なんて、知らん!!!
なんて、言わずに……まあまあ……






私が「サスペンス」を描く上で、一番重要だと思うのが、

「見せ方」です。

はっきり言って、
トリックがどうとか、
どんでん返しがどうとか、
ストーリーがどうとか、

そういうのは、



もう、新しいネタなんて、ない。




というか、あったらそれで勝負すればいいから、いい。




見せ方、というのは、
具体的には
「どうやって伏線をたくみに入れ込むか」
や、
「どんな設定やキャラクターが事件と向き合うのか」
です。

あとは、モチーフ…「動機」じゃなくて、
作品のカラーみたいの。
三味線弾き語りながら事件をとくとか、
将棋を指しながら事件を解決するとか、
「三味線」「将棋」というモチーフ(材料)が、
事件とどう絡むか、みたいのを見せると
「なんか新しいかも」って、なるんだよね。


これなら私のような凡人ライターも、
練習しだいで出来るようになる。


伏線って、サスペンスに限らず、
どんな作品でもあるよね。
つうかむしろどうやって伏線入れて、
ラストの「どっか〜〜〜〜ん」という感動に持っていくか、
みたいなことでしょう、言ってみれば、シナリオって。
だから常にそういうことを考える。

私の場合は、伏線は、
最初から頭の中にあるものと、
描き始めてからどんどん追加されるものと、
半分づつくらいです。
なもんで、
描き始めないと半分は「湧かない」ってことだ。

頭の中で眠ってるわけです、伏線は。


あと、「設定を生かしきる」。
これは受賞作品と、そうでない紙一重作品の境目だったりする。
「この設定生かしきれてないなあ」って
思うことがけっこうあります。
設定さえ生かしきれたら、ちゃんとドラマを作れると思う。
というか受賞とそうでない差って、実は、ここがでかいよね。

「設定」というのには、
「切り口」っていうのも含まれます。
例えば、オズの魔法使いの、
悪い魔法使いからの視点で描いた「ウイキッド」(劇団四季)みたいの。
ちなみにすっごい感動します。
それこそその設定全部を完全網羅していて、
スキがなく、完璧なシナリオだと思った。

あと、「アフタースクール」ね。
まさに小学校教師の設定が思う存分発揮されてた。
台詞も含む意味や、展開の仕方、
キャラクターもそうだし、
そのキャラクターだからこそ…という部分含めて。
あんまり言うとネタばれになるのでやめておく。


これを切り口と呼ぶのか?
という疑問がないわけじゃないけど、
そういう意味では、
「桃太郎の犬目線」というドラマがあって、いいでしょう。
勧善懲悪ヒーローに付き従う家来。
義経の家来の弁慶と被るのかな。

じゃあ
「桃太郎の猿目線」は?
それ言ったら「キジ目線」というのもアリだよなあ。
ちょっと俯瞰目で事件のてんまつを見てようかな〜
大事なときだけくちばしを挟む。
な〜んて、クールな探偵さん。
でも「キジも鳴かずば」で、
余計な一言を言ってしまうために、
ドジを踏むお茶目さん。みたいな。

桃を拾ってしまったおばあさん目線とか。
貧乏で拾って来た物を食べようと葛藤するさま、
遂に食べてしまったら桃太郎を身ごもり、
鬼退治へ行くように教育しなくてはいけなくなるとか…

もう無尽蔵に発想が広がってしまう。


「スチュワーデス探偵」という設定なら、
その設定を徹底的に生かさないと、
ディテールになってこないんだよね。
ディテールというのは、作品の色、みたいなイメージの言葉かな。
私としては。
スチュワーデスならではの発想で事件を解決する、
台詞で遊ぶ、
そういうの。

で、この「設定」というのが、
取材とか目の付け所で、
作家のカラーになっていったりする。


そういう意味では、
私も「設定を十分に生かしてるか」という自問自答を、
常に繰り返しています。

「パン屋さんの設定は、生かしてるのか?」

って。



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とりあえず★こちら★を見てくれい!!

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なんか観客動員が受賞に大きく関係するようなんで、
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