今のスワローズの先発投手陣は藤井、石川、石井一、ガトームソン、川島と他球団がうらやむ顔ぶれである。
さらに館山が加われば12球団でも屈指のローテを組むことができるだろう。
ただ、エースがいないのである。
エースに今一番近いのは石川であろうか?
本来なら藤井あたりがエースの座に着いて欲しいのである。
皆、平均の力を持っている。
それだと連敗を脱出することができないのである。
チームのムードが悪いときにきちんとしめるピッチングをすることができる投手こそエースなのである。
そこで、昨日の藤井のピッチングである。
まず、相手投手が吉見であるから絶対に先に点を取られてはいけないのである。
これが三浦とかなら投手戦になることが必至なのでとりあえず5回ぐらいまでは無失点で抑えるピッチングが必要なのだが、吉見なら必ず味方打線が捉えられるピッチャーのレベルなのだから耐えなくてはいけない。
ところが3回に捕まってしまう。
四球から連打されあっという間に4失点。さらに続く4回にも4失点。
これでは到底エースの座はお預けである。
これまでの試合、藤井は好投をしつつも味方打線が責めきれずなかなか勝利に結びつけなかった。
しかし、今日はその逆で味方打線は覇気を見せたものの藤井が早い回に捕まり試合を台無しにしてしまった。
しかし、今まで不調だった打線が蘇ってきた。
飯原という新戦力が活躍し始めた。
真中、宮地、飯原のベテラン、中堅、新人がいい形でポジション争いをしている。
これにユウイチあたりも加わってくれれば言うことない。
外国人選手も本領を発揮し始めた。
ツバメも飛ぶこの季節。スワローズも飛躍しましょう!!