voicevoice2のブログ

声についてボイスセラピーで気づいたこと、ちょっとしたアドバイス、絵本や詩についてのカウンセリングについて、スピリチュアルなメッセージを書いていきます。ボイスセラピーの情報もお知らせします。

2016年11月

2016年11月29日 新月メッセージー射手座

月読命(つきよみのみこと)からのメッセージ

人は常に二極によって左右されます
柔と剛
競争と平安
豊かさと乏しさ
使う側と使われる側
有ると無い

人は両極を行ったり来たりしながら
自分の中心を探し
立ち位置を決めていくのです
今まで歩いていた道が急に困難になった時
一度反対側へぐっとかたよります
自分の中の中心点が崩れ
人は不安になります
またかたよりを怖れるあまり
グラグラした足元を必死で安定させようとする人もいます
その結果、どちらの側も経験し損ねて
浅いものしか掴めなくなることがあります

道が閉ざされて
グラグラしたら
思い切りもう一方へ傾いてもかまいません
傾きながら
もう一方の極を実感しながら
やがて自分の中心を見つけだすことができます
仕事で
勉強で
生活で
愛の問題で行き詰まったら
一度今いる場所の真反対へ行ってみてください
そこで初めて今までいた場所が見え
そこで苦しんでいた自分の姿が見え
反対側にいるいまの感覚が鋭くなり
やがて1番必要な居心地のいい
あるべき場所が見つかります
それが真のあなた道です

…………………………………………………
人はかたよりを怖れるあまり、せっかくの実感のチャンスを逃してしまうことがある。
社会的に人々に迷惑をかけ苦痛を与えるかたより方はタブーだけれど、それ以外なら、一度覗いてみるだけでもいい。
真実が見えてくる。


切り離すこと

血圧が正常だと、目覚めるとき、アストラル体(思いの場である心のこと)は物質的身体のなかに入って、心地よく感じます。…私たちが起きているあいだ、アストラル体がいたるところで拡張しています。血圧が低すぎると、目覚めるとき、アストラル体が正常に身体のなかに入りません。…そうなると、人間は自分の身体のなかで、絶えず小さな失神を感じます。その結果、虚弱になり、器官が正しく形成されません。
(ルドルフ・シュタイナー『人体と宇宙のリズム』より)

これを読みながら感じたこと。
私たちは(私は)、辛いことがあると寝つきが悪くなったり、目覚めた時に胸が苦しかったり、頭が痛かったり、気力が衰え、うつむきがちになり、自分を守るために外の世界をシャットアウトしてしまう。
ブログを書くことは、もちろんできなくなる。
けれども、ここから本当に踏み出すには、いいアイデアを持ち正しい判断のもと失敗少なく進んでいくには、いつも体の状態を良くしておいた方が得なのだなと思った。

心と体は密接で、意識できない心の波が大きくなると、体に降りてきて不調になったり、病気になったりする。
心と体を切り離すことができれば。それには切り替えがとても大切なのだろう。
苦しいからこそ、いい方向に進みたい、だから。
客観性、切り替え、瞑想が必要なのかもしれない。

以前寝ついてすぐに、歯が痛み出したことがあった。
以前から時々痛んだ箇所。その時、歯と痛みが同じマルの中にいると感じ、歯と痛みを別々のマルの中に入れて、痛みのマルを遠ざけた。
そのようにイメージしたら、本当に痛みがなくなって眠ることができた。

悩みと体、病気と体、悩みと心も切り離せるのかもしれない。
そうできれば、私たちは真に健康でいられる。

マリアハープメディテーションにて

初め、目を閉じて時野さんの声で「マリアの海」という詩を聞きながら、命を頂いた時、マリアの大きな愛の集合体から自分は来たのかもしれないと思えたら、涙がこぼれました。
そして「清らかな水」の詩の朗読の後、皆で目を閉じてきれいな水を自分の左側の人へ、次に右側の人へ送ることをしました。
目の周りと足が涼しくなって、まん中に大きな深い青い湖ができました。
その湖は、私たちの呼吸を湛えて
静かにそこにありました。

マリアハープメディテーションでいつも繰り返し出てくる言葉は自分をゆるすこと。でもこれは本当に難しいです。
失敗ばかりの、自信のない自分。うまく生きられない自分。
でもその自分が、マリアという大きな愛から来たのなら、自分をダメだと思ったり、罪悪感を覚えたりするのではなく、ここからしっかり立って歩いていかなくてはなりません。

あなたは自分を守る    
他者への強さではなく
あなたを愛する強さを
あなたを信じる強さを
強さは愛から始まることを
初春の光に問いかけていく
(時野慶子『世界はかぎりない愛に満ち』より)

第2部はアイルランドのエピソードを挟んで、Shimaさんのハープを聞きました。
優しく心のひだを撫でさするような演奏を聴いていると、またまた胸がいっぱいになりました。
私は主催者側なのだから、あまり泣いてはいけないと思いながら、涙が止まらなくて困りました。
私たちは口から食べる食べ物と、精神的な食べ物と両方が必要です。
精神的な食べ物は、美しく澄んだ言葉とどこまでも寄り添ってくれる声、そして柔らかい音楽だと感じました。
今日は、心も体もお腹いっぱいになり、時間の流れとともに溶けていくようで、この場にいられたことを深く感謝しました。

