2011年05月07日

とりあえず、ポチって良かった

図書館から予約した記憶がないのだが、取り置きのメールが来た。
どのタイミングでポチったのかわからんが、とりあえず読んだ。

深町 秋生 / 「果てしなき渇き」




読んでよかった。 悶絶の面白さ。
大好物の暗黒ノワール。

Amazonの書評では賛否両論だけど、それも解る。
まったく受け付けない人もいると思うけど、これを楽しめる
感性で良かったと思う。
ネタバレになっちゃうかもしれないけど、物語が始まった時点で
”既に詰んでる”という残酷さ。
そういう意味では最近観た映画「ブルーバレンタイン」
に共通するものがある。
子供作るのが怖くなるというか。



世界観という上モノをしっかり作った上で、
あとはリズムがひたすらドライブしていく。
しかもブチブチと切れる文体が作り出す独特のリズム。
そのリズムがとにかくストーリーに引き込む。

それだけでいいじゃん。
上モノとリズムだけガッチリ。


惜しくも活動を止めてしてしまったノルウェーの
カルトガレージモンスター、ターボネグロを聴いているようだ。





ファッション含めたイメージをしっかり作って、あとは
ひたすらドライブするリズムに乗せるだけ。
曲を重ねるうちに陶酔してくる。
ポテトチップ食い続けるような快感。


ま、その世界観が肌に合わなかったらしょうがないんだけどさ。




作品の内容について思う事は、この話は
大槻ケンヂ/「グミ・チョコレート・パイン」の”パイン編”の
あるべきもう一つの姿なんじゃないかという事。
処女性についてのサスペンス。


NERI






vmjstyle at 11:58│Comments(0)TrackBack(0)mixiチェック NERI | 小説

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