1月4日から、まさかのコロナにかかってしまった。
12月中旬、施設で転倒したことから始まった母の足の痛み。
最後は鼠径部が痛くて痛くて、そのままお正月休みに入り、やっと4日、近くの整形外科へ駆け込んだ。
レントゲンを撮ると左股関節の骨折が判明。
「〇〇さん、これ手術したら必ず歩けるようになるから頑張ってみましょう!」と先生が明るく励ましてくださり、すぐに紹介状を書いて病院に。
そしてそのまま入院、翌日手術が決まった。
母が入院前検査を受けている時、私は熱が出てきたことがわかったけれど、今まで苦しかったのでこの流れを止めたくなくて大丈夫なフリをして、母が入院してから内科へ行ったら、「コロナ軽症です」と言われた。
一応病院には連絡しておいたので、母の検査もしてもらったら陽性反応が出て、手術の後は個室に。
ただありがたいことにコロナの症状は出なかった。

それからずっとパジャマ生活で、熱が上がったり下がったり。
1日だけ味覚障害になって、その時は生きている意味がないと思ったけれど、すぐ治った。ようやく今日からパジャマを脱ぎ、生活を戻すことにした。
何も考えられず、ぼんやりテレビを観たり、たまに本を見たりの生活で、娑婆に戻れるかどうか不安だけれど、少しずつ少しずつ…。

去年10月にはハープの発表会があり、その後スピリチュアルマーケットの開催、創業20周年を迎え、年末で仕事が立て込んだ中で母のことでほぼ毎日施設通い…と目まぐるしい日々。
10日間のコロナ生活を経て、昨夜からやっと、これから自分がどう生きればいいか?見えてきた。
今の自分にとって、まず何を大切にしなくてはならないかも。

それから、最後は食べ物が病気を治すことも実感。
味覚障害になった時は、梅干しと納豆と、チーズと、そして写真のハチミツ。
お客様に頂いたもので、味にクセがあるけれど、体がとても欲した。

新たな生き方を大事にしたい。この新たな体で、と思う。

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