絵本セラピー・詩セラピーについて

カウンセリングをお受けいただき、守護霊のメッセージやオーラについてお伝えして、方向性が少しずつ見えてきたけれど、日々の生活の中で、なかなか改善できないことや苦しいことが断続的に続く時、この絵本セラピー・詩セラピーはお気持ちの解放にとても効果があります。
詩の選ばれた言葉の波動やリズム、絵本の優しい絵や文章が、心の氷を少しずつ溶かしてくれるのです。

20代のYさんが、今毎月絵本セラピーを受けてくださっています。
彼女は仕事も恋愛も友人関係も特に問題ないのですが、子どもの頃から自己評価が低く自信が持てない状態でした。
絵本を読み進めていくうちに、彼女と絵本を読んでいると、とても心地いいことに気づきました。
つっかえてしまうこともあるし、読みにくそうな時もあるのですが、絵本の中にすっと入って自然に主人公の気持ちに寄り添ってしまえるのです。これは彼女の才能だと感じました。
先日『満月をまって』(バーバラ・クーニー絵、メアリー・リンレイ作 あすなろ書房)を読みあった時、仕事についての話になりました。
「お父さんの仕事を家の中でわたしが一番よく見てきた。仕事場の中があったかくて、みんながニコニコしていた、いいなぁといつも思っていた」と彼女は言いました。
大学をやめ専門学校に通い、お父さんと同じ職業につきました。
「だから仕事で嫌な思いをしたことがない。どんなに気難しい人が来ても、きっとうまく接することができるって思う。本当にそうなる」
仕事がら高齢者に接することが多い彼女は「おじいちゃんやおばあちゃん達が大好き。自分もおじいちゃんに可愛がってもらって育った」と言いました。
喜びをもって仕事をするとうまくいくのだな、そして子どもの頃から感じてきたことが仕事の強い動機になった場合自分の中にしっかりした芯ができるのだなと、お話を聞きながら感じました。
この言葉を話す彼女は自信に満ちていました。

以前、毎月詩セラピーを受けてくださった男性が、「ただ詩を読んで話を聞いてもらうだけなのに、どうしてこんなに自分が変わっていくのか?」と言われました。
守護霊の導きを現実につなぎ、寄り添って見守っていく最後の部分は人が行います。
決して見捨てない、その方の力を強く信じていく、人の言葉と声の力に任されます。

ボイスセラピー








「ね」の神様からのメッセージ


私の根
日によって
強く土をつかんでいたり
フラフラ細いヒゲを揺らしてみたり
根っこを忘れて
葉っぱを増やすことばかり考えたり
不完全な自分に
本当はいつも
一番よりそいたい

朽ちて枝を離れたフレディは
地面の上で
初めて木の全体の姿を見た
わたしも
生きて暮らして
働く場を
初めて遠くから眺めたとき
ひょろひょろしながら
懸命に立つ自分を見た
誇らしく
頼りなく
でも
頑張っているね
声をかけてあげたくなった

語尾を上げたら
笑顔が生まれ
目が輝きだす
ねの灯り
足元からあたたかいものがこみあげる
生きている
根から
伸びている
それでいい
それがいい
空と顔を見合わせた

………………………………………………
「ね」は、人と共感しあうときの音。
でも一番自分自身と共感したい。ね と笑いながら。
否定せずに自分によりそいたい。

フレディは、レオ・バスカーリア作の絵本「葉っぱのフレディ」の主人公










怒りのワーク

怒りによりそう

かなしみがひとつ生まれると
あなたは
怒りの種をひとつぶ受けとる

表せない気持ち
拒まれたと感じる心で
種は養われ
やがて芽を出す

ある日 見たこともない花が咲いたら
あなたの怒りは泣いている

花の種を
地中深くに埋めないように
怒りの花を
そっと抱きよせて
ただ共にいる…

(時野慶子『世界はかぎりない愛に満ち』より)

今日は、Voice Therapy で、怒りのワークを行ないました。
胸に怒りが溜まって、どうやって出したらいいかわからない時、切れやすくなっている自分を鎮めたい時、怒りのワークはとても効果があります。
ワークが終わったあと、この詩を読みあいました。
そして、「いつも穏やかで怒らない人がいいと思っていた」ゲストの方と、怒りはあってもいいこと、穏やかさと両方ある自分について話し合いました。
怒りを出し、ぽっかり空いた胸に、この詩のような美しく優しい言葉を入れると、言葉通りの自分になっていきます。
なぜなら、私たちの半分は、言葉でできていると思うから。
CDを聴くと、ルルドマリアの言葉と声、ハープの調べに、目の前の小さな世界で苦しんでいた自分も、力が抜けて溶けていくようでした。

時野慶子著『世界はかぎりない愛に満ち』
http://www.voicetherapy.info/voiceofheart
マリアハープメディテーション  11月23日(水曜日)13時から  ご予約はお早めに。
http://www.voicetherapy.info/mariablue

