voicevoice2のブログ

声についてボイスセラピーで気づいたこと、ちょっとしたアドバイス、絵本や詩についてのカウンセリングについて、スピリチュアルなメッセージを書いていきます。ボイスセラピーの情報もお知らせします。

2019年05月

スピリチュアルボイストレーニングー声が変わった!

スピリチュアルボイストレーニングとは、ひらがな50音を声に出し、その方に合った詩や絵本を読みあうこと、そこからのメンタルなカウンセリングを通して、その方の心のブロックを解放したり、進みたい方向へ導く、いわば「声のコーチング」です。

昨日はあ行の声と、ターシャ・チューダーの絵本『すばらしい季節』を読みあいました。
Tさんは、声が伸びないでかすれてしまう傾向があったのですが、あ行の声で呼吸の分だけ無理せず声が出せるようになりました。

『すばらしい季節』は、6.7歳くらいの女の子サリーが春夏秋冬の季節と触れ合っていく様子が、柔らかい色彩の絵とともに描かれています。ゆったりと季節を味わうっていいなといつも感じます。

Tさんは、ご自分の小さい頃やご両親のことー特に亡くなったお父さんのことをお話しされました。
最後に「自分が好きじゃない。声が低くて、自分の声は嫌い」と言われました。
自分の声が好き=自分が好き ということ。
1回目はいつものTさんの声で読まれました。
そこで少し声を高めにして読んでいただきました。
そうしたら、とても優しくきれいな声が出てきたのです。
録音してお聞かせすると、「これ、ホントに私の声ですか?」と言われ、「ビックリしました。本当に私の声ですね!?なかなか良いのではと思えました、とても嬉しいです!!」
この声がきっとTさんの本当の姿なのでしょう。

たかが声かもしれません。でも朝一番、いい声が出るととても気持ちがいい。
声は心と深くつながっています。

スピリチュアルボイストレーニング‪http://www.voicetherapy.info/spiritual-support/spiritual-voice-training/

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『モモ』

とても有名で、読んだという話をたくさん聞く本の中で、自分は読んだことがない本がある。
ミヒャエル・エンデ作『モモ』と、サン・デグジュベリ作『星の王子様』2冊とも持っているのに、手がつけられなかった。
最近『モモ』を読み始めたら、なんだかとても面白い。ある日突然町はずれの円形劇場跡に現れた、不思議な女の子。
モモは人の話を聞くだけなのに、モモに会った人たちは、とても幸福になる。
ん?これは○○みたい。
やりたいこと、やらなくてはならないことがいっぱいなのに、また一つ増えてしまった、と思いつつ、眠る前の数十分を楽しんでいる。

○○に関係すること。
今日何年も前から来てくださっているお客様が、「苦しい時、ここに来ると話を聞いてもらえる。それがとてもありがたい」と言ってくださった。
とてもうれしかった!この言葉を抱いてしばらく生きていこう。これからも役に立つカウンセリングをしていきたいと改めて思った日。

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『アメリカインディアン聖なる言葉』より

心配ごとはすべて未来にあるのだから、
あなたがなすべきは
現在に立ち戻ること。
あなたが未来にいることに気づいたら、心配ごとのスイッチを切って
「今」に生きなさい。

一息ついて
自己に立ち戻りなさい。
アー・ダ・ニン(心の中の家)に立ち戻りなさい。
あなたの内なる泉の
甘い水を飲みなさい。

時間の使い方について、この間から考えていた。
仕事以外にあれもこれも、したいことができるにはどうすればいいか?
一度は朝の時間を使おうと、夜早く寝ていたが、夜早く寝ることが難しくなって、朝も起きられなくなって…が続いていた。
もう一度立ち戻って、自分が本当にしたいことの順番をつけた。
自分の行動の一番の障害は、うまく出来なかったことの罪悪感。
これが足を引っ張って、サクサク動けないことがあった。
だから、今日決めたことは、出来るだけやれればいいと思うことにした。
隙間の時間がうまく使えればいいけれど、ぼーっとする時間もそれでいい。

