュノ監督。
「グエムル」も巧かったですね〜。今回も及第点らくらくクリア！
辛く怖ろしいまるで驚愕する話もどこかスッポ抜けたユーモアある
語り口で、観る側をぐいぐいお話に惹き込むテクニック！
大したもんです。まさに、映像力、描写力のパワー！
最近のニッポンのミステリーなんてこれから観るとやっぱり
“オコチャマ”向き仕様ではないかと再確認飛行物体になりそ。
（ちょいとヒントだよ〜）＾＾
〜なになにに見せかけて実はなになにだった・・〜に近いかな？＾＾；
「母なる証明」
この邦題はちょっといただけないなぁ〜。
原題は「母」。
私も一介の母ですけれど、みんながみんな本作のような母だったらと
思われたら、それこそ大変なわけで。
「ある母の証明」は、どうかな〜？
ま、
「ママ〜、この映画、すっごく緊張しっぱなしよ〜っ！！」
娘のこの感想が一番、本作の印象を言い得ているかも。（^ ^）
........................ ♪♪♪ ........................
おなじ証明でも、こちらは「人間の証明」。
主題歌はめちゃめちゃ良かったけれどね。（^ ^）
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1. 狂気は回る〜『母なる証明』 [ 真紅のthinkingdays ] 2009年11月12日 23:03
MOTHER
韓国の田舎町で小さな漢方薬局を営む母（キム・ヘジャ）は、殺人事件の容疑
者となった最愛の一人息子・トジュン（ウォンビ...
2. 映画＊ Michael Jackson's This Is It [ 有閑マダムは何を観ているのか？ in California ] 2009年11月20日 09:02
惜しい人を亡くしたと思う。
特にこのコンサートに向けて一生懸命準備してきた様子を映像で見ると、
その舞台を実現させることなく世を去った無念さは、いかばかりか・・・とも思う。
でも、同時に、彼がこのまま歳をとり続けた姿が想像できないのも事実です。
きっ...
3. 映画評「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」 [ プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] ] 2010年07月02日 09:12
☆☆☆☆（８点／１０点満点中）
２００９年アメリカ映画 監督ケニー･オルテガ
ネタバレあり
4. 映画評「母なる証明」 [ プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] ] 2010年10月29日 01:06
☆☆☆☆（８点／１０点満点中）
２００９年韓国映画 監督ポン･ジュノ
ネタバレあり
この記事へのコメント
1. Posted by hit 2009年11月12日 20:54
THIS IS IT
見に行かれたんですね！
出不精でDVDまで見送りがち
しかも
DVDもしまいこんで見ない
となりがちな私ですが
これはやっぱり大画面でいい音響の映画館で見たいです
見に行かれたんですね！
出不精でDVDまで見送りがち
しかも
DVDもしまいこんで見ない
となりがちな私ですが
これはやっぱり大画面でいい音響の映画館で見たいです
2. Posted by vivajiji 2009年11月12日 21:15
hitさん。
続映決定で正解だったね。（^ ^）
ファクトリーもフロンティアも
一番大きなスクリーンで来週も
観れそうだよ。
ぜひ行って観て下さいよ。
そうそう、最後の最後までマイケル
づくしだからね、席立たないでね。（^ ^）
3. Posted by 真紅 2009年11月12日 23:14
姐さん、こんにちは〜。コメントとTBありがとうございました。
ストーブ、今年は焚かれるんでしたね。ぬくぬくして下さいね〜。
さてさて。。MJには私も感動しました。上映後、拍手が起こって。。
「な〜んか、ナミダ出てきたわ〜」とおっしゃる大阪のオバチャン、多数でございました。
『母』も結構な入りでしたが、シアター全体が異様な緊張感。。
石がぶつかるシーンでは、悲鳴上げてる方も。。
物語の「つなぎ」がとっても巧かったですね。
