voicevoice2のブログ

声についてボイスセラピーで気づいたこと、ちょっとしたアドバイス、絵本や詩についてのカウンセリングについて、スピリチュアルなメッセージを書いていきます。ボイスセラピーの情報もお知らせします。

2013年10月

Lourdes Maria のメッセージ 2013.10.31 小さな愛

Lourdes Maria のメッセージ 2013.10.31
小さな愛

小さな愛を絶やさないで
家族にも
道ゆく人にも
大切な人にも

風の日も
雨の日も
晴れの日も
ほほえみのように
小さな愛があれば
1日は元気に始まっていく
1本のキャンドルのように
小さな愛があれば
夜を静かに迎えられる

小さな愛を消さないように
いつも
いつまでも
どこにでも
北風のなかでも
ほほえみが揺れるように
小さな愛の花を咲かせ続ける
愛が絶えることがないように

10月最後の日。秋の色彩が深まって行くなかで、花は数を減らしていきます。しかし、愛は数ではなく、忍耐する強さ。たったひとつでも、凛として美しく。それが人のあり方。淡いピンクのたますだれが、側溝のブロックに咲いていました。強さをいただきます。

「う」の神さまからのメッセージ


うつくしい真珠を
くちびるの前で形づくるように
声にする
わたくしのなかにねむっている
ことばのしずく
朝露に濡れて
月と太陽のひかりを受けて

かがやく用意をしている

うれしいことは
うるわしいこと
なぜ 苦しいことだけを
ひろいあげて生きようとするのか
じぶんを認めることは
ごうまんではないはずなのに
じぶんをうやまう
真珠のかがやきを
生み出したわたくしに
それをおしえてくれた
深い波音に


どこまでものばして
いらないものは失って
ういういしい
ことばの真珠を
差し出す
あなたのこころが
わたしのこころが
しずかに満ち満ちるように
生まれたままの
うたが歌えるように
おおいなる海のなかで


「う」は胃のうらがわから声にすると、うつくしく深い声になる。
その声でひとに話すと、真珠のかがやきが相手に届けられる
おおいなる存在から。

海 

Lourdes Mariaのメッセージ 2013.10.30 今を生きる

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Lourdes Mariaのメッセージ 2013.10.30
今を生きる

過去をふりかえらないで
未来を見過ぎないで
あなたに与えられた
今 これがすべて

あなたは確かに今
ここにいる
あなたは今
確かに息をする

手を開けば
いただいた
関わりが花を咲かせる
その花の美しさを
よく見て
その花の香りを
よく嗅いで
今とともにあなたがいますように
神とともにあなたが息をしますように

今ここにいて
生きる
今ここにあるものが
あなたそのもの
目をそらさずに
そこに確かに花はある

アイルランド、イニシモア島で会ったハニーサックルースイカズラ。野生のハニーに始めて会った。巨石遺跡ダン•アンガスへ向かう風雨の中で咲いていた。
甘い香りを持つハニーサックルは、バッチフラワーエッセンスのレメディのひとつ。意味は「過去の思い出に生きることなく、今、ここにいる自分を確かめる」

「ぺ」の神さまからのメッセージ


くちびるにちからを入れて

もういらない
こんな感情


ぐちゃぐちゃした
嫌悪
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が
黄泉の国から逃げ戻って
はじめに吐いた言葉は
きっと
ぺっ
もう我慢できない

速玉之男(はやたまのお)
唾の神
失くした海幸の釣り針をさがしに
海に潜った山幸が
玉を口に入れて

海神の娘が欲しい
唾は契約の証

神さまが宿っている


いらないものは吐き捨てて

新しく生きなおすため
新しく愛するため
今日も
くちびるに力をこめて



「ぺ」が最初につく言葉はカタカナ言葉。
ぱ行は不思議な音。古事記のお話も面白い。

水晶 

「づ」の神さまからのメッセージ


そっと
ていねいに

考えながら
気を配りながら
声を置く

こころづかい
かたちだけではなく
相手がほんとうによろこぶように
工夫する
こころづくしの
料理
景色
ことば
そのひとのために
時間をかけ
手間をかけ
笑顔をわたす
シンプルでいい
立派でなくてもいい
いまできる精一杯を


ともにいること
楽しんで
つくづく感謝して
ていねいに生きる
ことばづかいも
いきづかいも

たいせつな
人生のひとコマひとコマ



「づ」がこんなに繊細な言葉とは知らなかった。書いていてわかったこと。
ていねいに生きたい。どんなに小さなことも。メリハリをつけながら、づ。

茶道 

Lourdes Mariaのメッセージ 2013.10.29 あなたの心に憩う

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Lourdes Mariaのメッセージ 2013.10.29
あなたの心に憩う


羊のように憩う
緑のなかに
あなたの心を
休ませる

心の中には
広い公園があって
天使たちが行き来する
聖霊はラッパを吹く
心の公園を
行きすぎる人はいない
ただあなたが
神様と憩う
緑のなかで
羊のように守られて
草を食む
風を嗅ぐ
心が風になる

あなたがあなたに
いちばんやさしくなる日

疲れた心を丸ごと、公園に置いて休ませることができたら、短い時間で、私たちは生き返る。リフレッシュできる。本当は誰もが公園を持っている。緑に満ちた心の公園を、心のなかにしまっている。時々訪れたい。

