2月の初め、今と同じくらい冷たかった日。
ボイスセラピーのお客様で、オリジナルのがま口バッグや手提げバッグを作ってくれるたかちゃんと大須へ出かけました。
その中で「水曜日のアリス」というお店に連れて行ってもらいました。

中はあのルイス・キャロル(数学者だったのですね)の書いた『不思議の国のアリス』と、挿絵のジョン・テニエルの世界がそのお店にぎっしり。
バッグや髪飾りや…女の子の小物たちからお菓子やお茶まで。
本当に夢いっぱいの世界が広がっていました。
私はお友達の誕生日プレゼントに、刺繍入りの巾着袋を買いました。

そこで子どもの頃に読んだ『不思議の国のアリス』をもう一度青空文庫で読んでみたら、けっこう長いことがわかりました。
中身は、ナンセンスで、アリスが途中で叫ぶ「バッカみたい」な世界ですが、不思議と心惹かれてどんどん読み進めてしまいました。
権威的なトランプのキングとクィーン。
筋の通らない話をする小さな動物たち。
私が1番好きだったのは、水ぎせるをぷかぷかふかした青虫が出てくるところ。
アリスが大きくなったり小さくなったりする不便を聞いて、アドバイスをくれる、とてもゆったりした存在に癒されました。

その頃は子ども向けの本で読んだのだと思いますが、今こうして読むとなかなか難しい、でもどんどん読んでしまう、挿絵が不思議な世界だと感じました。
「水曜日のアリス」のお店は、水曜日以外も開店しています。

青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/cards/001393/files/57320_57183.html

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