あのお母さんは、自殺未遂をした20数年前からうつ状態だったのかも・・・と思います。
息子は全て知っているのでは？ と思わせる「針箱」のシーンも意味深長でした。
ホント、見応えのある映画でした〜。
ストーブ、今年は焚かれるんでしたね。ぬくぬくして下さいね〜。
さてさて。。MJには私も感動しました。上映後、拍手が起こって。。
「な〜んか、ナミダ出てきたわ〜」とおっしゃる大阪のオバチャン、多数でございました。
『母』も結構な入りでしたが、シアター全体が異様な緊張感。。
石がぶつかるシーンでは、悲鳴上げてる方も。。
物語の「つなぎ」がとっても巧かったですね。
あのお母さんは、自殺未遂をした20数年前からうつ状態だったのかも・・・と思います。
息子は全て知っているのでは？ と思わせる「針箱」のシーンも意味深長でした。
ホント、見応えのある映画でした〜。
4. Posted by vivajiji 2009年11月13日 09:09
真紅さん。
さっそくのお越しありがとうございます。
ストーブ点火で一番喜んでいるのは
愛猫jijiのはず。（^ ^）ストーブの前で
今も朝からかわいい寝息です。
ちょっと長いドキュメンタリーかな？
っと思いましたが年齢なぞ超越している
マイケル・ジャクソンのオーラが全編に
漂っていてね〜。頂点に立つ人間は凄い！
あの「針箱」を火事跡から見つけ出して
母親に渡す人物を息子に変えたのはまさに
映画的勝利！（原作は違うんです）
その他にもインパクトを強めるための
工夫が随所にちりばめられていましたね〜
ラストのシルエットダンスの連なりと
あの音楽、ポン・ジュノ、やはり巧い！（^ ^）
5. Posted by しゅぺる＆こぼる 2009年11月14日 09:14
母なる証明の記事なのに「マイケル映画」と
「人間の証明」もおりまぜる！！
さっすが自在なvivajijiさんですねえ。
ポンさんですもの、観たいですよね〜〜。
あ、ハタチではないけれど、姐さんの嫌いな呼称連呼してる「ＴＨＩＳ ＩＳ ＨＩＴ」のマイ記事はＴＢ自粛・・・・
わたしもファンのためにっていうせりふにぐっときてましたよん。
「人間の証明」もおりまぜる！！
さっすが自在なvivajijiさんですねえ。
ポンさんですもの、観たいですよね〜〜。
あ、ハタチではないけれど、姐さんの嫌いな呼称連呼してる「ＴＨＩＳ ＩＳ ＨＩＴ」のマイ記事はＴＢ自粛・・・・
わたしもファンのためにっていうせりふにぐっときてましたよん。
6. Posted by vivajiji 2009年11月14日 14:37
しゅぺる＆こぽるさん。
きょうはこの調子では夜まで雨模様かしらん、
なんてもんでないザンザンどしゃ降りに
つき現在のわが家の中、真っ暗っ！です。（- -）
ＰＣ画面の明るさが目にしみる〜〜〜！＾＾
「〜コー」ってね、ガマ蛙ふんつぶしたご面相の
政治家いたでしょう！もう、あれを彷彿するもん。
＞ポンさんですもの、観たいですよね〜〜。
これは外せないでしょう、やはり。
単なる母子お涙グスン映画と思ったら
ガッツリ、やられるはずです。（^ ^）；
「殺人の追憶」は未解決事件を扱っているので
仕方ない面もありますが本作は一応解決は見るの
ですが、な〜〜んか後味・・モヤモヤ〜っと。
この、モヤモヤ〜っとがこの監督さんの魅力！
観てみてね。＾＾
7. Posted by 有閑マダム 2009年11月17日 08:27
私も、上映期間延長のおかげで観に行けたクチですが、行けてよかった！
私も同じように、大抜擢で憧れのスターと同じ舞台に立つことになって練習に日夜励んできたダンサーやミュージシャンの方々について、どれだけのショックだったことかと思いました。
密な時間を一生懸命最高の舞台を作り上げようと過ごしてきた中心人物を突然亡くしたショックと、もう少しで晴れの舞台を踏めるはずだったのにいきなり梯子を外されてしまった失望感たるや・・・
彼の天才振りには、リハーサルでもデュエット相手の女性の「一体私はどうしたら・・・？？」という戸惑いが感じられるほどでした。
私も同じように、大抜擢で憧れのスターと同じ舞台に立つことになって練習に日夜励んできたダンサーやミュージシャンの方々について、どれだけのショックだったことかと思いました。
