2018年04月08日

やっと観た「シェイプ・オブ・ウォーター」

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当地ではシネコン上映は終り映画小屋シアター・キノだけに
まだ、かかっているのでジャズライヴ前ちょうど時間が合ったので
昨日、やっと、やっと、観てまいりました。
こんなに映画館が遠く感じてしまった作品も私にとってめずらしい。
久しぶりに、息継ぎなしの言い切りフレーズをば。

 幸薄い己れと理不尽な捕縛幽閉虐待されている半魚人をこれまた己れと
 同一視および共感視したが故の強烈な恋ごころ発症による多量の
     “水もしたたる異形種間妄想恋愛物語”

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けっこう世評高かった「パンズ・ラビリンス」には
ピクッとも心動かされなかった私にはこういう妄想系は苦手ジャンル。
しかし観てみないことには・・・
本作の2日前に期待大で観た「ペンタゴン〜」よりは
題材は別として語り口は悪くなくまるでオタクチックですが映像もすばらしく
その映像に選ばれた音楽がすんなりマッチしており飽きずに最後まで鑑賞。
個人的には「たまご」のシーンが大好き。
動画に上がってるんで、帰って来てからそこだけ何度も観ている。
イライザのあの視線の使い方が、たまらなく、よくてね。
要はオタク大人こども的偏り映画ですもの、監督のこだわっている
こういう細々ディテールがココロに触れない鑑賞者には
全体的につまらないものにしか映らないはず。

ただ、オスカー像を手にする映画でしょうか?
時代の様変わりと表すれば安易かもしれないけれど
私はちょっと、というか大分ちがうと思う。
ま、これで本監督デル・トロさん、
本格浮上して、どんどん映画撮れるようになるんだけどね。

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よくマイク・リー監督に用いられていて、08年「ハッピー・ゴー・ラッキー」を
観て印象に残っていてアレンの「ブルー・ジャスミン」ではヒロインの妹を
ごく自然体のお芝居で動いていたイライザことサリー・ホーキンスを
観てみたいな思っていて細く長く本作とはつながっていたのかも。

で、やっぱり言わずにいられない^^

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唯一、目に残ったのは
「元ネタは、ニューヨーク・タイムズ、の、なんだろ?」
この台詞を少しずつニュアンスを変えて畳み掛けるあのシーンだけが
うまいなぁ〜〜と感心したくらいなもんで、ハンクスもストリープも
いつもの彼らであり、正直、絵づらの変化工夫に乏しく
語りのうまいはずのスピルバーグにしては退屈な作品でした。
やはり76年の「大統領の陰謀」は秀作だったと実感。
ほとんど新聞社の中だけで展開する社会派同系統ですけれど
監督パクラの演出の冴え、当時絶頂期にあったホフマン・
レッドフォードの個性と魅力が存分に発揮された優秀作と。
ブン屋さんたちが事実積み上げて一大スクープ記事に仕上げる。
実にスリリングな題材なんだけれど
うまいはずのスピルバーグにしては全く映画的に面白くなかった。
「大統領の陰謀」に軍配!
映画としての面白さがたっぷり“浸みてる”のよ。


♫「半魚人ラヴ」映画に「You`ll Never Know」流れておりまして
  曲名聴いて、似てるけれど全くちがうこちら“妄想”している私。(^^)
   いかにもなハリウッドラヴシーンが入っている動画。
  男性のほうは「七年目の浮気」の人ね、
  豊満おっぱいの女優さんは、はて、誰だかわかるかな?
  お子ちゃまはわかるはずないから
  大人の男性諸君、答えてね。


 


vivajiji at 18:29│Comments(2)clip!さ行 

この記事へのコメント

1. Posted by オカピー(プロフェッサー)   2018年12月01日 22:37
弊記事へのコメント有難うございました。

>“水もしたたる異形種間妄想恋愛物語”
僕はうっかり観ていたのですが、サリー・ホーキンズ扮するヒロインは、どうも元来人魚だったようです。孤独だからだけでなく、そういうことも二人の間にあったのかなあ。最後に復帰して水の中で生きていけるのは半魚人の力ではなかった?
首にあったのは傷にあらで、エラだったらしい。

>「ハッピー・ゴー・ラッキー」
この作品のサリー・ホーキンズには感服しました。
2. Posted by vivajiji   2018年12月02日 09:31

プロフェッサーさま。

こういう妄想系ものに多い「分析解釈」
「結びつけ」レビューが、本作にも
多々、当時見受けられましたね。
あの首の傷は、幸せ薄きヒロインの
生き方の中で自らを傷つけたものと
私は見ましたけれども。
エラ、ですか〜 
半魚人の力(愛)で傷がエラとして機能したとか。
あらら、結びつけっぽくなって来ましたね。(笑)

「ハッピー・ゴー・ラッキー」の貴記事へ
先ほどおじゃまさせていただきました。

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