voicevoice2のブログ

声についてボイスセラピーで気づいたこと、ちょっとしたアドバイス、絵本や詩についてのカウンセリングについて、スピリチュアルなメッセージを書いていきます。ボイスセラピーの情報もお知らせします。

2014年10月

川原神社 埴山姫(はにやまひめ)の神からのメッセージ

わたしはひととひとが豊かにつながることをのぞんでいる。
神は火と水。
神の火とは災いや穢れを焼き尽くす火、とともに人の心を温める火。
水は諸々の感情の凝りをおし流す。
火が温める。
そうして土もあたたまり、たくさんの夢を実らせる。
見よ。人はみな寂しさと哀しさを抱えている、
だからこそ、寄り添って生きようとする。
人の哀しみを受け取ろうとする。
そこには上下もない、強弱もない。
ただ優しくてあきらめない人の心があるだけだ。
人として生まれたことを喜びなさい、

川原神社の宮司さんに時々会いに行く。
「今日は鬱の男の子と女の子が来る。なにもしてやれないけれど、話を聞いて、神様の前に座っていると、少しずつ元気になってきた。やっぱり神様の力はすごいね」
宮司は神社をみんなが駆け込み、癒される場所に変えた。
宮司になりたての頃、古くからの人たちに「参拝者に話しかけるな」と毎日のようにバッシングを受けたそうだ。
でも諦めなかった。
だれでも拝殿の中に招き入れてくれる。
今日も長いこと拝んでいた女性たちが宮司に招かれて拝殿にすわり、感謝と導かれてこの神社に来たことを、興奮気味に話していた。
宮司がハイハイと聞いている。
正面の祭壇が明るんで、神様がニコニコと喜んでいらした。

神道の祝詞を学ぶワークショップを、来年初めころ、この宮司をセラピールームに招いて行う予定です。
ご案内の記事を書きます。
たくさんの方のご参加をお祈りしています。

心と身体はつながっている

Voice  Therapyのお客様で最近ふえているのは、皮膚の湿疹に悩む方です。
湿疹は、怒りや葛藤。
いまの自分が置かれている場所(家族や職場)の中に原因があることが多いです。
Rさんは30代の女性。
看護師で希望を持って働いていましたが、小さなミスの連続に自信を失い、先輩から「あなたはいまの仕事に向いていない」と言われたことから、仕事をやめ
大学院に入って勉強を重ねたり、マッサージの勉強をしたり、いろいろやってみました。そして結局福祉施設の看護師になりました。
仕事は医療現場にいた頃よりずいぶん楽になり、物足りないけれどここが安全と思って過ごしてきました。
ところがその頃から手の湿疹に悩まされるようになり、最近は首や顔まで出るようになった、いろいろ試しても治らないといって来られました。
インナーチャイルドを解放し、スピリチュアルサポート愛という毎日のメールカウンセリングでつらかったことをどんどん書いていただき、首や顔の湿疹は治ったのですが、手にまた出るようになった時、みると、両手が青いオーラに包まれていました。そこから聞こえてくる声は「もっとやりがいのある仕事がしたい」
その時、詩を読んで声を出していただいたら、Rさんの声が、人に何かを教える声だったのです。
昔言われたことがあるとのこと。
カウンセリングの後、少しして、友人から大学の講師の口が舞い込みました。
守護霊の働きです。
いま彼女は新しい職場で、悩みながらも生き生き過ごしています。
もう湿疹は出なくなった、この夏は楽に過ごせたというメールをいただきました。
身体は不思議。
心を私たちは騙し、おさえつけることはできるけれど、身体は正直です。
特に湿疹は「もう辛いよ」「耐えられないよ」と叫んで皮膚に表しているのです。本人にわかるように。
そしてそれは、ステロイドではなく、心の声を出して、魂の願いに従った時、ようやく消えてなくなります。
ちなみにRさんは、過眠症も克服されました。
今学生にとって、なくてはならない存在になったので、眠りに逃げ込む必要がなくなったからです。

「さ」の神様からのメッセージ

つまずきながら
転びながら
羽のように
軽く在る
さささ と
足跡を残すことにこだわりなく
瞬間に舞い上がる
すばやく
笑いながら

苦しいとき
ひとは動けない
心の中の石ころが
重くて
ざざざ
少しずつ取り除く
やがて
に乗れるように

雨のあと
世界は塗り替えられる
葉も土も空気も
新しいいのちの時間に
磨かれていく

そのように
ひとも
時間のシャワーを浴びて
変わっていく
肩甲骨にたたまれていた
羽を広げて
しなやかに
飛び立っていく

「さ」は、変化の音。スピードがあり、しかも繊細さを失わない。
いつも「さ」でありたいと思うのに、なぜ「ざ」になってしまうのか?
でも「ざ」も悪くない。力を込めた後、すっきりと歩けるから。



水音

むろん推測であるが、道という人間がこしらえた世界を離れて、1歩でも自生の森へ足を踏み入れると、その瞬間に人は野生の生きものに帰るのではないだろうか。山を登っていくにつれて次第に水音が高くなってくるのは、道から離れるにしたがってその野生の度合が深くなり、耳だけではなく眼も鼻もその感覚が生き生きと鋭くなって、二倍、三倍もの聴力、視力、臭覚を取り戻すからではないだろうか。
山尾三省『水が流れている』