密な時間を一生懸命最高の舞台を作り上げようと過ごしてきた中心人物を突然亡くしたショックと、もう少しで晴れの舞台を踏めるはずだったのにいきなり梯子を外されてしまった失望感たるや・・・
彼の天才振りには、リハーサルでもデュエット相手の女性の「一体私はどうしたら・・・？？」という戸惑いが感じられるほどでした。
8. Posted by vivajiji 2009年11月17日 11:52
有閑マダムさん。
コメント感謝です。（ぺこり）
＞梯子を外されてしまった・・・・
しかも
屋根の上には辿りつけてませんでしょ。
大勢さんして梯子に並んで掴まったまんま
もんどり打ってまって・・・そんな感じ？＾＾
完売チケットも全部返金でしょう。
全世界で凄い損失！
もうなりふり構わずかきあつめて儲けを
回収しなくちゃいけませんわよね。
マイケルがもうこの世にいないってことの
重大さは音楽産業にも考えられないほどの
青天の霹靂だったかも。
とにかく、面白おかしく報道していた各局が
彼の死に直面して貝の口閉じたみたいに急に
押し黙り、ホメそやす一人が御みこし担ぐフリを
すればまるでドミノ倒しみたいに右ならえ状態。
彼は優れた歌手でありダンサーであり
パフォーマーであったことをこの映画で
しっかり我々に見せ付けただけでも凄い。
死してもカタチと結果を残す・・・
最上級のプロフェッショナルだよね。
9. Posted by グリーンベイ 2009年11月30日 04:18
ｖｉｖａ ｊｉｊｉ様・・・こんばんは。
うーーーん。「母なる証明」・・・今、深夜便で宇田川アンカーが絶賛していた。すぐ飛び起きてＰＣに向かって記事を精読したところです！。
＜薄らトンビがのん気に弧を描いて飛んでいそうな田舎の村に起きた女子高生の奇妙な殺人事件・・・。＞
＜〜なになに見せかけて実はなになにだった・・・＞
「母なる証明」・・・この秀作を端的に名解説をしている。（笑）ハイ！。是非、見たくなった。この作品は、アカデミー外国語映画作品に出品されるそうですね・・・。
うーーーん。「母なる証明」・・・今、深夜便で宇田川アンカーが絶賛していた。すぐ飛び起きてＰＣに向かって記事を精読したところです！。
＜薄らトンビがのん気に弧を描いて飛んでいそうな田舎の村に起きた女子高生の奇妙な殺人事件・・・。＞
＜〜なになに見せかけて実はなになにだった・・・＞
「母なる証明」・・・この秀作を端的に名解説をしている。（笑）ハイ！。是非、見たくなった。この作品は、アカデミー外国語映画作品に出品されるそうですね・・・。
10. Posted by vivajiji 2009年11月30日 17:41
グリーンベイさん。
こんばんは〜。
記事中でも言及していますが
隣国韓国にはパワフルな映画人が
まだまだ隠し玉を持って映画作りを
おやりになっているような。
本作を観てもその気配は濃厚。
＞是非、見たくなった。
お言葉は嬉しいのですが
果たして
グリーンベイさんのお口に合うか
どうか正直言いまして
私は、ちと不安でございますが。（^ ^）；
題材や描写はともかく映画として
素晴らしい作りだと、私は思いました。
ある意味怖い映画ですよ〜グリーンベイさん。（笑）
11. Posted by オカピー（プロフェッサー） 2010年07月02日 14:59
「母なる証明」ではないですが、折角ＴＢして戴いたので、「THIS IS IT」をお返しに上がりました。
本作をＷＯＷＯＷが放映する二日ほど前にブルーレイディスク・レコーダーを買ったのですよ。
本作を保存するのが目的ではなかったけれど、放映に間に合うように買わねばならぬという強迫観念みたいなのが何故かありましてね（笑）、買ってしまいました。
ＤＶＤレコーダー時代のように【観ては消し】状態とはオサラバ。従って、録画忘れも劇的に減るでございましょう。＾＾
僕もＭ・ジャクソンをめぐる一連の騒ぎを冷ややかに観ていたから、死後のマスコミの態度の急変には苦笑しました。
今回サッカーのＷ杯でも第一戦後打って変わりましたし、本当にしょうがない連中です。
マスコミに限らず、日本人全体にそういう傾向が強いですね。
＞「母なる証明」
これ観られるかなあ？
最近、ＷＯＷＯＷは劇場での興行収入に引きずられてＴＶ局絡みの邦画が多くて困っていますよ。