この本は何度読んでも、どこかの箇所が心に響く。
いい本は、きっといつの時も何度でも、パラパラとページをめくりたくなる本なのだなと思った。

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2019年5月19日満月メッセージー蠍座

ひとは何かしらこだわりを持って生きている
好きなこと
願い
欲しいもの
どうしても
こうしたい
こうでなければ
いやだ
生きていけない…

こだわりが
執着になると
苦しくなる
いつも
自分を自由にしよう
客観的な眼を持とう
怖れるのではなく
一番いい答えに行き着くために
信頼できるひとの意見に耳を傾けよう
情報を集めよう
いつも静かな時間を持って
自分を慈(いつく)しもう
こだわりが
今の地球の現実に
人々の間に
生き生きと息づくように
いつも
頑固な自分と
柔らかい自分の間を
行き来してみよう


……………………………………………………こだわりが、文化を生んできたとも言える。自分を発展させてきたとも。
でも執着になると、苦しくなる。
難しくなる。
今日は満月を見ながら、は行を声に出そう。
自分を自由にするために。

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風水

1年前、玄関の鏡の位置を変えた。それまで玄関を開けると真正面に鏡があった。
それを入って左側の壁面につけた。その時、体がふっと楽になる感覚があった。
風水によると、玄関はいい気が入ってくる場所なので、正面の鏡は、そのよい気を跳ね返してしまうとのこと。
玄関を入って左側の鏡は仕事運や金運を高め、右側は人間関係を良くして人気を高めることができるとのこと。
鏡の位置を、つい取り付けやすい場所に置いてしまっていた。

また、長方形のダイニングテーブルを、北南に細長くなっている部屋の真ん中に、東西方向に向けて置いていた。
私はキッチンに向く位置に座っていて、なんとなく詰まる感じがあった。
それを部屋の形と同じ方向に置いたら、それまで夕食をどうしても隣のリビングルームに持って行き、こたつのテーブルで食べることが多かったのが、食事は必ずダイニングテーブルで食べるようになった。
食後も同じで、コミュニケーションもここでよくとるようになった。

今の位置の方が、キッチンにもリビングにもつながって開放感があるからだろうか。部屋全体も明るくなった気がする。
風水とは、決まり事ではなく、人の感覚が楽かどうかが中心なのかもしれない。

なかなか変化できないで苦しい時、家具の位置を変えてみるだけでも、前向きになれる。
こんな小さなことから始まるのかもしれない。

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りっちゃん

小学校3年生の頃は、兵庫県に住んでいた。
(父の転勤で、生まれは熊本なのに札幌に住んだこともある。)
学校から帰るとすぐにりっちゃんの家へ遊びに行った。
りっちゃんの家は今で言うシェアハウス。
共同の下駄箱から階段を上ると、いくつかの家があった。湿った台所の匂いが自分に馴染んでいた。

りっちゃんは母と子の2人暮らしで、お母さんが働いていた。
昼間は誰もいなくて、私たちはそこで色々な遊びをした。
おやつは座卓の上に置いてあって、りっちゃんと私は、給食の残りのパンをよく2人で食べた。お母さんが途中で帰ってきて、私がいるとホッとした顔をされた。
きっと娘が一人で待っていると思うと心配だったのだろう。

私はその頃小さな弟が二人いて、母は2人にかかりきりだった。
それが面白くなかったようで、毎日家にいなかったし、母が授業参観に来ると、後ろを向いて「帰れ!帰れ!」と言ったらしい。
私のインナーチャイルドだ。
りっちゃんはめくれ上がった唇が親しみやすい目の大きい女の子だった。私のインナーチャイルドを慰めてくれた友達。今会えたらすごいなと思う。
私はそのあと、また父の転勤で引っ越してしまったから、もう彼女は覚えていないと思うけれど。
最近ときどき思い出す。

ユーミンの「花紀行」という歌を聞くと、その頃の気持ちを思い出す。その頃の自分とリンクしている気がする。

https://youtu.be/XLC2SZw-toY

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『古事記』の神様とひらがな50音ワークショップー倭建命(やまとたけるのみこと)と美夜受比売(みやずひめ)後編

