今日は絵本ヒーラー講座の3冊シリーズ「生と死のシリーズ」の最終回でした。
葉祥明作『ひかりのせかい』を読みあい、死後の世界をアートで表現しました。
絵の具、クレヨン、色鉛筆、折り紙、和紙…。
皆で黙々と夢中で作業を行いました。
そのあとお互いにカウンセリングをしあいました。
キラキラした光のエネルギーを表現するのに以前習ったことのあるガラス絵の手法を思い出した方、白い空間を表現しようとしたらフワフワの花になっていった方、自分や好きなもの、夕焼け、友人に褒められた服の色の和紙をちりばめた方…。
それぞれとても豊かな作品が出来上がりました。
アートセラピーは、作品を作るだけではなく、それを使って言葉でやりとりしていくうちに、無意識に表現したものが実は自分の深い部分につながっているのがわかります。
私はピンクの花を貼り絵したくなり、どうしても4枚の花びらにしたくて、なぜだろう?と考えていたら、家族の人数だとわかりました。
そして右奥には、近くの公園の大好きな楠を貼り絵しました。
もう何十年も会いに行って語りかけて惚れ惚れするほど素敵な楠。
早めに帰宅して、夕暮れギリギリの時間に会いに行ってしまいました。
風が冷たい中、幹に触れると、暖かいのです。
昼間の太陽の光を浴びて、芯からあたたまったのかもしれません。
しまっていた感情があふれてきて、それは嬉しかったことだったり、もう一度やり直したいと思うことだったり…。
でももう今を生きている自分です。
死後の世界を描いたつもりが、今の世界を描いていました。