今朝、掃除の時に本棚で見つけたこの本を、ついつい読んでしまった。
銀色夏生さんは、詩は知っているけれど、小説も書くのだなと思った。
最近は固い本ばかり読んでいたので、ページをめくると、大学生のナミコと幼馴染のミタカくん、弟の中学生のミサオ、思いつきや思い込みが激しいお母さん…の世界が広がっていく。
小説ってすごい。
「恋のはじまりが二人の始まりじゃないし、恋の終わりが二人の終わりじゃない。終わった恋のその後の二人にも気持ちはあるし、始まった恋のその前にも二人の気持ちはある。
私は、私とミタカ君の間を恋なんてものに大手を振らせて歩かせたくない。なんというか、私とミタカ君の間には、恋なんてものよりもっとおもしろくて大切なものがあると私は思ってる。
恋は終わってしまう。と私は思うから、恋の終わりを二人の終わりにするなんてもったいないと思うくらい、私はミタカ君を大事に思ってるんだ。」
という文章があった。いい文章だなぁと思った。
そういえば、朝ドラの舞ちゃんと貴司くんも、同じことを言っていた。
「私は貴司くんの1番の親友でいたい。それをこわしたくない」お互いにそう思っていたから、怖くて「好き」となかなか言えなかった。
恋愛関係は壊れると友達に戻るのは難しい。
でも、好きという気持ちは止められない。
とても繊細で微妙な気持ち。
だから悩む。でもその悩みは、やはり美しい色彩に満ちていると思う。
銀色夏生さんは、詩は知っているけれど、小説も書くのだなと思った。
最近は固い本ばかり読んでいたので、ページをめくると、大学生のナミコと幼馴染のミタカくん、弟の中学生のミサオ、思いつきや思い込みが激しいお母さん…の世界が広がっていく。
小説ってすごい。
「恋のはじまりが二人の始まりじゃないし、恋の終わりが二人の終わりじゃない。終わった恋のその後の二人にも気持ちはあるし、始まった恋のその前にも二人の気持ちはある。
私は、私とミタカ君の間を恋なんてものに大手を振らせて歩かせたくない。なんというか、私とミタカ君の間には、恋なんてものよりもっとおもしろくて大切なものがあると私は思ってる。
恋は終わってしまう。と私は思うから、恋の終わりを二人の終わりにするなんてもったいないと思うくらい、私はミタカ君を大事に思ってるんだ。」
という文章があった。いい文章だなぁと思った。
そういえば、朝ドラの舞ちゃんと貴司くんも、同じことを言っていた。
「私は貴司くんの1番の親友でいたい。それをこわしたくない」お互いにそう思っていたから、怖くて「好き」となかなか言えなかった。
恋愛関係は壊れると友達に戻るのは難しい。
でも、好きという気持ちは止められない。
とても繊細で微妙な気持ち。
だから悩む。でもその悩みは、やはり美しい色彩に満ちていると思う。