寂しいこともあるだろう。
悲しいこともあるだろう。
むかつくこともあるだろう。
やり切れないこともあるだろう。
でもだからどうしようっていうのさ。
どんなときでも、
目の前に、
オモロいことさえあれば、それは解決される。
オモロいことが苦しみを忘れさせてくれる。

オモロいことは自分の内にはない。
オモロいことは自分の外にもない。
オモロいことは、「外」に反応する自分の「内」との境界にある。
だから人は、オモロいことがないことを怒ってはいけない。
オモロいことに気づかない自分をこそ誡めるべきなのである。
だいいち、もしオモロいことが見つからなくても、美しいものはある。
美しいものは、オモロいこと以上に「存在」のありがたさを教えてくれる。
感受性は好奇心の元である。
何かを感じられなければ、人は「存在」できない。
何かをすることがなければ、人は「存在」を得ることはできない。
感じることと動くことが人を苦しみから救う。