カウンセリングをお受けいただき、守護霊のメッセージやオーラについてお伝えして、方向性が少しずつ見えてきたけれど、日々の生活の中で、なかなか改善できないことや苦しいことが断続的に続く時、この絵本セラピー・詩セラピーはお気持ちの解放にとても効果があります。
詩の選ばれた言葉の波動やリズム、絵本の優しい絵や文章が、心の氷を少しずつ溶かしてくれるのです。
20代のYさんが、今毎月絵本セラピーを受けてくださっています。
彼女は仕事も恋愛も友人関係も特に問題ないのですが、子どもの頃から自己評価が低く自信が持てない状態でした。
絵本を読み進めていくうちに、彼女と絵本を読んでいると、とても心地いいことに気づきました。
つっかえてしまうこともあるし、読みにくそうな時もあるのですが、絵本の中にすっと入って自然に主人公の気持ちに寄り添ってしまえるのです。これは彼女の才能だと感じました。
先日『満月をまって』(バーバラ・クーニー絵、メアリー・リンレイ作 あすなろ書房)を読みあった時、仕事についての話になりました。
「お父さんの仕事を家の中でわたしが一番よく見てきた。仕事場の中があったかくて、みんながニコニコしていた、いいなぁといつも思っていた」と彼女は言いました。
大学をやめ専門学校に通い、お父さんと同じ職業につきました。
「だから仕事で嫌な思いをしたことがない。どんなに気難しい人が来ても、きっとうまく接することができるって思う。本当にそうなる」
仕事がら高齢者に接することが多い彼女は「おじいちゃんやおばあちゃん達が大好き。自分もおじいちゃんに可愛がってもらって育った」と言いました。
喜びをもって仕事をするとうまくいくのだな、そして子どもの頃から感じてきたことが仕事の強い動機になった場合自分の中にしっかりした芯ができるのだなと、お話を聞きながら感じました。
この言葉を話す彼女は自信に満ちていました。
以前、毎月詩セラピーを受けてくださった男性が、「ただ詩を読んで話を聞いてもらうだけなのに、どうしてこんなに自分が変わっていくのか?」と言われました。
守護霊の導きを現実につなぎ、寄り添って見守っていく最後の部分は人が行います。
決して見捨てない、その方の力を強く信じていく、人の言葉と声の力に任されます。
ボイスセラピー