本作をＷＯＷＯＷが放映する二日ほど前にブルーレイディスク・レコーダーを買ったのですよ。
本作を保存するのが目的ではなかったけれど、放映に間に合うように買わねばならぬという強迫観念みたいなのが何故かありましてね（笑）、買ってしまいました。
ＤＶＤレコーダー時代のように【観ては消し】状態とはオサラバ。従って、録画忘れも劇的に減るでございましょう。＾＾
僕もＭ・ジャクソンをめぐる一連の騒ぎを冷ややかに観ていたから、死後のマスコミの態度の急変には苦笑しました。
今回サッカーのＷ杯でも第一戦後打って変わりましたし、本当にしょうがない連中です。
マスコミに限らず、日本人全体にそういう傾向が強いですね。
＞「母なる証明」
これ観られるかなあ？
最近、ＷＯＷＯＷは劇場での興行収入に引きずられてＴＶ局絡みの邦画が多くて困っていますよ。
12. Posted by vivajiji 2010年07月02日 18:33
プロフェッサーさま。
その最新のブツは大容量保存が可能なのですね。
おまけに今までのが問題でないくらいに高画質で。
いいですね〜〜（羨望の眼差しが見えますか？）＾＾
プロフェッサーにとってはそういうものこそ
必需品でございましょう。
＞マスコミに限らず、
日本人全体にそういう傾向が強いですね。
仕方ないと最近ではアキラメの境地。
どこもマネのできないほどの技術面高度成長
お湯でお尻洗え、乞食は見当たらずの陰で
食い物捨てて親捨てて子殺して・・・。
庶民でさえ王侯貴族のような暮らしは
実現しましたが果たしてその心根は？
おしなべて貧しいもんですよ〜。
育てた世代ばかり責められない。
こういう素地、国、だったんですね〜きっと。
「母なる証明」はきっと放映されますよ。
「グエムル」や「殺人の追憶」がまだ記憶に
新しいですもの〜。＾＾
13. Posted by drop ur diet 2010年08月13日 19:42
”見逃した映画を観る夏休み第２段”でこの「母〜」と邦画「ゴールデンスランバー」を観ました。
両方とも一見サスペンス、実はヒューマンドラマといった趣の映画だと感じました。
「自分にとって大事な人が犯罪に巻き込まれた時あなたはどうする」という共通のテーマながら、
「母〜」には日本以上の自死率に代表される韓国社会の重苦しい部分と「ゴールデン〜」にはカジュアルで万人受けする平和な国、日本のムードが反映されてる気がしました。
「母〜」を既に鑑賞済みの友人曰く「主人公はマザコンね」に内心「マザコンじゃない男はこの世にいないよ」って突っ込んでました。
「ゴールデン〜」の主人公の男優がTVCMのお見合いのシーンで相手の女性から「苦手な女性は？」と聞かれ「気の強い女性は苦手です」って答えてましたが、この世に”気の弱い女性”なんているんでしょうかね(笑）
このコピー考えたのは100％男ですね、vivajijiさん。
両方とも一見サスペンス、実はヒューマンドラマといった趣の映画だと感じました。
「自分にとって大事な人が犯罪に巻き込まれた時あなたはどうする」という共通のテーマながら、
「母〜」には日本以上の自死率に代表される韓国社会の重苦しい部分と「ゴールデン〜」にはカジュアルで万人受けする平和な国、日本のムードが反映されてる気がしました。
「母〜」を既に鑑賞済みの友人曰く「主人公はマザコンね」に内心「マザコンじゃない男はこの世にいないよ」って突っ込んでました。
「ゴールデン〜」の主人公の男優がTVCMのお見合いのシーンで相手の女性から「苦手な女性は？」と聞かれ「気の強い女性は苦手です」って答えてましたが、この世に”気の弱い女性”なんているんでしょうかね(笑）
このコピー考えたのは100％男ですね、vivajijiさん。
14. Posted by vivajiji 2010年08月14日 07:04
drop ur dietさん。
おはようございます。
「ゴールデンスランバー」は観逃しました。（- -）
機会がありましたら観ましょう。
＞「マザコンじゃない男はこの世にいないよ」
って突っ込んでました。
料理食った皿はおろかはいた下着も洗わんような
超べっぴんよりは、並み以下おそまつ体型でも
せっせと身の回りの世話などいとわず嬉々として
がっつり子産んで朝早くから洗濯もん干してる
