2019年01月02日

ベスト 漫画 2018

続いて漫画です。

こちらもほぼ順不同です。


【第1位】

オガツ カヅオ /  「魔法はつづく」

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オールドとニューがナチュラルに混在し、誰をも惹きつける
良い塩梅のフレンドリーな恐怖でスイングさせ、涙腺崩壊に
持ち込む。
ツルっとした肌の質感が癖になる画風。
もっともっと売れてくれ!もっともっと読みたい!!
そして 「ことなかれ」なんで終わった。。。悔しい。


【第2位】

篠房 六郎 /  「おやすみシェヘラザード 」

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コミニュケーションツールとしての映画という視点は
今までもあったけど、ちょっと斬新すぎるというか(笑)。
メタ構造も大爆笑(1巻の”ダンカン”の下りは思い出し笑いする)
もあっさり飛び越えて2巻の終盤に溶けるように百合に着地
する様にはスタンディングオベーション!



【第3位】

マクレーン /  「怒りのロードショー2」

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上記の「さよなら〜」とは別のベクトルで、はんなりと、
こってりと日常に映画を持ち込んで、毎回その映画の
魂みたいな部分を最後に提示して見せる。
映画モノを誰も置いていかない優しさが滲み出てる。
狙っては絶対できないであろう絵のクオリティーも
マジで最高のB級感。



【第4位】

ツナミノ ユウ / 「ふたりモノローグ」5巻

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色々と乗り越えなきゃならないハードルは人それぞれだけど、
出てくるキャラクターをみんな一緒に飛ばせてあげてるのが
心地よい。
WEB上では完結してしまったけど、現行リリース済のこの巻
の多幸感たるや。。(もちろんラストも最高!!)
キャラデザインも各々半端ないレベル。



【第5位】

阿部 共実 / 「月曜日の友達 」2巻

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1年前に読んだはずなのに未だに心のどこかに居座り続ける
眩しすぎるラスト。
モラトリアムというテーマを超越して”学校”という空間の
アイドルという偶像にも似た輝きを描き切っていたように思う。



【第6位】

黄島 点心 / 「黄色い円盤」

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奇想というほかないアイデアとドライブ感ありすぎて
ゴアグラインドみたいになってるストーリーテリング。
一コマ一コマに鎮座する狂気が額装レベル。
爆売れするジャンルじゃないのはしょうがないとしても、
なんとか、どうにかもうちょっと評価されてほしい。。



【第7位】

ゴトウユキコ /  「36度」

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もともと大好きな作家ではあったのですが、この短編集で
バケモンになってしまったように思います。
読んでて手汗が止まらないぜ。
だからこそ、このレベルの作家に原作ありの漫画とか
描かせないでほしいなぁ。
本人が望んだんだとしてもさ。



【第8位】

窓 / 「カニバリズム!」

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エロ本というか、完全に内容がアウトな方の18禁なんですけど
もうそれがすがすがしいほどの18禁っぷり!
タイトル通りなんですが、それ以外無し!まじでそれだけ!
そこに至るまでの苦悩とか文化的意味とか全部無視!
まさにピュアゴアグラインドというか、Last Days Of Humanity
聴きながら読めばいいと思います。



【第9位】

森泉 岳土 / 「セリー」

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初期作品はすげーハマって追いかけてたけどちょっと冷めて
(積ん読してる作品ありますすいませんすぐ読みます)離れて、
フと、あまりにも贅沢な装丁の本があるな、と手に取ったのが
これで心底ぶっ飛ばされました。
こういうキャパで体感しないと芯までは味わい尽くせない作家性
だったんだなぁと思う。
2001年宇宙の旅をIMAXで観るとかそういう感じ。
編集さんに拍手を送りたい。



【第10位】

天久 聖一 / 「サヨナラコウシエン」

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”泣ける”って口コミ一番嫌いなはずなんだけど、まんまとだよ
このやろー。
ずーっとふざけっぱなしでSFというにはおこがましい脳溶け展開
なはずなんだけど、確実に泣かされる気配がする漫画だった。
むかつく。



【第11位】

崇山祟 / 「恐怖の口が目女」

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アホアホなチェコグラインドっぽくもありつつ、しっかりと
オールドスクールな質感もあって、しかもめっちゃトランシー。
形容しがたい異物。
最高。



【第12位】

とよ田 みのる / 「金剛寺さんは面倒臭い 」

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「タケヲちゃん〜」からの進化がとんでもない果実を産んだ
というか。。ラブコメと地獄っていう小学生がテキトーに考えても
出てこないであろうプロットをスムーズかつシルキーに展開
させる。
なんなの!?
天才なの!?
知ってたけど。



【第13位】

井上とさず / 「放課後スイッチ」

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同人誌だけど、ショートショートの切れ味がえぐいのと、
キャラデザインがあまりにもツボだったので。
ほっぺの線だけでもゴハンおかわりできる。



【第14位】

高遠るい / 「はぐれアイドル地獄変」7巻

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刃牙がどこかに置き忘れた、というかけっこう前に席を外して
ダラダラと空席になってしまったところにすんごい軌道から
座ってしまった感じ。
序盤の底辺アイドル路線からの飛距離たるや。。
格闘漫画好きは必見ですぞ。



【第15位】

斎藤 潤一郎 / 「死都調布」

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自分が漫画に求めるハードボイルド成分がナックルボールくらいの
ブレ球で刺さってくる。
ブラックラグーンももちろん好きだけど、レモンハートも好き!
っていう人に、、、ってあんまいないか。
ペーパーバックスタイルの装丁もクソしぶい!



