ロンドン滞在最後の夜は、クラシックで締めました。

Royal Opera Houseのバレエ「ドン・キホーテ」です。

Don Quixote

劇場のエントランスやチケットブースなどは、2014年の大改装ですっかり様相が変わっていました。

190216-05-Don Quixote (Royal Opera House)

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開演前、通路やバーには多くの日本人の姿が見えました。

主役のKitri役を演じるのが、日本人プリマAkane Takadaだったので、その追っかけも多かったのかもしれませません。

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とはいえ、開演前の観客の衣装は、以前よりかなり砕けていました。以前は男性も女性もフォーマルウエアやドレスに身を包み優雅にシャンペンやワインのグラスを手にする人が多かったのですが、そういった人達はちらほらとしか見かけることができませんでした。

上流階級やハレの日というイメージのオペラハウスでしたが、ミュージカルと同様の庶民のモノに変質してきたからなのでしょう。

Akane Takadaの踊りは、撓るような腕の振りを含め、実に切れが良く、片足つま先立ちで長時間静止する場面でも、ぐらつきもしないなど、素晴らしかったです。

さらに、当日はTVカメラが複数台配置され、撮影をしていたためか、群舞の人たちもピリピリした緊張感の中で踊っていて実に気持ちのよい舞台になっていました。

しかし、上演時間は第1幕50分、第2幕30分、第3幕45分であるのに対して、幕間の休憩時間がそれぞれ25分もありました。

確かに幕間はダンサーの衣装替えなどである程度の時間が必要なのはわかります。しかし、上流階級の社交の場としての役割が無くなってきている現在、この幕間の休憩時間は長すぎると思いました。

現代のバレエをより一層活性化するためには、2幕構成にするとか、幕間の休憩時間を短くするなどの抜本的な工夫が必要だろうと感じました。

総合評価:4