voicevoice2のブログ

声についてボイスセラピーで気づいたこと、ちょっとしたアドバイス、絵本や詩についてのカウンセリングについて、スピリチュアルなメッセージを書いていきます。ボイスセラピーの情報もお知らせします。

2015年01月

「む」の神様からのメッセージ


何もないから
ただ、黙ってここにいる
なすすべもなく
からだをゆるめて
まるで生まれたての命のように
待っている

風が肌にさわる
鳥がさえずっている
足裏が土に濡れる
どこかでひとの声がする
車の走り去る音
瞼を閉ざして
唇を合わせて
呼吸
ふいに悲しみがこみ上げる
なぜここにいるのか
なぜ生きているのか
涙を流すと
新しい む
やってくる

そうやって
たくさんの む
塗って塗って
塗り込めて
む に射し込む
小さな小さなキラメキを探す
生まれた時にいただいたはずの
約束
きっと
の中にある
と信じる


「む」を声に出すと、静かになって、自分の中へと入っていく。忘れかけていた、いや、見ないようにしていた本当の気持ちに触れる。
時々「む」の中にいたくなる。


ピアノのこと

7、8年前、ある娘さんにお貸ししたピアノが、昨日帰ってきた。
お貸しする時、どうしようかなと考えていたら、ピアノから「行きたい」という声が聞こえてきて、びっくりしたのを覚えている。
誰も弾かなくなって、ピアノは寂しかったのだと思った。
ピアノは役目を果たして昨日帰ってきた。懐かしそうに部屋を見渡しているような気がした。
古くなって変形した丸椅子を見て、運送業者の方が、「中古だけど差し上げましょう」と言って、ピアノ用の椅子を下さった。
私が10歳の時、父が無理して買ってくれたピアノが、今生きている。

絵本セラピスト養成講座ー愛の絵本シリーズー『あいしているから』

モグラのモールくんは、ある日巣から落ちたひな鳥を見つける。家に持って帰って世話をする。ひなは羽ばたきを始めるが。

モールくんは、ことりを あたらしい  とりかごに いれました。ことりはかなしくなりました。
ママも かなしくなりました。
でも、モールくんは、ことりをはなしてやりません。だって あいしているんだもん。

そこへおじいちゃんがやってきて、その鳥かごにを見つめ、モールくんを高い丘に連れて行く。
広い広い空。目の前に広がる緑の景色。

いえに かえった モールくんは、ことりを みつめました。
ことりは、くらい ちかしつに おかれたとりかごの すみで、しょんぼりしています。

「とりって、そらを とぶものなんだ」
モールくんは 鳥かごを あけると、ことりを はなしてやりました。
だって、あいしているんだもん。
なみだが あふれて、とまらなくなりました。

愛しているから自分のものにしたくなる。でも、みんな自由がある。

絵が繊細で美しい。
見開き一杯にひろがる青い空。
丘から見えるパノラマの緑の野原や森。
ページをめくると、暗い部屋の中の鳥かごにポツンと立っていることりの姿。
その対比が読むひとの胸を打つ。
また、絵本の中のことりの表情がよく描かれている。
檻のような鳥かごを作るとき、ことりは何もわからず、釘をくちばしにくわえたり、大工道具を一緒に運ぼうとしたり、モールくんを一生懸命手伝っている。そして、できあがったとりかごに閉じ込められる。
「初めは対等だったのに、鳥かごにができてから、ことりは所有物になった」
「なぜことりだけ、ことりと言って、名前がないのか」
皆さんから意見が出た。
そして最後のページ

つぎのひ モールくんが もりに いくと、あのことりが つばさを ひろげて、じゆうに とびまわっています。
モールくんの むねいっぱいに、あたたかい きもちが ひろがっていきました

「ことりとモールくんは、視線が合っていない」
それほど自由に自分の世界で、ことりはとびまわっていた。

相手の自由を認めることが対等ということかもしれない。
この絵本をカウンセリングに使うと、ゲストが選ぶページは、檻のような鳥かごにとじこめられたことりの場面。
これは自分だと言われる。
また子育てに悩む方は、言葉少なくモールくんを導くお父さんお母さんおじいちゃんの姿に反省される。