Lourdes Mariaのメッセージ 2013.10.28 今 ここにある

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Lourdes Mariaのメッセージ 2013.10.28
今 ここにある

今 ここにあること
今 ここにいること

過去ではなく
未来でもない
わたしの
あなたの確からしさ

樹のように
今日の青空を吸いこみ
今日の風に生きるべき方角を聞く
あなたという確かしさ
あなたという不確からしさ
樹のなかで
とけあういのちの鼓動が
誰かに届くと
その人から
いのちの音がかえってくる

生きるいとなみ
生きる関わりは
いのちの音
今に生きる音
確からしさを呼吸する

ダブリンのトリニティカレッジ内の紅葉。青空に映えて黄色が美しい。
日本でまた新しい秋の週が始まりました。少しずつ紅葉が楽しめますね。iPhone5Sに変わり、日本とアイルランドを少しずつ呼吸しながら新しい週を始めていきます。今を大切に。

「ら」の神さまからのメッセージ


口を大きくあけて
舌をすべらせる

が明るく声になった日は
心が澄みとおっている


きっと楽な道がある
なぜわざわざ苦労を選ぶのだろう
子どもの頃から聞かされてきた
アリとキリギリス
アリには「いま」がない

らんらん
スキップしながら進んでも
大きな荷物を抱えて歩いても
同じ道なら
花や空や蝶々とたわむれなから 歩みたい
生きていられる時間の短かさ
忘れられない出会い
暗く寂しかったトンネルを抜けて

味わいたい
きっと何とかなる

ケ セラ セラ


「ら」がうまく発声出来なくても、上手に人生を歩めなくてもいい。
楽しみなが楽に生きていたい。
そのくらい考えても、きっと頑張ってしまう自分だから。

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10月の絵本『ジルベルトとかぜ』

ボイスセラピー 10月の絵本『ジルベルトとかぜ』(マリー・ホール・エッツ作 たなべいすず訳 冨山房)をご紹介します。

ジルベルトは7,8歳くらいの男の子、今日も風といっしょに遊びます。
風は、ジルベルトの風船をさらっていったり、かさをこわしたり、せっかくはいた落ち葉を散らしたり…。かと思えば、りんごを木から落としてくれたり、かざぐるまをぶんぶんまわしたり…。

のはらのくさが のびてると、かぜと ぼくとは かけっこだ。
かぜは さっさと ひとはしり。
もどって、ぼくを おいかける。
でも いっつも かぜが かつんだ。
なぜって、かぜは くさのうえを はしっていけるのに、
ぼくは じめんをふんで くさをかきわけて いくんだもの。

かぜは ぼくの しゃぼんだまが いちばんすき。
でもかぜには つくれない。
ぼくが つくるんだ。
でも かぜは うんとたかく とばすから、おひさまがいろをぬってくれる。
かぜは そのうちのいくつかを かえしてくれるんだ。
とっても おかしいんだよ、
ぼくのめや てにあたって われるんだもの。

風の方がまさっていること、自分の方ができること。まるで生きている友達同士みたいに、ジルベルトは風をさわり、抵抗したりふざけたり…対等にかかわっていきます。
子どもの頃、誰もが等身大の世界をつくり、空想と現実のはざまで夢中になって遊んだこと。
その自由でゆたかな世界を、いつの間に手放してしまったのでしょう。
そして、ひとりで遊べることは、自立していること。わたしたち大人は、一人でいることを孤独に感じたり、一人で充実した時間を持つことが苦手になっていたりします。

でもときどき かぜは、とてもつかれてしまう・
「かぜくん!」ぼくはささやくんだ、
「ねえ かぜくん!きみどこにいるの?」
「しゅうー」と かぜは へんじして かれはいちまい まいあがらせ、
どこにいるか おしえてくれる。
そこでぼくは よこになって ふたりして ねるんだ
―あのやなぎの きのしたで。

自然はいつもありのままの姿で、さびしかった子どもの自分によりそってくれていました。
摘まれた花、ちぎられた草、土はかきまわされ、虫はかんたんにとらえられました。
でも、ひとことも文句をいわずに、わたしたちと一緒にあそんでくれたのです。
やっぱり、ジルベルトと風のように、友達同士だったのかもしれません。

絵本はわたしたちの過去を、優しい気づきで満たしてくれます。
絵本セラピー http://www.voicetherapy.info/voicetherapy-course

ジルベルトとかぜ 

「じ」の神さまからのメッセージ


じぶんの声を耳に響かせて
じっと待つ
とおくの鳥の声
時を刻む音
呼吸の音
何もしなくても
せかいは動いている
生きていられる


地面
土があたたかい
足裏をむかえ
生きとし生けるものの生と死をうけいれる
地面に生かされ
地面に帰る

自信をもとめず
くじけることもなく
自由に
在る
居る
何もしなくても
閉じない
恥じない
じっと
今日は見つめよう

じぶん
じじつ
しんじつ


「じ」を発声していると、声が少しずつお腹に落ちていって、心がしずまってくる。
たまにはじっとするのもいい。まわりを感じるのもいい。見ること、聞くことを忘れているものに、こころを傾けるのもいい。その自分を、ゆるすこともいい。

スズメ 
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