最後の2年間くらいは、ラインのやりとりや、入院された時はお見舞いに行ったり(コロナがなかった頃)、数日前にはお電話でお話もできた。
その時の声を忘れない。
ご家族に見守られての死だった。
たくさん泣いた。
帰り道、その方の笑顔ばかり浮かんだ。
初めの頃、私は絶対死なせない!と一人で息巻いていた。
もっと前、音信不通になってからお一人暮らしだったある方は、あとでお家に訪れた方によって発見された。
知らせを受けた時、本当につらかった。
二度とこんなことを繰り返したくないと思った。
私のエゴだったかもしれない。でも、その方が生きていてくださることが、自分の中の支えだったと思う。
明るくて家族想いの方だった。
半年くらい前、「自分はいままで人に遠慮して何も言わないようにしてきたけれど、これからは正直に思ったことをはっきり言うことにした」と決意され、それを実行されていった。
強いなぁと思った。
これからはきっとご家族を見守っていかれると思う。
私も時々話かけさせてもらう。
人の死は、やはりとても悲しい。