講座でみなさんがワークに記入する時、一生懸命ペンを走らせて、消しゴムで消して、見直して、取り組んで下さる。
時間が余った方は、何度も何度も絵本をめくって絵や文をあじわって…。
その姿がうらやましく美しく、思わず見とれてしまった。
何かに没頭して、ハッと目をあげるとみんなが自分を待っていた。
そんな時間が過去にあった気がする。恥ずかしかったけれど、周囲を忘れて目の前のことに夢中になる時間をもう一度持ちたいなと心から思った。
絵本セラピスト養成講座







「て」の神様からのメッセージ


と言うとき
優しさがひろがる
赤ちゃんの小さな小さな手
一生懸命にぎりしめている
中にどんな宝物が隠れているのだろう

あなたと手をつなぐ
たくさんの喜びにぬくもった手
たくさんの悲しみにひび割れた手
冷たいね
私の手が包み込む
もう大丈夫
一人で乗り越えなくてもいい

料理をして
仕事をして
聞いて
書いて
話して
見て
寝て
また起きて
の繰り返しでつながっている
がなくなったとき
人の時間が終わるのかもしれない
だから
優しくつなげていこう
あなたと私
声とことは
昨日と明日
いま と
いのち


「て」は優しい響き。
つながる「て」、つなげる「て」。
生きているからこそ、大事にしたい「て」


ケーキ屋さんで絵本セラピー

名古屋市緑区にある「ラミ・ド・バニーユ」で、パティシエの山本一勢さんに絵本セラピー。声のリーディングや声のオーラをお取りし、簡単なカウンセリングをさせていただいた。
サラサラ読まれる中に、普段抑えがちな内面の繊細さと豊かな景色があふれ、ケーキの中に一勢さんらしさをもっと出したい希望を語られた。
この『どんなにきみがすきだかあててごらん』を男女の恋愛と答えた方は山本さんとあと少し。親子、友達と答える方が多い。

自分が辛い時、このお店に来て、ケーキやコーヒーをいただき、楽になって帰ったことがある。
ケーキは子どもの頃からいだく夢の部分でもある。
ここのケーキほ本当に美味しい。
今日はチョコモンブランケーキ。
中に生クリームがたっぷり入っている。
このお店で絵本セラピーや、イベントができればいいなと思っている。

瞑想読書会1月10日(土)に開催しました。

今回の本は、志村ふくみさんの『白のままでは生きられない』(求龍堂)でした。
「自然から色をいただく」…草木をつかった染めと織りで、人間国宝になった女性です。
文才にもたけ,数々のエッセイがあります。中でも『一色一生』では大佛次郎賞を受賞されました。
17歳の時、伯父伯母だと思っていた人たちが実の両親だったと告げられます。
その後結婚、離婚。まだ幼い2人の娘を東京の養父母のもとに預けて、近江八幡の実母の指導を受けながら染織を始めます…。
「燃えるような朱の色を使いたいと思えば、その炎のなかを一度くぐらなければならなかったろう。燃えるものは燃えよ、と自分に告げなければ、朱は自分の方にやってこない」
「一つの線を引く。生きる上でそれをしなくてならない時がある」
「究極の白を何によって汚すか」
「昔、手の先に神が宿るといわれた。それならば悪魔も宿るだろう、とこの頃は考える」
「闇は暗いと思っていたが、本当は明るい、底知れない明るさなのだと少しずつ気づかせてもらっている」

烈しい言い切りの言葉が、白いページにぽつりぽつりと書かれている。
その言葉の強さに圧倒される。
それに対して「赤は情熱。自分の中の情熱をもっともっと燃やしたい」
「闇をさけてもその感情は離れない、あきらめて向き合おうと思う」
「子どもの頃、真っ白な半紙にお習字で字を書く時、覚悟がないと汚してしまう。そう思うとなかなか書けなかった。今は楽しみたい」
「あやふやだとわからない。その世界にしっかり入るとしっかり決めることができる」
「ふくみさんの情熱は子どもの気持ちからみるとどうだったのだろう。ただ、捨ててまでやりたいことがあるのはうらやましい」
参加された方達の言葉も強かった。「情熱を持って生きたい」「自分が幸せになることが周りも幸せにすることではないか?「自分の情熱っていったい何?」
このキーワードで瞑想した。