水音は心を鎮める。
きっと自然の中に身を置いた時、身体ごとそこに溶け合い、外の水音と身体の中の水音が一つになるのだと思う。
いま無性に山や沢に行って、ずっと座っていたい。
野生の自分に還りたい。

木に近づく

雨が小雨のうちは、樹冠が雨をさえぎるので太い幹の部分が濡れることはないが、雨が本降りとなり、それがある時間以上つづくと、樹冠部の梢の葉叢(はむら)が支えきれなくなった雨は、枝づたいに次第に幹へと集まり、幹自体を小さな川として流れくだるようになる。
山尾三省『水が流れている』

こんな風に雨に濡れる木を観察したことがなかった。
木に近づきたい、自分のように感じたい。
鳥の声に耳をそばだて、そのメッセージを聞き取ろうとするように。
私たちは人間だけで生きていない。
そのことを深く感じた。


「し」の神様からのメッセージ

「し」の神様からのメッセージ

降るような星空を見たことがある
小笠原父島
好きだった人と
ひと晩中 浜に寝転んで
空をながめた
しじま
波の音
息づかい
風のうた
ただそれだけがあった
漆黒の空と
幾億のまたたきの下には

旅先で出会った
島のひと
その人の背中にあった
鮮やかな観音様を
わたしは見ることもなく終わったけれど
その夜の星空は
永遠にある
誰にもおかされない
静けさとともに

誰しも身体の中に
忘れられない風景がある
自然が与えてくれた贈り物
その人はもう生きているかどうか
わからない
けれども
わたしが死んでも
きっと生き続ける
夜空の
星の声
のやすらぎ


レイチェル•カーソンの『センス•オブ•ワンダー』を読んでいたら、急にパノラマの夜空が現れた。
もうはるか昔のことなのに。
忘れていない。
生き続けていた光景だった。

「を」の神様からのメッセージ

「を」の神様からのメッセージ

毎日
少しずつ前へ行く
今を
作り変えるため

ジリジリした葛藤
噴き出すあせり
重くなった腰
粘土細工のようにこねると
今がやわらかく湿っていく
少しずつ違っていく
皮膚が揺れはじめる
広い空ととけあいたくて

だから
今を
気持ちを
身体を
言葉を
鳥のようにさえずりながら
お腹の底から声を放って
いつからでも
この瞬間からでも
少しずつずらしていく
置き換えていく
ある日
今の自分を
遠く
あたたかく
振り返ってみる時まで
を大切にする


「を」は目的につながる音。
大きく移動できなくても、少しずつ少しずつ前へ行く。
振り返ると、いつの間にかあの時から大きく移動している自分に気づく。







絵本セラピスト養成講座 『ぶたばあちゃん』遺書を書く

先日「生と死のシリーズ」最後の絵本『ぶたばあちゃん』を学びあいました。
絵本を、秋の鮮やかな景色、死を自覚したぶたばあちゃんと、悲しくて胸が張り裂けそうな孫娘の気持ちを感じながら、ナレーション、ぶたばあちゃん、孫娘になりきって読みました。
孫娘が悲しみながらも、ぶたばあちゃんのために最期の夜を演出する場面、そして1人でもしっかり生きていこうとする姿が最終ページにあり、そこは文字がなくても、たくさんの言葉が語られています。
読みあった後、自分の遺書を書くというワークを行いました。
みな家族に向けて書かれました。書くことで、今の自分が向き合っている問題に気付いたり、死は先の行動ができないから寂しいと言った方、死んでからも自分は生き続けるからできることがあると考える方、内容よりいつもの自分の話し方を大切に書いた方。様々な意見が出ました。
死を考えることは生を考えること。
スピリチュアルケアは、死を目前にした方だけでなく
一生の間になんども精神の死を体験する、生きている私たちに必要なこと。
この講座で学んだことです。
私ごとですが、7年前にも『葉っぱのフレディ』で遺書を書いたことがあります。
その時、急に身体が軽くなり、「もう何も苦しむことはないんだ」とすべてから解き放たれた不思議な感覚になったことを覚えています。
幽体離脱とはこういうことかなと思いました。
今回はそのような感じはありませんでした。
「冷静に現実にいられるようになった」とホスト(カウンセラー役)になってくださったYさんの言葉、うれしかったです。
1冊の絵本が様々な気づきをくれます。
次回からは「愛のシリーズ」が始まります。
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「ほ」の神様からのメッセージ



2014-10-10-17-31-12

あなたといると
胸があたたかくなる
なんだかなつかしい
なんだかかなしい
はるかなむかし
あなたの声を聞いて生きていた気がする
どこから来たのか
どこへ消えていったのか
ほんのりと光がみえる
限りある
身体の遠い種粒に

あなたに
ふたたびみたび
会いたいと願う
いつまでもなつかしさにひたりたくて
その声にあたたまりたくて
きっと疲れている
きっと涙をこらえている
心が
流れ出してもいい
ほっとして
夕焼けのやわらかい雲のひろがりの中で眠りたい

ほぉ
息を吐く
この悠久の世界に
小さな時間のさざなみ
かすかな声の記憶
揺れて
つらねて
あなたとわたしがつながっていく
薄暗がりの部屋のなか
一人になって
ほっと
立ち上がり
また始める
あなたの
声の明かりが灯っている
この屋根の下から


「ほ」は息が散らばらずに
自分の口をあたためる。
あなたといるいまの時間、
遠い記憶の世界
時をまたいで、ほっとすわっている。




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