先月まで、テレビドラマ「小さな巨人」を夢中で観ていた。主人公の長谷川博己は、以前夏目漱石の役で出ていたことがあり、個性的で何より声が好きだった。
警察組織に挑む所轄刑事役。
闘う時、いつも口を大きく開けて話す。セリフがわりと早いので、口を大きく、そしてこまめに開けるのが忙しそうだった。
その時感じたのは、口を大きく開けて話すと、威圧感があり、相手に自分の意見を強く押し付けるのにとても効果があるということ。
口をあまり開けないひとは、自分を見せたくない、相手を信じないという傾向がある。過去の葛藤により、自分を守る方法。
逆に口を大きく開けて話す人は、自分を信じている。
ただ、相手のことを思いやるというより、自分を通すことに力が傾いているけれども。
口の開け方も、その時々で変えることができれば、人間関係もきっと変えることができる。