前回のハープレッスンから、この曲を練習している。
サイモンとガーファンクルが歌って有名になった。
イングランドに伝わる元の曲を先生がアレンジして下さった。
今まで知らなかったけれど、その歌詞は実はとても不思議なものだ。

1.スカボローの市へ行くのですか?
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
そこに住むある人によろしく言ってください
彼女はかつての私の恋人だったから

2.ケンブリックのシャツを彼女に作ってもらってください
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
縫い目も残さず針も使わずに
そうしたら彼女は私の恋人

3.あの涸れた井戸で
それを洗ってもらってください
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
そこは一滴の水もなく雨も降らない
そうしたら彼女は私の恋人

4.1エーカーの土地を
彼女に見つけてもらってください
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
海と岸辺の間にある土地を
そうしたら彼女は私の恋人

解説によると、こう語っているのは、この世の人ではなく、森に住む悪霊や妖精のような存在で、不可能なことばかりを言ってきている。
パセリ、セージ、ローズマリー、タイムはハーブで、魔除けの効果があり、おまじないのようなものらしい。
問いかける魔物。それを聞く旅人。
答えてしまうと魔界に連れて行かれるから答えない。
ヨーロッパでは、森に住む妖精は恐ろしい存在だったらしい。
哀愁を帯びたこの歌が好きだったけれど、意味を知ってびっくり。

上手になりたいなぁと思う。
松任谷由実の「春よ、来い」の楽譜もいただいた。
「イントロ制覇すれば大丈夫」とのこと。
弾ける弾けないは別として、きゃー!と1人でワクワクしている。

スカボローフェアの歌↓
https://youtu.be/-Jj4s9I-53g

SIMON AND GARFUNKEL
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