オナゴが将来的にもラクでいいと、
たいていのその辺の男なら当然の帰結でしょうね〜。
ほだらば
「うちのカーチャンみたいのがいいなぁ」になる。
男は何せメシ食わしてくれて寝せてくれるのが
アリガタイのですわ。特にモンゴロイド系は。（笑）
＞この世に”気の弱い女性”
なんているんでしょうかね(笑）
その"フリ"が上手にできるか否かが
「オナゴ道」貫徹への分かれ道でござんしょ。
止まらなくなりました。
つづきあります。＾＾
15. Posted by vivajiji 2010年08月14日 07:14
drop ur dietさん。へのつづきです。
＞このコピー考えたのは100％男ですね
TV見ませんから世事には全く疎いのですけれど
世はがんがん保守に向かっているようですね。
昨今は皿もパンツも洗わんでもおまけに子も
孕まん予定でもヨメに行けるんだそうな。
自由な選択肢を尊重するということは
これだったのかしらん。
自死率高いというのは急激な成長と変化で
国が飽和状態の証拠じゃないかと思う。
人口増えて経済力ついて庶民もある意味豊か。
ビンボ人はその日食うことだけで手一杯で
死ぬことなんか考えませんよ〜。
これだけ重たい高級脳を神さんにつけてもらった
生物界のかしらたる人間、創世記にあるように
男は女を人間のかしらとして賢く導きそして
制しなければならんとですよ。「気の強い女性はイヤですね〜」
・・・・・むむむむむ
そんなこと言ってるバヤイかっ！！
男たちよ！しっかりせいっ！！（うちの息子も含めます・笑）
男たちがしっかりすると
女もしっかりしてくるし
国もしっかりする・・・・
あんら、
的外れもはなはだしいレスになったみたい
いつもながら、ごめんなさい。（ぺこり）＾＾；
16. Posted by drop ur diet 2010年08月14日 22:02
>世はがんがん保守に向かっているようですね。
わたしも特に若い人が保守的にと思っていましたが、最近思い直しています。「保守的」じゃなく「保身的」と。
何か今も将来もパッとしないし、お金もないし、かと言ってどうこう言っても何も変わらないし・・って主張には同感しますが。
vivajijiさん藤沢周平原作の映画「隠し剣鬼の爪」ご覧になりました？
エアコンも車もPCもない、不便で貧しくて自分の気持ちを話すことさえご法度、「お家」と「身分」と「役割（らしさ）」にがんじがらめだった封建時代。
法律も社会保障も皆無の時代でも心ある人には「助け合い」や「矜持」があったと教えてくれます。
「矜持」なんて言葉、若い人ばかりか70代で100才超の死んだ親の年金を掠め取っている輩などにも最早”死語”でしょうけど。
若い人がネットで得た知識で「若気の至りは馬鹿げた行為」って小ざかしくなるのはやむを得ないのかな・・
ある意味「超保守的」だった封建時代でも限られた範囲で精一杯自己表現した人間は決して「保守的」ではない、と思います。
史上かつてないほど自由を満喫できる現代で要領良く損得だけを優先し立ち回る人間は「保身的」かなと思うのです。
わたしも特に若い人が保守的にと思っていましたが、最近思い直しています。「保守的」じゃなく「保身的」と。
何か今も将来もパッとしないし、お金もないし、かと言ってどうこう言っても何も変わらないし・・って主張には同感しますが。
vivajijiさん藤沢周平原作の映画「隠し剣鬼の爪」ご覧になりました？
エアコンも車もPCもない、不便で貧しくて自分の気持ちを話すことさえご法度、「お家」と「身分」と「役割（らしさ）」にがんじがらめだった封建時代。
法律も社会保障も皆無の時代でも心ある人には「助け合い」や「矜持」があったと教えてくれます。
「矜持」なんて言葉、若い人ばかりか70代で100才超の死んだ親の年金を掠め取っている輩などにも最早”死語”でしょうけど。
若い人がネットで得た知識で「若気の至りは馬鹿げた行為」って小ざかしくなるのはやむを得ないのかな・・
ある意味「超保守的」だった封建時代でも限られた範囲で精一杯自己表現した人間は決して「保守的」ではない、と思います。
史上かつてないほど自由を満喫できる現代で要領良く損得だけを優先し立ち回る人間は「保身的」かなと思うのです。
17. Posted by vivajiji 2010年08月15日 12:01
