先日、もうずいぶん長いこと会えていなかった友人が、6月に亡くなっていたことを、ご主人の手書きの喪中ハガキで知った。
股関節の手術がうまくいかず、結局車椅子生活になってしまい、3年前くらいから施設に入所されていた。
入院中は、お見舞いにも行ったけれど、入所されてからは年賀状のやり取りだけになっていた。

私を詩の勉強会に誘ってくれた人。ユーモアとシリアスの混ざった詩が、とても上手な方だった。
彼女との出会いがなければ、今の私はないと思う。
いろいろと辛い思いを抱えていた方で、時にはそれが苦しかったこともあったけれど、一緒に詩誌を作ったり(1997年から2002年まで10冊を手作りした)、勉強したり、楽しい思い出がたくさんある。
術後の経過に不信感を覚えて、転院とか再手術とか、ご主人に電話したりして勧めたけれど、彼女は「もういい、これ以上家族に迷惑をかけたくない」と言い、そのままになってしまった。
コロナがあったとはいえ、施設にも会いに行けばよかった。

ごめんね、という気持ちがいっぱい。どんな思いで施設で暮らしていらしたのだろう。
もうこんな思いをしたくないから、後悔しないように、人と関わりたいと思う。
私たちが人として生まれた理由は、そこにあるかもしれない。

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