昨日は、倭建命が美夜受比売と結婚して、そこに霊剣草薙剣(くさなぎのつるぎ)を置いて遠征に出かけたところから、倭建命がどんどん弱っていく。そしてついに亡くなって白い鳥になって飛んで行ったところを読みあった。

なぜ草薙剣を置いてきたのか?を参加者とともに考えた。
「命が短いことを知っていて形見に置いてきた」
「美夜受比売を守るため」
「草薙剣がなくても自分は強いから大丈夫と奢った」
どれも納得できる意見。
本の解説には、草薙剣は伊勢神宮の天照大御神の霊威があり、置いてきたことでその守護を受けられなくなった、とある。

並外れた力を持つため、父である景行天皇から怖れられ遠ざけられて、遠征にばかり行かされた。
美夜受比売の屋敷から出た後は、足が弱り、ヨタヨタと杖をつきながら、望郷の歌をいくつも詠んだのち亡くなった。
亡くなった場所と、家と、二箇所にお墓を作ったが、白い鳥はさらにそこからも飛んで行った、というところが悲しい。

倭は 国のまほろば 
畳(たた)なづく 青垣
山隠(やまごも)れる 
倭し美(うるは)し

大和は国のなかでももっともよいところだ。重なりあった青い垣根のような山々、その中にこもっている大和は、本当に美しい

「し」が繰り返されていることで、さらに美しい歌になっている。

美夜受比売はその後、ずっと草薙剣を守り続け、氷上姉子神社に奉納された。

ワークショップの最後の瞑想の時に、目の前に男性と女性が並んで現れて「私たちのことを取り上げてくれてありがとう」と言った。
倭建命と美夜受比売なのかと感じた。

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氷上姉子(ひかみあねご)神社

11日(土曜日)ワークショップで、古事記の宮簀媛(美夜受比売ーみやずひめ)の段を読むにあたって、どうしてもこの神社に行きたかった。
ここは宮簀媛が倭建命(やまとたけるのみこと)から預かった草薙剣(くさなぎのつるぎ)をいったん奉納した場所。その後熱田神宮に受け継がれたという。

本宮はいつもの通り静かだった。
ここに立つと「草薙剣のエネルギーはここにある」という声が聞こえた気がした。
そして本宮の隣の林の中にある元宮。
この鬱蒼とした林は、いつも誰もいない。
ここで何かあっても誰にもわからないと思うと半分怖くてワナワナしながら、神明社、元宮へ行った。

神明社は天照大御神が祀ってある。静かで明るく、中の神様は親しみやすい感じがする。
そして元宮。宮簀媛が祀られてある。
ここで祈っていると「ありかとう。草薙剣は私の中にある。あなたの中にもある。それは浄化の剣だから。
浄化すると、本当の強さがあらわれる。
これは愛の剣。
あなたの思う通りに(私のことを)伝えなさい。」という声が聞こえた気がした。
そしてワナワナしている私のことも「誰が襲ってくるの?」と笑われた気がしたので、帰りは足取りが軽かった。

ずっと行きたいと思っていた。
だからとてもうれしかった。
ご朱印帳を忘れたと言ったら、和紙に書いてくださった。
令和の文字が、なんだか眩しく感じられた。

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本宮
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元宮への入り口
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鬱蒼とした林
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神明社
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元宮
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2019年5月5日新月メッセージー牡牛座

風の音を聞くといい
風は宇宙からやってくる
地球の生きとし生けるものの揺らぎが
風を起こし
宇宙へと吸い上げられ
また地球へ舞い戻る
遠い海の声
動物たちの呼び合う声
人の歓声や嗚咽の声
風に耳をすませば
いろいろな想いをすくい取ることができる
あなたの心に響く声を
大切に聞き取って
今の自分につなげられたら
地球も
宇宙も
よろこぶだろう
あなたは1人ではなく
全てに通じ合う命だということを
感じることができるだろう
本当の生きる意味を
知ることができるだろう


……………………………………………………
連休も終わりに近づき、空気がまた変化しています。
人々が終わりと始まりを感じながら今日を生きています。
令和になって初めての新月。
また新たなスタートになりそうです。
今日はあ行の声を出してみましょう。お腹の底から。
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