今日は、伏見にある知り合いの方の小劇場で、寺山修司の初期作品『白夜』を観た。
穏やかな日常を暮らしていた夫婦。その夫が、幸せの絶頂にいながら、朝食のパイが焼ける前に出て行ってしまう。何日も何日も。
夫は1ヶ月後に戻ってくるが、その時はすでに妻はいなかった。夫がいなくなった後妻は泣きながら夫を探し続ける旅に出ていたから。
劇の初めは、妻を探し続けて、最果てのホテルに来た男性の姿から始まる。
男性は、妻が泊まっていたことを知って狂喜し、幸せだった日常生活を恍惚の表情で語る。
「一口で言えば、平和だったんですね」
僕がどうして、その時にあんなことを考えたのか、今になってしまうと、僕にもわかりません。
愛にあまりに充ち足りて、僕は幸福感が喉から突き上げるような気かしていたのかもしれない。
「一寸、その辺を散歩してくるよ」と僕が言うと、弓子は気軽に立って送ってくれました。、そして、そのまま僕は、弓子の許にかえらなかったのです。
夫が明日に希望をつないでベッドの横になった後、実はその妻弓子は数日前絶望のあまりベッドの上で自害したことが、宿屋の主人夫婦によって明らかになる。
1時間ほどの短い劇。
でもなんだか心に残った。
なぜ幸せの絶頂で夫は出て行ったのか?
そして妻を探すことが生きる証になっていく夫の姿。
妻の側から見ると、とても身勝手で、変わり者。
寺山修司が何を言いたかったのか?考えてみようと思った。
夜の栄から伏見にかけては、少しドブの匂いがして、小さな居酒屋にはたくさんのサラリーマンで賑わっていた。
仕事は大変。
暑かったので私も生ビールで乾杯をした。
風に吹かれながら久しぶりにゆったりとした時間を過ごした。
穏やかな日常を暮らしていた夫婦。その夫が、幸せの絶頂にいながら、朝食のパイが焼ける前に出て行ってしまう。何日も何日も。
夫は1ヶ月後に戻ってくるが、その時はすでに妻はいなかった。夫がいなくなった後妻は泣きながら夫を探し続ける旅に出ていたから。
劇の初めは、妻を探し続けて、最果てのホテルに来た男性の姿から始まる。
男性は、妻が泊まっていたことを知って狂喜し、幸せだった日常生活を恍惚の表情で語る。
「一口で言えば、平和だったんですね」
僕がどうして、その時にあんなことを考えたのか、今になってしまうと、僕にもわかりません。
愛にあまりに充ち足りて、僕は幸福感が喉から突き上げるような気かしていたのかもしれない。
「一寸、その辺を散歩してくるよ」と僕が言うと、弓子は気軽に立って送ってくれました。、そして、そのまま僕は、弓子の許にかえらなかったのです。
夫が明日に希望をつないでベッドの横になった後、実はその妻弓子は数日前絶望のあまりベッドの上で自害したことが、宿屋の主人夫婦によって明らかになる。
1時間ほどの短い劇。
でもなんだか心に残った。
なぜ幸せの絶頂で夫は出て行ったのか?
そして妻を探すことが生きる証になっていく夫の姿。
妻の側から見ると、とても身勝手で、変わり者。
寺山修司が何を言いたかったのか?考えてみようと思った。
夜の栄から伏見にかけては、少しドブの匂いがして、小さな居酒屋にはたくさんのサラリーマンで賑わっていた。
仕事は大変。
暑かったので私も生ビールで乾杯をした。
風に吹かれながら久しぶりにゆったりとした時間を過ごした。