みんな情熱を持って生きたい。本当は燃えるものをつかみたい。
その気持ちがいちずでまっすぐで、とてもすがすがしかった。

瞑想読書会  http://www.voicetherapy.info/meiso#meiso-new
女性経営者の心のスキルを高める「スピリチュアルボイスセミナー」さんの写真
女性経営者の心のスキルを高める「スピリチュアルボイスセミナー」さんの写真
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瞑想読書会 1月10日(土)10:00~12:00に行います!

今回の瞑想読書会は、染色家志村ふくみさんの『白のままでは生きられない』を読みます。
「心につよく願うことがあれば、手がそれを追うという。」
主婦だった彼女が運命に導かれて染色家として生きること…色彩に対する感性の鋭さと仕事に対する激しい情熱が、この1冊に込められています。
1ページに数行しか文字が書かれていないので、大変読みやすく、その場で初めて手にとってもじゅうぶん味わえます。
瞑想読書会は、読む→聞く→話す→まとめる→キーワードを意識して瞑想することで、コミュニケーションのツールが身につき気づきがいっぱい。
会を重ねるごとに、じわじわと人気上昇中です。
講師から1人1人へ、スピリチュアルなメッセージもあり大好評!
日時:1月10日(土)10:00~12:00
場所:名古屋市名東区一社Yoice Therapyカウンセリングルーム
費用:瞑想読書会3600円(チケットハープメディテーション共通3枚つづり9000円)
ご参加お待ちしております!
本はセラピールームにもございます。ご連絡ください。
http://www.voicetherapy.info/meiso#meiso-new

連絡先 Voice Therapy 052-704-0025
e-mail info@voicetherapy.info
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2015年初めての満月からのメッセージ


白い狼の光る牙のように
すべてを切り裂き噛み砕くことはやめて
あなたの中のつまづき、こだわり、よろこび、影
そのまま包んで感じてみなさい。
今までつまづきと思っていたのは本当にそうか?
よろこびと信じていた中に嘘はないか?
名前をつけ
決めつけていたために
隠れてしまった真実の気持ち
進むためのヒントが見えなくなっていたのではないかと
疑ってみなさい。
見ること
理解することとは
素早く噛み砕くことではない
切り裂き処理することではないことに
気づきなさい。
だから
今夜は柔らかな光のヴェールを送ろう
あまねく光の手のひらに
あなたのすべてを
包みあたためよう
玉も穢れももとは同じ
もともと同じ



今夜の満月は、昨年のようなクリアな光ではなく、ぼんやりとも思える柔らかさに満ちています。その下で、ゆったりと時を過ごしましょう。
暮れからお正月にかけての異なった流れから立ち上がる力を貯めましょう。

「を」の神様からのメッセージ

「を」の神様からのメッセージ

朝陽に向かって
駆け上る
ステップを踏むように
口笛を吹くように
歌いながら
を はあこがれ
を は絶え間なく
わたしを突き動かす生(い)の血のポンプ

つないでいた手を振りほどく
つくりあげるためには
いったん壊さなくてはならない
新しい心臓
血を入れ替えなくてはならない

怒声を浴びても
涙がこぼれても
たくさん失っても
それでも両手を伸ばして

できるだろうか
できないだろうか
太陽に問う
何度でも
何度でも

抗(あらが)いながら
きっと
駆け抜けていける
いま
あなた
失いたくないから
みずみずしい
生(い)の血を知りたいから
初めての日
初めての朝



「を」は生きる原動力
「を」を手繰り寄せて生きていきたい。
「を」そのものにに呑まれないよう気をつけながら
を を と叫びながら

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。




















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