voicevoice2のブログ

声についてボイスセラピーで気づいたこと、ちょっとしたアドバイス、絵本や詩についてのカウンセリングについて、スピリチュアルなメッセージを書いていきます。ボイスセラピーの情報もお知らせします。

2024年08月

金粉

昨日の朝、ユニコーンカードを引いたら「surprise」のカードが出て、「驚きは人生を新鮮で楽しいものに保ち続けます…今日はユニコーンが、あなたに予期せぬものをたくらんでいるということを示しています」とあった。
階下へ降りていくと、畳の上にピカッと光るものがあって、よく見ると金粉だった。
これがsurpriseかな?と思い、おでこの第3の目のところにくっつけた。
昨日は鑑定の日だったけれど、お客様たちは誰も気づかなかった。

以前カウンセリングの最中に、シートに金粉がつくことがあった。
またお客様の話すことがとてもいいことだったり、一生懸命何かに向かっている方だったりすると、頬に金粉が急についたりした。
今回も、わ、何か高次からのプレゼントだわ、と勝手に思い、時々鏡を見て喜ぶ変な人になった。

surpriseはきっと、こんなふうに小さな楽しみなのかもしれない。

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ひらがな50音「ん」ワークショップ

昨日は、詩の朗読、「ん」から広がる言葉、ボカリーズ、自分のなかで終わること始まること。
盛りだくさんの内容でした。
その模様の一部を配信しました。
よろしければお聞きください。 

https://stand.fm/episodes/66bd99310e126e3805d2ffc1
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ゴールディ/恵良五月さん作『石の歌う森』を読んで

1話目を思い切って読み始めたら、ハマってしまって、どんどん読み進めてしまった。
人が手間や時間をかけて、食べることを中心に体で感じることを手放したイシアスの世界。
これは人が行き着くもう一つの未来なのだろうか。
とてもつらいと思った。
そして正反対の森の世界。
縄文時代を思わせる狩猟を中心にした、自然と一つになる生き方。
その描写一つ一つが繊細で美しく、やがて変化していかなくてはならない人々の、前へ向いていこうとする痛みと決意。

私は登場人物のセシルとすっかり同化してしまい、一緒になって森を走り、ウサギを解体し、自然からいただいた恩恵に浴した。
中でも好きだったのが、風と一つになる、水と一つになる描写。

ミオはそう言うと、背負いかごから網を取り、水の中へ歩いていった。そして、水深が膝辺りのところで立ち止まり、静かに膝をついて頭を垂れた。
…ミオの体が透明な水になり、その体が噴水の終わりのようにパシャンと崩れて湖の中に消えたのだ。
…風が吹いて森の木の葉がざわめき、湖面にさざ波を立てる。岸辺に寄せる波がたぷんたぷんと音をたてている。何分待っただろう。セシルは、今この世界に自分しか存在していないような心細い気持ちになった。
 そのとき、少し離れた岸辺に大きな大きな水柱が立った。もうもうと湯気が立ち昇っている。セシルが呆然とその光景を眺めていると、
「間欠泉だよ」
とすぐそばでミオの声がした。大きさも種類もさまざまな魚たちでいっぱいの網を手にして、ミオが立っている。ずぶ濡れで湖から上がってくると思っていたのに、つゆほども濡れていない。
「ねえ、どうなってるの?」
『石の歌う森』第7話より

人がもう何千年も前に手放してしまった感覚がここに描かれている。
自然と一つになること。
また、ここに出てくる黒曜石の矢じりが、なんとセラピールームのテーブルにここ1ヶ月置いてあったことの偶然。
私も石の声を聞くことを、始めたいと思った。

私はこの中で、小学生の頃『赤毛のアン』のご馳走の場面を嬉しく読んだこと、ターシャ・テューダーの生活にとても憧れながら、こんなに衣食住に時間と手間がかけられないと感じたことを思い出した。
丁寧に生きるってどういうことなのだろう…。

ゴールディさんの描写力と、大地・空・地球と一体になれる感覚。
暑くてエネルギーが無くなっていた私に、新しい命を吹き込むような作品だと思いました。


 https://www.google.com/url?q=https://note.com/satsuki_era3362/n/n93c676c96db1&sa=U&ved=2ahUKEwi0lZrUm-mHAxX-bvUHHQwVC0UQFnoECBMQAQ&usg=AOvVaw1RPyT8cbeCuw5mWdoB4-fG

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ひらがな50音「ん」ワークショップ 終わりの始まり

ついに最後の音になりました。
・8月15日(木)13時30分から15時30分
・一社カウンセリングルーム&zoom
・料金 2800円(2回目以降2500円)
・講師 しんりん(認定50音ヒーラー)&須藤三智穂
あなたの中で終わること、始まることは?
「ん」の声から気づきを広げるワークを行います。
ご興味のある方は、是非ご連絡ください。

7月27日の開催が、主催者の都合で延期になりました。
お盆休みの1日、もしよろしければ声で癒されませんか。
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「あいたいな〜」とくすけさん著

京都から来てくださったお客様から送られてきた。
つぶやきのような、短歌のような、ひとしずくのような言葉が、詰まっている。とても読みやすい。

作者のとくすけさんは、ご病気で29歳で亡くなったけれども、この本の中の言葉は、明るく軽やかで優しさに満ちている。

山登り後の にぎり飯
霜降り肉に 勝ります

勝手知ったる
我が家にも
勝手通じぬ
母ちゃんがいる

思わずクスッと笑ってしまったり

小さい
花ほど
輝いてる

泣きたいときに泣ける あなたは キレイ

背中を押されてやる気が持てたり

まだまだいい言葉がたくさん詰まっている。
とくすけさんの体は亡くなっても、この本の中の言葉は生きていて、ページを開くたびに元気になれる。
言霊とは、その言葉を目にしたり、声に出したりするたびに、永遠の力を持つのだと気づいた。
この本を読んでみたい方はご連絡ください。

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