drop ur dietさん。
＞映画「隠し剣鬼の爪」ご覧になりました？
ええ、WOWOW録画で観ました。
「たそがれ清兵衛」の陰でさほど話題には
なりませんでしたが思いのほか重くない描き方
で適度なユーモアもありなかなかよかったんじゃ。
昨夜の読書で目にとまった
「文明がひとをダメにする」、という一文。
陶芸教室の先生など「日本は鎖国がずっと続けば
よかったんだんだ！」などといつも息巻いておりまして。
（笑）
さようです。「保身」と「保守」じゃ大いに違いますね〜
かと言って裏口から小声でこうささやく自分もいたりします・・
〜げにすべてにいいことなんかあるもんじゃね〜！ってね。＾＾
しかしこれだけは言えるんです。
ひとは往々にして辛いことから学ぶ。
いかにも日本的完全なる閉鎖的階級社会だった
かの武士跋扈そして爛熟衰退の時代、今みたいに
ボタンひとつでモノ出てくるのと大違いに
考えや動きやもちろん日々の暮らしだって今とは
比べものにならぬくらい手間ひま時間がかかり
かの時代の人々はもっといい意味で動物的人間だった
のではないかと私など思うのです。肉体的
精神的にもちょっと足りなく欠損があったり
勤勉に暮らす姿勢にない者はおそらく即淘汰で
あったろうとも思います。日常的な「死」からの
これも学びと。こんな短期間にひとが「死なない」
世界的な人口増加の時代もないでしょう。
藤沢周平の描く世界・・・相手の首が飛ぶか
己れの首が飛ぶか、「死」を意識する道筋に
「生」の花を強烈に愛でる人間を育てた時代かも。
まして、それらをこっそりとかいま見ていた庶民
だっていかに小心者ばかりの日本人といえども
まだそれこそ畏れるべきもの恐れ避けるべきものの
境界線は骨身にしみていたと想像します。
18. Posted by オカピー（プロフェッサー） 2010年10月29日 14:14
弊記事までＴＢ＆コメント有難うございました。気持玉一つも姐さんですよね。<(_ _)>
＞みんながみんな本作のような母だったらと
＞思われたら
確かに、本作の母親（と息子）は、恐らく２０年くらい前の心中未遂からずっと尾を引いて現在のような状況に陥っているわけですから、特殊ですよね。
その一方、彼らの関係を突き詰めていくと、母親と息子の関係に限らず、男女間においても、愛情（による欲動）は人間を甚だ愚かにする・・・という普遍性に行きつくと思われ、「人の振り見て我が振り直せ」ということにしたいものです。
最近珍しくなった見事な布石の映画で、allcinemaでは一回観れば十分という人が多いですが、物語だけならともかく映画としての細かい配慮をすみずみまで観るには数回観る必要がありそうですね。
＞陶芸教室の先生など「日本は鎖国がずっと続けば
＞よかったんだんだ！」
僕もたまにそう思うものの、やはり映画と音楽の関係で却下致します（笑）
およそ４か月前に「This Is It」で一度お伺いしていますが、その後「キャデラック・レコード」と「パイレーツ・ロック」を観てから無性に古いレコード（ＣＤですけどね）を買いたくなってリストアップしたら５００枚に及んでしまいました（ため息）。
で、現在輸入盤をもの凄い勢いで買っています。この間はアレサ・フランクリンとオーティス・レディングを５枚セットにてそれぞれ購入。
今のところはジャズまで手が回りません。
御免ねえ。<(_ _)>
とにかく鎖国していなくて良かったと思う日々でございます。＾＾
＞みんながみんな本作のような母だったらと
＞思われたら
確かに、本作の母親（と息子）は、恐らく２０年くらい前の心中未遂からずっと尾を引いて現在のような状況に陥っているわけですから、特殊ですよね。
その一方、彼らの関係を突き詰めていくと、母親と息子の関係に限らず、男女間においても、愛情（による欲動）は人間を甚だ愚かにする・・・という普遍性に行きつくと思われ、「人の振り見て我が振り直せ」ということにしたいものです。
最近珍しくなった見事な布石の映画で、allcinemaでは一回観れば十分という人が多いですが、物語だけならともかく映画としての細かい配慮をすみずみまで観るには数回観る必要がありそうですね。
＞陶芸教室の先生など「日本は鎖国がずっと続けば
＞よかったんだんだ！」
