2011年05月02日

プロレス的価値観

先日のIGF GENOME15 のメインイベント。

鈴川真一 vs ジェロム・レ・バンナ。

プロレスとシュート(ガチ)の狭間で揺れる怪しすぎる試合。
試合の詳細はこちらのブログからどうぞ。
色々、色々な面から語り口が持てる、
近年屈指の濃厚でジューシーな試合。

鈴川は今ホントやばいと思う。
背中の闘魂タトゥー含めて良い意味でやりすぎちゃってる。
現在日本のレスラーの中では最も胡散臭さで金が取れる男だ。



話は変わってWOWOWで生放送されたUFC129。
メインは無視して(良い試合だったけど)、個人的注目カード、
ランディー・クートゥア vs リョート・マチダ。

この試合での引退を示唆する鉄人絶倫ファイターのクートゥア。
キング・オブ・ケージ。ミスターUFC。
もちろん入場シーンは会場大爆発の盛り上がり。
もうぶっちゃけハルク・ホーガンの”Real American ”で
入場していいんじゃないかと思うんだが。



そして対するリョートは昨年ショーグンに完敗してから良い所がなく、
さらにそのショーグンまでもがジョン・ジョーンズに完敗してしまった
ため、崖っぷちのカド番状態。

いつも似合わないなと思うリンキン・パークに乗って登場。

そして、ケージに入る直前にあのスティーヴン・セガールとハグ!

”あの”っていうのは、「セガールなんかと遊んでるから弱くなった」
とかファンから言われたりしてたのが一つ。

そしてもう一つの理由は先日のUFCアンデウソン・シウバが放った
ダルシムのような衝撃的な前蹴りはセガールが伝授したものだ
という噂があって、幻想が膨張しまくったからだ。


そして試合結果は・・・、またしてもリョートの前蹴りがクートゥアのアゴ
を直撃してKO勝利。



セガールキック再び! セガール幻想再爆発!!

ケージを去るクートゥアの笑顔。
オーディエンスが感じるセンチメンタリズム。
そして、セガールキック。

カオスとしか言いようのない空間がそこにはあった。



鈴川vsバンナはプロレスの中にシュートが入り込んでしまった試合。
クートゥアvsリョートはシュートの中にプロレスが入り込んでしまった試合。

壊れかけのレディオと、治りかけのレディオ。
不思議な写し鏡のような2試合。
いかにも”プロレス的な”2試合。

限りなく曖昧でグレーな部分にどうしようもなく惹かれてしまう
プロレスものにとっては、オカズが多すぎてご飯が足りないような
贅沢な2試合だった。





vmjstyle at 14:43│Comments(0)TrackBack(0)mixiチェック NERI | プロレス

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