今回の本は、志村ふくみさんの『白のままでは生きられない』(求龍堂)でした。
「自然から色をいただく」…草木をつかった染めと織りで、人間国宝になった女性です。
文才にもたけ,数々のエッセイがあります。中でも『一色一生』では大佛次郎賞を受賞されました。
17歳の時、伯父伯母だと思っていた人たちが実の両親だったと告げられます。
その後結婚、離婚。まだ幼い2人の娘を東京の養父母のもとに預けて、近江八幡の実母の指導を受けながら染織を始めます…。
「燃えるような朱の色を使いたいと思えば、その炎のなかを一度くぐらなければならなかったろう。燃えるものは燃えよ、と自分に告げなければ、朱は自分の方にやってこない」
「一つの線を引く。生きる上でそれをしなくてならない時がある」
「究極の白を何によって汚すか」
「昔、手の先に神が宿るといわれた。それならば悪魔も宿るだろう、とこの頃は考える」
「闇は暗いと思っていたが、本当は明るい、底知れない明るさなのだと少しずつ気づかせてもらっている」

烈しい言い切りの言葉が、白いページにぽつりぽつりと書かれている。
その言葉の強さに圧倒される。
それに対して「赤は情熱。自分の中の情熱をもっともっと燃やしたい」
「闇をさけてもその感情は離れない、あきらめて向き合おうと思う」
「子どもの頃、真っ白な半紙にお習字で字を書く時、覚悟がないと汚してしまう。そう思うとなかなか書けなかった。今は楽しみたい」
「あやふやだとわからない。その世界にしっかり入るとしっかり決めることができる」
「ふくみさんの情熱は子どもの気持ちからみるとどうだったのだろう。ただ、捨ててまでやりたいことがあるのはうらやましい」
参加された方達の言葉も強かった。「情熱を持って生きたい」「自分が幸せになることが周りも幸せにすることではないか?「自分の情熱っていったい何?」
このキーワードで瞑想した。

みんな情熱を持って生きたい。本当は燃えるものをつかみたい。
その気持ちがいちずでまっすぐで、とてもすがすがしかった。

瞑想読書会  http://www.voicetherapy.info/meiso#meiso-new
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