僕もたまにそう思うものの、やはり映画と音楽の関係で却下致します（笑）
およそ４か月前に「This Is It」で一度お伺いしていますが、その後「キャデラック・レコード」と「パイレーツ・ロック」を観てから無性に古いレコード（ＣＤですけどね）を買いたくなってリストアップしたら５００枚に及んでしまいました（ため息）。
で、現在輸入盤をもの凄い勢いで買っています。この間はアレサ・フランクリンとオーティス・レディングを５枚セットにてそれぞれ購入。
今のところはジャズまで手が回りません。
御免ねえ。<(_ _)>
とにかく鎖国していなくて良かったと思う日々でございます。＾＾
19. Posted by vivajiji 2010年10月29日 17:43
プロフェッサーさま。
コメント・TB、いつも感謝です。
＞気持玉一つも姐さんですよね。<(_ _)>
それってわかっちゃうんですか？（笑）
いえ別に判明しても何の支障もございませんが
いつもご明察なものですから。（^ ^）
忘れない限りはポチッとしておりますが
忘れたときもありますのでごめんなさい。（- -）＾＾
映画の話はさておいて（笑）
＞５００枚
！！！（驚愕しておりまする！！）＾＾
当方はと言えばいつ再発してもおかしくない
病いを経験する前からモノは我が身に引き寄せない
方針に進路変更しておりますからとにかく貯めない
買わないいらない、もう聴くべき観るべきモノは
聴いた観たと達観の日々・・・なのに・・・
５００枚！とはこれかなり「おビョーキ」とあえて
言わせてくださいな〜（笑）
まして「ジャズ」が未だ入っていらっしゃらないとか。
プロフェッサーのお好みジャンルでは
想像するだにそれはないと思いますが
お願いですからジャズなどに開眼なされないことを
切にお祈りいたします。
げに、カネかかって仕方ありませ〜〜〜ん！（^ ^）
20. Posted by オカピー（プロフェッサー） 2010年11月01日 01:30
またまたお邪魔です。<(_ _)>
＞気持玉
全然解りましぇ〜ん。
勘で申しておりま〜す。
何となく雰囲気があるもので。＾＾
＞ジャズ
いえ、そんなことがなくもないのです（笑）。
２０代前半ちょっとかじった時代もあり全く知らないこともないです。
その頃買ったのは、
ソニー・ロリンズ、
ジョン・コルトレーン、
アート・ブレイキー、
チャールズ・ミンガス、
チック・コリア、
ハービー・ハンコック、
ヘレン・メリル（唯一のボーカルもの）
後はフュージョン系数枚程度。
この間もamazonで調べていたらロリンズの名盤８枚組（輸入盤）が３０００円もしない価格だったので、衝動買いしそうになりました＾＾
姐さんがお薦めしたペギー・リーも気になっていますが、まだ余裕がなくて。
＞気持玉
全然解りましぇ〜ん。
勘で申しておりま〜す。
何となく雰囲気があるもので。＾＾
＞ジャズ
いえ、そんなことがなくもないのです（笑）。
２０代前半ちょっとかじった時代もあり全く知らないこともないです。
その頃買ったのは、
ソニー・ロリンズ、
ジョン・コルトレーン、
アート・ブレイキー、
チャールズ・ミンガス、
チック・コリア、
ハービー・ハンコック、
ヘレン・メリル（唯一のボーカルもの）
後はフュージョン系数枚程度。
この間もamazonで調べていたらロリンズの名盤８枚組（輸入盤）が３０００円もしない価格だったので、衝動買いしそうになりました＾＾
姐さんがお薦めしたペギー・リーも気になっていますが、まだ余裕がなくて。
21. Posted by vivajiji 2010年11月01日 11:48
プロフェッサーさま。
こんにちは。
偶然でしょうか
札幌にロリンズ来て行きましたよ。
私は日時が合わず行けなかったのですが
ロリンズ、８０歳！
何の何の、ノリノリのブインブイン（笑）
だったそうで最後はオールスタンディング！
感動のライヴだったそうな。行けなくて残念。
以前も話しましたが
いくらジャズに明るくとも
男性はヴォーカル部門をパスする
方々が大半。（^ ^）
いいんですよ〜好きなものを聴けば〜
ペギー・リーもいいですが
カーメン・マクレーの初期（５０〜６０年代）も
なかなかいいですよ〜っとやはり
ジャズ・ヴォーカル軽く振ってみました〜（笑）