【第16位】

佐藤 さつき / 「妖怪ギガ」3巻

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ストレートな妖怪漫画が現在この世で連載していることが
うれしいし、それがまた大傑作なのも超うれしい。
願わくば、誠治さんとクロが無事に帰れますよう。。



【第17位】

川勝 徳重 / 「電話・睡眠・音楽」

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ガロ的なものの現行スタイルとして平成産まれがこれを
描いているということの尊さよ。。
平成最後の年にこの1冊が出た意味を噛みしめて読んでます。



【第18位】

道満晴明 / 「あやめとあまね 」

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下品を下品なままかわいく。
成人、非成人かかわらず道満晴明が発表先を転々としつつも
長年続けてきた事には頭が下がる。
これからも色々な液体を紙面に落とし続けたらんことを祈ります。



【第19位】

福島 鉄平 / 「ボクらは魔法少年」

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マドマギ的と言ってしまうのは簡単だけど、この徹底した
ショタBLへの賛歌は清々しいものがある。
しかも少年漫画的だよ、ちゃんと!
集英社から出てるんだから!



【第20位】

真造圭伍 / 「ノラと雑草」

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朝倉世界一との差別化に苦しんでいたイメージがぬぐえない
けど、ここにきて一気に脱皮した感。
ほんわかな内容だと中途半端に感じられた画風が、生き生き
してるように感じる。
所謂、夜回り先生路線であることは間違いないんだけど、
ここからどこまでらしさを出せるかだと思う。



【第21位】

高津 マコト / 「シャボンと猫売り」2巻

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高橋留美子ってもうフォロワーを生み出すことは不可能
なのかなって思ってたけど、この漫画は行けそうな気がする。
優しく、不安定だけど強いタッチもヤベー好き。



【第22位】

水上悟志 / 「二本松兄妹と木造渓谷の冒険」

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連載中のプラネットウィズ、短編集も良かったけど、
1冊で水上ワールドを口から溢れるほど体感できる
この中編がヤバかった。
インセプション的な世界でのバトルも秀逸!



【第23位】

植芝 理一 / 「大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック」3巻51A9gZJAt7L__SX350_BO1,204,203,200_














すぐ飽きるかなぁ、なんて思ってたけど新刊出るたびに
買ってしまう。

マザコン、学園もの、タイムスリップ、盛り盛りなのに
不思議とフェチの一点突破と感じさせる心地よさがある。

アフタヌーンらしさを現在も体現し続ける巨人だ。



【第24位】

川村拓 / 「事情を知らない転校生がグイグイくる。」

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WEBで十分かなぁと思ってたけど、
紙で味わうに値する出来だった。
コマのデカさにビビッてちょっと詐欺っぽさも感じたけ(笑)、
西村さんを堪能できると考えればそれも納得。
そう、とにかく西村さんのデザインなのだ。
キャラとしてだけなら今年トップレベル。
小岩井よつばの対極に置いてもいいと思う。



【第25位】

桑原 太矩 / 「空挺ドラゴンズ」

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石黒正数 / 「天国大魔境」

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相田 裕 / 「1518! イチゴーイチハチ!」

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大石まさる / 「マーチャンダイス」

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高浜 寛 / 「ニュクスの角灯」

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白浜鴎 / 「とんがり帽子のアトリエ」

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もう自分が推さなくても誰かが推してるよね、枠です。
でも大好きです。全部何回も読んでます。優勝!



以上です。

今年は時間が取れなくて、少女漫画あんまり掘れません
でした。
各ランキング参考にしてこれから読んでいきたいと思います。





あと最後に。

梶本レイカ / 「悪魔を憐れむ歌」3巻

51s9huzZMaL__SX351_BO1,204,203,200_















4巻での打ち切りが発表されています。
バンチの作品はどれも攻めていて大好きです。
だからこそ、最後まで描かせてあげたかった。
商業誌で描かせてあげたかった。
現代のデビルマンになり得た作品です。

しょうがないとはわかっています。
いますが、悔しくて悔しくて。。

ということで次点にさせていただきました。

完結までは個人で描かれるということなので
できるかぎりの応援をしたいと思っています。





vmjstyle at 09:22│Comments(0)mixiチェック

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