2016年11月14日 満月メッセージー牡牛座

よろこびをもって生きましょう
どんなに小さなことでも
心を込めましょう
手間のかかること
面倒なこと
時間がないのに
忙しいのに
と嫌がらずに
気持ちを切り替えて
打ち込んでみましょう。

一生懸命打ち込めば
思わぬプレゼントをいただけます
そしてそれが
あなたのよろこびになります
わからないことは人にたずねましょう
誰かに助けてもらえれば
それがあなたを強くします

よろこびのある人は
魅力的です
よろこびの光で
まわりを明るくします
よろこびを持って生きる人には
私たち宇宙から
金の銀の光の粉をふりかけます
よろこびが人を輝かせることを
知らせたい

自分の好きなこと
してみたいことは
できる範囲でどんどん実践してみましょう
お腹から湧き上がる想いは
思考を超えてあなたを宇宙につなげます
罪悪感も
遠慮も
あなたの進化を妨げますから
不要です

よろこびをもって生きるとは
素直にいまを生きること
目の前のあなたを
そこにあるものを
受け入れて
ていねいに扱いましょう
不必要なことなどありません
すべて
あなたを豊かさへ導くために用意されています

………………………………………………
ターシャ・チューダーの言葉の中に「朝日の輝きが、風にゆれる枝が、心を満たしてくれる。その喜びを忘れずに生きていきなさい」というのがあります。
身近にある当たり前の小さなことに、よろこびの種があります。そのよろこびを感じるには、いつも自分の思いを大切にすること。
今日は、満月でスーパームーン。
特別の月の光。
雲で見えなくてもひかりは届いています。
たっぷりした光と輪郭を、呼吸を深くしながら味わいましょう。




身内が亡くなってからの手続き

昨日は、母と区役所に行った。
身内が亡くなると、年金の手続き、銀行など金融機関の手続き、確定申告なと。そして今回はわずかな相続の手続きのために、父の戸籍謄本を取り寄せに行った。
本籍は何度か移しているために、出生から遡ってそれぞれの地域の市役所から戸籍謄本を取り寄せる。
一人につき3部から5部にも及ぶらしい。
こんなことは全く知らなかった。

この国には、私たち一人一人の出生から亡くなるまでの人生が謄本に詳しく書かれている。それは膨大な記録。どこにどのようにして保管されているのだろうかと思う。
以前「そして誰もいなくなった」というドラマを観た時、少し怖かった。主人公が開発した「ミスイレース」という、その人の記録を全て削除してしまうシステムが悪用され、自分の戸籍が全く違う人に乗っ取られてしまうところから始まったドラマだった。
その中にあった戸籍の売り買いの場。
それらはマイナスのことではあるが、逆を考えると、これほどまでに1人の人生が大切に記録され保管されている。
つまらない人生などないのだなと感じる。

父が亡くなったことで、長い間会っていなかった弟たちと交流でき、手続きの方法もずいぶんわかった。
けれども遺された高齢の親は、1人ではとてもできない手続きの数々。
この本がとても役に立った。


ミス・サイゴン

今日は、帝国劇場へ「ミス・サイゴン」を観に行った。
母を楽しませたいとネットを見ていたら、偶然のようにこのサイトが開き、9日に「残席あり」の文字が出ていて、いい席が取れた。
まるで神様からのプレゼントのように。
帝国劇場は、OLの頃通って以来30数年ぶりだった。 

「ミス・サイゴン」は、ベトナム戦争の時に起きた、悲しいラブストーリー。
主人公のベトナム女性キムや他の女性たちを振り切ってあるいは泣く泣くアメリカ兵たちが帰っていく場面は、本物と見紛うばかりのヘリコプターが舞台いっぱいに現れて、圧巻だった。
そしてアメリカ兵クリスを愛し、戦争が終わってからも待ち続けたキムの最後の悲劇に、涙がたくさん流れた。

舞台ではベトナムに残されたたくさんのアメリカ兵とベトナム女性との間にできた子どもたちの映像も出てきた。
ベトナム戦争は、帰還したたくさんの若いアメリカ兵たちが心を病み、枯葉剤の使用により多くの異常児が生まれたことも思い出した。
戦争を終わらせて平和が訪れるのではなく、もともと平和な環境の中で生きる権利が人間にはある。
奇しくも、今日はアメリカ大統領選だった。考えさせられた。







  

in 横浜

生きているということ
今生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと…

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ 
(谷川俊太郎「生きる」より)


今年最後の実家への帰省です。
1月、父は歩くのが不自由ではあったけれど、家の中を移動し、ご飯をたくさん食べていました。
そのゆっくりご飯が面白くて、ずっとながめていました。
今まで感じたこともないほど、帰省したことが幸せで、変だなと感じていました。
そうしたら2月末に父は入院、7月には亡くなってしまいました。

生きていることは、なんて哀しく切なくドロドロしていたり美しかったりうれしかったりするのでしょうか。
今この時を大切に感じたい。
これから、寂しかった母に会いに行きます。


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