日曜日の夕暮れ、急に公園に行きたくなって、もう薄暗くなりかけていた空の下、紅葉の少し前の木々の中を歩いた。
そうしたら、桜の木に花が咲いていた。昼間は暖かく、朝夕冷え込む、この感じを春と間違えたのかもしれない。

森が好き。
絵本の中の森は、人が歩きながら瞑想のように自分を見つめる場所だし、例えば「ヘンゼルとグレーテル」や「白雪姫」などのおとぎ話の中でも、魔女や小人が出てくる不思議な場所。
鎮守の森という名前の通り、神社のそばには森があることが多い。
氷上姉子神社の隣、富部神社の裏にも森が広がっている。
ここに神様がいる、昔は何かあると地元の人たちが駆け込んだところ、かもしれない。

「ん」の神様からのメッセージー未来へ

風に吹かれると
身体は透き通り
いつの頃か消えてしまった犬と
一緒に歩いている

夕暮れのひととき
森の中に光が宿る
過去と未来をつなぐひらめき
切り株にすわって
本棚に埋もれていた本を開く
新緑の言葉
深いわらい声
飛び出してきて
つながる今を探しはじめる


わたしは死んでいない
過去に開いた花草(はなくさ)
抱えて
未来へ運んで行く
ざわめく風に乗って
忘れない
滅びない
透き通った犬が
意地を張ったわたしを
優しく見つめている
あのときと同じ濡れた瞳

一緒に行こうね


いつも
これからも
わたしは生きているから

自著『言霊宇宙』より

このブログを声にしました。
よろしければお聞きください。

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